Archive for the ‘最新全米音楽事情’ Category

2017/2/25 Billboard Chart

2017-02-25
  • 2/25付

★Happy Birthday, Ed Sheeran!

★スーパーボウル効果絶大!レディ・ガガ

★今週の「Closer」

★今週の「Starboy」

★今週のジャスティン

★今週のパイロッツ

★マライア新曲初登場

★オールタイムTOP20「Heart」ソング

★カントリー&クリスチャンで同時初登場第1位★『Thriller』記録更新!

 

 

2/25付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週の第1位は先週に続いて通算3週目の第1位となったエド・シーランの「Shape Of You」。今週ラジオ・ソングスで3位から1位にアップ。デジタルとストリーミングは2位のままでした。いよいよサードアルバム『÷』が3/3に発売になります。今週もUKとオーストラリアでは1位「Shape Of You」、2位「Castle On The Hill」の組み合わせ。これ5週連続でこの組み合わせです。アメリカでは「Castle On The Hill」は今週62位です。この2曲、ヨーロッパでは珍しくCDシングルでも発売されるとのことです。ところで、エド・シーランは2/17で26歳になりました。これまでHOT100には16曲がエントリーしていますが、そのTOP5をご紹介します。

 

1. Thinking Out Loud (2015年最高位2位)
2. Don’t (14/9)
3. Shape of You (17/1)
4. Photograph (15/10)
5. The A Team (13/16)

 

「Thinking Out Loud」は最高位2位ながら2015年の年間第2位でした。第57回グラミー賞では最優秀ソングと最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスを受賞。ソングライターとしてもジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」をはじめ、ザ・ウィークエンド、ワン・ダイレクション、ルーペ・フィアスコなどに曲を提供しています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002580102

さあて、スーパーボウルでパフォーマンスをするとそれがチャートに影響してくるのはこれまでもありましたが、今回ほど如実に現れたことはありません。HOT100第4位に再登場したのは2/5のスーパーボウルの13分のハーフタイムショーで6曲を披露したレディ・ガガ、その時も歌った「Million Reasons」です。この曲のこれまでの最高位は52位。今回はHOT100に4回目の再登場なんです。しかも第4位!ハーフタイムショーのおかげでレディ・ガガのアルバム、トラックすべてのセールスの合計は前週比で11倍にもなったとか。ペイトリッツ対ファルコンズの試合もヒートアップしましたが、ハーフタイムショーの方が平均視聴者数(1億1750万人)で試合を上回ったとのことです。「Million Reaeons」は今週デジタル・セールスが149,000ダウンロードで第1位。デジタル第1位は通算5曲目です。iTUNESでの69セント・セールも功を奏したようです。4位に入ったことでレディ・ガガとして14曲目のTOP10ヒットとなりました。レディ・ガガのTOP5入りとしては2013年9月7日付の「Applause」(最高位4位)以来。第4位のリエントリーとしては、2006年4/29のLLクールJ・フィーチャリング・ジェニファー・ロペス「Control Myself」、2007年3/3のディクシー・チックス「Not Ready To Make Nice」がありますが、LLクールJの方は最高位89位でチャートから消えた後、デジタル・セールスのリリースで一気に4位に再登場。ディクシー・チックスはグラミー賞でこの曲が最優秀レコード、最優秀ソングに輝き一気に4位に現れました。それまでの最高位は23位でした。レディ・ガガは、こちらもパフォーマンスした「Bad Romance」(最高位2位)が50位に再登場しています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002618102

第6位には今週アルバム・チャート初登場第1位のビッグ・ショーン「Bounce Back」が15位からアップです。ストリーミングで8位から3位、ラジオ・ソングスが28位から21位とアップ。デジタル・セールスは26位から31位となっています。3曲目のTOP10入りとなりました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

今週のチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジー「Closer」。今週は5位から7位へダウンです。TOP10にいますので初登場以来の連続TOP10週数は「28」。ビルボード記録更新中。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで第1位。ということはこのチャートの1位週数がアヴィーチーの「Wake Me Up!」(2013-14)と並ぶ26週目の第1位で歴代1位タイとなりました。ここで他の記録をまとめておきます。TOP3=21週(歴代1位タイ)、TOP5=25週(歴代1位タイ)、TOP10=28週(歴代5位タイ、1位は32週のリアン・ライムス「How Do I Live」)となっています。TOP10の歴代1位タイまであと4週です。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

ビルボードにはR&Bソングス・チャートというチャートがあります。2012年10月20日にスタートしました。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートからラップを除いた曲で構成されているのですが、このチャートでザ・ウィークエンドの「Starboy」が今週20週目の第1位を記録しました。1位週数としてはドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」と並んで歴代1位タイとなりました。HOT100では今週7位から12位へダウンしています。

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca34162

こちらは16週目の第1位です。HOT100では22位から25位へダウンしていますが、この曲はアダルト・コンテンポラリー・チャートで16週目の第1位となりました。ジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling!」です。HOT100で今週40週目のチャートインですが、初登場は昨年5/28の第1位。初登場以来連続TOP40週数記録で8曲目の40週以上の曲となりました。この記録の歴代1位は連続52週チャートインのサヴェージ・ガーデン「Truly Madly Deeply」(97-98年)です。アダルト・コンテンポラリー・チャートは1961年7/17に『イージー・リスニング・チャート』という名前でスタート。最初の1位はブルック・ベントンの「The Boll Weevil Song」でした。1位最長記録は2003年6/7から2004年1/31まで断続的に合計28週間1位を記録したアンクル・クラッカー・フィーチャリング・ドビー・グレイの「Drift Away」です。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl555746

まだまだあります。今度はロック・ソングス・チャート。今週このチャートの1位はトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」です。HOT100では23位から29位へダウンしています。この曲はロック・ソングス・チャートで昨年8/27から27週連続で1位を続けています。このチャートは2009年6/20にスタートしていますが27週の1位週数は2015年のウォーク・ザ・ムーン「Shut Up And Dance」と並ぶ歴代1位タイとなりました。またトゥエンティ・ワン・パイロッツは昨年1/9に「Stressed Out」が1位になってから、プリンスが亡くなって「Purple Rain」が5/14に1位になった週以外、今週まですべて1位なんです。「Stressed Out」が1/9から5/7と5/21から6/18まで23週間、「Ride」が6/25から8/20まで9週間、そして「Heathens」が8/27から2/25まで27週間1位で、昨年の5/21から41週連続でトゥエンティ・ワン・パイロッツが1位を独占しています。

 
今週89位にはマライア・キャリーが初登場しました。「I Don’t」でYGがフィーチャリングされています。昨年の12/4から1/29までケーブルTV『E!』で放送された『Mariah’s World』シーズン1の最終回『We Belong Together』でこの曲がかかりました。マライア・キャリーとしては2015年の「Infinity」(最高位82位)以来通算48曲目のHOT100ヒットで女性アーティストではブレンダ・リーと並ぶ歴代9位タイの曲数となりました。

 
ビルボードでは2/14のヴァレンタイン・デーにちなんで「Heart」がタイトルに含まれるHOT100チャートに登場したオールタイムTOP50を発表していましたのでその上位20曲をご紹介します。

 

20. Stereo Hearts / Gym Class Heroes Ft. Adam Levine (2011年最高位4位)
19. Burning Heart / Survivor (86/2)
18. Listen to Your Heart / Roxette (89/1)
17. Where Do Broken Hearts Go / Whitney Houston (88/1)
16. Stop Draggin’ My Heart Around / Stevie Nicks with Tom Petty and the Heartbreakers (81/3)
15. Queen of Hearts / Juice Newton (81/2)
14. Heartless / Kanye West (09/2)
13. Break Your Heart / Taio Cruz Ft. Ludacris (10/1)
12. I Don’t Have the Heart / James Ingram (90/1)
11. Two Hearts / Phil Collins (89/1)

 

10. Cold Hearted / Paula Abdul (89/1)
9. How Can You Mend a Broken Heart / Bee Gees (71/1)
8. Harden My Heart / Quarterflash (82/3)
7. Owner of a Lonely Heart / Yes (84/1)
6. Heartaches by the Number / Guy Mitchell (59/1)
5. My Heart Has a Mind of Its Own / Connie Francis (60/1)
4. Quit Playing Games (With My Heart) / Backstreet Boys (97/2)
3. Don’t Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee (76/1)
2. Total Eclipse of the Heart / Bonnie Tyler (83/1)
1. Un-Break My Heart / Toni Braxton (96/1)

 

 
/////////////////////////////

 

 

2/25付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002618102

今週の第1位は初登場、ビッグ・ショーンの5枚目のスタジオ・アルバム『I Decided.』です。151,000EAU、実売は65,000枚でした。本名ショーン・マイケル・アンダーソン。1988年3月25日カリフォルニア州サンタモニカで生まれデトロイトで育ちました。2007年にカニエ・ウェストが設立したレーベルGOODミュージックと契約。3枚のミックステープを発表したあと、2011年に『Finally Famous』でデビュー。アルバム・チャートで最高位3位を飾りました。その後発売したスタジオ・アルバムはジェネイ・アイコとのコラボが最高位5位で他は3位と、1位が2枚。一時アリアナ・グランデと交際が報道されましたがその後破局。でも人気はさらに上がっている旬のラッパーです。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムがあと3枚ありました。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/nhic400

第4位に初登場したのはカントリー・アルバム・チャートとクリスチャン・アルバム・チャートで同時に初登場1位となったリーバ・マッキンタイアの『Sing It Now: Songs Of Faith & Hope』です。54,000EAU、ほとんどが実売で実売は52,000枚です。10枚目のTOP10入りとなりました。カントリーでは13枚目の第1位。これは女性アーティストとしては2位のロレッタ・リンの10枚を引き離して1位枚数で歴代1位。オール・アーティストではジョージ・ストレイトが歴代1位で26枚のカントリーNo.1アルバムを記録しています。クリスチャン・アルバム・チャートでは初の第1位です。カントリー・アーティストのクリスチャン・アルバム・チャートとカントリー・アルバム・チャート両方でのNo.1は過去にはリアン・ライムス『You Light Up My Life – Inspirational Song』(97-98年)、アラン・ジャクソン『Precious Memories』(06年)、アラバマ『Songs Of Inspiration』(06年)、ジョーイ+ローリー『Hymns』(16年)がありました。5枚目なんですね。またアルバムからの「Back To God」はカントリー・ソングス・チャートには入っていませんが、クリスチャン・ソングス・チャートでは先々週17位初登場、先週1位、今週は5位に入っています。17位→1位というのはこのチャートでは2013年12/7で21位から1位になったヒルソング・ユナイテッドの「Oceans (Where Feet May Fail)」以来のジャンプアップだそうです。ちなみにこの「Oceans (Where Feet May Fail)」はHOT100では2014年83位が最高位でしたが、クリスチャン・ソングス・チャートでは61週間第1位で、クリスチャン・ソングス年間チャートで2014年年間1位、2015年年間2位、そして2016年再び年間1位とこのジャンルでは驚異的に大ヒットした曲なんです。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl558631

第8位にはミュージカルが入りました。『Dear Evan Hansen』が29,000EAU、実売25,000枚で初登場です。キャスト・アルバムの初登場順位としては4位に初登場した『Camelot』(61年)以来の高い順位だそうです。今回はデジタルとストリーミングで2/3にリリースされての初登場です。CDリリースは2/24です。ブロードウェイ・ミュージック・ボックス・シアターで昨年の12/4から上演されています。このアルバムは今週キャスト・アルバム・チャートで先週まで70週間第1位を記録していた『Hamilton: An American Musical』を破って第1位に初登場しました。『Hamilton: An American Musical』はポップの方では13位にランクインしています。今週のようにTOP20に8位、13位と2枚のキャスト・アルバムがランクインしたのは1965年1/16から3/27まで11週連続で『Hello, Dolly!』(64年1位)と『Fiddler On The Roof』(65年7位)が同時にランクインして以来のことです。この2枚はアルバム・チャートには長くチャートインして『Hello, Dolly!』は90週間、『Fiddler On The Roof』は206週間入っていました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/snyl504386

最後にアメリカ・レコード協会(RIAA)がセールス枚数の認定をしていて、ゴールド・アルバムとかプラチナ・アルバムなどのプレートを授与しているのですが、2016年2月1日から認定方法が変わったことは以前このコーナーでも取り上げました。従来のCD、LP、カセットなどのフィジカル・セールスに加えて、デジタル・セールスで収録曲10回のダウンロードでアルバム・セールス1枚、収録曲1500回のストリーミングでアルバム・セールス1枚に換算してこれも集計対象にしたのです。この換算比率はビルボード・アルバム・チャートにおけるものと同じです。そのため、その時点でマイケル・ジャクソンの『Thriller』がそれまで3000万枚のセールスだったのが、いきなり3200万枚に認定されました。この度その『Thriller』が3300万枚となったとのことです。CDセールスよりも、おそらくハロウィンあたりでHOT100にもたびたび再登場している「Thriller」がストリーミングで稼いでいるのではないかと思われます。『Thriller』は全世界では1億500万枚のセールスを記録しているとのことです。

 


2017/2/18 Billboard Chart

2017-02-18

2/18付

★ポップ・ソングス・チャートでグループでもソロでの1位は何組?

★チェインスモーカーズ記録更新中

★ニッキー・ミナージュ、歴代単独2位

★オールタイム・ヒット ケイティ・ペリー&キャロル・キング

★これからが注目、ケラーニ

★ニュー・エディション 今なぜ?2/18付。

 

 

今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週の第1位は初登場1位のあと2週間2位に留まっていたエド・シーランの「Shape Of You」が1位に返り咲きました。返り咲き1は今年早くも3曲目で通算73曲目です。中2週空けての返り咲きですが、1位に返り咲くまでの週数最長は中9週空けての返り咲きでした。2013年の9/28、10/5と2週連続1位になった後、2位2週、3位7週を記録して12/14に再び1位になったのがマイリー・サイラスの「Wrecking Ball」です。返り咲いた週はファンの作ったビデオがうけてストリーミング数を稼いでの返り咲きでした。「Shape Of You」はUK、オーストラリアで4週連続第1位。4-5月にUKツアーをするそうです。今週はストリーミング2位変わらず、デジタル・セールス1位から2位、ラジオ・ソングスは5位から3位と各部門で1位なしでHOT100で1位になりました。これは昨年8/13に同様に1位になったシーア・フィーチャリング・ショーン・ポールの「Cheap Thrills」以来です。

 

ということで、先週まで1位だったミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」は今週は2位へダウンです。相変わらずストリーミングがすごくて今週は5000万ストリームスとここへ来て再び増加しています。こちらでは6週連続第1位。デジタル・セールスは3位から5位、ラジオ・ソングスは23位から16位となっています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002628702

第3位には先週の5位から上がったゼイン&テイラー・スウィフトの「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」が入りました。オフィシャル・ビデオが1/26にリリースされ、ストリーミングで12位から3位と一気にあがりました。これにともなってデジタル・セールスも上昇し、137,000ダウンロードを記録して2位から1位となりました。iTUNESストアでの69セント・セールも効いています。ラジオ・ソングスは11位から7位とTOP10入り。ゼインは2曲目、テイラー・スウィフトは12曲目のTOP10入りです。映画『Fifty Shades Darke』は2/10公開。サウンドトラックも2/10発売ですので、これらも好影響して当分上位に留まるでしょう。

 

第4位は先週と変わらずで最高位を維持しているマシン・ガン・ケリー&カミラ・カベロの「Bad Things」です。今週ポップ・ソングス・チャート(メインストリームTOP40チャート)で1位になりました。カミラ・カベロは元フィフス・ハーモニーのメンバーです。フィフス・ハーモニーは、昨年6月にタイ・ダラー・サインをフィーチャリングした「Work From Here」で1位になっています。このチャートは1992年にスタートしているのですが、グループ、ソロ両方で1位になったのは以下のとおり10人目とのことです。カッコ内はポップ・ソングス・チャートでの1位曲数です。

 
* Justin Timberlake (8) / *NSYNC (2)
* Beyonce (6), Kelly Rowland (1) / Destiny’s Child (2)
* Adam Levine (2) / Maroon 5 (9)
* Gwen Stefani (2) / No Doubt (3)
* Fergie (1) / The Black Eyed Peas (3)
* Wyclef Jean (1) / Fugees (1)
* Nate Ruess (1) / fun. (1)
* Rob Thomas (1) / matchbox twenty (1)
* Camila Cabello (1) / Fifth Harmony (1)

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

先週の3位に上がっていたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」は今週は5位へダウン。しかし記録の更新が続きます。初登場以来TOP10連続週数は27週と歴代1位更新中。TOP5=25週は歴代1位タイとなりました。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートは25週目の第1位です。こちらは歴代2位ですが、歴代1位のアヴィーチー「Wake Me Up!」(2013-14年)にあと1週と迫っています。ちなみにTOP3=21週は歴代1位タイ、TOP10=27週は歴代単独6位です。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/vlryvmctr0250a

45位は先週と変わらずですがここが最高位のトーマス・レットの「Star Of The Show」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。この曲のソングライターはトーマス・レットと父親であるレット・エイキンス、そしてベン・ヘイズリップとなっています。昨年のカントリー・アルバム年間第7位の『Tangled Up』からは5曲目のカットなんです。「Crash And Burn」は2015年9月(1週間)、昨年カントリー・ソングス年間第2位になった「Die A Happy Man」は2016年1月(6週間)、「T-Shirt」が2016年6月(1週間)にカントリー・エアプレイ・チャートで1位になっています。4曲目のシングル「Vacation」は最高位30位に終わりましたが、1枚のアルバムから4曲のNo.1ソングが誕生したんですね。トーマス・レット、アメリカのカントリー・ファンでは有名なアーティストですが、日本では何人知っているだろう。

 
66位にはメジャー・レイザー・フィーチャリング・パーティネクストドア&ニッキー・ミナージュの「Run Up」が初登場しました。今年の7/28-30に開催される『フジロック2017』に出演が決まったメジャー・レイザーですが、そのころにはニュー・アルバムも発売されているでしょうか。一方ニッキー・ミナージュですが、この曲でHOT100=71曲目のエントリーとなりました。テイラー・スウィフトを抜いて女性アーティストで歴代単独2位です。オール・アーティストではビートルズと並んで歴代11位タイ。71曲中この曲のようにフィーチャリングで登場した曲数が44曲あります。

 
女性アーティストHOT100登場曲数ランキング

 
1位 73曲 アレサ・フランクリン
2位 71曲 ニッキー・ミナージュ
3位 70曲 テイラー・スウィフト
4位 57曲 マドンナ
4位 57曲 リアーナ
6位 56曲 ディオンヌ・ワーウィック
7位 53曲 ビヨンセ
7位 53曲 コニー・フランシス
9位 48曲 ブレンダ・リー
10位 47曲 マライア・キャリー
11位 43曲 マイリー・サイラス
12位 41曲 バーブラ・ストライサンド
13位 40曲 メアリー・J.ブライジ
13位 40曲 ジャネット・ジャクソン
13位 40曲 ダイアナ・ロス

 
ちなみにHOT100登場曲数で女性ラッパーではニッキー・ミナージュが1位ですが、2位はミッシー・エリオットなんです。今週なんとそのミッシー・エリオットが初登場しました。ミッシー・エリオット・フィーチャリング・ラムで「I’m Better」が71位に初登場。通算33曲目のHOT100ヒットとなりました。

 
ここでアーティストのHOT100でのオールタイム・ヒット・ランキングをご紹介します。

 

まずはケイティ・ペリー。新曲「Chained To The Rhythm」が2/10にリリースされました。スキップ・マーリーがフィーチャリングされています。3/4付で入ってくるでしょう。これまで1位=9曲、TOP10=12曲を記録しています。カッコ内は年・最高位です。

 
10. Wide Awake (12/2)
9. Last Friday Night (T.G.I.F.) (11/1)
8. Teenage Dream (10/1)
7. Hot N Cold (08/3)
6. I Kissed a Girl (08/1)
5. Roar (13/1)
4. California Gurls (Feat. Snoop Dogg) (10/1)
3. Firework (10/1)
2. E.T. (Feat. Kanye West) (11/1)
1. Dark Horse (Feat. Juicy J) (14/1)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny65850

もう1人、2/9に75歳の誕生日を迎えたキャロル・キングです。キャロル・キングといえばアルバム『Tapestry』。1971年6/19から9/25まで15週連続でアルバム・チャート第1位を記録して、この年の年間第2位となり、さらに1972年も大ヒットして2年連続年間第2位を記録しました。シングル「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」はアルバムと同時に1位になり7/17まで5週連続1位を記録して、71年シングル年間第3位となりました。またソングライターとしての大活躍も言うまでもなく、「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」が1位から落ちてまだ3位にいた7/31には、キャロル・キングの作品の「You’ve Got A Friend」がジェームス・テイラーによって1位になりました。72年に授賞式が行われた第14回グラミー賞では「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」が最優秀レコード、『Tapestry』が最優秀アルバムに輝き、ソングライターに与えられる最優秀ソングに「You’ve Got A Friend」が選ばれ、キャロル・キングは主要3部門を独占した最初の女性アーティストになりました。前年にサイモン&ガーファンクルがこの3部門を制しているのですが、最優秀ソングはソングライターであるポール・サイモンに授与されましたので3部門制覇の最初のアーティストはポール・サイモンということになります。

 
5. One Fine Day (80/12)
4. Sweet Seasons (72/9)
3. Nightingale (75/9)
2. Jazzman (74/2)
1. It’s Too Late/I Feel the Earth Move (71/1)

 
/////////////////////////////

 

 

2/18付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

今週の第1位はシングル「Bad And Boujee」が大ヒット中のミーゴスのセカンド・アルバム『Culture』が初登場です。デジタル・オンリーでのリリースで131,000EAU、実売は44,000枚のセールスでした。デビュー・アルバム『Yung Rich Nation』は2015年8月最高位17位でしたので1曲のヒット曲で大躍進を遂げました。このアルバムのリリースで今週HOT100に5曲の初登場を含む合計7曲がエントリーしています。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムがあと4枚ありました。TOP10に5枚のアルバムが初登場したのは2016年12/24付以来です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/vlryvmcbg0300b

第2位にはカントリー・アルバム・チャートでは『Just As I Am』に続いて2枚目の第1位となったブラントリー・ギルバート『The Devil Dont Sleep』が初登場です。77,000EAU、実売は66,000枚のセールスです。TOP5は2011年『Halfway To Heaven』(4位)、2014年『Just As I Am』(2位)に続いて3枚目です。スタジオ・アルバムは4枚目ですので安定した人気に支えられているといっていいでしょう。収録されている16曲すべて自らの作品です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl556580

第3位初登場はR&Bシンガー、ケラーニのデビュー・アルバム『SweetSexySavage』です。1995年4月24日カリフォルニア州オークランド生まれ。父方、母方にアフリカ系アメリカ人、白人、ネイティヴ・アメリカン、スペイン人、フィリピン系ネイティヴ・アメリカンがいてケラーニは彼らの血を引く存在として生まれました。2009年に元トニー・トニー・トニーのドゥエイン・ウィギンスがプロデュースしたポップライフというグループのメンバーとなって人気オーディション番組『America’s Got Talent』の決勝まで勝ち進みました。ここでニック・キャノンと出会い、食べさせてもらったり住むところを世話してもらったりと公私にわたる手助けで2014年にミックステープ『Cloud 19』を発表します。R&Bではかなり注目を集め、続いて発表したミックステープ『You Should Be Here』は2015年ビルボード・アルバム・チャートで最高位36位を記録。昨年の第58回グラミー賞で最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネートされました。『SweetSexySavage』は晴れてのメジャー・デビューです。一方でNBAバスケット・ボール選手のカイリー・アーヴィングと交際しながらかつての恋人パーティネクストドアとのベッドにいる写真をインスタグラムにあげて炎上。実際はカイリー・アーヴィングとは別れた後だったことが後からわかるのですが、世間から浴びせられた多くの非難に耐え切れず自殺未遂をはかりました。この作品はその後完成されたアルバムです。今後の活躍が注目です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/snyl539220

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/snyl540720

第5位にはナンバー・シリーズはすべてTOP10入りをしている『Now 61』が入りました。同時に発売された『NOW That’s What I Call 90’s Pop』は154位に初登場。これで『NOW』シリーズは合計126枚のエントリーとなりました。初めて『NOW』がチャートに登場したのが1998年11/14。その週から今週まで登場したすべてのオムニバス・アルバムは1127枚。そのうち11.2%が『NOW』シリーズということになるのですが、TOP10で見るとTOP10に入ったオムニバス・アルバムの実に54%が『NOW』シリーズとのことです。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny540376

第8位にはサン・フランシスコ出身の3人組ロック・バンド、トレインの『A Girl A Bottle A Boat』が初登場。6枚目のTOP10入りです。1994年に結成されてから2006年まで4枚のアルバムを発表するも一時活動を休止します。2009年に再結成して発表されたアルバム『Save Me, San Francisco』(最高位17位)収録の「Hey, Soul Sister」はHOT100で最高位3位ながら長くチャートに留まり、2010年年間シングル第3位の大ヒットとなりました。昨年はメンバーが敬愛してやまないレッド・ツェッペリンの『LED ZEPPELIN II』のフル・カヴァー・アルバム『Train Does Led Zeppelin ll』を発表しています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a200702074010

今週アルバム・チャートで37位に初登場したのが2000年にリリースされてこれまでチャートに入らなかったニュー・エディションの『All The Number One』です。さらに88年にリリースされた『Heartbreak』が195位から85位へ急上昇。メンバーで89年に結成された3人組ベル・ビヴ・デヴォーはニュー・アルバム『Three Strips』が18位に初登場。93年『Hootic Mack』(最高位19位)以来、実に24年ぶりのニュー・アルバムのチャートインです。どうしたんでしょうか。実はBETで彼らのドキュメンタリー・ドラマ『New Edition Story』が放送されました。それで『All The Number One』が2004年の『One Love』(最高位12位)以来13年ぶりのTOP40入りとなりました。

 


2017/2/11 Billboard Chart

2017-02-14

2/11付

★シングル・チャート集計方法若干変更

★アルバム・チャートは換算枚数でのランキングを各ジャンルに拡大

★「Closer」各週数ランキングで歴代単独1位へ!

★ショーン・メンデス、ACチャートで快挙

★ジョン・メイヤー、AFI初登場

★人気コンピレーション2枚登場

★第59回グラミー賞おもな受賞結果

 

 

2/11付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

2/11付のチャートから集計方法が若干変更されました。デジタルなどのセールス、ストリーミング、エアプレイのデータをポイント化して一定の比率をかけて合計したポイントで順位が決めてられていますが、この比率が変更されたとのことです。また、集計にパンドラでのストリーミング・データも加えられることになりました。これはHOT100だけでなく、カントリー、ロック、R&Bヒップホップ、ラップ、R&B、ラテン、ダンス/エレクトロニック、クリスチャン、ゴスペル・ソングス・チャートにも適用されます。
さて、第1位ですが、2/4付に続いてミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」が輝きました、3週目の第1位です。相変わらずストリーミングの水準が4700万ストリームスと高く、ストリーミングで5週連続第1位。デジタル・セールスは4位から3位、ラジオ・ソングスは27位から23位へ上昇しました。デジタル・リリースされたセカンド・アルバム『Culture』は1/27にリリースされました。セカンド・シングス「T-Shirt」は登場2週目で43位から今週37位へアップしています。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

第2位は3/3にアルバム『÷(ディヴァイン)』のリリースが決まっているエド・シーランの「Shape Of You」です。UK、オーストラリアでは3週連続第1位。デジタル・セールスで3週連続第1位。ストリーミングは2位変わらず、ラジオ・ソングスは12位から5位へアップしました。リリースから3週連続で10万以上のダウンロードを記録。これは昨年5月からジャスティン・ティンバーレイク「Can’t Stop The Feeling!」が記録した、リリースから8週連続10万以上ダウンロード以来とのことです。もう1曲同時にHOT100に初登場した「Castle On The Hill」はUK、オーストラリアではデビューから3週連続2位ですが、HOT100では6位→28位→39位となっています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

そして3位にまた上がったのがチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」。初登場以来26週連続でTOP10入り。実に半年です。もちろんビルボード記録更新中。さらに、TOP3は21週目、TOP5は24週目となり、こちらも歴代単独1位に近づいています。1位は12週間記録しました。HOT100で12週以上の1位は17曲。記録的な大ヒットです。ランキングをご紹介します。

 

TOP3週数ランキング:
1位 21週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
1位 21週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
3位 19週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999(
4位 18週 We Belong Together / Mariah Carey (2005)
4位 18週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
6位 17週 All About That Bass / Meghan Trainor (2014)
7位 16週 One Dance / Drake Featuring WizKid and Kyla (2016)
7位 16週 I Gotta Feeling / Black Eyed Peas (2009)
7位 16週 Dilemma / Nelly Featuring Kelly Rowland (2002)
7位 16週 How You Remind Me / Nickelback (2001)
7位 16週 One Sweet Day / Mariah Carey and Boyz II Men (1995)
7位 16週 The Sign / Ace of Base (1994)
7位 16週 I Will Always Love You / Whitney Houston (1992)
TOP5週数ランキング:
1位 25週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
1位 25週 How Do I Live / LeAnn Rimes (1997)
3位 24週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
4位 23週 The Twist / Chubby Checker (1960)
5位 21週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999)
5位 21週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
7位 20週 Somebody That I Used to Know / Gotye Featuring Kimbra (2012)
7位 20週 No One / Alicia Keys (2007)
7位 20週 We Belong Together / Mariah Carey (2005)
7位 20週 Macarena (Bayside Boys Mix) / Los Del Rio (1996)
7位 20週 Gangsta’s Paradise / Coolio Featuring L.V. (1995)
TOP10週数ランキング:
1位 32週 How Do I Live / LeAnn Rimes (1997)
2位 31週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
3位 30週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999)
4位 29週 Party Rock Anthem / LMFAO Featuring Lauren Bennett and GoonRock (2011)
5位 28週 Foolish Games/You Were Meant for Me / Jewel (1997)
6位 26週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
6位 26週 Truly Madly Deeply / Savage Garden (1998)
8位 25週 Trap Queen / Fetty Wap (2015)
8位 25週 All About That Bass / Meghan Trainor (2014)
8位 25週 Counting Stars / OneRepublic (2014)
8位 25週 Apologize / Timbaland Featuring OneRepublic (2007)
8位 25週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
8位 25週 The Twist / Chubby Checker (1960)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/islb002547902

21位から30位の間にショーン・メンデスの曲が2曲入っています。25位から21位にアップしたのがアルバム『Illumiate』(最高位1位)からのセカンド・シングル「Mercy」。そして登場34週目、最高位は第6位で、26位から28位にランクインしているのが「Treat You Better」です。こちらがアダルト・コンテンポラリー・チャートで1位になりました。ACチャートでは2曲目の第1位。最初の1位は昨年4月に2週間1位になって昨年のアダルト・コンテポラリー年間第1位の「Stitches」です。このチャートでデビューから2曲連続1位は2002年のジョシュ・グローバン「To Where You Are」、「O Holy Night」、2012、13年のフィリップ・フィリップス「Home」、「Gone, Gone, Gone」がありました。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/mernb002622402

86位には2011年アメリカン・アイドル準優勝となったカントリー・シンガー、ローレン・アライナの「Road Less Travelled」が初登場しました。HOT100ではアメリカン・アイドルの時の「Like My Mother Does」(2011年最高位20位)以来2曲目の登場です。アルバム『Road Less Travelled』は1/27にリリースされました。この曲はローレン・アライナなどとともにメーガン・トレーナーもソングライターに入っています。メーガン・トレーナーはソングライターとして合計11曲目のHOT100ヒットですが、そのうち4曲が他のアーティストへの提供です。フィフス・ハーモニー、ラスカル・フラッツ、ジェニファー・ロペスに曲を提供してHOT100にエントリーしています。
100位にはワーレイ・フィーチャリング・リル・ウェインの「Running Back」が初登場。HOT100登場曲数でドレイクと並んで歴代2位タイとなっていたリル・ウェインですが、この曲で単独2位となりました。通算133曲目です。これまでTOP10ヒットが19曲、うち2曲が第1位となりました。HOT100登場曲数第1位は207曲でグリー・キャストです。

 
/////////////////////////////

 

 

2/11付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

シングル・チャートで2/11付から集計ルールが若干変更になりましたが、アルバム・チャートの方ではこれまでビルボード200が採用してきたアルバム・セールスにストリーミングやトラック・セールスを加えた換算枚数でのランキング形式を、他のジャンルにも適用して発表しました。適用されたのがロック、オルタナティヴ、ハード・ロック、R&Bヒップホップ、ラップ、R&B、アメリカーナ/フォーク、カントリー、ラテン、リージョナル・メキシカン、ラテン・ポップ、ラテン・リズム、トロピカル、ダンス/エレクトロニック、クリスチャン、ゴスペル、クリスチャン&ゴスペル、サウンドトラック、カタログ・アルバム・チャートです。

 

今週の第1位はこれで5週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。今週もストリーミングの換算枚数分が36,000枚分あり、これを加えて56,000EAUのセールスでした。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでもこの換算枚数が効いて初登場の昨年12/17以来2週目の第1位になりました。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが2枚ありました。

 

第2位に初登場したのが4曲入りデジタルEPでのリリースをしたジョン・メイヤーの『The Search For Everything : Wave One (EP)』です。49,000EAU、実売38,000枚でした。今年の後半に発売予定のアルバム『The Search For Everything』収録予定の4曲ですが、これから毎月このような形で続編をリリースしていくようです。8枚目のTOP10入りとなりました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/cojcre00312

第5位には1991年カリフォルニア州ユカイアで結成された4人組ロック・バンド、AFIの10枚目のスタジオ・アルバム『AFI (The Blood Album)』です。今回コンコード・レコード移籍第1弾で通算4枚目のTOP10入りとなりました。オルタナティヴ、ハード・ロック・アルバム・チャートでは初めての第1位、ロック・アルバム・チャートでは第2位にそれぞれ初登場しています。

 

人気コンピレーション・アルバムが2枚初登場しています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl558705

ひとつは2/12に授賞式が行われたグラミー賞のノミネート曲を収録したシリーズの『2017 Grammy Nominees』です。16位に初登場しました。こちらは95年に最初のアルバム『Grammy Nominees』がエントリー。最高位は26位でした。それから23枚目のTOP40入りです。うち15枚がTOP10入りを記録。過去最高順位は『2013』と『2014』の第2位です。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/razkb00093

もうひとつは18位に初登場した旬のヒット曲を子供たちのコーラスで収録した『Kidz Bop』シリーズ、キッズ・バップ・キッズの『Kidz Bop 34』です。このシリーズでは49枚目のエントリーです。初エントリーは2001年10月27日付で初登場が最高位76位だった『Kidz Bop』。TOP40入りは33枚目となりました。これまで全米で1710万枚のセールスを積み上げている人気シリーズです。子供向けアルバムのチャートであるキッド・アルバムズ・チャートでは36枚目の第1位となっています。

 

両シリーズともまだビルボード200ではNo.1は記録していません。

 

28位にはニッキー・ジャムの『Fenix』が初登場しました。今週からストリーミングなどを換算した枚数でのランキングとなったラテン・アルバム・チャートで初登場1位でした。ポイントの内訳は、アルバム・セールスが48%、ストリーミングで37%、トラック・セールスで15%となって、集計方法の変更が初登場1位をもたらしました。スタジオ・アルバムとしては9年ぶりです。この間にエンリケ・イグレシアスとのコラボ「El Pardon」がラテン・ソングス・チャートで歴代2位の1位週数となる30週間第1位を記録しました。この曲はYouTubeでは全世界で12億回以上の視聴を記録しています。ニッキー・ジャムの曲全体では50億回以上の視聴を記録しているほどの人気アーティストなんです。2016年に1位になった「Hasta El Amanecer」はラテン・ソングス・チャートで18週間第1位を記録して今週まだ第4位におります。歴代3位となる53週連続でTOP5入りと大ヒット中です。このアルバムはJバルヴィン、ショーン・ポール、ダディ・ヤンキーなどが参加している26曲入りで、CDのリリース予定がなくデジタルのみでの発売です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny517595

最後に2/12にロス・アンゼルス、ステイプルズ・センターで授賞式が行われた第59回グラミー賞の主な受賞作品をご紹介します。
Album Of The Year: 25 / Adele
Record Of The Year: Hello / Adele
Song Of The Year: Hello / Adele Adkins & Greg Kurstin (Adele)
Best New Artist: Chance The Rapper

 

Best Pop Duo/Group Performance: Stressed Out / Twenty One Pilots
Best Pop Vocal Album: 25 / Adele
Best Pop Solo Performance: Hello / Adele

 

Best Dance Recording: Don’t Let Me Down / Chainsmokers featuring Daya
Best Dance/Electronic Album: Skin / Flume

 

Best Rock Song: Blackstar / David Bowie (David Bowie)
Best Rock Performance: Blackstar / David Bowie
Best Metal Performance: Dystopia / Megadeth
Best Rock Album: Tell Me I’m Pretty / Cage The Elephant
Best Alternative Music Album: Blackstar / David Bowie

 

Best Urban Contemporary Album: Lemonade / Beyonce
Best R&B Performance: Cranes in the Sky / Solange
Best R&B Song: Lake By the Ocean / Hod David & Musze (Maxwell)
Best R&B Album: Lalah Hathaway Live / Lalah Hathaway

 

Best Rap Album: Coloring Book / Chance The Rapper
Best Rap Performance: No Problem / Chance the Rapper Featuring Lil Wayne & 2 Chainz
Best Rap/Sung Performance: Hotline Bling / Drake
Best Rap Song: Hotline Bling / Aubrey Graham & Paul Jefferies (Drake)

 

Best Country Solo Performance: My Church / Maren Morris
Best Country Duo/Group Performance: Jolene / Pentatonix Featuring Dolly Parton
Best Country Song: Humble and Kind / Lori McKenna (Tim McGraw)
Best Country Album: A Sailor’s Guide to Earth / Sturgill Simpson

 

Best Reggae Album: Ziggy Marley / Ziggy Marley
Best World Music Album: Sing Me Home / Yo-Yo Ma & The Silk Road Ensemble

 

Best Compilation Soundtrack For Visual Media: Miles Ahead / Miles Davis & Various Artists
Best Score Soundtrack For Visual Media: Star Wars: The Force Awakens / John Williams

 

Producer Of The Year, Non-Classical: Greg Kurstin
Best Classical Solo Vocal Album: Schumann & Berg / Dorothea Roschmann, Mitsuko Uchida
Shakespeare Songs / Ian Bostridge, Antonio Pappano

 

Best Music Video: Formation / Beyonce
Best Music Film: The Beatles: Eight Days A Week The Touring Years (The Beatles)

 

アデルが主要3部門を独占。2012年の第54回でも『21』関係で3部門を独占していました。他の部門もあわせて今回は5部門で受賞しました。デヴィッド・ボウイも5部門で受賞しています。最優秀新人のチャンス・ザ・ラッパーはCDリリースなしでのノミネートで受賞の快挙を達成しました。またドロテア・レシュマンの『シューマン リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク 初期の7つの歌』が最優秀クラシック・ヴォーカル・ソロを受賞。伴奏で参加した内田光子さんも受賞対象で2度目のグラミー賞受賞となりました。こちらの賞はもうひとつ、イアン・ボストリッジ、アントニオ・パッパーノ(伴奏)の『シェイクスピア歌曲集』も同時受賞しています。

 


2017/2/4 Billboard Chart

2017-02-04

2/4付

★72曲目の1位返り咲き

★6位から大幅ダウン、過去には

★初登場第7位、その後は?

★リアーナはラジオ・ソングス・チャートで独走中

★オーストラリア生まれあるいはオーストラリア育ちのアーティストのオールタイムHOT100ヒット&オールタイム・アーティスト・ランキング

★ラン・ザ・ジュエルズ、CD発売で急上昇

★元アメリカン・アイドル、2作連続クリスチャン第1位

★ブリット・アワード2017ノミネート

 

 

2/4付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

migos_bb

今週の第1位は先週エド・シーランの初登場1位で1位から2位へダウンしていたミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」が1位に返り咲きました。HOT100では2週目の第1位。デジタル・セールスでは3位から4位、ラジオ・ソングスでは34位から27位ですが、相変わらずストリーミングに支えられていてこちらでは前週比11%アップの4300万ストリームスを記録して4週連続第1位です。ストリーミングで5週連続で伸び率第1位を記録して連続伸び率第1位の記録としては新記録となりました。これまでは昨年記録されたリアーナ・フィーチャリング・ドレイクの「Work」とデザイナーの「Panda」の4週連続でした。
1958年8月4日にHOT100がスタートしてからこの曲で1位に返り咲いた曲は72曲となりました。2007年からは毎年1位返り咲きが発生し、2008年と2011年は最多の5曲が1位に返り咲きました。今年も早くも「Black Beatles」に続いて2曲目。2007年以降の10年間で1位返り咲きは29曲となっていてデジタル・セールスにストリーミングが集計対象に加わり、1位と2位のポイントが拮抗している週が増えているということでしょうか。

 

edsheeran_shape

ということで先週初登場1位のエド・シーランの「Shape Of You」は今週は2位へダウンです。デジタル・セールスでは2週連続第1位。ストリーミングは4位から2位、ラジオ・ソングスも18位から12位へとアップしていますので、この曲は今年3曲目の1位返り咲きになるかもしれません。

 

 

edsheeran_castle

エド・シーランのもう1曲先週TOP10内に初登場した曲、「Castle On The Hill」は6位から一気に28位へダウンしてしまいました。HOT100チャートで6位からのダウン記録を調べると22ポイント・ダウンは歴代9位。以下のとおりです。

 

6 → 54 Red / Taylor Swift (12-10-27)
6 → 53 Loser Like Me / Glee Cast (11-4-9)
6 → 42 Even The Nights Are Better/ Air Supply (82-9-25)
6 → 39 New Divide / Linkin Park (09-6-13)
6 → 36 We Are The World 25: For Haiti/ Artists For Haiti (10-3-13)
6 → 31 Yes, I’m Ready / Barbara Mason (65-8-14)
6 → 31 Wild Thing / Troggs (66-9-3)
6 → 30 Back To December / Taylor Swift (10-11-6)
6 → 28 Castle On The Hill / Ed Sheeran (17-2-4)
6 → 27 My Heart Belongs To Me / Barbra Streisand (77-8-20)

 

エア・サプライは当時衝撃的でした。この週は7位のフリートウッド・マックの「Hold Me」が32位へダウンしたり、翌週の10/2付ではドナ・サマーの「Love Is In Control」が10位から59位へ、11位だったポール・マッカートニーの「Take It Away」が66位へダウンしたりその後も毎週何曲かはこのような大幅ダウンが続きました。82年はTOP10内からTOP40圏外へのダウンがこの他にも3曲ありました。ちなみに74年11月にもTOP10内から翌週TOP40圏外が3曲も(内2曲は11/9付に同時にダウン)あったのです。
チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」は今週第4位に戻り、ビルボード記録である初登場以来TOP10連続チャートイン週数を25に伸ばしました。そしてもう1曲。今週はチェインスモーカーズの曲がTOP10内にいきなり初登場しました。第7位に初登場したのが「Paris」。デジタル・セールス第2位、ストリーミングは第9位、ラジオ・ソングスでは32位にそれぞれ初登場しています。ダンス・エレクトロニック・ソングス・チャートでは23週第1位の「Closer」に続いて「Paris」は14位から今週第2位に急上昇しています。同一アーティストの1位2位独占はアヴィーチー以来2組目となりました。なお、HOT100で第7位に初登場した曲はこの曲で18曲目ですが、その後それらの曲はどうなったのでしょうか。1位になったのが96年のトニー・ブラクストン「You’re Makin’ Me High/Let It Flow」のみ。最高位6位以上を記録したのがあと3曲。その他の13曲は第7位が最高位でした。果たして「Paris」は?
登場14週目で先週の19位から今週17位へ上がって最高位を更新したのがリアーナの「Love On The Brain」です。今週ラジオ・ソングス・チャートで11位から10位に入り、28曲目のTOP10入りとなりました。1990年12月にスタートしたこのチャートで、28曲のTOP10はマライア・キャリーの23曲を大きく離して歴代1位独走中です。ちなみにこのチャートでは1位=12曲で、マライアの11曲を上回ってこちらでも歴代1位なんです。ラジオ・ソングス・チャートのTOP10曲数ランキングは以下のとおりです。

 

1位 28曲 Rihanna
2位 23曲 Mariah Carey
3位 19曲 Lil Wayne
4位 17曲 Drake
4位 17曲 Jay Z
4位 17曲 Ludacris
4位 17曲 T-Pain
4位 17曲 Usher
9位 16曲 P!nk

 

rhi521353

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rhi521353

ビルボードがオーストラリア生まれあるいはオーストラリア育ちのアーティストのオールタイムHOT100ヒット&オールタイム・アーティスト・ランキングを発表していましたのでそれぞれTOP10をご紹介します。アーティスト・ランキングはHOT100ヒットをもとに集計されています。
オールタイムTOP10ソングス(年/最高位):
10位 Down Under / Men at Work (83/1)
9位 Jessie’s Girl / Rick Springfield (81/1)
8位 Stayin’ Alive / Bee Gees (78/1)
7位 Shadow Dancing / Andy Gibb (78/1)
6位 Night Fever / Bee Gees (78/1)
5位 Truly Madly Deeply / Savage Garden (98/1)
4位 Somebody That I Used to Know / Gotye featuring Kimbra (12/1)
3位 I Just Want To Be Your Everything / Andy Gibb (77/1)
2位 How Deep Is Your Love / Bee Gees (77/1)
1位 Physical / Olivia Newton-John (81/1)
オールタイムTOP10アーティスト
10位 Men at Work
9位 Savage Garden
8位 Little River Band
7位 INXS
6位 Rick Springfield
5位 Helen Reddy
4位 Air Supply
3位 Andy Gibb
2位 Olivia Newton-John
1位 Bee Gees
/////////////////////////////

 

 

2/4付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

今週の第1位は4週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は今週13,000枚ながら収録曲のデジタル・トラック・セールス換算で1万枚、ストリーミング数の換算が38,000枚相当となり合計61,000EAUで今週も第1位でした。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが1枚ありました。

 

 

yngt161
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/yngt161

第2位に初登場したのが2005年にロンドンで結成されて現在は3人組ロック・バンド、エックス・エックスのサード・アルバム『I See You』です。46,000EAU、実売は36,000枚で実売では今週第1位でした。ロック・アルバム・チャートでは初登場第1位。初めての1位です。2009年のデビュー・アルバム『xx』はUK3位、アメリカ92位、2012年の前作『Coexist』はUK1位、アメリカ5位でした。今回もUKでは第1位を記録しています。2012年は73,000枚のセールスで第5位でした。今年は実売36,000枚で2位。改めて売上枚数の低下がわかります。今週アルバムの初登場でロック・ソングス・チャートには収録10曲中7曲が初登場。すでに登場していた2曲と合わせて9曲がランクインしています。2010年、2013年とフジロックに出演しました。また昨年12月には東京・豊洲でライブをしました。

 

iscb002562002

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002562002

先週15位から一気に第2位へ急騰したサウンドトラック『La La Land』ですが今週は第3位に留まっています。第74回ゴールデン・グローブ賞で史上最多の7部門で受賞したこの映画は第89回アカデミー賞のノミネートでも作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞など史上最多タイの14部門でノミネートされました。過去に14部門でノミネートされたのは1950年の『All About Eve(イヴの総て)』と1997年の『Titanic(タイタニック)』です。

 

 

runj3
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/runj3

13位には106位からラン・ザ・ジュエルズの『Run The Jewels 3』が急上昇しました。このアルバムは1/14付で35位に初登場しました。リリース後3週間はデジタル・セールスとストリーミングだけでしたが、CDが発売され今週一気に急上昇となりました。R&Bヒップホップ・アルバムとラップ・アルバムの両チャートで今週第1位になっています。ラン・ザ・ジュエルズは、アトランタのラッパー、キラー・マイクとニュー・ヨークのラッパーでプロデューサーのエル・ピーのデュオです。キラー・マイクの2012年のアルバム『R.A.P. Music』をエル・ピーがプロデュースし、その続編の製作のためにラン・ザ・ジュエルズの結成となりました。RTJと表記されることもあります。2013年にリリースした『Run The Jewels』は無料ダウンロードのみのリリースだったのでビルボード・チャートでは集計対象外でした。2014年の『Run The Jewels 2』は最高位50位。今回はCD発売に先駆けて公式サイトで無料ダウンロードのリリースもしたそうです。

 

bgrt97939
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/bgrt97939

32位にはアメリカン・アイドル・シーズン8(2009年)で第3位(優勝はクリス・アレン、第2位がアダム・ランバート)だったダニー・ゴーキーの『Rise』が初登場しました。2010年のデビュー・アルバム『Best Days』はカントリー・アルバム・チャートで3位、ビルボード200では最高位4位を記録。2011年11月にRCAとの契約が解除されましたが、もともと教会の音楽教師でもあったので2013年にBMGと契約した後はクリスチャン・ミュージックへ進出することになりました。セカンド・アルバム『Hope In Front Of Me』はクリスチャン・アルバム・チャートで第1位、ビルボード200では最高位40位でした。今作もクリスチャン・アルバム・チャートでは初登場第1位です。12曲中10曲でソングライターとしても参加しています。

 

tu_u2joshua07

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a20071028042

ところで、U2の1987年にリリースされた大ヒットアルバム『The Joshua Tree』の30周年を記念して行われる『The Joshua Tree Tour 2017』が発表されましたが、そのチケットが発売24時間で110万枚以上のセールスを記録したそうです。当初、ツアーは5/12カナダ・バンクーバーから7/1クリーヴランドまでの北米19公演と7/8ロンドンから8/1ブリュッセルまでのヨーロッパ12公演が発表されていました。今回、さらにロス・アンゼルス、シカゴ、ラザフォードやロンドン、ローマ、パリ、アムステルダムでの追加公演が発表されています。オープニング・アクトは北米ツアーがマムフォード&サンズ、ルミニアーズ、ワンリパブリックが交代で務めます。ヨーロッパ・ツアーはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズです。
最後に2/22ロンドン・02アリーナで授賞式が行われるブリット・アワードのノミネートをご紹介します。
* British Male Solo Artist:
Craig David
David Bowie
Kano
Michael Kiwanuka
Skepta

 

* British Female Solo Artist:
Anohni
Ellie Goulding
Emeli Sande
Lianne La Havas
Nao

 

* British Group:
The 1975
Bastille
Biffy Clyro
Little Mix
Radiohead

 

* British Breakthrough Act:
Anne-Marie
Blossoms
Rag’n’Bone Man
Skepta
Stormzy

 

* British Single:
Alan Walker / Faded
Calum Scott / Dancing On My Own
Calvin Harris feat. Rihanna / This Is What You Came For
Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie / Rockabye
Coldplay / Hymn For The Weekend
James Arthur / Say You Won’t Let Go
Jonas Blue feat. Dakota / Fast Car
Little Mix / Shout Out To My Ex
Tinie Tempah feat. Zara Larsson / Girls Like
Zayn / Pillowtalk

 

* Mastercard British Album Of The Year:
The 1975 / I Like It When You Sleep For You Are Beautiful Yet So Unaware Of It
David Bowie / Blackstar
Kano / Made In the Manor
Michael Kiwanuka /  Love & Hate
Skepta / Konnichiwa

 

* British Artist Video Of The Year:
Adele / Send My Love (To Your New Lover)
Calvin Harris feat. Rihanna / This Is What You Came For
Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie / Rockabye
Coldplay / Hymn For The Weekend
James Arthur / Say You Won’t Let Go
Jonas Blue feat. Dakota / Fast Car
Little Mix feat. Sean Paul / Hair
One Direction / History
Tinie Tempah feat. Zara Larsson / Girls Like
Zayn / Pillowtalk

 

* International Male Solo Artist:
Bon Iver
Bruno Mars
Drake
Leonard Cohen
The Weeknd

 

* International Female Solo Artist:
Beyonce
Christine and the Queens
Rihanna
Sia
Solange

 

* International Group:
A Tribe Called Quest
Drake & Future
Kings of Leon
Nick Cave & the Bad Seeds
Twenty One Pilots

 


2017/1/28 Billboard Chart

2017-01-29

1/28付

★エド・シーラン、HOT100史上初の快挙!

★初登場1位は何曲目?

★UK、オーストラリアでも

★ソングライターの方で先に1位になったアーティストは?

★ダンス・チャートで、すごい!

★ボストン・レッド・ソックスでおなじみのロック・バンド初登場

★『La La Land』急上昇

★まだビデオで。クリス・ステイプルトン急上昇

 

 

1/28付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

edsheeran_shape

今週の第1位は初登場でエド・シーランの「Shape Of You」です。HOT100史上通算27曲目の初登場第1位です。デジタル・ソングス・チャートで24万ダウンロードを記録して初登場第1位。ストリーミングでは4位初登場。ラジオ・ソングスは41位から18位に急上昇。この曲の第1位で先週まで34週間連続でアーティスト名に記録された「Featuring」が途絶えました。

 

 

edsheeran_castle

さらに6位にもエド・シーランの「Castle On The Hill」がHOT100初登場なんです。こちらはデジタル・ソングス2位、ストリーミングで11位に初登場。ラジオ・ソングス・チャートはまだ登場していません。

 
同一アーティストのTOP10内2曲初登場はHOT100史上初めての出来事です。TOP10内2曲初登場という出来事では19回目(3曲同時初登場2回を含む)。先週お伝えした通り、ビルボードでは1998年12月5日付第1位のR.ケリー&セリーヌ・ディオン「I’m Your Angel」と第5位のシャナイア・トゥエインの「From This Moment On」は前週まで社内だけで発表していたテスト・チャートにランクインしていたため、その順位を12/5付のHOT100チャートで記すことでこの2曲を初登場と認めていません。そのためTOP10内複数曲初登場回数は19回、初登場1位は27曲目としました。

 
この2曲は3/3発売のサード・アルバム『÷(ディヴァイン)』に収録されます。全世界で大ヒット中で、UK、オーストラリアでは「Shape Of You 」、「Castle On The Hill」の順番で1位、2位に初登場しました。UKでは1981年にジョン・レノンが亡くなった後に1位2位をジョン・レノンが占めたことはありましたが、初登場1位2位が同一アーティストというのは初めてとのことです。なお、UK、オーストラリアとも、2014年の「Sing」、2015年の「Thinking Out Loud」に続いて3曲目の第1位となりました。

 
この2曲は1/6にリリースされましたが、スポティファイでは1日の全世界でのストリーミング回数の新記録を作りました。「Shape Of You」が686万回、「Castle On The Hill」が616万回とのことで、ワン・ダイレクションが2015年7月31日に「Drag Me Down」で記録した475万回を大幅に塗り替えました。その前は2015年4月17日のウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」の426万回でした。UKでは1週間のストリーミングがそれぞれ1340万回と1107万回で昨年のドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」の890万回を大きく塗り替えたとのことです。

 
エド・シーランのこれまでの最高順位は2015年に年間第2位の大ヒットとなった「Thinking Out Loud」の第2位(8週間)でした。「Shape Of You」は初のNo.1なんです。パフォーマーとしては初めての第1位ですが、ソングライターとしては昨年、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」ですでにNo.1を獲っています。パフォーマーで初めて1位を獲る前にソングライターとしてすでに1位を獲っていたというこのような例はけっこうあるみたいですね。たとえば...(カッコ内は1位になった年、* は自らのヒットで最初の1位)

 
ロス・バグダサリアン:
Come On-a My House / Rosemary Clooney (1951: Best Sellers Chart)
* The Chipmunk Song (Christmas Don’t Be Late) / Chipmunks (1958)
キャロル・キング:
Will You Love Me Tomorrow / Shirelles (1961)
Take Good Care of My Baby / Bobby Vee (1961)
The Loco-Motion / Little Eva (1962)
Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1963)
* It’s Too Late/I Feel the Earth Move  / Carole King (1971)
スモーキー・ロビンソン:
My Guy / Mary Wells (1964)
My Girl / Temptations (1965)
* The Tears of a Clown / Miracles (1970)
ニール・ダイアモンド:
I’m a Believer / Monkees (1966)
* Cracklin’ Rosie / Neil Diamnond (1970)
ジョン・デンバー:
Leaving on a Jet Plane / Peter, Paul & Mary (1969)
* Sunshine on My Shoulders / John Denver (1974)
アンディ・キム:
Sugar, Sugar / Archies (1969)
* Rock Me Gently / Andy Kim (1974)
ケニー・ロギンス:
What a Fool Believes / Doobie Brothers (1979)
* Footloose / Kenny Loggins (1984)
ボブ・シーガー:
Heartache Tonight / Eagles (1979)
* Shakedown / Bob Seger (1987)
ブルーノ・マーズ:
Right Round / Flo Rida (2009)
* Nothin’ On You / B.o.B Featuring Bruno Mars (2010)
シーア:
Diamonds / Rihanna (2012)
* Cheap Thrills / Sia Featuring Sean Paul (2016)
ダフト・パンク:
Stronger / Kanye West (2007)
* Starboy / The Weeknd Featuring Daft Punk (2017)

 
さらに「Shape Of You」でエド・シーランとともにプロデューサーとして参加しているのがスティーヴ・マックです。彼にとっては3曲目の第1位となりました。これまではプロデューサーとして、ケリー・クラークソンの”A Moment Like This” (2002)、クレイ・エイケンの”This Is The Night” (2003)で1位を記録していました。ちなみにUKで9週連続第1位を記録して現在も大ヒット中、HOT100でも今週61位から51位にアップしているクリーン・バンディット・フィーチャリング・ショーン・ポール&アン・マリーの「Rockabye」にもプロデューサーとして参加しています。

 

migos_bb
エド・シーランの第1位初登場で第2位にダウンしたのがミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。今週はストリーミングで前週比10%アップで3週連続第1位。デジタル・セールスは14%アップですが、順位は2位から3位。ラジオ・ソングスでは前週比61%アップのポイントで34位に初登場しました。すべての部門で前週比アップでしたが、順位は2位へダウンです。

 

sny538991

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

先週の3位から今週は5位なのがチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。昨年の8/20にHOT100第9位に初登場して以来24週間連続TOP10入りとなり、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」を抜いて、初登場以来連続TOP10週数で歴代単独1位となりました。

 

最後にすごいニュースを!今週のダンス・クラブ・ソングス・チャートです。第1位になったのが「Hell In Paradise 2016」。「Hell In Paradise」は1985年にリリースされてこのチャートでは最高位12位でした。この曲は2004年にリミックスがリリースされて最高位4位。そして今回デイヴ・オーデなどのリミックス・バージョンで3度目の登場で第1位。彼女にとって13曲目の第1位です。これはデイヴ・オーデ、ホイットニー・ヒューストン、カイリー・ミノーグ、ピットブルと並んで1位獲得週数で歴代12位タイとなりました。彼女が初めてこのチャートで1位になったのが2003年。彼女は1933年2月18日生まれですからこの時すでに70歳でした。今年もうすぐ84歳になる彼女。すごい!オノ・ヨーコさん!

 
/////////////////////////////

 

1/28付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

今週の第1位は先週と変わらず、3週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は今週も少なく14,000枚ながら収録曲のデジタル・セールス、ストリーミング数が換算されて63,000EAUとなり第1位でした。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが1枚ありました。

 

drkm566531

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/drkm566531

第8位に初登場したのが1996年にマサチューセッツ州ボストンで結成された現在7人組のパンク・ロック・バンド、ドロップキック・マーフィーズの9枚目のアルバム、『11 Short Stories Of Pain & Glory』です。『Going Out In Style』(2011年6位)、『Signed And Sealed In Blood』(2013年9位)以来の3枚目のTOP10入りです。ロック・アルバム、オルタナティヴ・アルバム・チャートではそれぞれ3枚目のNo.1となりました。ドロップキック・マーフィーズといえばボストン・レッド・ソックス。2004年に彼らの「Tessie」が応援ソングとなってその年に86年ぶりにワールド・チャンピオンになりました。その後、2007年にもワールド・チャンピオンになるのですが、この年は抑えのエース、ジョナサン・パペルボンがマウンドに上がるときに彼らの「I’m Shipping Up To Boston」が流れました。それ以来ボストンで開催される他のスポーツ・イベントでもこの曲が使われているそうです。ちなみにジョナサン・パペルボンはその年、ファン投票で年間最優秀救援投手に選ばれました。

 

iscb002562002

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002562002

先々週52位、先週の15位から一気に今週第2位にアップしたのが、ゴールデン・グルーブ賞史上最多の7部門受賞、『La La Land』のサウンドトラックです。42,000EAU、実売は3万枚でした。この実売ベースでは今週第1位なんです。3万枚の実売で第1位は、91年サウンドスキャン導入以降ではワースト2の枚数でした。1位最小枚数はやはり3万枚なんですが、今回を若干下回っているサウンドトラック『Descendents』です。2015年8月22日付でした。また実売ベースでは先週の1位はサウンドトラック『Moana』でした。異なるサウンドトラックの2週連続1位は、2009年11月7日『Twilight Saga: New Moon』と11月14日『Michael Jackson’s This Is It』以来。ともに複数のアーティストが参加しているサウンドトラックでの2週連続1位では1998年7月11日『City Of Angels』、7月18日『Armageddon』以来とのことです。

 

mernb001940502

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/mernb001940502

第10位には22位からクリス・ステイプルトンの『Traveller』が急上昇しています。22,000EAU、実売は12,000枚でした。収録曲の「Tennessee Whiskey」をドライブしながらこの曲を歌っている父親を、娘がビデオをセットして一緒に映っているのですが、YouTubeにアップしたのが1/1でした。これが面白いとのことでなんと1400万回以上も再生され、そのオリジナルも改めて売れたようです。「Tennessee Whiskey」はカントリー・ソングス・チャートでは9位に再登場しました。またこのアルバムはカントリー・アルバム・チャートでは26週目の第1位となりました。これは男性ソロ・アーティストではティム・マックグロウの『Not A Moment Too Soon』(1994年)の29週に次ぐ週数です。1964年1月にスタートしたこのチャートでの最多1位週数はシャナイア・トゥエインの『Come On Over』(1997年)で1位50週という大記録があります。『Traveller』はカントリー・アルバム・チャートでは2015年5月23日付で初登場2位でした。その後半年間は最高位2位でしたが、第49回CMAアワードでのパフォーマンスと最優秀男性ヴォーカル、最優秀新人、最優秀アルバムを受賞して11/4付で1位に再登場しました。セカンド・アルバムはすでに録音が終了しているそうです。発売が楽しみですね。

 


2017/1/21 Billboard Chart

2017-01-22

1/21付

★ラジオ・ソングス・チャートに入っていなくても第1位!

★「Closer」ビルボード・タイ記録

★ダンス・クラブ・ソングス・チャートNo.1曲数ランキング

★消えなかったあの曲、ビルボードの見解は?

★クリーン・バンディット、UKで9週連続第1位

★”I’m Your Angel”が初登場1位に認められない理由

★サウンドトラックTOP10に4枚

★91年以降ミュージカル・アルバム・セールス・ランキング

 

 

1/21付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

migos_bb

今週の第1位はミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。先週お伝えしましたとおり「Raindrop, Drop Top」というフレーズの後に面白い文言を付け加えたツィートがどんどん広がって、さらに多くの人が自分もとツィートしてそれがさらに広がっていって、その際にこの曲が使われているのでそれがカウントされて大ヒットに結びつきました。デジタル・セールスで4位から2位、ストリーミングで2週連続第1位ですが、ラジオ・ソングスはまだチャート圏外です。エアプレイではチャート圏外でもストリーミングが膨大であればHOT100で1位になれるのが現在のHOT100チャートなんです。

 

sny538991

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

第3位には4位から再びアップしたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」が入りました。この曲は昨年の8/20に第9位に初登場。今週まで一度もTOP10を下がることなく初登場以来連続でTOP10入りを果たしてきました。その週数23週。これはなんとビルボード・タイ記録なんです。もう1曲は2015年12月5日から2016年5月7日付まで初登場以来23週連続でTOP10に入ったジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」です。チェインスモーカーズは集計期間の関係で昨年のHOT100チャート年間第10位でしたが、ジャスティン・ビーバーは年間第1位でした。

 

zayn_tswift

今週の14位には先週の22位からゼイン/テイラー・スウィフトの「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」が再浮上です。最高位は初登場した週の第6位。1/2にこの曲が使われている映画『Fifty Shades Darker』の公開シアターが全米に拡大されてダウンロードが急上昇。デジタル・セールス・チャートで22位から一気に5位に上がりました。ストリーミングは30位から19位、ラジオ・ソングスも20位から16位へ上昇です。

 

defb002299302

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002299302

21位には23位からリアーナの「Love On The Brain」がアップ。最高位は20位です。オリジナルはバラードですが、ダンス・バージョンが今週ダンス・クラブ・ソングス・チャートで1位になりました。通算28曲目の第1位です。このチャートではマドンナが46曲の1位と1位曲数で独走しています。またリアーナは昨年このチャートで4曲の1位を記録しました。1月から12月までのカレンダー・イヤーでの4曲の1位はリアーナは2007年、2010年、2011年に続いて4度目なんです。1年間でのNo.1曲数は4曲が最多記録で、他にレディ・ガガが2009年と2011年、ビヨンセが2009年、ケイティ・ペリーが2014年に記録してます。マドンナは記録していないんですね。マドンナはデビューからずっとコンスタントにヒットを続けているんですね。これはすごいことです。

 
ダンス・クラブ・ソングス・チャートNo.1曲数
1位 46曲 Madonna
2位 28曲 Rihanna
3位 22曲 Beyonce
4位 19曲 Janet Jackson
5位 17曲 Mariah Carey
6位 16曲 Kristine W
6位 16曲 Jennifer Lopez
6位 16曲 Katy Perry
9位 15曲 Donna Summer
10位 14曲 Lady Gaga
10位 14曲 Enrique Iglesias
12位 13曲 Dave Aude
12位 13曲 Whitney Houston
12位 13曲 Pitbull
12位 13曲 Kylie Minogue

 

上位9位まで女性アーティストです。

 

さて、先週登場21週以上で51位以下に下がっても消えなかった曲があったとお伝えしました。リル・ウージー・ヴァートの「You Was Right」は今週42位から上がって40位と登場26週目でTOP40に入りました。この件について私の知り合いでビルボードでチャート・マネージャーをしている知人に問い合わせましたところ、登場21週以上で51位以下でも赤丸もつけずにチャートに留まったのは、先週よりポイントがアップしているけれど、赤丸が付くほどではなかったという回答でした。チャート・ポイントがアップしているのでチャートからは消えなかったとのことです。これでいくと赤丸はチャート・ポイントがある一定以上アップしないと付かないんですね。特殊事情ではないようです。

 

 

capnb002622302

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capnb002622302

55位から44位にアップして最高位を更新したのがリトル・ビッグ・タウンの「Better Man」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで11位から10位とTOP10に入りました。彼らにとって8曲目のTOP10入りです。この曲を収録したアルバム『The Breaker』は2/24リリース。この曲は昨年の11/3に授賞式があったCMAアワードでパフォーマンスされていますが、その前日までこの曲のライターはシークレット・ライターと発表されていました。そして授賞式前日に実はこの曲のライターはテイラー・スウィフトだと発表されたのです。テイラー・スウィフトにとってカントリー・エアプレイ・チャートで20曲目のTOP10ヒットですが、2009年のケリー・ピックラーが歌った「Best Days Of Your Life」に続く2曲目の自分以外のアーティストによるTOP10ヒットとなりました。

 
51位は63位からアップしたシャキーラ・フィーチャリング・マルーマの「Chantaje」です。この曲はYouTubeでは5週連続第1位なんですが、まだTOP40に入っていません。ラテン・ソングス・チャートでは8週連続第1位です。シャキーラとしては2006年ワイクレフ・ジョンをフィーチャリングした「Hips Don’t Lie」と並ぶシャキーラとして2番目の1位週数となりました。1番長かったのは2005年6月から1位になったアレハンドロ・サンスをフィーチャリングした「La Tortura」の25週です。この曲は当時のラテン・ソングス・チャートで1位最長記録でした。現在は41週が1位最長記録で2014年に1位になったエンリケ・イグレシアス・フィーチャリング・デスセメール・ブエノ&ヘンテ・デ・ソナの「Bailando」です。

 

imt3492301

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/imt3492301

今週の61位は先週の78位からアップしたクリーン・バディット・フィーチャリング・ショーン・ポール&アン・マリーの「Rockabye」です。クリーン・バンディットは2009年にイギリスで結成された4人組のエレクトロニック・グループです。2014年には「Rather Be」が大ヒット。UKでは4週間第1位、HOT100では最高位12位を記録しました。今回もUKで大ヒット。11/26から今週まで9週連続第1位なんです。UKシングル・チャートで9週間以上の第1位はこれで18曲となりました。最長1位は91年に16週間第1位を記録したブライアン・アダムスの「(Everything I Do) I Do It For You」です。

 
さてエド・シーランの新曲が各国で初登場1位を記録しているようですが、この初登場1位についてもさきほどのビルボードの知人に聞きました。問題にしたのは98年12月5日付で1位のR.ケリーとセリーヌ・ディオンのデュエット「I’m Your Angel」です。ビルボードではこの曲を初登場1位と認めていません。でも前週までこの曲はHOT100には登場していないのです。なのに初登場1位ではない。何故か。前週まで登場していない曲が初めて登場したのが初登場であって、1位に登場したのだから初登場1位ではないかと問い合わせたのですが、回答は違いました。98年12月5日からHOT100のエントリー・ルールが変わってシングルの発売がなくてもエアプレイのポイントだけでHOT100に入れるようになりました。そのためこの週のHOT100の前週と前々週の欄にはビルボードが30週間さかのぼって社内で発表していたテスト・チャートの順位が掲載されているのです。テスト・チャートは98年12月5日から正式に採用した新しい集計方法に基づいたランキングです。ビルボードとしてはHOT100に入っていなくても、このテスト・チャートに入っていれば、新しい集計方法なので初登場ではなく、”I’m Your Angel”は初登場ではないというのです。”I’m Your Angel”は前週46位、前々週53位と記載されております。ちなみにこの曲はテストチャートに5週間ランキングされていて98年12月5日付では登場6週目となっていました。この曲が最後にチャートインしたのが4月3日付の47位でした。この時登場23週目。しかし実際にはHOT100登場期間は18週間です。通常なら51位を下回ってもあと2週はチャートインできたのですが、これはテスト・チャートでの登場期間も考慮されて51位以下には登場できませんでした。他の曲も同様の措置を取られていて明らかにまだランクインできただろう曲もテストチャートでの週数が考慮されて51位以下にランクインせず消えています。

 

 
/////////////////////////////

 

 

1/21付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

今週の第1位は先週の2位からアップ、12/17の初登場以来の1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は18,000枚ながら収録曲のデジタル・セールス、ストリーミング数が換算されて69,000EAUとなり第1位となりました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週もTOP10内初登場はありませんでした。

 
今週はクリスマス・ウィークの後の最初の1週間なので全体的にもセールスが落ち込んでいるため、順位が上昇していても赤丸が付いていないアルバムが目立ちます。このような時期に安定した売り上げがあるのがサウンドトラックのようで、今週はTOP10内に4枚のサウンドトラックがランクインしています。

 

dsnd002467102

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/dsnd002467102

先週の6位から2位に上がったのが、『Moana(モアナと伝説の海)』。実売44,000枚で64,000EAUのセールスでした。映画は日本では3/10に公開が決まりました。

 

rpblb002600102

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002600102

続いて12/31に113位に初登場。その後70位、21位、そして今週8位に上がったのが『Sing(シング)』です。

 

 

そして10位から9位に上がったのが『Suicide Suquad: The Album(スーサイド・スクワッド)』です。この映画は8月に公開になり、11月に終了しているのですが、12/13にDVDとブルーレイが発売となり、いまだにアルバムも人気です。最高位は第1位

 

10位には14位からドリームワークスの映画のサウンドトラック『Trolls(トロールズ)』が入りました。最高位は第3位です。

 
このようにサウンドトラックがTOP10に4枚同時に入ったのは98年9月5日付以来実に18年4ヵ月ぶりです。その時の4枚は『Armageddon』(4位)、『Dr. Dolittle』(7位)、『How Stella Got Her Groove Back』(8位)、『City Of Angels』(10位)でした。

 

 

atl551093
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl551093

サウンドトラックばかりでなく、ミュージカルのアルバムも人気です。第6位には『Hamilton: An American Musical』(登場67週目、最高位3位)が入っています。ミュージカル・アルバムのチャートであるキャスト・チャートでは66週目の第1位です。今週16,000枚のセールスを記録して100万枚のセールスを突破しました。ミュージカルで100万枚を突破したのは91年に集計方法にサウンドスキャンを導入して以降では9枚目とのことです。以下の通りです。

 
1位 497万枚 The Phantom of the Opera (Highlights)
2位 267万枚 Wicked
3位 171万枚 Mamma Mia!
4位 165万枚 Les Miserables
5位 144万枚 Jersey Boys
6位 128万枚 Rent
7位 104万枚 The Lion King
8位 103万枚 Les Miserables (Highlights)
9位 100万枚 Hamilton: An American Musical

 

iscb002562002

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002562002

もう1枚注目のミュージカル盤を。12/31に118位に初登場して、先々週95位、先週52位から今週15位に躍進している『La La Land』です。ご存じのとおり、1/8もにビバリー・ヒルトン・ホテルで授賞式が行われた第74回ゴールデン・グローブ賞で7部門にノミネートされ、そのすべてで受賞しました。作品賞(コメディ・ミュージカル)、主演男優賞(コメディ・ミュージカル)、主演女優賞(コメディ・ミュージカル)、監督賞、脚本賞、主題歌賞、作曲賞と7部門の受賞はこれまでの歴代受賞部門数で最多です。

 


2017/1/14 Billboard Chart

2017-01-15

1/14付

★今どきのヒット曲の作り方

★13位から一気に第2位へ!

★ジョージ・マイケル関連、アルバム、シングル再登場

★カレンダー・イヤー2016年年間チャート、US、UK、オーストラリア

★この曲、なぜ消えなかった?

 

1/14付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

iscb002510902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002510902

今週の第1位は先週僅差で2位に落ちたレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」が1位に返り咲きました。通算7週目の第1位です。デジタル・セールスで3位から1位、ストリーミングが1位から3位、ラジオ・ソングスは8位変わらずでした。この曲はマネキン・チャレンジでそのBGMに使われたことがきっかけで大ヒットしました。今どきのヒット曲の作り方の典型例です。

 
ファンが作ったさまざまなビデオが1週間に合計1億回以上の動画再生を記録して、そのダンス・ビデオのBGMに使われていたバウアーの「Harlem Shake」が2013年に5週連続第1位で年間4位になったことがありました。それ以降オフィシャルのビデオでなくてもその曲がオリジナルでビデオに使われて、そのビデオが大ヒットして曲がチャートの上位に行く例が増えています。あるいは昔の曲がそのような使われ方をしておもにストリーミングのポイントで50位内に再登場ということが起きました。この場合、強力なストリーミング数に支えられている一方で、ラジオ・ステーションでは必ずしも受けることがないため、ラジオでの大きなヒットにはなっていない例が多いのです。それでも現在の集計方法ではHOT100で1位になれるのです。

 

migos_bb

今週の第2位もそのパターンです。今週の第2位は登場7週目ですが、先々週26位、先週の13位から一気に急上昇しました。ミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。ミーゴスは2009年にジョージア州ローレンスヴィルで結成されたクエヴォ、オフセット、テイク・オフの3人組ラッパーです。この3人は親戚でクエヴォはテイク・オフのおじさん、またオフセットはクエヴォのいとこだそうです。2011年にミックステープをリリース。「Bad And Boujee」の大ヒットで今月末にデビュー・アルバム『Culture』の発売が決まりました。HOT100の1位、2位がラップ・ソングというのは2015年5月16日から30日付まで3週間続いた、1位ウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」、2位フェティ・ワップ「Trap Queen」以来とのことです。

 
昨年の12月に入ってからイラストレーターでコメディアンのザック・フォークスがCatDogという不思議なキャラクターのイラストに「オフセットの「You Know」というのが聞こえてくる」とツィートしたことから始まり、さらに「Raindrop, Drop Top」というフレーズの後に面白い文言を付け加えてツィートしたことがうけて、我も我もとこの面白い文言を変えて動画をアップ。その後ろにこの曲がかかっているわけです。これが「Harlem Shake」の曲が使われてダンス・ビデオが広がっていったように次から次へと広がって、それが再生されて、その度にこの曲がカウントされて集計ポイントに加算されていったのです。ロックやカントリーではなかなかこのパターンはできないでしょうが、HOT100の集計方法が変わらない限り、今後もこのパターンでの大ヒットが誕生するでしょうね。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

先週1位に上がったザ・ウィークエンドの「Starboy」は今週3位へダウン。ストリーミングで3位から4位、ラジオ・ソングスが5位から7位。デジタル・セールスは12/29までの1週間の集計期間で、上位50曲が前週比すべてプラスで、この曲も前週比18%プラスの101,000ダウンロードを記録したにもかかわらず、もっとアップを記録した曲が多かったため順位は1位から11位へダウンしました。

 

capnb002359102

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capnb002359102

さていろいろな動きがあった1/14付ですが、33位から28位にアップしたのがキース・アーバンの「Blue Ain’t Your Color」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。このチャートでは21曲目の第1位です(チャートは1990年1月20日にスタート)。21曲の1位は歴代6位の曲数。1位は29曲でティム・マックグロウ。2位が27曲でケニー・チェズニー。3位が24曲でアラン・ジャクソンとジョージ・ストレイト。5位が22曲でブレイク・シェルトンとなっています。ちなみに7位は20曲でブルックス&ダンとトビー・キースが続いています。カントリー・アルバム・チャートでは5枚目の第1位となったアルバム『Ripcords』から3曲目の第1位となりました。

 
さて、今週のデジタル・セールス、ストリーミング・セールスの集計は12/23から12/29。ラジオ・ソングスは12/26から1/1までの集計でHOT100チャートが作られています。ジョージ・マイケルが亡くなったのが12月25日。その後のセールスの急増で、HOT100には3曲がエントリーしています。33位には85/2/16から3/2まで3週連続第1位で85年年間第1位の「Careless Whisper」(ワム!フィーチャリング・ジョージ・マイケル)が再登場。50位から41位にはワム!の「Last Christmas」がアップ。そして47位には87/12/12から88/1/2まで4週連続第1位で88年年間第1位の「Faith」(ジョージ・マイケル)が再登場しました。UKでは「Last Christmas」が16位から7位、「Careless Whisper」が44位、「Faith」が64位、エルトン・ジョンとの「Don’t Let The Sun Go Down On Me」が91位に再登場しました。ジョージ・マイケル関連のセールスは前週比57倍になったそうです。

 
今週の集計期間は先ほどお伝えしましたが、この時期は毎年その年にヒットした曲がクリスマスや年末特番でラジオでかかるため、この時点でチャートに入っている曲が再浮上したりします。No.1ソングでは登場34週目のジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling!」が39位→32位→25位、シーア・フィーチャリング・ショーン・ポールの「Cheap Thrills」が41位→36位→30位とアップ。登場46週目です。

 
今週は各国の年間チャートが発表されています。

まずカレンダー・イヤーでのアメリカのシングルTOP5は次の通りです。

 

* デジタル・セールス
1位 249万5000DL Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
2位 226万8000DL Closer / Chainsmokers featuring Halsey
3位 224万1000DL My House / Flo Rida
4位 211万3000DL 7 Year / Lukas Graham
5位 200万8000DL One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla

 

* ストリーミング・セールス(オーディオ+ビデオ:単位はストリームス)
1位 7億9127万 Panda / Desiigner
2位 7億0811万 Work / Rihanna featuring Drake
3位 6億1169万 CLoser / Chainsmokers featuring Halsey
4位 5億5825万 One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla
5位 5億1685万 Needed Me / Rihanna

 

* ラジオ・ソングス
1位 Love Yourself / Justin Bieber
2位 One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla
3位 Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
4位 Cheap Thrills / Sia featuring Sean Paul
5位 Stressed Out / Twenty One Pilots

 
* UK年間TOP10シングル
1位 One Dance / Drake Feat. Wizkid & Kyla
2位 7 Years / Lukas Graham
3位 Cheap Thrills / Sia
4位 I Took A Pill In Ibiza / Mike Posner
5位 This Is What You Came For / Calvin Harris Feat. Rihanna
6位 Lush Life / Zara Larsson
7位 Closer / Chainsmokers Feat. Halsey
8位 Love Yourself / Justin Bieber
9位 Work / Rihanna Feat. Drake
10位 Can’t Stop The Feeling / Justin Timberlake

 

* オーストラリア年間TOP10シングル
1位 Closer / Chainsmokers featuring Halsey
2位 One Dance / Drake featuring Wizkid & Kyla
3位 7 Years / Lukas Graham
4位 Never Be Like You / Flume featuring Kai
5位 Don’t Let Me Down / Chainsmokers featuring Daya
6位 This Is What You Came For / Calvin Harris featuring Rihanna
7位 Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
8位 Cheap Thrills / Sia
9位 Stressed Out / Twenty One Pilots
10位 Love Yourself / Justin Bieber

 

ところで、HOT100チャートでは足切りのルールがあります。まず25位。登場53週目に26位以下になった場合、チャートから消えます。次が50位。21週目に51位以下の場合チャートから消えます。が、上昇中の場合は例外でチャートに留まることができます。この場合の上昇中とは前週よりポイントがアップしている場合で、必ずしも順位が上がっているとは限りません。

 

パーティネクストドア・フィーチャリング・ドレイクの「Come And See Me」。この曲は12/31までチャートインして1/7付でHOT100から消えました。その前までの動きが55位→56位→60位→56位→63位。55位の時点で登場20週目でした。ということは本当なら翌週は50位以上にならない限りHOT100から消えるのでは。でも登場23週目までは赤丸が付いていたのです。ところが!翌週12/31付でなんと前週比ポイントアップの赤丸がないにもかかわらず登場24週目にして63位に入っているのです。何で消えなかった?

 

もう1曲。今週は無事に50位圏内に入ったリル・ウージー・ヴァートの「You Was Right」。今週登場25週目です。この曲の20週目からの動きをみると、52位→21週目で57位→49位→58位→52位→42位。このうち、57位と58位には赤丸が付いていません。何で消えない?この日は12/17付と12/31付でした。12/31付ではパーティネクストドア・フィーチャリング・ドレイクの「Come And See Me」も消えませんでした。何で登場21週以上で赤丸もついていないのにチャートに留まったのでしょう。

 

ビルボードがエントリー・ルールを変えたとしか思えないのですが、12/17と12/31にはある特殊な出来事がありました。12/17付でリル・ウージー・ヴァートは57位でした。この週には56位以上にザ・ウィークエンドの曲が9曲も初登場したのです。さらに58位の12/31付ではJ.コールがやはりこの上に10曲初登場していました。これを特殊といっていいのかどうかわかりませんが、この特殊事情の場合ダウンしてもチャートから消さない措置をとったのかもしれません。

 
/////////////////////////////

 

 

1/14付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

rca536282

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca536282

今週も第1位はペンタトニックスの『A Pentatonix Christmas』です。2週連続第1位。クリスマスを挟んでの集計でしたので、前週比マイナス51%の101,000EAUのセールス。実売は82,000枚でした。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はありませんでした。

 

fuel549636

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/fuel549636

TOP10に急上昇したアルバムがありますが、ディスカウント・セールが効いています。15位から7位にアップしたのがトゥエンティ・ワン・パイロッツの『Blurryface』。そして19位から8位にアップしたのがドレイクの『Views』です。いずれもiTUNESでの5.99ドル、6.99ドルセールでのアップでした。21位から10位へアップしたサウンドトラック『Suicide Squad: The Album』は、収録曲のトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」などのトラック・セールスが増えてTOP10に返り咲きました。クリスマス・プレゼントでのデジタル・ギフトカードでの購入が多かったとのことでした。2006年1月14日付でHOT100で1位になったD4Lの「Laffy Taffy」もそんな理由で1位になったような。

 

m_gmichael25us

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a20080310019

アルバム・チャートもジョージ・マイケル関連のアルバムのチャートインが目立ちます。アルバムとシングルの合計セールスは前週比約28倍にもなりました。

 

まず、12位に再登場したのが2008年にリリースされたベスト盤『TwentyFive』です。これまでの最高位28位を大幅に上回りました。18位には88年年間第1位のアルバム『Faith』が再登場。さらに98年リリースのベスト盤『Ladies & Gentlemen: The Best Of George Michael』が84位、ワム!の『Make It Big』が168位にそれぞれ再登場しました。UKでは『Ladies & Gentlemen: The Best Of George Michael』が8位、ワム!の『Wham! The Final』が40位、『TwentyFive』が47位、『Faith』が62位、『Symphonica』が73位、『Older』が84位に再登場しています。

 

さて各年間チャートのアルバム編です。

 

まず、アメリカのカレンダー・イヤーでの年間チャート。

 

* EAUベース(実売にトラックのデジタルやストリーミングでのセールスも換算して加算)
1位 414万EAU Drake / Views
2位 236万EAU Adele / 25
3位 218万EAU Beyonce / Lemonade
4位 196万EAU Rihanna / Anti
5位 173万EAU Twenty One Pilots / Blurryface

 

* 実売ベース
1位 173万枚 Adele / 25
2位 160万枚 Drake / Views
3位 155万枚 Beyonce / Lemonade
4位 108万枚 Chris Stapleton / Traveller
5位  90万枚 Pentatonix / A Pentatonix Christmas

 
* UK年間TOP10アルバム
1位 Adele / 25
2位 Coldplay / A Head Full Of Dreams
3位 Michael Ball & Alfie Boe / Together
4位 Justin Bieber / Purpose
5位 Elvis Presley / The Wonder Of You
6位 David Bowie / Blackstar
7位 Little Mix / Glory Days
8位 Drake / Views
9位 Jess Glynne / I Cry When I Laugh
10位 David Bowie / Best Of Bowie

 
* オーストラリア年間TOP10アルバム
1位 Adele / 25
2位 Keith Urban / Ripcord
3位 Beyonce / Lemonade
4位 Soundtrack / Molly (Soundtrack From The TV Series)
5位 Michael Buble / Christmas
6位 John Farnham & Olivia Newton John / Friends For Christmas
7位 Jessica Mauboy / Secret Daughter (Songs From The TV Series)
8位 David Bowie / Blackstar
9位 Justin Bieber / Purpose
10位 Soundtrack / Suicide Squad: The Album

 


2017/1/7 Billboard Chart

2017-01-09

★1位になる前の最高位2位週数記録を作ってついに1位!

★あの人を批判して人気ラップ・ソング

★ドレイク、順当に歴代2位タイ!

★リリースから32年たってHOT100初登場

★ACチャートTOP10曲数歴代2位は?

★クリスマス・アルバムがチャート第1位は5年ぶり

 

 

1/7付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

今週の第1位は不連続ながら第2位を8週間記録したザ・ウィークエンド・フィーチャリング・ダフト・パンクの「Starboy」です。ザ・ウィークエンドは3曲目、ダフト・パンクは初のNo.1となりました。デジタル・セールスは86,000ダウンロードで5位から1位、ストリーミングは3位かわらず、ラジオ・ソングスは4位から5位ですが僅差で第1位になっちゃいました。ダフト・パンクは97年8月30日付でHOT100に初登場してから19年4ヶ月1週間で初めて1位になりました。このHOT100デビューから初のNo.1を獲得するまでにかかった時間の最も遅いアーティストはデビューから30年ちょうどで初の1位を獲ったサンタナです。1969年10月25日付で「Jingo」が97位に初登場。ロブ・トーマスをフィーチャリングした「Smooth」が第1位になったのが99年10月23日付でした。また1位になる前の最高位2位の週数8週間は最長記録です。他にも2曲ありました。

 
* Starboy / The Weeknd Featuring Daft Punk
2位だった期間:16/10/22-11/19, 12/17-12/31
その時の1位:Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (16/10/22-11/19)
Black Beatles / Rae Sremmurd Featuring Gucci Mane (12/17-12/31)

 

* Sorry / Justin Bieber
2位だった期間:15/11/14, 12/5-16/1/16
その時の1位:Hello / Adele (15/11/14, 12/5-16/1/16)

 

* The Way You Move / OutKast Featuring Sleepy Brown
2位だった期間:03/12/20-04/2/7
その時の1位:Hey Ya! / OutKast (03/12/20-04/2/7)

 

iscb002510902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002510902

レイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」、6週連続第1位から今週は第2位です。ストリーミングは依然として高く7週連続第1位。デジタル・セールスは3位、ラジオ・ソングスは8位と先週と変わらずでした。ラップ・ソングス・チャートでは7週連続第1位となっています。

 

 

amine_caroline
TOP10圏外では16位から11位にアップしたアミーネの「Caroline」が注目です。ストリーミングで13位から7位、デジタル・セールスで16位から10位、ラジオ・ソングスでは36位から40位でした。1994年4月18日オレゴン州ポートランド生まれの22歳の男性ラッパーです。両親はエチオピアからアメリカに移住しました。2014年1月に初めてミックステープをリリースして、昨年初めにリパブリックと契約。この曲は昨年3月にリリースされたデビュー・シングルです。6月にリリースされたオフィシャル・ビデオはこれまで6700万回以上の視聴を記録しています。ラップ・ソングス・チャートでは最高位4位を記録してます。

 

この曲がリリースされたのが昨年3月。HOT100初登場は昨年9/26、96位でした。11/15に出演したNBC-TVの人気番組『Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で、オリジナルに歌詞を付け加えてパフォーマンス。その歌詞が「あなたは決してアメリカを再び偉大にすることはできない。あなたがしたことはこの国を再び憎むようにしたことです。」おわかりですね。このパフォーマンスが放送される前のこの曲の順位は18位でした。これが放送された後12位へアップ。それからTOP20内でランクインを続けていました。

 

gmane_return

41位には、グッチ・メイン・フィーチャリング・ドレイクの「Both」が初登場しました。10枚目のスタジオ・アルバム『The Return of East Atlanta Santa』からのカットですが、このアルバムは2014年の『East Atlanta Santa』、2015年の『East Atlanta Santa 2: The Night GuWop Stole X-Mas』に続くシリーズものです。iTUNESとアップル・ミュージックのみで12/16にデジタル・リリースされました。この曲の登場でドレイクにとってHOT100=132曲目のエントリーとなり、ソロ・アーティストではリル・ウェインと並んで歴代1位タイの曲数となりました。以下がHOT100チャートに70曲以上を登場させたアーティストのランキングなんですが、リード・アクトではエルヴィスが108曲、ジェームス・ブラウンが91曲です。ドレイクは82曲、リル・ウェインは47曲となっていてドレイクは50曲、リル・ウェインが85曲がフィーチャリング・アーティストとしてのランクインでした。

 
1位 207曲 Glee Cast
2位 132曲 Drake
2位 132曲 Lil Wayne
4位 108曲 Elvis Presley
5位  91曲 James Brown
6位  86曲 Jay Z
7位  82曲 Chris Brown
8位  80曲 Kanye West
9曲  75曲 Ray Charles
10位  73曲 Aretha Franklin
11位  71曲 Beatles
12位  70曲 Nicki Minaj
12位  70曲 Taylor Swift

 

whamlastxmas

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/s0126505101/

50位にワムの「Last Christmas」が初登場しました。1984年リリースです。今週のセールス集計最終日は12/22、エアプレイ集計最終日は12/25でした。12/25のジョージ・マイケルの死はエアプレイでは若干影響があったかもしれませんが、クリスマス・ソングとして初登場したようです。これまで98年に2週間だけエアプレイ・チャートに登場して最高位58位を記録していました。「Last Christmas」のカバーはこれまでHOT100に2回登場しています。2009年最高位63位でグリー・キャスト、2013年最高位96位でアリアナ・グランデです。今週は、先週のJコールの多くの初登場アルバム収録曲が下位あるいは圏外へダウンしましたのでクリスマス・ソングが50位以内で上昇、復活、初登場しています。

 

先々週→先週→今週
17位→20位→16位 All I Want For Christmas Is You / Mariah Carey
45位→45位→23位 Hallelujah / Pentatonix
37位→48位→27位 Rockin’ Around The Christmas Tree / Brenda Lee
35位→46位→29位 Jingle Bell Rock / Bobby Helms
今週44位初登場 Feliz Navidad / Jose Feliciano
今週45位再登場 Mary, Did You Know / Pentatonix
今週46位初登場 A Holly Jolly Christmas / Burl Ives
今週47位再登場 The Christmas Song (Merry Christmas To You) / Nat King Cole
今週48位初登場 It’s The Most Wonderful Time Of The Year / Andy Williams
今週50位初登場 Last Christmas / Wham!

 

この10曲は今週のホリデー100チャートの1位から10位です。

 

capb002384502

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capb002384502

今週のホリデー100には入っていないのですが、ニール・ダイアモンドの『Acoustic Christmas』収録の「The Christmas Medley」が今週アダルト・コンテンポラリー・チャートで11位から10位にアップ、38曲目のTOP10ヒットとなりました。これは歴代2位です。アダルト・コンテンポラリー・チャートは1961年7月17日にスタート。この時期はクリスマス・ソング一色といっていいほどチャートはクリスマス・ソングで占められます。ニール・ダイアモンドは今年大規模なツアーを予定しています。『50 Year Anniversary World Tour』として4/7カリフォルニア州フレズノからスタートし、全米ツアーは8/12まで続きます。ニュー・ヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン、ロス・アンゼルス・フォーラムを始めシカゴ、トロント、バンクーバー、タンパなどを回る予定です。全米ツアーの後に、UKを含むヨーロッパ・ツアーがスタートするとのことです。

 
アダルト・コンテンポラリー・チャートTOP10曲数

 

1位 39曲 Elton John
2位 38曲 Neil Diamond
3位 35曲 Barbra Streisand
4位 31曲 Elvis Presley
5位 29曲 Dionne Warwick
6位 28曲 Barry Manilow
6位 28曲 Kenny Rogers
8位 24曲 Chicago
8位 24曲 Whitney Houston
8位 24曲 James Taylor
8位 24曲 Bobby Vinton

 

 

/////////////////////////////

 

 

1/7付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 

rca536282
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca536282

今週の第1位はペンタトニックスの『A Pentatonix Christmas』が2位からアップ。このアルバムとして初めての第1位となりました。ペンタトニックスとしては2015年10月にリリースされて初めて1位になった前作『Pentatonix』に続いての連続1位となりました。206,000EAU、実売は185,000枚のセールスです。iTUNESの7ドル99セントセールや12月上旬に放送されたABC『Jimmy Kimmel Live』やNBC『A Pentatonix Christmas Special』、彼らも出演したNBC『America’s Got Talent Holiday Spectaculer』などがクリスマスを前に再放送されたこと、『Fox News Fox & Friends』、『Rachel Ray Show』などTV番組に積極的に出演していたこともセールス・アップにつながりました。ビルボード200でのクリスマス・アルバムの1位は2011年12月10日から翌年1月7日まで1位だったマイケル・ブーブレの『Christmas』以来5年ぶりとのことです。ちなみに2014年10月にリリースされた『That’s Christmas To Me』(最高位2位)は今週5位変わらずですが、セールスが200万枚を超えました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はありませんでした。

 

gb_uc

カントリー・アルバム・チャートでは2週連続第1位、ガース・ブルックスの10枚組ボックス・セット『The Ultimate Collection』が先週の初登場13位から今週は6位へアップしました。64,000EAU、実売も64,000枚です。通算18枚目のTOP10となりましたが、カントリー・アーティストではジョージ・ストレイトの26枚に次いで歴代2位。ちなみに3位は17枚でティム・マックグロウです。オール・アーティストでは37枚のローリング・ストーンズが歴代1位。

 

atl551093

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl551093

第7位には先週と変わらずオリジナル・ブロードウェイ・キャスト『Hamilton: An American Musical』が入っています。今週のセールスを加えて実売で951,000枚のセールスになりましたが、91年以降の集計で『Les Miserable』(914,000枚)を抜いてミュージカル・アルバムでは歴代9位のセールスになったそうです。ミュージカル・アルバムのチャートであるキャスト・アルバム・チャートでは2015年10月17日に初登場1位。2月13日付で『The Hunchback Of Notre Dame: A New Musical』に1週だけ1位を譲りましたがそれ以外は今週まで通算64週間第1位です。

 

sny744699

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny744699

81位に103位からアデルの『21』が上がりました。このアルバム、100位以内にこれで247週チャートインしたことになります。リリースは2011年。すでに1400万枚のセールスとなっていますが、247週はアルバム・チャートがモノとステレオに分かれていたチャートが統一された1963年8月17日以降で歴代2位。1位は91年に初登場して1位4週記録したメタリカの『Metallica』で269週とのことです。


2016/12/24 Billboard Chart

2016-12-25

★レイ・シュリマー、ストリーミングのおかげで今週も第1位

★「Black Beatles」と「Black Barbies」

★ニッキー・ミナージュ70曲目のエントリー

★リアーナ、過去5組しかいない記録に仲間入り

★『ハミルトン』、ミックステープも第1位

★37枚目のTOP10アルバム、UKでは12枚目の第1位

★12歳!TOP10入り

★パズドラCM出演、クリスマス・アルバム7週連続第1位

 

12/24付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

iscb002510902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002510902

今週も第1位はレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」で、5週連続第1位です。デジタル・セールスは70,000ダウンロードと、2006年1月28日付のデジタル・セールス第1位だったビヨンセ・フィーチャリング・スリム・サグ「Check On It」が記録した61,000DL以来の低水準とのことです。それでもストリーミングとともに5週連続第1位。ストリーミングは落ちてきたとはいえまだ3800万ストリームスと高水準です。これでHOT100でも1位を保っているようです。ラジオ・ソングスは9位からじりっと上がって第8位。なお、61,000DLは2003年にサウンドスキャンがデジタル・セールスの集計をスタートして以来の最低記録だそうです。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

第2位は先週に引き続き通算7週目の最高位2位となったザ・ウィークエンドの「Starboy」です。デジタル・セールス、ストリーミング、ラジオ・ソングスすべて2位です。

 

sny538991

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

第3位はこちらも先週と変わらずで、チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。ラジオ・ソングスで11週連続第1位となり、今年の最長記録だったジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」に並びました。昨年から今年にかけて大ヒットしたアデルの「Hello」も11週連続第1位でした。ダンス・エレクトロニック・ソングス・チャートでは17週目の第1位です。HOT100=19週、TOP40=19週、TOP10=19週、TOP5=17週。まだしばらくはTOP10にいるでしょう。年間チャートでは集計期間の都合で年間第10位でしたが、この曲がチャートから消えた時に、2010年代のTOP10を出したら、この曲TOP10に入るかもしれませんね。

 

 

rpblb002490902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002490902

5位には最高位4位からダウンしたアリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュの「Side To Side」が入っています。今週ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。アリアナ・グランデはイギー・アゼリアをフィーチャリング・アーティストに迎えた「Problem」以来2曲目の第1位です。ニッキー・ミナージュはこれまで最高位2位が4曲ありましたが、No.1は初めてです。またこのチャートでは30曲がエントリーしていて、曲数としては歴代1位です。

 

また、。ニッキー・ミナージュは今週HOT100の65位にニッキー・ミナージュXマイク・ウィル・メイドイットとして「Black Barbies」が初登場しました。今週第1位の「Black Beatles」の替え歌でソングライターを見ると「Black Beatles」のソングライター4人にニッキー・ミナージュが加わっていました。ニッキー・ミナージュはリード・アクトとしては27曲目のHOT100エントリーですが、フィーチャリング・アーティストとして登場した曲なども含めると70曲目のエントリーとなり、女性アーティストとしてはアレサ・フランクリンの73曲に次ぐ歴代2位となっています。いよいよ来年には歴代1位になるでしょう。オール・アーティストでは70曲の曲数は歴代12位となっています。

 

第10位にはマシン・ガン・ケリーXカミラ・カべロの「Bad Things」が17位からアップ。オフィシャル・ビデオが12/1にリリースされてますます好調です。カミラ・カベロは1997年3月3日キューバ生まれの19歳。フィフス・ハーモニーのメンバーです。いや、でした。この曲が10位にランクされた時点ではメンバーだったのですが12/19に脱退しました。

 

20位には30位からリアーナの「Love On The Brain」がアップしました。40曲目のTOP20入り!HOT100チャートのTOP20に40曲以上チャートインしたアーティストはわずか6組しかいません。なお、エルヴィス・プレスリーはTOP100時代を含めるとさらに13曲のTOP20入りがあります。

 

TOP20ヒット曲数:HOT100チャート
1位 48曲 Elvis Presley
2位 44曲 Madonna
3位 42曲 Lil Wayne
3位 42曲 Beatles
5位 40曲 Elton John
5位 40曲 Rihanna
7位 36曲 Stevie Wonder
8位 35曲 Drake
8位 35曲 Taylor Swift
10位 33曲 Mariah Carey
10位 33曲 Michael Jackson
12位 32曲 Jay Z
13位 30曲 Rolling Stones

 

 

/////////////////////////////

 

 

12/24付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

atl551092

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl551092

今週の第1位は187,000EAU、実売169,000枚で初登場1位の『The Hamilton Mixtape』です。このアルバムは、第70回トニー賞で11部門受賞の快挙を達成したミュージカル『Hamilton』にインスパイアされたオリジナル作品です。ザ・ルーツ、バスタ・ライムス、ナズ、アッシャー、シーア、ミゲル、クイーン・ラティファ、ケリー・クラークソン、アリシア・キーズ、アシャンティ&ジャ・ルール、ウィズ・カリファ、ジョン・レジェンド、コモン、イングリッド・マイケルソンなど豪華アーティストが参加したオムニバス・アルバムとなっています。

 

atl551093

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl551093

『Hamilton』の方は登場63週目で今週11位、最高位は3位です。ミュージカルのアルバムで過去50年間でポップ・アルバム・チャートのTOP3に入ったのはたった3枚しかありません。後の2枚は1969年に13週間第1位を記録して年間でも第2位に入った『Hair』。そしてもう1枚は2011年に第3位を記録した『The Book Of Mormon』です。『Hamilton』はブロードウェイでは2015年1月20日にスタートして、すでに来年の7月までチケットはソールド・アウトとのことです。ビルボードのミュージカル・アルバムのチャート、キャスト・アルバム・チャートでは62週目の第1位です。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと4枚あります。

 

iscb002591602

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002591602

第4位に初登場したのが、2005年『A Bigger Bang』以来のスタジオ・アルバムとなったローリング・ストーンズの『Blue & Lonesome』。123,000EAU、実売12万枚でした。ロック・アルバム、ブルース・アルバム・チャートで第1位。またオーストラリア、UKでは1994年の『Voodoo Lounge』以来の第1位でした。UKでは12枚目のNo.1です。ビルボードでは37枚目のTOP10入り。もちろん歴代1位の枚数。2位は34枚でバーブラ・ストライサンドです。

 

gn20902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/gn20902

第5位にはチャイルディッシュ・ガンビーノの2枚目のTOP10入りとなる『”Awaken, My Love!”』が入りました。チャイルディッシュ・ガンビーノはラッパーでのステージ・ネームで、本名はドナルド・グローヴァー。俳優、コメディアン、脚本家など様々な顔を持っています。1983年9月25日カリフォルニア州東部に位置するエドワーズ空軍基地内で生まれました。

 

sny538880

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538880

第9位は2004年1月15日ニュー・ヨーク州サファーン生まれの12歳、グレース・ヴァンダーウォールのEP『Perfectly Imperfect (EP)』が初登場です。NBC-TVの人気オーディション番組『America’s Got Talent』シーズン11で優勝しました。この時に歌った彼女が一人で作ったオリジナル曲「I Don’t Know My Name」がYouTubeで4700万回の視聴を記録。今回はこの曲を含めてスタジオ・レコーディングした曲を収録したミニ・アルバムです。5曲すべて彼女がソングライターに加わっています。『America’s Got Talent』ではサイモン・コーウェルが「君は次のテイラー・スウィフトになる」と言ったとか。

 

 

rca530947
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca530947

第10位はカントリー・アルバム・チャート初登場1位のケイン・ブラウンのデビュー・アルバム『Kane Brown』です。デビュー・アルバムのカントリー・アルバム・チャート初登場第1位は今年の “Billboard Women In Music” でブレイクスルー・スターに選ばれたマーレン・モリス以来です。1993年10月21日ジョージア州生まれの23歳。昨年すでにEP『Closer』をリリース。カントリー・アルバム・チャートでは11月に最高位7位を記録しました。今年初めにRCAナッシュヴィルと契約。4月にEP『Chapter 1』をリリースしてこちらはカントリーで3位、ビルボード200では最高位9位のヒットとなりました。今回デビュー・アルバム収録の11曲中7曲でソングライターとしても参加しています。フロリダ・ジョージア・ラインの『Dig Your Roots』ツアーにオープニング・アクトとして参加し、その縁もあってかこのアルバムにフロリダ・ジョージア・ラインの2人、ブライアン・ケリーとタイラー・ハバードが曲を提供してくれました。

 

rca536282

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca536282

その他では、パズドラのCMで本来はインストゥルメンタルの曲をアカペラで歌っちゃっているペンタトニックスのクリスマス・アルバム『A Pentatonix Christmas』が2位から3位にダウン。しかし、ホリデー・アルバム・チャートでは7週連続第1位です。このアルバム、セールスが50万枚を超えたとのこと。本当に売れてないんです。売れていないのはCDだけでなくダウンロードも。50万枚を超えたことがニュースになるなんて。しかも今年12枚しかありません。昨年は同じ週で19枚。

 

 

wb555239
http://item.rakuten.co.jp/americanpie/wb555239

27位にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの『The Gataway』が108位から急上昇。これは彼らのコンサート・チケットにCD1枚あるいはアルバム・ダウンロードが1回できる引換コードが付いているんです。これを交換したため一気にチャートを駆けあがりました。この場合引換分を有料としてカウントしているためチャートに反映されたわけですね。引換分を無料とした場合はチャートに反映されません。

 


2016/12/17 Billboard Chart

2016-12-18

★ザ・ウィークエンド、18曲同時チャートイン

★ポップ・ソングス・チャート10週以上1位は?

★年間TOP10に同一アーティスト2曲登場は?

★年間チャート2年連続複数登場は?

★クリスマス・ソング5年間のTOP10

★60-10年代HOT100での女性アーティストの活躍

★ビヨンセ、4ジャンル同時ノミネートは史上初

★カントリー・アルバムTOP5に同一アーティスト3枚以上同時チャートイン

★Dollywood Foundation My People Fund

 

 

12/17付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

iscb002510902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002510902

今週の第1位はレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」です。4週連続第1位。デジタル・セールスは83,000ダウンロードながらストリーミングが依然として高水準の4200万ストリームスということで1位をキープしています。デジタル・セールス、ストリーミングとも4週連続第1位です。ラジオ・ソングスは14位から9位と上がってきました。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

第2位は3週連続3位のあと再び最高位2位に返り咲いたザ・ウィークエンドの「Starboy」です。2位は通算6週目となりました。デジタル・セールス、ストリーミング、ラジオ・ソングスすべて第2位です。今週はアルバム『Starboy』がリリースされた週の集計ということで、アルバム収録曲のストリーミングもリリースされたため、これがHOT100の集計対象になって先週チャートインしていた3曲に加え、1曲リエントリー、14曲初登場ということでザ・ウィークエンドの曲が合計18曲HOT100に同時に入りました。HOT100の同一アーティストの同時チャートイン曲数としては今年の6/4付でドレイクが記録した18曲に並び、5/21にドレイクが記録した20曲に次ぐ歴代2位の記録となりました。ほとんどがストリーミングによるポイントです。またこのうちの6曲が1週間で1000万ストリームスを超えています。

 

sny538991

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

第3位はチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。ラジオ・ソングスでは10週連続第1位となり、デュオでは最長記録となりました。また1992年10月にスタートしたポップ・ソングス・チャートでは11週連続第1位となりネリー・フィーチャリング・ティム・マックグロウの「Over And Over」(2004-05年)と並んで歴代2位タイの1位週数となりました。こちらの歴代1位は14週で1994年にエース・オブ・ベースが「The Sign」で記録しています。10週以上の1位は以下の通りです。カッコ内は初めて1位になった年です。

 
14週:
The Sign / Ace of Base (1994)
11週:
Closer / The Chainsmokers feat. Halsey (2016)
Over and Over / Nelly feat. Tim McGraw (2004)
Torn / Natalie Imbruglia (1998)
I Love You Always Forever / Donna Lewis (1996)
One Sweet Day / Mariah Carey & Boyz II Men (1995)
10週:
Blurred Lines / Robin Thicke feat. T.I. + Pharrell (2013)
We Belong Together / Mariah Carey (2005)
How You Remind Me / Nickelback (2001)
Bye Bye Bye / ‘N Sync (2000)
My Heart Will Go On / Celine Dion (1998)
Don’t Speak / No Doubt (1996)
I Know / Dionne Farris (1995)

 
そのポップ・ソングス・チャートでも10/1に1位になったのが今週16位から19位に下ったメジャー・レイザー・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー&ムーの「Cold Water」です。ジャスティン・ビーバー、今年の年間HOT100で1位(「Love Yourself」)と2位(「Sorry」)を占めましたね。1位、2位が同じアーティストというのはTOP100時代のエルヴィス・プレスリー(1956年)、HOT100になってからはビートルズ(1964年)、アッシャー(2004年)しかいない快挙です。

 

5514ye

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/5514ye

TOP10に2曲以上となるとたくさんいるのですが、エルヴィスは56年、57年と唯一2年連続で年間TOP10に2曲登場しました。また60年にも2曲登場していて、TOP10=2曲以上を3回記録した唯一のアーティストです。TOP10=3曲というのが最多ですが、エルヴィス・プレスリー(56年、TOP100)、ビー・ジーズ(78年)、エース・オブ・ベース(94年)、クリス・ブラウン(08年)が記録しました。1978年はアンディ・ギブも2曲登場していて、1978年のHOT100年間TOP10はギブ兄弟で5曲を占めたのです。今年はジャスティン・ビーバーが1位と2位、ドレイクが3位と4位、チェインスモーカーズが8位と10位ということで年間TOP10に2曲登場させたアーティストが3組いました。これは史上初です。

 
またアルバム・チャートの年間TOP10では、キングストン・トリオ(59、60年)、ピーター、ポール&マリー(63、64年)、ビートルズ(65、66年)、ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス(66、67年)が2年連続で年間TOP10に2枚以上のアルバムを登場させました。特にハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスは66、67年に2年連続でTOP10に3枚のアルバムが登場しています。TOP10=3枚が最多記録ですが、他にバーブラ・ストライサンド(64年)、ジョン・デンバー(75年)が記録しています。また、ドナ・サーマーは同じ年に年間TOP10シングルに2枚、TOP10アルバムにも2枚登場を同時に達成した唯一のアーティストです。1979年に記録しました。

 

sny64222

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny64222

さて、クリスマス・シーズンになると登場する曲、必ずあります。HOT100のエントリー・ルールでポイントがあれば過去の曲でも登場できますのでこの曲も今年も登場しました。マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。23位に再登場しました。最高位は今年の1/9に記録した11位。登場週数は通算15週目です。通算ダウンロード数は320万。この曲を収録して94年にリリースされたアルバム『Merry Christmas』は全米で550万枚売れています。ビルボードではこの季節になるとホリデー100というチャートを発表しています。年末年始に6週間ぐらい発表されますがチャートは2011年にスタートしました。クリスマス・ソングをメインにかけている160のラジオ局の集計でチャートが作られています。2015年までの5年間のTOP10ソングをご紹介します。クリスマスには是非この10曲を!

 
10. Last Christmas / Wham! (1984)
9. It’s the Most Wonderful Time of the Year / Andy Williams (1963)
8. White Christmas / Bing Crosby (1942)
7. Christmas Eve (Sarajevo 12/24) / Trans-Siberian Orchestra (1996)
6. A Holly Jolly Christmas / Burl Ives (1964)
5. Feliz Navidad / Jose Feliciano (1970)
4. Jingle Bell Rock / Bobby Helms (1956)
3. The Christmas Song (Merry Christmas to You) / Nat King Cole (1946)
2. Rockin’ Around the Christmas Tree / Brenda Lee (1958)
1. All I Want for Christmas Is You / Mariah Carey (1994)

 

ビルボードが60年代から10年代までHOT100チャートでの女性アーティストの活躍の変遷を特集していましたのでご紹介します。ここでいう女性アーティストとはソロ、女性のみのグループの他に女性ソロ・アーティストによるコラボ、女性ボーカルがメインのグループが含まれます。

 

motb001173202

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/motb001173202

60年代:女性アーティストによる1位占有率22%
1位曲数:シュープリームス12曲、コニー・フランシス3曲など
1960年コニー・フランシスが女性アーティストで初のNo.1を記録。(1960/6/27 “Everybody’s Somebody’s Fool”)
シュープリームスが12曲の1位を記録。女性グループで歴代1位曲数。アメリカ人グループで歴代1位曲数。モータウン・レーベルのグループが活躍しました。

 

s_barbraesse

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0117021100

70年代:22%
1位曲数:ダイアナ・ロス、バーブラ・ストライサンド、ドナ・サマー4曲など
バーブラ・ストライサンドとドナ・サマーによる女性アーティストによるコラボで初のNo.1。(”No More Tears (Enough Is Enough)” 1979/11/24)
デビー・ブーンがHOT100史上初の10週間第1位を記録。(“You Light Up My Life” 1977/10/15-12/17)

 

rca547223

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca547223

80年代:29%
1位曲数:ホイットニー・ヒューストン、マドンナ7曲、ポーラ・アブドゥル、ブロンディ3曲など
ホイットニー・ヒューストン7曲連続第1位のビルボード記録達成。(“Saving All My Love For You” (1985) – “Where Do Broken Hearts Go” (1988))
デビー・ギブソン、女性による作詞作曲プロデュースで初の1位。(“Foolish Beat” 1988/6/25)

 

snyl308352

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/snyl308352

90年代:49%
1位曲数:マライア・キャリー14曲、ジャネット・ジャクソン6曲など
マライア・キャリー、12曲目のNo.1ヒット「Honey」で当時女性最多1位曲数だったマドンナとホイットニー・ヒューストンを抜いて史上1位に。(その後18曲まで伸ばしました。)
80年代から活躍してきたマドンナ、ホイットニー・ヒューストン、ジャネット・ジャクソンが引き続きチャートを賑わし、さらにマライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、TLC、トニー・ブラクストンなど女性アーティストの活躍が目だちました。

 

rca549080

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca549080

00年代:40%
1位曲数:ビヨンセ、リアーナ5曲、マライア・キャリー4曲など
ケリー・クラークソンの”My Life Would Suck Without You”が97位から1位になり1位へのジャンプアップ記録を更新。(2009/2/7)
ビヨンセ、ジェニファー・ロペス、アリシア・キーズ、ネリー・ファータドなどラッパーとのコラボの1位が増えました。
さらにマドンナ、ジャネット、マライアなど15年以上のキャリアのアーティストの活躍続きました。マドンナ、ジャネットは80年代、90年代、00年代で1位を記録。
2002年アメリカン・アイドルでケリー・クラークソンが優勝。アメリカン・アイドル出身アーティストは6曲が1位を記録。そのうち4曲が女性アーティストです。

 

cap84601

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/cap84601

10年代:47%
1位曲数:リアーナ9曲、ケイティ・ペリー8曲、アデル、テイラー・スウィフト4曲など
ケイティ・ペリー『Teenage Dream』から5曲のNo.1ヒットを記録し、1枚のアルバムからの最多No.1ヒットを記録していたマイケル・ジャクソンの『Bad』に並びました。
2014年11月29日付でテイラー・スウィフトがそれまで1位だった彼女の「Shake It Off」に代わって「Blank Space」で1位を獲得し、女性アーティスト初の2曲連続1位独占を達成。
リアーナが合計14曲のNo.1ヒットを記録し、ビートルズ、マライア・キャリーに次いで歴代3位の1位曲数を達成。

 

 

/////////////////////////////

 

 

12/17付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

rpblb002591902

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

今週の第1位は348,000EAUと今年のファースト・ウィーク・セールスで3番目の換算枚数を記録したザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は209,000枚でした。この差139,000枚相当分が収録曲のデジタル・セールスとストリーミング数をアルバム・セールスに換算した分なのですが、ストリーミングがとにかくすごかったようです。合計1億7520万ストリームスを1週間で記録して、これが11万7000枚のアルバム・セールスに換算されました。ちなみに発売第1週で今年最多セールス、104万EAUを記録したドレイクの『Views』が初登場した際には2億4510万ストリームスが1週間で記録され、16万3000枚のセールスに換算されました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はザ・ウィークエンドだけです。

 

sny533682

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny533682

今年2番目のファースト・ウィーク・セールスを記録したのは653,000EAUのビヨンセ『Lemonade』です。今週は64位の入っています。第59回グラミー賞のノミネートが発表されましたが、ビヨンセは最多の9ノミネートを勝ち取りました。これで合計ノミネート回数は62となり女性アーティストでは史上最多です。去年までに20回受賞しています。すごいですね。今回は同じ年にロック、ポップ、R&B、ラップ部門でノミネート。これは史上初だそうです。過去には同じ年でなければ、ポール・マッカートニーとジャネット・ジャクソンが記録していました。アルバム『Lemonade』には「Daddy Lessons」という曲が収録されています。この曲はディクシー・チックスが今年のツアーでカバーしています。この曲を今年のCMAの授賞式でディクシー・チックスはビヨンセとコラボしました。この曲がカントリー部門でノミネートかと思われましたが、グラミー賞のカントリー委員会がこの曲のノミネートを拒否したそうです。

 

prel1541

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/prel1541

そのカントリーですが、今週のカントリー・アルバム・チャートでは同一アーティストが3枚同時にTOP5にチャートインするという珍事が起きました。ガース・ブルックスです。10枚目のスタジオ・アルバム『Gunslinger』がビルボード200では25位に初登場しましたが、カントリーでは4位に初登場。奥さんのトリーシャ・イヤウッドとのクリスマス・アルバム『Christmas Together』が2位(ビルボード200では14位)、ウォルマート限定で発売された『Christmas Together/Gunslinger』が5位(ビルボード200では21位)にランクインしたのです。TOP5に3枚以上のアルバムをランクインしたのはカントリー・アルバム・チャートでは4回目。ガース・ブルックスは2度目です。過去の例は以下の通りです。チャーリー・リッチは複数週記録しています。

 
1968/10/19 グレン・キャンベル
1位 Gentle On My Mind
2位 Bobbie Gentry & Glen Campbell
4位 By The Time I Get To Phoenix
5位 A New Place In The Sun

 

1974/6/27 チャーリー・リッチ
2位 There Won’t Be Anymore
3位 Behind Closed Doors
4位 Very Special Love Songs
5位 The Best Of Charlie Rich

 

1992/12/12 ガース・ブルックス
1位 The Chase
3位 Beyond The Season
4位 No Fences

 

pq_dollyult

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca52008b

ところで、11/29のニュースでアメリカ・テネシー州の観光地、グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園のそばのガトリンバーグで大規模な山火事が発生し、これまでに14人が死亡、145人以上がけがをし、ホテルなど2500棟以上が焼失しているとのことです。これに対して、ドリー・パートンが被災した家族すべてに6ヶ月間毎月1000ドルを送るため基金を設立しました。Dollywood Foundation My People Fund です。こちらにはケニー・チェズニーが50万ドル、テイラー・スウィフトが20万ドルを寄付しています。さらに12/13にはドリー・パートンのドリウッドでドリー・パートンが主催して被災者への寄付を募るためテレソンが行われました。このプログラムではすでに収録されたパフォーマンスに加えて20組のアーティストがライブ・パフォーマンスを行いました。ドリー・パートンの他に、リーバ・マッキンタイア、ケニー・ロジャース、アリソン・クラウス、シンディ・ローパー、ドン・マクリーンなどが参加したようです。12/15のニュースではこのテレソンで900万ドル近くが集まったとのことです。

 

 


« Older Entries
Copyright© 2011-2016 Young Staff co.,LTD All Rights Reserved.