6月, 2015年

あのヒット曲<764>Donna Summer

2015-06-23

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《764》

36年前、1979年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

70年代の「ディスコ・ヒット」を代表する1曲!

 

彼女にとって、

前年の「MacArthur Park」に続く、

2曲目の全米NO.1ヒットでした。

 

一旦、

Bee Gees「Love You Inside Out」に

その座を譲りましたが、この週を含め、

合計3週間NO.1を獲得。

この年の年間ランキング7位を

射止めました!

 

ちなみに、作者の一人は、

この6年後、1985年に「Axel F」

(邦題「アクセル・フォリーのテーマ」の

大ヒットを放つ、Harold Faltermeyer

でした・・・・

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=1IdEhvuNxV8

 


新旧お宝アルバム!#5「Carole Bayer Sager」Carole Bayer Sager

2015-06-22

新旧お宝アルバム #5

Carole Bayer SagerCarole Bayer Sager (Elektra, 1977)

5回目の「新旧お宝アルバム!」、「旧」のアルバム紹介の番の今回は、「007/私を愛したスパイ(Nobody Does It Better)」「ニューヨーク・シティ・セレナーデ(Arthur’s Theme)」「愛のハーモニー(That’s What Friends Are For)」などなど数々のAORの名曲の共作者として知られる1970年代~1980年代を代表するソングライターの一人、キャロル・ベイヤー・セイガーがシンガーとして1977年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム「Carole Bayer Sager(邦題:私自身)」を取り上げます。

Carole Bayer Sager (Front)

1970年代から80年代にかけて全米ヒットチャートファンの方や、同時期のAOR系の楽曲がお好きな方であれば、上記のヒット曲の共作者として、彼女の名前を一度や二度は耳にしたことのある方も多いと思います。

まだ高校生の時に書いた「A Groovy Kind Of Love」が1965年UKのグループ、マインドベンダーズに取り上げられ全米最高位2位のヒットになったのが、彼女のプロとしてのソングライターキャリアの華々しい始まりでした。

その後1975年にデビューしたメリサ・マンチェスターのトップ10ヒット「Midnight Blue」、1977年レオ・セイヤーの全米No.1ヒット「はるかなる想い(When I Need You)」とカーリー・サイモン007…」(全米最高位2位)とヒットを重ねて、シーンでのソングライターとしての実績を確保したタイミングでリリースされたのが、このシンガーとしてのファースト・ソロアルバム。

時にキャロルは30歳の女盛り。作詞作曲の才能だけでなく、レコード・プロデューサーの夫がありながら「007」との共作者、マーヴィン・ハムリッシュとの浮名も流すなど、女性としての魅力も溢れていた様子は、オシャレなスタイリングで写ったこのアルバムのジャケットや、コケティッシュな美貌を大写しにした裏ジャケからも充分伝わってきます。

Carole Bayer Sager (Back)

彼女はこの後1982年にあのバート・バカラック夫人となり、上述の「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」「愛のハーモニー」「オン・マイ・オウン」(パティ・ラベルマイケル・マクドナルド)といった珠玉の作品群を作り出すのですが、その前の、いわばキャリア上昇期にそれまでの作品の決算的な形で出されたのがこの作品です。

アルバムオープニングの「Come In From The Rain」から最後の「Home To Myself」(いずれもメリサ・マンチェスターとの共作)まで、キャロルの歌は彼女の歌を歌うシンガー達に比べて決して上手いというものではありません。ただ、特徴のある、その容貌にも通じるコケティッシュな声にはついつい引き込まれてしまいます。

またこのアルバムの曲の多くは「好きな人に対する想いを秘めつつ、同時に自らが傷つかないように」という、男女の関係が微妙に不安定な状況を歌ったものが多いのですが、そうした曲をある時はしっとりと(「Sweet Alibis」「I’d Rather Leave While I’m In Love」)、またある曲では自らを元気づけるかのようにアップテンポ(「Don’t Wish Too Hard」「You’re Moving Out Today」)で歌うキャロルの情感のこもった歌声は、歌唱力云々を超えて聴くものの琴線に触れる瞬間をいくつも生み出してくれます。

こうしたキャロルの情感あふれる歌詞を載せた収録曲は、どれもメインストリーム・ポップの作品として極めてクオリティの高い楽曲ばかり。

それまでにキャプテン&テニールが歌った「Come In From The Rain」や後にリタ・クーリッジがヒットさせる「I’d Rather Leave While I’m In Love」などをはじめ、いずれも彼女とメリサ、マーヴィン・ハムリッシュ、ブルース・ロバーツ、ピーター・アレン、ベット・ミドラーといった当時のシーンを代表する作曲家やアーティスト達との小粋で、ちょっとキッチュな感覚を感じさせるメロディや構成の共作曲の数々で固められています。そう、60年代NYのブリル・ビルディング・シーンで活躍したキャロル・キングバリー・マンたちの直系のソングライティングの匠が、新しい息吹を持って脈づいている、そんな楽曲が並んでいるのです。

またこのアルバムの音作りも一流。当時NYの有名スタジオ、レコード・プラントで、ブルックス・アーサーのプロデュースによるこのアルバムには、ギターのリー・リトナー、ドラムスのジム・ケルトナー、ベースのリー・スクラー、ピアノのニッキー・ホプキンスなど、70年代を代表するスタジオ・ミュージシャンを中心とした錚々たる面々が参加して、キャロルのシンガー・デビューを盛り上げてくれています。出来が悪かろうはずがありません。

Carole Bayer Sager Single

キャロルはこの後も「…Too」(1978年)、「Sometimes Late At Night」(1981年)の2枚のソロを発表し、3枚目からは「Stronger Than Before」(バカラック、ブルース・ロバーツとの共作)で全米ヒット(最高位30位)も放つなど一定の成功を収めるのですが、個人的にはまだまだシンガーとしてもソングライターとしてもまだブレイクして間もなく、自信と不安が錯綜しているような感じを漂わせるこのアルバムが、後のややオーバープロデュース気味の作品よりも彼女の魅力をより強く感じさせてくれると思います。

これから梅雨の季節。彼女の楽曲はいずれも物思いにふけりながら聴くにはぴったりのものばかり。

週末の午後など、ゆっくりコーヒーでも飲みながら、彼女の素敵な楽曲の世界に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

<チャートデータ>

You’re Moving Out Today(おかしな恋人)ビルボード誌全米シングル・チャート(Hot100)最高位69位(1977.11.19)


Bay City Rollers ㊙日記(126)

2015-06-22

1978年

 

August 16th Wednesday  Fine

 

780816-1

 

ほんとに彼らは今、日本にいるのかなぁ?

 

あ~~あ、やだなぁ、もう帰ってしまったかもしれない。

もうすでにあの遠いとお~~いイギリスの地にいるのカモ・・・・。

 

あ~~ん・・・さみしーーよォ・・・

IAN~~~!今、君はどこにいるのですかぁ???

 

さて、私また夢見たのでス。

でもDAMIANしか出てこないの。

 

その内容はというと・・・

 

ここは楽屋といったカンジのところ。

私とイーchan、そして目の前にDAMIANがいるのでス。

 

私が「ねぇ、DAMIAN、あのARMYシャツPresentした子

(つまりアッコchan)どう思う?」

 

なんて聞いてるの、日本語で。

以下DAMIANのコトバもすべて日本語。

 

DAMIANはなんかあんまりはっきりしない返事をするの。

 

私たちは「ほら、DAMIANが3日のConcertでARMYシャツと

下駄のペンダントしてきたでしょ?

あれPresentしたコよ!」

 

って言ったら

 

「え~~~!僕、下駄のペンダントはしてきてないよ」

 

なんて言うの・・・。

 

780816-2

 

私たちは

「変ねぇ、ちゃんとペンダントしてきたくせに・・・・。」

と思ったんだけど。

 

そしてこう会話は続いたの。

 

以下 H:わたし  D: デミアン

 

H: 「ねぇ、写真見てないの?」

D: 「えっ?写真??」

H: 「Presentと一緒に入ってたでしょ?」

D: 「あぁ、いけない。あれは見なかったんだ。」

 

ここで私たちはガ~~~~ン!!

 

ということはきっとIANも見なかったんだと

私はその時なぜか確信してしまいショックでした。
そうしたらDAMIANは自分の周りのたくさんのFANからの

プレゼントを見て

「あぁ、ここにそのPresentがあるよ」

 

と言って私たちの言ったその写真を探してとろうとしたの。

 

But!彼が初めに手にしたのはアッコchanのLetterでした。

DAMIANは、それを開けてすごく真剣に読み始めたの。

 

今、考えるとそれはそれでいいと思うんだけど

その時の私たちは写真を見てもらって、アッコのことを

どう思うか、すごく聞きたかったみたいだったので。

 

Presentの袋(なぜか袋だったの)の奥の方にある

写真を見て

「あ~~ん、あそこに写真あるのに・・・・」

なんてがっかりしてたの。

 

だって本当にDAMIANはLetterを真剣に見ていて

とても「写真を今見て!」

なんて言えない雰囲気だったの。

 

そうこの時、私たちなんかもうここにいる時間が

無かったみたいなのネ

だから今、この大切な時間にDAMIANが真剣に

Letterなんて読んでたから

ひじょーーにあせってたワケ。

 

その時間内にDAMIANに写真見てもらって

アッコchanのことをどう思うか聞かなくては

ならなかったから。

 

But!とうとう時間が無くなってしまい、

私たちは帰らなければならなくなってしまったの。

 

DAMIANはまだ真剣にLetterを読んでいる。

とうとう聞けなくて悔しかった。

 

そして私は別れ際にDAMIANに

「ねぇ、IANにも絶対写真見るように言っておいてネ!

おねがいよォ!!」

 

なんて必死な顔して言って別れたのデス・・・。

 

あ~~ぁ、でもなーーんか変な夢だった・・・

 

ねぇ、IANもたまには私の夢に出てきてよォ・・・

 

780816-3

 

ところで今日、札幌のコからLetterが来たの。

TERRYのFANだって。

でもやっぱ福岡のコにすることに決めた。

福岡公演のコトも聞きたいし。

 

今日、心待ちに楽しみにしていたテレジオ7の写真が

出来る日なので、ドキドキしながら取りに行ったら

 

が~~~ん・・・・

 

撮れてませんだって・・・。

 

現像料300yen取られて帰ってきたの。

 

But、家帰ってFilm見てみると

まぁみんなぼやけてるけど、ちゃんと撮れてるのよ!

 

これはぼやけてるからって、きっとやってくれなかったんだ!

 

ワーー!くやし~~~~!!

私はいくらぼやけていてもいいのに・・・・

 

他の写真やサンで明日焼き増しということで

頼んでみよう!!

絶対撮れてるんだから。

 

もうくやし~~~!!

 

ところで1番初めに撮ったやつ、

5人入れたつもりなのになぜか4人だった。

 

ギセーシャは・・・・なんとIANでした。

ばか~~~~!!!

 

ではどっかにいるIANくん・・・・

 

Good Night!!

 

でもこの頃よく夢でDAMIANと話をするナァ・・・

おかし~~~!

 


あのヒット曲<763>Joan Jett&The Blackhearts

2015-06-22

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《763》

33年前、1982年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、7位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

前のシングル

「I Love Rock’N’ Roll」の大ヒットで、

強烈なインパクトを与えた彼女たちの

次なる「刺客」。

 

オリジナルは、1969年、

2週連続全米NO.1に輝いた

Tommy James&The Shondellsという

カヴァー・ヒットでした。

 

この週を含め、2週連続最高位7位を

記録しました・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=xTfHhNg1iII

 


あのヒット曲<762>The Beatles

2015-06-19

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《762》

45年前、1970年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

彼等にとって、20曲目(今のところ最後)の

全米NO.1ヒット。

 

Hot 100内、35位に初登場以降、

12位→10位→1位!という「早業」で

王座奪取。

この週は、2週目のNO.1を確保していましたが、

翌週には、Jackson 5「The Love You Save」

(邦題「小さな経験」)に引きずり降ろされて

しまいました・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=Xqu9qhBHWNs

 


あのヒット曲<761>New Kids On The Block

2015-06-18

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《761》

26年前、1989年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

80年代後半から、90年代初頭にかけて、

一世を風靡した男性アイドル・グループ。

 

彼等にとって、

3曲目の全米トップ10ヒットであり、

初の全米NO.1ソングでした。

 

Bette Midler「Wind Beneath My Wings」

(邦題「愛は翼にのって」)を倒して、王座奪取。

しかし、この翌週には、

Richard Marx「Satisfied」にその座を奪われて

しまいました・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=ZT_7UjCVELg

 


あのヒット曲<760>The O’Jays

2015-06-17

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《760》

41年前、1974年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、9位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

ベテラン・ソウル・トリオにとって、

4曲目の全米トップ10ヒット!

 

日本での知名度は低く、

他の「派手な」ヒットに比べると

「地味~な」存在ですが、

濃いソウル・ファンにとっては、

演奏&コーラスが織りなす「間」が

たまらない1曲ですね。

 

この週の9位が、最高位。

邦題は「???」。

う~ん・・・。

唯一の「減点事由」?でしょうか・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=Hktcsp9msBo

 


Vanessa Williams@Blue Note Tokyo(ネタバレ注意!!)

2015-06-16

近年は割と小さな会場にて、ほぼ毎年来日公演を行っている

Vanessa Williams♪

今年もBlue Note Tokyoにて・・・

6月15日(月)のセカンド・ステージです。

IMG_2240

開演予定時刻21:30を過ぎると、メンバー登場で、ライトダウン!

キーボード2人、ギター、ベース、ドラムス

女性バック・コーラス2人、とステージ上に7人

そして黒いドレスで・・・

Vanessa Williams登場!!

さすが、元ミス・アメリカ!!いつもお綺麗です。!!

軽快なドラムスのビートで、The Real Thing♪でスタート、近年の彼女のテーマ曲のようになっています。

「今のはアルバムのタイトル曲、次はファースト・アルバムから、1988年のヒット!!・・・」

そう言って、Dreamin’♪

女性コーラスの2人もフィーチャー、軽快なノリで、ギター(Keith Robinson)の音も冴えています。

続いて、ピアノをフィーチャーして、ヒット曲、Love Is♪

Vanessaはしっかり聴かせ、そしてBrian McKnightのパートは、ピアノ奏者(Leo Colon)が歌っていました。またギター・ソロも印象的でした。

「デイズニー映画「ポカホンタス」から・・・」

と、お馴染みの、Colors Of The Wind♪

途中、ややテンポが変わった・・・と思いきや、ヒット曲、The Sweetest Days♪が続きます。

ここで一転、躍動感のあるナンバー、The Comfort Zone♪

Vanessaのセクシーなポーズも印象的です。

「1997年に初めて日本に来た時から、このメンバーでやっている・・・」

と、Keithのアコースティック・ギターを中心に、Constantly♪

途中から、他の楽器も加わり、各メンバーのソロもフィーチャーされました。

・・・

ここから、ブロードウエイ・タイム(?)

彼女自身も出演した、After Midnightからとのことで、先ずは女性シンガーの1人、Carmen Ruby Flydが歌う、Cleore Love Song♪、これはスキャットでした。

Vanessaが戻り、「Lena Horneでもお馴染み・・・」と、Stormy Weather♪

「ジュリー(?)という役で2曲歌ったけど、そのうちの1曲、全てを失った女性の歌・・・」

そう言って、Bill♪というナンバー、

そしてもう1人の女性シンガー、Shelley Thomasをフィーチャーしての、Losing My Mind♪

4曲のミュージカル・コーナー・・・

・・・で、ステージは一転、彼女自身も定番としているIsley Brothersの、Work To Do♪

再び躍動感溢れるライヴ!!

Vanessaは観客に謝辞を言って、そして・・・

Oh How The Years Go By♪

但しこれは短く、お馴染みのピアノのイントロが・・・

Save The Best For Last♪

場内大歓声!!

もしかすると頭痛薬のCMを思い出している人もいるかも知れませんが・・・(笑)・・・それはそれで良いのではないでしょうか。!?

多くの人にそれだけ愛され親しまれたナンバーを観客はしっかり聴き入っていて、Vanessaはいったん下がりました。

・・・

が、すぐに戻って、Keithが奏でるフラメンコ調のギター!!

勿論、Babyface作の、Betcha Never♪

観客もほぼ総立ち、Vanessaは途中、ダンスも披露!!

エンターテイナーぶりもしっかり発揮したゴージャスなステージはここで幕となりました。

IMG_2243

実は彼女のライヴは、途中のコーナー(今回はブロードウエイ・ミュージカルAfter Midnightの曲・・・)以外、セットリストは毎回ほぼ同じです。

でもファンの皆様もそれを十分承知していて、彼女のエンターテイナーぶりを満喫、毎回リッチな気分を味わっていることと思います。

それだけにいつまでもお美しく、いつまでもお元気で素晴らしいショーを!!

そう思っている次第です。!!

 


あのヒット曲<759>Madonna

2015-06-16

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《759》

31年前、1984年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、10位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

「聖母」にとって、

記念すべき初の全米トップ10ヒット!

 

作曲・プロデュースを、

「奇才」Reggie Kucasが手掛けた作品で、

Hot 100内に30週間チャート・インする

ロング・ヒットとなりました!

 

この週を含め、2週連続最高位10位を記録。

この半年後には、「Like A Virgin」で大ブレイクする事になる

このスーパー・スターにとって、重要な1曲となりましたね・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=mn4g28fisz0

 


新旧お宝アルバム!#4「The Phosphorescent Blues」Punch Brothers

2015-06-15

新旧お宝アルバム #4

The Phosphorescent BluesPunch Brothers (Nonesuch, 2015)

4回目を迎えた「新旧お宝アルバム!」、今回は「新」のアルバム紹介の番。

今日は今年リリースされたばかりの、ニューヨークはブルックリンをベースに活動する名うてのフォーク/ブルーグラス界のミュージシャン達による「プログレッシヴ・カントリーロック・バンド」パンチ・ブラザーズの4作目、「The Phosphorescent Blues」をご紹介します。

Punch Brothers (Front)

第2回のレイク・ストリート・ダイヴに続いて今回紹介するパンチ・ブラザーズも、多くのリスナーの皆さんには初耳の名前でしょう。ましてや「プログレッシヴ・カントリーロック」って何だ?と思われる方も多いと思います。

パンチ・ブラザーズは、2006年に、プログレッシヴ・カントリー・バンドのニッケル・クリークのボーカルでマンドリン奏者のクリス・シーリーと、グラミー賞最優秀ブルーグラスアルバム部門に2013年と今年の2度ノミネートされた達人バンジョー奏者のノーム・ピケルニー、そしてそのノームのアルバムをプロデュースし自らもフィドル奏者として著名なゲイブ・ウィッチャーの3人を核に、ギターのクリス・エルドリッジとベースのグレッグ・ギャリソン(2008年脱退、後任はポール・コワート)を加え結成された5人組です。

彼らのサウンドを一言で表現するのは難しいのですが、ポップ、メインストリームロックやクラシックの要素を持ったプログレッシヴ・ロック的な楽曲をアコースティックな楽器で表現しているバンド、と言えば少しはイメージが掴めるでしょうか。

Punch Brothers Jacket(Open)

 

何しろ彼らの演奏技術と楽曲のクオリティの高さは実際に曲を聴いて頂くのが一番なのですが、アルバム冒頭の「Familiarity」からしていきなり10分以上に及ぶ、三部構成でメロディやリズムが次々に変化する、いわば「ブルーグラスの『ボヘミアン・ラプソディ』」とでも言うべきプログレッシヴ・ロック的な一曲。しかし楽曲の出来が素晴らしいのと、演奏のタイトさで全くその長さを感じさせません。

かと思うと、2曲目の「Julep」や4曲目の「I Blew It Off」などはとてもメロディの親しみやすいポップなナンバーで、「I Blew It Off」なんて「あれ?これ、スーパートランプのヒット曲のカバーだったっけ?」と思ってしまうほどキャッチャーなメロディの曲。

その一方で、ドビュッシーベルガマスク組曲第4番「パスピエ」(「Passepied (Dubussy)」)や20世紀初頭のロシアのピアニスト、スクリャービンの「嬰ハ短調前奏曲」(「Prelude (Scriabin)」)といったクラシック曲や、伝統的フォーク楽曲である「Boll Weevil」といった様々なジャンルの楽曲をマンドリン、フィドル、バンジョー、ギターという楽器構成で自曲のように見事に演奏表現してしまうという、極めて高レベルのミュージシャンシップには思わず圧倒されます。このあたりは、自ら楽器を演奏される方が聴くとより的確に評価頂けるのでは。

Punch Brothers (Insert)

とかくカントリーやブルーグラス、というとコテコテのカントリー&ウェスタン的な楽曲や、カウボーイが出てきそうなサウンドのフィドルやバンジョーの演奏スタイルを思い浮かべる方は多いと思います。

でもこのアルバムは、単に使われている楽器がマンドリンやバンジョーなどである、と言うだけで、楽曲や演奏へのアプローチなどは、70年代ウェストコーストロックやプログレッシヴ・ロック、はたまた初期のフュージョン・ジャズなどを思わせ、こうしたジャンルに親しんだ方なら、このアルバムの音世界にすんなり入れます。

このアルバムにそうした親しみやすさを加えている貢献者は、このアルバムをプロデュースしたTボーン・バーネットでしょう。

Tボーン・バーネットといえば、2009年グラミー賞最優秀アルバム賞を獲得した、ブルーグラスの女王アリソン・クラウスロバート・プラントが組んだルーツ・ロックの名盤「Raising Sand」を始め、ロス・ロボスエルヴィス・コステロなどの代表作を過去手がけた、アメリカン・ルーツ・ロックの分野では定評のあるサウンド・メーカー。彼のプロデュースが、場合によってはコアなブルーグラスの方に行ってしまいそうなサウンドに効果的にメインストリーム的なクオリティを与えています。

このアルバムは既に一部のミュージシャンの方々には高い評価を得ているようで、先日某FM曲で高橋ユキヒロさんが「最近お気に入り」ということでプレイされてましたし、現在NY在住の矢野顕子さんは自称パンチ・ブラザーズの「追っかけ」というくらいこのバンドに惚れ込んでおられるようで、特に「ライブで彼らが音を一つでも外したのを聴いたことがない」というくらい、ミュージシャンとしてのレベルの高さを評価しておられるようです。

Punch Brothers (back)

ミュージシャンでなくとも、このアルバム冒頭の「Familiarity」の壮大な組曲的な楽曲を聴いて頂ければ、伝統的な楽器と演奏スタイルでこんなにコンテンポラリーで、ロックして、映画音楽のようにイメージを掻き立てる表現ができるのかとちょっとした高揚感を経験できると思います。

第1回で取り上げたジャクソン・ブラウンの「Late For The Sky」同様、ベルギーの抽象画家ルネ・マグリットの作品(1928年の「恋人たち」)を印象的に使ったアルバム・ジャケットもこのアルバムが特別であることを感じさせてくれます。

ひとつカントリーやブルーグラスとかへの先入観を押入れにしまって、パンチ・ブラザーズのユニークで耳に楽しいアルバムを経験してみてはいかがでしょうか。

<チャートデータ>

ビルボード誌全米アルバムチャート最高位37位(2015.2.14)

同全米ロック・アルバム・チャート最高位9位(2015.2.14)

同全米ブルーグラス・アルバム・チャート最高位1位(2015.2.14〜2.21)


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