8月, 2015年

2015/8/22 Billboard Chart

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8/22付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はディズニー・チャンネルのオリジナル・ムーヴィー『Descendants』のサウンドトラックです。セールス枚数は42,000EAU(換算枚数)でしたが、実売は30,000枚と91年にサウンドスキャンがカウントし始めてから1位の最低セールスを更新してしまいました。これまでは2011年2月12日付で1位になったエイモス・リーの『MIssion Bell』の4万枚でした。今年はサウンドトラックがたくさんヒットする年で、『Empire』、『Furious 7』、『Pitch Perfect 2』に続いて4枚目です。1年にサウンドトラックの1位が4枚というのは2009年(『Hannah Montana: The Movie』、『Loso’s Way』(Fabolous)、『The Twilight Saga: New Moon』、『Michael Jackson’s This Is It』)以来とのことです。

 

 

この映画は、ディズニーのかつての映画に登場する悪役たちの子どもが主人公で、学園ミュージカルで『アラジン』ジャファーの息子ジェイ、『眠れる森の美女』マレフィセントの娘マル、『白雪姫』魔女の娘エヴィーと『101匹わんちゃん』クルエラ・ド・ヴィルの息子カルロスが登場。さらに『美女と野獣』の息子ベン、『シンデレラ』の息子チャド、『眠れる森の美女』オーロラ姫の娘オードリー、『ムーラン』の娘ロニーらも登場します。

 

 

今週のTOP10内初登場はあと1枚です。

 

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第7位に初登場したのがリル・ディッキーの『Professional Rapper』です。29歳とのことで、かつては広告代理店に勤めていたそうです。2013年に「Ex-Boyfriend」のラップ・ビデオをYouTubeに投稿すると24時間で100万回の再生があったとか。その後も週1回5ヵ月連続でアップを続けて、昨年2月には初のライブも開きました。今回のデビュー・アルバムにはスヌープ・ドッグやTペイン、フェティ・ワップなども参加しています。ラップ・アルバム・チャートで初登場第1位です。フィラデルフィア生まれで本名はデヴィッド・バード。コメディ・ラッパーですね。

 

 

他には、20位から8位に上がったのが、トゥエンティ・ワン・パイロッツの『Blurryface』。何で今頃の急上昇かというと、アナログLPが発売になったのです。これが、7000枚売れて合計25,000枚の売り上げを記録して8位に入りました。ちょっとの売り上げ増で順位が急上昇。このくらいセールスは枯渇してしまっているんです。

 

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9位と12位、13位にはレッド・ツェッペリンの再発盤がランクインしました。『In Through The Out Door』、『Coda』、そして『Presence』です。それぞれオリジナル・アルバムのリマスター盤と、それに未発表バージョンなどを収録したデラックス・エディションが発売になっています。

 
13位から10位にドレイクの2月12日にリリースされたアルバム『If You’re Reading This It’s Too Late』が上がりました。このアルバム、今週のセールスを加えて100万枚を突破したとのことです。今年発売されたアルバムのミリオン・セラー第1号です。ドレイクにとって4枚目のミリオン・セラーとなりました。ちなみに2015年これまでで最も売れているアルバムはテイラー・スウィフトの『1989』(今週3位)で146万3000枚売れています。『1989』は通算では512万4000枚のセールスです。

 

 

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29位にはセイント・アソニアのデビュー・アルバム『Saint Asonia』が初登場。ハード・ロック・アルバム・チャートで初登場1位です。元スリー・デイズ・グレイスのアダム・ゴンティアにステインドのマイク・ミューショック、ステレオマッドやダーク・ニュー・デイ、アイ・エンパイアに所属していたコーリー・ロワリー、元フィンガー・イレヴンのリッチ・ベドーの4人組スーパー・ロック・バンドです。昨年カナダのトロントで結成されました。

 

34位にはレゲエ・アルバム初登場1位のジョス・ストーン『Water For Your Soul』が初登場。187位にはデイヴ・コーズの『Collaborations: 25th Anniversary Collection』が初登場しました。こちらはコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで9枚目の1位となりました。1987年にチャートがスタートしてますが、最多1位は16枚のケニーG。9枚はフォープレイと並んで歴代2位タイとなりました。

 

(アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。)

 

 

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8/22付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

 

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今週の第1位は8/22ニューヨークのジョーンズ・ビーチで行われた『ビルボードHOT100フェスティバル』に出演したザ・ウィークエンドの『Can’t Feel My Face』です。デジタル・セールスは1位から2位、ストリーミングは5位から4位、ラジオ・ソングスでは2位から1位となりました。ラナ・デル・レイやエド・シーランも参加している2枚目のスタジオ・アルバム『Beauty Behind The Madness』は8/28リリースです。この曲のソングライター、プロデューサーにマックス・マーティンの名前がありました。彼にとってはソングライターとして、21曲目の1位。今年だけでもテイラー・スウィフトの「Blank Space」、「Bad Blood」に続いて3曲目の1位なんです。21曲の1位はポール・マッカートニー(32曲)、ジョン・レノン(26曲)に続く歴代3位。プロデューサーとしては19曲目の1位で、これはジョージ・マーティンの23曲に続く歴代2位となっています。

 
そして今週第3位にいきなり初登場したのが、年末までにリリースが決定し、4人になって初めてのアルバム(通算5枚目)からのファースト・シングル、ワン・ダイレクションの「Drag Me Down」です。35万ダウンロードを記録してデジタル・セールスでは2012年「Live While We’re Young」、2013年の「Best Song Ever」に続いて3曲目の第1位です。オーストラリアでは初のNo.1ソングとなりました。前のアルバム『Four』も人気が出てアルバム・チャートで78位から49位にアップして4枚目のミリオン・セラーとなりました。

 
9/25にデビュー・アルバムのリリースが決まったフェティ・ワップですが、現在クリス・ブラウンの『One Hell At A Nite Tour』に同行しています。今週は「Trap Queen」が7位から9位、「My Way」(フィーチャリング・モンティ)が8位から10位、「679」(フィーチャリング・レミー・ボーイズ)が16位から17位にランクされています。

 

21位にはドレイクの「Back To Back」が初登場しました。今週はHOT100に4曲がエントリーしていますが、この曲でHOT100登場曲数が91曲目となっています。歴代4位タイですが、メイン・アクトとしては48曲、フィーチャリング・アクトとして43曲登場しました。

 
HOT100登場曲数ランキング

 

1位 207曲 Glee Cast
2位 126曲 Lil Wayne
3位 108曲 Elvis Presley
4位  91曲 James Brown
4位  91曲 Drake
6位  83曲 Jay Z
7位  74曲 Ray Charles
8位  73曲 Aretha Franklin
9位  72曲 Chris Brown
10位  71曲 Beatles

 
ほかのチャートから2つほど。

 

ラテン・ソングス・チャートで今週12位から10位に上がったのがリッキー・マーティンの「La Mordidita」です。このチャートは29年の歴史がありますが、TOP10曲数が26曲となり、これは歴代4位とのことです。歴代1位は39曲のルイス・ミゲル。

 

2003年にスタートしたクリスチャン・ソングス・チャートではクリス・トムリンの「At The Cross (Love Ran Red)」が11位から10位にアップしてTOP10に入りました。これで21曲目のTOP10ヒットとなり、これはキャスティング・クラウンズ、マーシーミーと並んで歴代1位タイなんです。昨年11月にリリースされ、クリスチャン・アルバム・チャートでは5枚目のNo.1アルバムとなった『Love Ran Red』からのカットです。

 

 

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全米ヒットじゃなくてもお探しします。

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共同通信社刊 あめりかん☆ぱい佐藤直人編・著『ビルボード年間チャート60年の記録 1955-2014』は、現在発売中です!サンプルページを掲載しています。

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あのヒット曲<806>Paul McCartney&Wings

2015-08-21

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《806》

42年前、1973年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、2位にランクインしていたのが、

この曲でした。

 

彼(彼等)にとって、

5曲目の全米トップ10ヒット。

 

映画「007」シリーズの主題歌。

ライヴでは、その曲調変換の際に、

「爆音」を伴う1曲ですね!

 

この週を含め、

3週連続最高位2位を記録。

邦題は「???」でした・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=swVoXHVW-jI

 


あのヒット曲<805>Corey Hart

2015-08-20

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《805》

30年前、1985年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、3位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

1962年5月31日、カナダ生まれの

男性シンガー・ソング・ライター。

 

曲は、前年の「Sunglass At Night」

に続く、2曲目の全米トップ10ヒットで、

今のところ、彼にとって最大のヒットです。

 

この週を含め、

2週連続最高位3位を記録

しました!

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=-4pg6Jh94Lo

 


あのヒット曲<804>Chic

2015-08-19

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《804》

36年前、1979年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

その「前衛的」なサウンドと「衝撃的」な

チャート・アクションで、「全米トップ40」ファンを

「震撼」させたグループ、その2曲目の

NO.1ソング!

 

3枚目のアルバム「Risque」からカットされた

「名フレーズ」を持つこの作品は、

「強敵」Donna Summer「Bad Girls」を

倒して、王座奪取。

しかし、この翌週には、さらなる「強敵」

The Knack「My Sharona」に

引きずり降ろされました・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=eKl6EZShaaw

 


あのヒット曲<803>Survivor

2015-08-18

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《803》

33年前、1982年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

この暑い中、思わず

「腕立て伏せ」「腹筋」「ランニング」を

したくなる1曲ですね!

 

映画「ロッキーⅢ」の主題歌。

この週を含め、6週連続「王座」を防衛し、

1982年年間ランキングでは、2位に

ランクインしました!

 

ちなみに、

このメガヒットを「マットに沈めた」のは、

The Steve Miller Bandの

「ABRACADABRA」でした・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=btPJPFnesV4

 


Gilbert O’Sullivan@Billboard Live Tokyo

2015-08-17

自分が洋楽を聴き始めた’72~’73年頃、日本で最も多く聴かれていたのは、CarpentersとGilbert O’Sullivan

’90年代以降、割りとコンスタントに日本公演を行っていて、2年ぶりの来日公演は、前回同様、Billboad Live Tokyo、8月15日のファースト・ステージです。

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開演予定時刻18時とほぼ同時にカーテンが閉まりメンバー登場!!

女性シンガー2人を含む7人、ギターの音から演奏がスタート!!

そしてGilbert O’Sullivan登場!!

中央に位置した小型のローランドのエレクトリック・ピアノについて、軽快にYou Got Me Going♪でスタート

70歳に近いと思いますが、かつてと変わらないイメージ、後半はサックスもフィーチャー、続いてミディアム・テンポのA Friend Of Mine♪、こちらはフルートがフィーチャーされます。

「(日本語で)ヨーコソ・・・外は暑いけど中も暑くなるよ・・・」

そんなことを言って、初期のNothing Rhymed♪、こちらもフルートが効果的、ここで曲順を間違えた(?)ようで、歌われたのは、Out Of The Question♪、ポップな歌声は健在です。

「イギリスでは我々は行く先々で紅茶を飲むけど、日本では緑茶だよね・・・」

そんなことを言って、Where Would We Be (Without Tea)♪、歌詞のTeaをGreen Teaに変えて歌っていました。

曲はお馴染みNo Matter How I Try♪

ピアノを離れ、Who Was It♪、女性コーラスもパワフルに、ガラスの割れる音、動物の声とかの効果音も響きます。

再びピアノについてロック色の濃いStick In The Mud♪

歌もサックスも力強く響き続くHoudini Said♪、Beatlesを思わせるナンバー、女性2人だけでなく他のメンバーもコーラスをつけているのが強みと言えるでしょう。

「スペインのミュージシャンと録音した新作Latin Ala G!から・・・」

そう言ってラテン色の濃いMade In Love♪

続いて女性の歌もフィーチャーしたI Guess I’ll Always Love You♪、こちらはポップなナンバー!!

ライヴも半ば、お馴染みマウスハープとピアノのイントロからClair♪

場内では大喝采、後半のハーモニカも哀愁漂うムードになります。

一転してキーボード奏者のMichaelがアコーディオンを抱え、カントリー調のHold On To What You Got♪、

シンプルに、Ooh-Wakka-Doo-Wakka-Day♪、ここでは歌詞にTokyoを入れていて、

続くThe Niceness Of It All♪でもフルートの音色が印象的!!

ここでメンバー紹介、そのままハンド・マイクでYou Are You♪

’74年だったか、シングルのみリリースのポップなナンバー、ただこの頃から全米チャートに顔を出さなくなったので、レアなナンバーと思いました。

まだまだ続くといった感じで新作から、Hablando Del Rey De Roma♪

よりラテン色の濃いナンバー、熱くなってきたところでややクールダウン・・・

ヒット曲の一つ、Why, Oh Why, Oh Why♪

近年レゲエ風にアレンジされているようです。

そしてポップな曲調で、What’s In A Kiss♪

’80年頃、「そよ風のキッス」という邦題で日本でもよくかかっていただけに場内も大歓声、ストリングス、アコースティック・ギターの音色も心地よく、いったん終了となりました。

Gilbertだけ下がりますが、時間を置かず戻ってきて・・・

「何をやるかわかっていると思う・・・時間がなくてもやるよ・・・」

そんなことを言って、勿論お馴染みのイントロ、Alone Again(Naturally)♪

そう、この時を待っていました。

「今の時代もこのようなことを考えるべき歌なのだろう・・・Gilbert自身が65歳を過ぎても歌っているとは思わなかっただろうな・・・」

そんな思いも巡らしていました。

ただまだ終わりではなくMatrimony♪、リズミカルなナンバーだけに盛り上がり、後半の掛け声も楽しい雰囲気に!!

そして軽快なピアノからGet Down♪

場内も最高潮、Gilbertは立ち上がり、Get Down~♪と場内を煽り、Once Upon A Time~♪の部分はメンバー全員で、やはりこの曲で幕!!

最後はメンバー全員で整列、なんと全22曲90分!!

全体的に大人しかった満場の客席もスタンディング・オベーションとなっていました。

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Alone Again(Naturally)♪はこれからもずっと聴き継がれていく永遠の名曲!!

しかもそれだけでない名曲の数々、それがこのような身近な会場で!!

特に熱狂的なファンの方は至福の時を過ごされていたことと思います。

65歳も過ぎてしまったGilbert O’Sullivanですが、いつまでも元気で、そしてまた次回も日本でこのステージを!!

心から願うばかりです。!!


新旧お宝アルバム!#10「The Euclid Beach Band(夢のクリーヴランド)」Euclid Beach Band

2015-08-17

新旧お宝アルバム #11

The Euclid Beach BandEuclid Beach Band (Cleveland International/CBS, 1979)

世の中お盆ということでバケーションモードの今週、暑さは峠を越しつつあるとはいうもののまだまだ暑い毎日。「新旧お宝アルバム!」、第11回目の今回はそんな夏にある意味ぴったりの「旧」の極上ポップ・アルバム、ユークリッド・ビーチ・バンドの「The Euclid Beach Band(邦題:夢のクリーヴランド)」を取り上げます。

Euclid Beach Band Front

先週触れたブラック・ミュージック同様、AORも日本は世界的にもコアなファンが多いマーケットとして知られています。何しろあまり一般には知られない欧米AORアーティストのアルバムの日本のみCD再発も結構多く、そうした日本のみ再発CDを世界中のAORファンが求めるため、中古市場の価格が常に高止まりしているというやや不健全な状態が見られていることは、ファンならよくご存知でしょう。

今回取り上げるユークリッド・ビーチ・バンド夢のクリーヴランド」もそうした作品の一つで、2001年にソニーの洋楽秘宝館シリーズで世界初CD化されたものの、その後廃盤となっているようで、アマゾンなどで調べると目を疑うような値段がついていて、ファンの間での人気のほどを伺わせます。

そんな状況はさておき、このユークリッド・ビーチ・バンドというグループ、オハイオ州クリーヴランド出身の二人組、ピート・ヒューレット(g., vo.)とリッチ・ライシング(kbd., vo.)が1978年に結成したポップ・デュオ。彼らは以前は、70年代前半はラズベリーズを率い、1975年以降ソロで「オール・バイ・マイセルフ」(全米最高位2位)など数々のヒットを飛ばしたあのエリック・カルメンのバックバンドにいたミュージシャンでした。

この彼らの唯一のアルバム「夢のクリーヴランド」もエリックのプロデュース(曲も2曲提供)により、全編アメリカン・メインストリーム・ポップへのオマージュのようなとても良質のポップ・アルバムに仕上がっています。

今にしてみるとやや時代がかって聞こえてしまうストリングスのイントロで始まる冒頭の「Don’t Play That Song」は、TVやディスコなど、70年代当時のアメリカン・ポップ・カルチャーに対するオマージュ的な歌詞が、いかにもエリックっぽいメロディに乗って軽快に歌われます。ボーカルのピートの声質がエリックに凄く似ているのも、エリックの楽曲を彷彿とさせる一因。

続く「There’s Moon Out Tonight」はドライブイン・シアターでドラキュラ映画を見ながらポップコーン、ハイスクール・プロム(ダンスパーティ)など、こちらは60年代のアメグラ時代を思わせるこれもポップ・カルチャー趣味満点のポップ・チューン。

次もイントロからしてラズベリーズを彷彿とさせる、キャッチーなメロディの「Karen」(大滝詠一氏の曲ではありません)と、冒頭から次々に繰り出されるポップな楽曲で、メインストリームの、特に60~70年代のポップ・ファンに取ってはたまらない展開で一気に引き込んでくれます。

アルバム中盤はエリック作の甘いポップ・バラード「I Need You」でスタート。この曲は唯一シングルとしてチャートインしていますが、時代がディスコからニューウェイヴ等に移行していた中ではちょっと古臭く聞こえてしまったためか、小ヒットに留まっています。

続く「There’s No Surf In Cleveland(クリーヴランドに波はない)」は、イントロのビーチボーイズ風のコーラスや、全編を通じて使われる60年代サーフ・ロック風なサウンドなど、山下達郎氏が聴いたら喜びそうなサーフ・ロックのオマージュに徹している楽しさ。ご存知のようにクリーヴランドのあるオハイオ州は内陸州でビーチはなく、あるのはクリーヴランドが南岸に位置する五大湖のエリー湖。「水はあるけど波はないからLAの連中がやるようにビーチの女の子にボードを見せびらかすことなんかできやしない」というやや自虐的な歌詞を極上のポップメロディで聴かせ、ニヤリとさせます。

次の「End Of The World」はもう一曲のエリック作のミディアム・バラード。こちらはおそらくこのアルバムの中でメロディの完成度の高さとエリックっぽさという点では随一の名曲だと思います。

この後もナッシュヴィルのカントリー・ポップっぽい「You Make It Easy」など珠玉の楽曲がこのアルバムには満載ですが、エリックのプロデュース以外にこのアルバムをタイトなポップアルバムにしているのは、バック・ミュージシャンの豪華さ。

もちろんエリック自身も2曲でピアノに参加してますが、それ以外にも、サックスのデヴィッド・サンボーン、ドラムスのリック・マロッタ、ギターのヒュー・マクラッケンなどが随所に参加してアルバム全体を締めています。

同じクリーヴランド出身のエリック・カルメン全面バックアップという強力な楽曲サポートと一流のミュージシャンを交えた演奏が、このアルバムを今でもAORファンの間で高い人気を誇る大きな要因といっていいでしょう。

こんな素晴らしいアルバムを作りながら、残念ながらこの後グループは2作目を作ることなく1980年には解散してしまいます。

Euclid Beach Band Back

ポップ作品としては優れていても、当時のパンクやニューウェイヴに向かう音楽シーンの流れとはややずれてしまっていたこと、せっかくのいい作品がクリーヴランド中心の地域的なヒットに終わってしまったこと、所属していたクリーヴランド・インターナショナル・レーベル(あのミートローフがメインアーティスト)がレーベル経営でトラブルに会うなど、全国的なヒットにつなげるにはおそらくもう一つ運がなかったかもしれません。

残念ながらCDを入手するには困難な状況ですが、YouTubeなどでこのアルバムの楽曲を聴くことはできます。60~70年代のポップがまだポップだった頃、シンセサイザーやデジタル・サウンドがまだ影も形もなかったころの純粋なポップ・ソングの魅力を改めて楽しみたい方、是非一度このアルバムの楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

<チャートデータ>

I Need You

ビルボード誌全米シングル・チャート(Hot 100) 最高位81位(1979.4.14から2週間)


Bay City Rollers ㊙日記(134)

2015-08-17

1978年

 

August 22nd Tuesday Fine + Hot

 

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今、「Saturday Night Fever」をみてきたばかり。

 

そう、今日8月22日

あのIANくんの20歳のBirthdayなのデス♡

 

HAPPY♡BIRTHDAY, IAN!!

 

とうとうIANは20歳になってしまいました。

もうTeenではなくなってしまったの・・・

でもその点についてはIANにLetter書いたし

IANもまた読んでくれただろうし、いいのデス。

 

しかしRollersに入ったあの17歳のBaby Facceの少年は

もう20歳。

大人の仲間入りです。

ふ~なんか早いなぁ・・・

 

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その間、いろ~~んなことがIANの身の上にありましたネ

ありすぎると言ってもいいくらい。

 

栄光のRollersに加入。苦しみのすえ脱退。

 

そしてRosetta Stoneを結成。

 

ただこういう風に書くとカンタンな事のようだけど

その間にあのBaby Faceの少年は成長したのデス。

 

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まぁ、そんなことはもうわかりきっているし

もうこれ以上書く必要はないでしょう。

 

さてIANは1958年8月22日 AM 6:45 朝早く

Downpatric病院で生まれたのデス。

玉のような赤chanだったとか。(?)

 

さて(これが多いナ)今あと1分ほどで1時になります。

日本時間にするとAM6:45はPM3:45

 

20年前の今から2時間45分後

IAN MITCHELLという人はこの世に誕生したのデス♡

すご~~い!(何が?)

 

今頃IANは何やっていることやら。

Birthday Partyかしら・・・

でも多分DAMIANと合同だろうな。

Partyなんてたのしーだろうな。

なにしろあのメンバー5人が揃ってると

必ず何かが起こるナ

 

きゃ~~!わたしも出席した~~い!!

サイコーにおもしろソー!!もーダメ。。。

 

IAN KEVIN MITCHELL

 

↑なんとなく書いてみたかったの。

 

なんかやっぱシリメツレツになってきた。

 

ここでおわります。

 

とにかくIANくん♡

 

20歳のBirthday おめでとう!!

 

 

 


あのヒット曲<802>Bread

2015-08-17

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《802》

45年前、1970年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、2位にランクインしていたのが、

この曲でした。

 

70年代に、素晴らしい「癒し曲」を数多く

残してくれたグループ、その最大のヒット!

 

この翌週、

Carpenters「(They Long To Be)Close To You」

(邦題「遥かなる影」)を倒して、王座に輝きました。

 

邦題は「???」。

たった3分12秒で感じる事が出来る

極上の「涼感」ですね・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=s0KXV0gB0dw

 


あのヒット曲<801>Dino

2015-08-14

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《801》

26年前、1989年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、7位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

1963年7月20日、カリフォルニア生まれの

男性シンガーによる、ファンキーなダンス・ヒット!

 

非常に「ラジオ映え」するナンバーで、

日本のFM局でも全国規模で

Power-Playされていました!

 

この週を含め、

2週連続最高位7位を記録。

Hot100には、ほぼ半年、25週にわたって

ランクインするという、ロング・ヒットに

なりました。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=s7FQbpSgaT8

 


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