3月, 2017年

あのヒット曲<1193>Culture Club

2017-03-31

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1193》

34年前、1983年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、2位にランクインしていたのが、

この曲でした。

 

彼等にとって、

記念すべき「初」全米ヒット!

 

全英シングル・チャートでは、

ぶっちぎりのNO.1に輝きましたが、

全米シングル・チャートでは、

この週を含め、

3週連続2位が最高位。

王座奪取を強力に阻んだのは、

Michael Jackson「Billie Jean」でした・・・。

 

邦題は「???」。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=2nXGPZaTKik

 


あのヒット曲<1192>The Four Seasons

2017-03-30

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1192》

41年前、1976年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

さあ!

トップ40ファン「寵愛」の1曲が登場です!!!

 

彼等にとって、5曲目。

1964年の「Rag Doll」(邦題「悲しきラグ・ドール」)以来、

12年ぶりの全米NO.1ヒット!

 

この週を含め、

3週連続「王座」君臨。

1976年年間ランキングでは、

4位を射止めました。

 

邦題は「???」。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=nDxhugRKZ8g

 


2017/4/1 Billboard Chart

2017-03-30

4/1付

★「Shape Of You」にソングライター今から追加

★今週のチェインスモーカーズ

★今週のニッキー・ミナージュ

★AP集計チャック・ベリー オールタイムTOP20

★ビルボード集計オールタイムTOP10:アレサ・フランクリン、エルトン・ジョン、エアロスミス

★『美女と野獣』2017年版も大ヒット

★『More Life』ストリーミングで大記録!

★KAABOOフェスティバル

 

4/1付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週の第1位は8週目の第1位となったエド・シーランの「Shape Of You」です。108,000ダウンロードでデジタル・セールス8週目の第1位。ラジオ・ソングスは6週連続第1位。ストリーミングは2週連続で第1位と今週も先週に引き続き3冠を獲りました。

 

ところで、この曲のソングライターは、エド・シーランとジョニー・マクデイド、スティーヴ・マッカチョンの3人がクレジットされてきましたが、このほどあと3人が加わることになりました。つまり、盗作ではないのですが、一部の歌詞がTLCの「No Scrubs」(99年1位)の一部にリズムが似ているとのことなんです。歌詞のリズムが似ているということでソングライターに入れるんですね。つまり裁判を起こされてお金も時間もかかったうえに大金を支払うくらいなら、クレジットに付け加えて印税を払って解決した方がいいという判断です。これによってデスティニーズ・チャイルドの「Bills, Bills, Bills」のソングライターでもあるキャンディ・バーラスと、彼女と同じ元エクスケプのメンバーでT.I,の奥さんのタメカ・タイニー・コトル、そしてケヴィン・ブリッグスの3人が「Shape Of You」のソングライターに加わりました。マーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズの「Uptown Funk!」もあとからギャップ・バンドの「I Don’t Believe You Want To Get Up And Dance (Oops, Up Side Your Head)」(80年R&B4位、HOT100:102位)のソングライター5人が加わりました。彼らにとってはものすごいボーナスが入りました。

 

「Shape Of You」はUK、オーストラリアでは依然として初登場以来の1位を続けていて10週連続の第1位となっています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny541658

今週のチェインスモーカーズ。今週は先週11位に下っていたコールドプレイとのコラボ「Something Just Like This」(最高位5位)が8位とTOP10にカムバック。「Paris」は7位から9位とTOP10をキープしました。一方ウルトラ大ヒット曲「Closer」は10位から13位へダウンでした。チェインスモーカーズの連続TOP10入りは46週連続でリアーナと並んで歴代4位タイとなりましたが、「Closer」が続けていた初登場以来連続TOP10週数はこの曲が更新してきたビルボード記録の32でストップしました。またTOP10週数32週はリアン・ライムス「How Do I Live」と並んで歴代1位タイとなっています。こちらはまだTOP10入りカムバックの可能性が...。

 
今週はニッキー・ミナージュの新曲が3曲もHOT100に同時に初登場しました。まず14位にニッキー・ミナージュ、ドレイク&リル・ウェインというHOT100登場曲数ランキングTOP10に入っている3人による「No Frauds」が初登場。また61位にはニッキー・ミナージュ単独で「Regret In Your Tears」が初登場。さらに71位にニッキー・ミナージュ&リル・ウェインで「Changed It」が初登場しました。これでニッキー・ミナージュはHOT100登場曲が76曲となり女性アーティストで歴代単独1位。オール・アーティストではレイ・チャールズの75曲を抜いて歴代9位となりました。またリル・ウェインは135曲、ドレイクは133曲目のHOT100入りとなりました。それぞれ歴代2位、3位です。1位は207曲でグリー・キャストです。

 
43位にはアデルの「Water Under The Bridge」(最高位26位)が先週と変わらずランクインしています。このほど2月下旬からおこなわれてきた初のオーストラリア・ツアーで、8回の公演で60万人以上を動員という記録を作りました。3/10、3/11に行われた会場がANZスタジアムでした。2000年シドニー・オリンピックのために建設されメイン競技場として使われました。ここで20万人を動員したとか。これまでのオーストラリアでのコンサートでは、オーストラリアで大人気のピンクが2009年のアリーナ・ツアーの『Funhouse Tour』で58公演で65万人とか、同じくピンクの2012年『Truth About Love Tour』で42公演で45万人というのがありました。ロック・グループでは2010年のAC/DCの『Black Ice』スタジアム・ツアーで14回の公演で65万人!さらにオーストラリアでは伝説的なコンサート・ツアーと言われているダイアー・ストレイツの86年の『Brothers In Arms Tour』では合計90万人を集めたといわれています。アデルの『25 World Tour』は6月と7月にロンドン・ウェンブリー・スタジアムで合計4回公演が行われ、ツアーは終了します。なお、「Water Under The Bridge」はラジオ・ソングス・チャートで11位から10位となってアルバム『25』から4曲目のTOP10入りとなりました。『21』からも4曲がTOP10に入っていますので8曲目のTOP10入りとなりました。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0115022106

3/18に90歳で亡くなったチャック・ベリーですが、自然死と発表されました。改めてご冥福をお祈りします。AP集計(あめりかん☆ぱい集計)によるチャック・ベリーのオールタイムTOP20です。ベスト・セラーズ、TOP100、HOT100でのランキングをもとにしてあります。

 
1. My Ding-A-Ling (72/1)
2. Sweet Little Sixteen (58/2)
3. School Days (57/5)
4. Maybellene (55/5 Best Sellers)
5. Johnny B. Goode (58/8)
6. No Particular Place To Go (64/10)
7. You Never Can Tell (64/14)
8. Rock & Roll Music (57/8)
9. Almost Grown (59/32)
10. Reelin’ & Rockin’ (73/27)

 

11. Nadine (Is It You?) (64/23)
12. Carol (58/18)
13. Promised Land (65/41)
14. Back In The U.S.A. (59/37)
15. Sweet Little Rock And Roller (58/47)
16. Let It Rock (60/64)
17. Too Pooped To Pop (“Casey”) (60/42)
18. Little Marie (64/54)
19. Oh Baby Doll (57/57)
20. Anthony Boy (59/60)

 

「Roll Over Beethoven」は21位でした。

 
ところで、3/25はアレサ・フランクリン(75歳)とエルトン・ジョン(70歳)、3/26はエアロスミスのスティーヴン・タイラー(69歳)の誕生日でした。ビルボードがそれぞれのオールタイムランキングを発表していましたのでTOP10をご紹介します。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0101128102

アレサ・フランクリン:
1. I Knew You Were Waiting (For Me) / Aretha Franklin & George Michael (87/1)
2. Respect (67/1)
3. Until You Come Back to Me (That’s What I’m Gonna Do) (74/3)
4. Freeway of Love (85/3)
5. Chain of Fools (68/2)
6. (Sweet Sweet Baby) Since You’ve Been Gone (68/5)
7. Spanish Harlem (71/2)
8. Bridge Over Troubled Water/Brand New Me (71/6)
9. Baby I Love You (67/4)
10. Who’s Zoomin’ Who (85/7)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/utvr063478

エルトン・ジョン:
1. Candle in the Wind 1997/Something About the Way You Look Tonight (97/1)
2. That’s What Friends Are For / Dionne & Friends (86/1)
3. Philadelphia Freedom / The Elton John Band (75/1)
4. Crocodile Rock (73/1)
5. Don’t Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee (76/1)
6. Bennie and the Jets (74/1)
7. Island Girl (75/1)
8. Little Jeannie (80/3)
9. Goodbye Yellow Brick Road (73/2)
10. Lucy in the Sky With Diamonds (75/1)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/snyl792210

エアロスミス:
1. Angel (88/3)
2. I Don’t Want to Miss a Thing (98/1)
3. Dream On (76/6)
4. Janie’s Got a Gun (90/4)
5. Love in an Elevator (89/5)
6. What It Takes (90/9)
7. Walk This Way (77/10)
8. Jaded (01/7)
9. Dude (Looks Like a Lady) (87/14)
10. Cryin’ (93/12)

 

 
/////////////////////////////

 

 

4/1付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週の第1位はエド・シーランのサード・アルバム『÷(Divide)』です。2週連続第1位となりました。18万EAU、実売は87,000枚でした。ところでエド・シーランの6/29のカンザス・シティからスタートする北米ツアーの日程が発表されていますが、オープニング・アクトに、「You’re Beautiful」が2006年最高位1位、年間第4位の大ヒットとなったジェームス・ブラントが決まったとのことです。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にあと1枚が初登場しました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/dsnd002524802

第3位に初登場したのが、サウンドトラック『Beauty And The Beast (2017)』(『美女と野獣』)です。57,000EAU、実売は48,000枚でした。ご存じ91年のアニメの実写版リメイク作品のサウンドトラックでエマ・ワトソン、アリアナ・グランデ、ジョシュ・グローバンなどが参加しています。映画は3/17に北米で公開されました。日本では4/21に公開されます。タイトル・ソング「Beauty And The Beast」はアニメ版ではセリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンのデュエットで92年最高位9位を記録して、93年に授賞式が行われた第35回グラミー賞では最優秀ポップ・グループに選ばれました。アルバム『Beauty And The Beast』は最優秀キッズ・アルバムに、曲としての「Beaty And The Beast」は最優秀ポップ・インストゥルメンタル、映画・TV最優秀インストゥルメンタル・ソングと映画・TV最優秀ソングを受賞しています。今回はこの曲をアリアナ・グランデとジョン・レジェンドが歌っています。今回のサウンドトラックには91年のオリジナルに新曲が加わってリリースされました。映画の方も全米で公開10日間で348億円、全世界で759億円の興行収入と大ヒットしています。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/mcanb002236602

18位にはカントリー・アルバム・チャート初登場1位のジョシュ・ターナー『Deep South』が初登場です。6枚目のスタジオ・アルバムですがカントリーでは大人気でこのアルバムが3枚目の第1位。他の3枚も最高位では2位が1枚、3位が2枚。1977年11月20日テネシー州ナッシュヴィル生まれ、その後サウス・カロライナ州ハンナで育ちました。現在39歳。2012年の「Time Is Love」はカントリー・ソングス・チャートで最高位2位でしたがロング・ラン・ヒットとなって2012年年間1位となりました。日本で人気でないかなあ。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002664802

ところでドレイクの「Fake Love」などを収録した『More Life』がストリーミングで3/19にリリースされましたが、とんでもない記録を作りました。アップル・ミュージックではリリース後24時間でアルバム収録曲合計全世界で8990万ストリームスを記録。スポティファイでは6130万ストリームスでこれまでのエド・シーランの作った記録の3/3の5670万ストリームスを抜いて、それぞれ史上1位とのことです。CDは3/31にリリースされます。

 

もうひとつ。音楽フェスティバルの話題です。南カリフォルニアのサンディエゴのデル・マーで行われる『KAABOO Festival』の出演アーティストがすごいです。デル・マーといえばビーチ・ボーイズの「Surfin’ U.S.A.」の歌詞にも登場する町です。毎年開かれていて今回は第3回目です。9/15から3日間デル・マー・フェアグラウンズで開催されます。70組の出演アーティストが発表されました。おもなアーティストは以下のとおりです。

 

Red Hot Chili Peppers, P!NK, Tom Petty and the Heartbreakers, MUSE, Weezer, Jane’s Addiction, David Guetta, Ice Cube, Jason Derulo, Logic, Alanis Morissette, Jackson Browne, Andy Grammer, Kesha, Live, X Ambassadors, Garbage, Milky Chance, T-Pain, Michael McDonald, Wallflowers, DJ Diesel (Shaquille O’Neal), Machine Gun Kelly, Pete Yorn, Smash Mouth, Dave Mason, Toad The Wet Sprocket, Eric Burdon and the Animals など。いいですねえ。

 


あのヒット曲<1191>Michael Jackson

2017-03-29

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1191》

29年前、1988年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

彼にとって、共演も含め、

10曲目の全米NO.1ヒット!

 

アルバム「Bad」から、

4枚目のシングルとして送り込まれた

ナンバーでした。

 

この週から、

2週連続NO.1を保持!

 

「より良い世界を作りたいと願うなら

まずは自分自身を見つめ、そして変えていくんだ!」

彼が残してくれた、とてもとても貴重な

メッセージですね・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=PivWY9wn5ps

 


あのヒット曲<1190>George Harrison

2017-03-28

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1190》

46年前、1971年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、10位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

彼にとって、ソロ2曲目の全米トップ10ヒット!

 

2枚組の大作&名作

「All Things Must Pass」から、

3枚目のシングルとしてカットされた

ナンバーでした。

 

この週の10位が、最高位。

邦題は「???」でした・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=fiH9edd25Bc

 


新旧お宝アルバム!#80「A Sailor’s Guide To Earth」Sturgill Simpson (2016)

2017-03-27

2017.3.27

新旧お宝アルバム #80

A Sailor’s Guide To EarthSturgill Simpson (Atlantic, 2016)

いよいよこれから春、桜本番かと思われたのにこの日曜日は冷たい雨で一気に冬に戻ったような気候。これが桜本格開花前の最後の雨でありますように。皆さんも不安定な気候で体調など崩さぬよう、洋楽ライフをお楽しみ下さい。

さて今週の「新旧お宝アルバム!」は昨年アメリカの各音楽誌でも高い評価を受けていて、先日の第59回グラミー賞でもメインの最優秀アルバム部門にノミネートされ、台風の目の一つとなり、今年のフジロック・フェスティヴァルへの来日が決まっていながら、まだまだ日本では知名度ゼロに近い、アメリカーナ・ロックのシンガーソング・ライター、スタージル・シンプソンのアルバム『A Sailor’s Guide To Earth』(2016)をご紹介します。

とかく日本においてこのルーツロックというか、アメリカーナ・ロックというジャンルは、昔の有名ロック・アーティスト(たとえばザ・バンドのメンバーとか、ディランとか、クラプトンとか、イーグルスのメンバーとか)がやる分にはラジオにも乗っかるし、レコード会社もマーケティングしやすいと見えてガンガン露出するしということで日が当たるケースが多いのですが、ことこれが新しいアーティストやそれまであまり有名でなかったアーティストの作品となると途端に日本では話題になりにくい、という構造的な問題があります。

ただ実際に音を聴いて、ライヴなどを聴くとえてして従来無名のアーティストたちによる作品がハッとするほど瑞々しかったり、無茶苦茶カッコよかったり、うーんと唸るほどミュージシャンシップが高かったりすることも多く、この点で日本の洋楽ファンは結構いいアーティストの作品に触れることなく終わってしまっていたのではないかと思っています。

ただこういう状況も徐々に改善されてきていて、例えばウィルコとかこのブログでも以前に取り上げたライアン・アダムスとかいったこうしたジャンルのアーティスト達が音楽メディアでも取り上げられることが増えて来ていて、なかなかいい傾向だな、と思っているところです。

で、スタージル・シンプソン。彼の音楽スタイルは、カントリーとブルースをバックボーンに置いたロック的アプローチのシンガーソング・ライターと言えばいいでしょうか。その男臭くて渋さ満点のボーカル・スタイルは70年代のアウトロー・カントリーシンガーである、ウェイロン・ジェニングスマール・ハガードといった大御所達を彷彿させますが、このアルバムのホーンセクションを全面的にバックアップしているダップ・キングス(昨年末惜しくも他界した黒人女性R&Bシンガー、シャロン・ジョーンズのバック・バンドでR&B・ブルースファンには有名)のアーシーでファンキーな演奏を軽々と乗りこなして歌う様はブルース・ロック・シンガーそのものです。

また、アコギの弾き語りや、ストーリー性満点の歌詞を持った楽曲を聴くと正統派のシンガーソングライターとしてもかなりのものですし、一方ニルヴァーナの有名曲「In Bloom」をオリジナルとは全く表情の異なるアレンジで、極端に音数を絞ったアコースティックで美しく、抑えたトーンでカバーするのを聴くと、シンガーとしての表現力も非常に高いものを感じます。

また、アルバム全体が自分の生まれたばかりの子供に向けて人生の歩き方を教える、といったコンセプトで楽曲構成されていることや、そこここで控えめにしかし効果的に挿入されるシンセや効果音っぽいサウンドの使い方のセンスなどはちょっとしたプログレ的なセンスも感じる、このアルバムはそんな多彩な表情を持っています。

YouTube Preview Image

冒頭の「Welcome To Earth (Pollywog)」は正に70年代のプログレッシヴ・ロック作品の冒頭を思わせるドラマチックな効果音とピアノの音色で始まりますが、入ってくるボーカルがベテラン・カントリー・シンガー、といった感じのスタージルの声なのでこのアンマッチさが独特の魅力をいきなり醸し出しています。ストリングスのイントロからアコギとカモメの鳴き声のような効果音をバックにしっとりと歌われる「Breakers Roar」も、彼のボーカルがなければ例えばムーディ・ブルースの70年代の作品、と言われても違和感がない、そんなサウンド。

しかしそんなプログレっぽさは、ダップ・キングスのソウルフルなホーンでいきなりファンク・グルーヴ満点の「Keep It Between The Lines」、そしてカントリー・ロックっぽいシャッフル・リズムに乗って「♪東京、川崎、恵比寿、横須賀、横浜、新宿、渋谷、六本木、原宿~♪」(スタージルは20代の頃日本在住経験あるらしいです)と軽ーい感じで歌う「Sea Stories」でガラッとルーツ・ロック的方向に大きく舵を切ります。

YouTube Preview Image

そして上述した美しいニルヴァーナのカバー「In Bloom」を経て、今度は正統派アメリカン・ブルースロック、といった雰囲気の「Brace For Impact (Live A Little)」である意味アルバムのクライマックスを迎えます。

YouTube Preview Image

ハモンド・オルガンとダップ・キングスのホーンがまた聴く者を一気にアメリカーナな世界に連れ戻してくれ、スタージルの歌も味わい深い「All Around You」、エレピとウッドベースとストリングスとスタージルのボーカルだけの静かな「Oh Sarah」、そしてまたカモメの鳴き声をバックに海のコンセプトに戻って、取り憑かれたようなスワンプ・ファンクロックスタイルのアルバムの最大の問題作「Call To Arms」でドラマチックに終わりますが、息子に送る最後のそして重要なアドバイスという設定の歌詞は、スタージルの強力なメッセージで満ちています。

YouTube Preview Image

「俺は兵役でシリアにもアフガニスタンにもイラクにもイランにも、そして北朝鮮にも行った

いったいどこまで行けば終わるのか教えて欲しい

毎日うずたかく積み上がる死体の山

いったいあと何人兵士を送れば気が済むのか

連中は石油のため、ヘロインのコントロールの為に息子や娘達を送り続ける

息子よ、どうか男になるためには奴らの操り人形にならなきゃなんて思うな

連中はお前の髪を切り、腕にバッジを付け、お前のアイデンティティを奪う

つべこべ言わずに列に並んで海外に行って仕事をするんだと言って

(中略)

誰も頭の上を飛ぶドローンが何してるか気にもせず

自分のスマホばっかり見て忙しい

まるで犬が食い物を求めるように俺たちのエゴも目から血が出るまで新しい情報とやらを求め続ける

連中は本質から目を背けさせるような情報を準備して俺たちはそれをフレンチフライと一緒に食ってしまう

俺たちの頭の上から爆弾が落ちてくるまで

TVは消せ ニュースも見るな 何も見るものなんてない

ただ憂鬱な話が流れてくるだけ

TVやラジオは嘘っぱちばかり

ハリウッドの映画は自分自身になれる方法を教えてくれるらしいが

そんな大嘘はどっかへ消えてしまえばいい」

自身米国海軍にも所属していた経験のあるスタージルが放つ「平和を守るために戦うという国のプロパガンダを信じて戦争なんか行くな、そうしたメッセージを垂れ流すメディアも信じるな」というメッセージは極めてパワフルなものがあります。

おそらくその芳醇な音楽性だけでなく、こうした強いメッセージもこのアルバムをグラミー賞最優秀アルバム部門にノミネートさせた大きな要因でしょう。惜しくも最優秀アルバムはアデルに譲りましたが、最優秀カントリーアルバム部門は見事受賞。最優秀アメリカーナ・アルバム部門にノミネートされた前作『Metamodern Sounds In Country Music』(2014)では逃したグラミー初受賞を果たしています(余談ですがこの前作のタイトルはレイ・チャールズのあの名盤『Modern Sounds In Country And Western Music』(1962)へのオマージュですね)。

グラミー受賞をきっかけにスタージルの名前が日本の洋楽メディアにもちょくちょく出てくるようになりました。夏のフジロックへの出演も楽しみ。実は自分のアメリカ人の上司はナッシュヴィル在住でスタージルがブレイク前から何度もライヴを観てきたらしいのですが「彼は絶対ライヴ観るべき!」と言ってますので、今年はスタージルのライヴを是非観たいと思ってます。

既に当年38歳という人生経験も重ねてきながら、豊かな音楽性とメッセージを持ったこの新しいミュージシャン、スタージル・シンプソンの作品を皆さんも是非一度お聴きになってみて下さい。

<チャートデータ> ビルボード誌全米アルバムチャート 最高位3位(2016.5.7付)

同全米カントリー・アルバムチャート 最高位1位(2016.5.7付)

同全米アメリカーナ・フォークアルバムチャート 最高位1位(2016.5.7付)

同全米ロック・アルバムチャート 最高位1位(2016.5.7付)


Bay City Rollers ㊙日記リターンズ(17)

2017-03-27

1977年

4月24日 Sun. ②

 

(続き)

 

朝!! 7:15過ぎ、

ステレオからあのIt`s A Gameが聞こえてきた!

 

そう!「輝け!BCR」

 

タイムスイッチを7:10ごろに合わせておいたんだけど

ちょっと狂って、番組の初めの

「Kagayake!Bay City Rollers!」という

Rollersの声は聞けなかった・・・

 

Dance Dance Danceもこの後にかかった。

 

あ~!とにかくいい曲。両方とも・・・♡

 

それからこの「輝け!BCR」は東京地方だけ

15分間番組なんだってェ・・・

 

え~~!!きたナイナァ~~~!!

Key Stationの文化放送だけが15分間だけなんて

バカげてる!!

15分だけだとすぐ終わっちゃうんだもん つまんナイ。。。

 

 

ところでIANのチェックが上野のABABで売っているらしい!

メーター1000円だって・・・

 

やっぱりRollerギアをつくるとしたらIANのチェックがいいから

もし西武にIANのチェックが無かったらABABに買いに行こう!

 

その帰りにアメ横でバギー買ってくればいいし。

でも西武で売ってればいいナァ

なにしろメーター1200円だもんネ!

 

 

きょうの朝刊の広告にMLとRock Showの臨時増刊

Rollers In USAが載っていた!

 

臨増の方は28日発売だってことは知っていたけど

In USAだからIan載っているカナーなんて思ったけど

今日の広告みてビックリ!

特別記事として「なつかしのIAN・M」として

大きく見出しになっているではないか!!

 

 

わぁ~~ さすがァ!!やっぱあの人気だもん♡

載せないわけにはいかなかったノネ・・・

 

あぁ良かった 楽しみダナ 28日♡(テストもあるが・・・・)

 

今日のPopShop Dedicationがかかった!

 

あしたに続く♡

 

 


あのヒット曲<1189>Spinners

2017-03-27

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1189》

37年前、1980年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、2位に上昇していたのが、

この曲でした。

 

彼等にとって(共演を含め)、

6曲目の全米トップ10ヒット!

 

The Four Seasons、1966年のヒットのカヴァー、

そして、この作品のプロデューサー、

Michael Zagerのペンによるナンバーを

ディスコ風にメドレー仕立てにした

「アイデア商品」。

 

この週から、

2週連続最高位2位を記録しました。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=4YSbGXNXfVg

 


あのヒット曲<1188>Bee Gees

2017-03-24

【季節で想い出す・・・あのヒット曲】《1188》

39年前、1978年のちょうど「今頃」、

全米ヒット・チャートで、1位に輝いていたのが、

この曲でした。

 

問答無用!

空前絶後!

説明不要!

の大ヒット曲の登場です!!!

 

彼等にとって、

6曲目の全米NO.1ヒットは、

映画「Saturday Night Fever」のサントラから、

3枚目のシングルとして送り込まれた

ナンバーでした。

 

この週を含め、

8週連続王座独走!

年間ランキングでは、

弟の作品に次いで2位!

 

邦題は「???」でした・・・。

 

さあ!↓をクリックして「あの頃」へ

Flashback!!!

 

https://www.youtube.com/watch?v=67YwZ9OSZcE

 


The Temptations Review featuring Dennis Edwards@Billboard Live Tokyo

2017-03-23

’60年代後期から’80年代初頭までThe Temptations♪のリード・シンガーだったDennis Edwards♪のThe Temptations Review♪

オリジナルのTemptations♪が存在するため、その名を名乗れませんが、Dennis率いるこのグループが、現存する最高のTempsであることは誰しも認めるところ!!

日本にもコンスタントに来ていますが、今回は3月21日(火)

前回同様、Billboard Live Tokyo♪です。

セカンド・ステージ♪

開演予定時刻21:30を回ったくらいにバックのメンバーが一人、一人登場・・・

ブラス4人を含む9人編成!!

ベース奏者のJames McKay♪が紹介して演奏がスタート!!

Temptationsナンバーが続き、曲はパワフルに!!

階上より、Paul Williams Jr.♪、Chris Arnold♪、Mike Pattillo♪、そしてDavid Sea♪の4人が降りてきてステージに!!

そして・・・Dennis Edwards♪登場!!

お馴染みStanding On The Top♪でスタートです。

5人が並ぶと圧巻!!ドラムスがフィーチャーされ、Cloud Nine♪

「1968年・・・覚えているかい!?・・・」とDennis

交互に歌う、I Can’t Get Next To You♪

ベースのイントロから、Ball Of Confusion (That’s What The World Is Today)♪

サイケデリック・ソウルと呼ばれたDennis中心のTemtations時代のナンバーが続きました。

曲は低音部担当のMike♪の歌う、Tony Joe White♪のカバー、Rainy Night In Georgia♪

続いてはPaul♪がポップにMy Baby♪

高音部のChris♪を中心に、You’re My Everything♪・・・お馴染みのナンバーが続きます。

「用意はいいか!?」とDennis!!

お馴染みのイントロでGet Ready♪、Chris♪の歌を中心に、振りもお馴染み!!

転調して、Ain’t Too Proud To Beg♪、David♪の歌をブラスが軽快にバックアップ!!

そしてそのDavid♪が歌うLady Soul♪、ここではしっかり聴かせました。・・・

ここでドラムスがブリッジとなり、お馴染みのイントロへ・・・

Papa Was A Rollin’ Stone♪

お待ちかね!と言った感じで、場内大歓声!!

Dennis♪のパワフルな歌、他のメンバーの歌も絡んできます。

曲はPaulの歌う、Don’t Look Back♪へ・・・

ここで彼は客席へ・・・女性客とは一緒に踊ったりしていました。

ここでクールダウン・・・

キーボード奏者2人(Travis Milner♪、Timothy Chandler♪)が静かに奏でる中、Dennisがスキャット・・・そして、今回「特別に・・・」ということで・・・

A Song For You♪

お馴染みのナンバーをパワフルに熱唱!!

今回の聴きものでした。

「Motownは好きかい!?・・・」とDennis♪

曲はポップなイントロから、Beauty Is Only Skin Deep♪

David♪の歌もノッていて、彼に対してDennis♪はToo Much Sake(酒)!!と言って、場内の笑いを誘いました。

Dennisは観客に立ち上がるよう指示して、The Way You Do The Things You Do♪

場内も最高潮といったところで、ややクールダウン

「座っていいよ・・・」とDennis♪

David Sea♪が中心となって歌う、I Wish It Would Rain♪

途中からステージには彼一人に・・・そしてお客さんに歌わせる光景もお馴染み!!

この歌をDavid Ruffin♪からしっかり受け継いでいるようでした。

ステージも終盤、曲はDon’t Look Any Further♪

ここでバンド中心の演奏となり、5人は一度下がりますが、曲の終わりには戻ってきていて・・・

Dennis♪は東京のファンへ謝辞を・・・

そしてメンバー、スタッフに感謝の言葉・・・

最後に、亡くなったTempsの4人のメンバーに哀悼の意を・・・

「いつの時代でもTemptations♪の最高の曲だ!!・・・」

My Girl♪

誰もがTemptations♪といえば、頭に浮かぶ曲!!

Dennis♪を中心に、メンバーも交互に・・・そして曲はChrisの歌うJust My Imagination (Running Away With Me)♪

さらにはMy Girl♪のアンサーと言えそうなStay♪をPaul♪が・・・

再びMy Girl♪となって最高に楽しい時間はエンディング!!

5人はステージを後にしました。・・・

正直言うと、いつもセットリストはだいたい同じなのですが、毎回毎回、楽しいステージを見せてくれています。

全盛期のリード・シンガー、Dennis Edwards♪を中心に、高音のChris Arnold♪、低音のMike Pattillo♪

David Ruffin♪を引き継いでいるとも言える実力派、David Sea♪

そしてオリジナル・メンバーの息子であるPaul Williams Jr.♪

最強のメンバーだけに、Temptations♪を名乗れないのは残念ですが、これからも元気で!!いつまでも楽しませてくれることを!!と思っています。

 


« Older Entries
Copyright© 2011-2016 Young Staff co.,LTD All Rights Reserved.