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2016/1/2 Billboard Chart

time 2016/01/12

1/2付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny517595

今週も第1位はアデルの『25』です。825,000EAU(実売79万枚)のセールスでした。これで合計598万枚の実売セールスとなりテイラー・スウィフトの『1989』の通算枚数の557万枚を4週間で抜いてしまいました。このセールスは2011年に発売されたアデルの『21』(1137万枚)以来のセールスとなっています。『25』のセールスに引っ張られる形で『21』とデビュー・アルバムの『19』もチャートを上昇しています。『21』が14位から10位、『19』は48位から36位へ上昇しました。UKでは発売30日目で200万枚を突破。これは1995年のロブソン&ジェロームのデビュー・アルバム『Robson & Jerome』の42日目での200万枚超を抜いて史上最速とのことです。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はありませんでした。

 

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第2位にランクされているのがHOT100ではTOP5に3曲が同時にランクインされているジャスティン・ビーバーの『Purpose』。ジャスティンの記録も相当なものなのですが、アデルの驚異的な売り上げの前に目立っていません。もっとクロース・アップされてもいいのにねえ。このアルバム、ジャスティン・ビーバーにとって5枚目のミリオン・セラーになりました。2015年発売のアルバムとしては100万枚のセールスを超えたのはわずか3枚目なんです。もう1枚はドレイクの『If You’re Reading This It’s Too Late』の112万枚です。

 

ジャスティン・ビーバー・ミリオン・セラー・アルバム(カッコ内は発売年です。)

 

1位 333万枚 My World 2.0 (2010)
2位 208万枚 My World (2009)
3位 161万枚 Believe (2012)
4位 151万枚 Under The Mistletoe (2011)
5位 100万枚 Purpose (2015)

 

 
9位にはテイラー・スウィフトの『1989』が12位からTOP10に再浮上しました。登場60週目で、初登場以来連続53週間TOP10をキープしていましたが、TOP10はこれで通算55週目となりました。今週2008年発売の『Fearles』が700万枚のセールスを突破したとのことで、こちらもTOP10は50週を超えて58週間とどまっておりました。2つに分かれていたアルバム・チャートが統一された1963年8月17日以降でTOP10=50週以上を2枚記録しているのはなんとテイラー・スウィフトのみとのことです。なんかもっといそうですけど。

 
ところで10月にノミネートが発表された『The Rock and Roll Hall of Fame』(ロックの殿堂)ですが、5組のアーティストの殿堂入りが決まりました。この賞は31回目なんですが、選考対象アーティストは、ロック・ミュージックに貢献したアーティスト、そして最初の作品発表から25年を過ぎていることが条件だそうで、故人でも資格があるとのことです。選考は800人余りの業界関係者の投票に、インターネットで集められたファン投票で決定した上位5組に与えられる各1票を足した合計で決まります。今年は次の5組に決定しました。チープ・トリック、シカゴ、ディープ・パープル、スティーヴ・ミラー、そしてN.W.A.。授賞式は2016年4月8日、ニュー・ヨーク・バークレイズ・センターで。10年連続10回目と最多ノミネートされていたシックは今年も選ばれませんでした。

 
ビルボードはまた買収されました。金額は非公開とのことですが、アメリカ人投資家のトッド・ボーリー氏が保有する持ち株会社に売却されたとのことです。ニールセンが保有していたビルボードは、2009年から投資会社グッゲンハイム・パートナーズに権利が移りました。この会社はビルボードの他にもゴールデングローブ賞やアメリカン・ミュージック・アワードなど数多くのアワード番組を制作するプロダクションの Dick Clark Productions も売却したそうです。トッド・ボーリー氏はメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーでもありますが、過去5年グッゲンハイムでメディア事業の社長を務めていました。

 

 

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1/2付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週も第1位はアデルの「Hello」でこれで8週連続第1位となりました。2011年7週間1位を記録した「Rolling In The Deep」を抜いて自身最長のNo.1ソングです。これでNo.1=4曲で合計22週目の第1位となりました。UK出身アーティストではソロで7週以上の1位を2曲持っているのはアデルが初めてとのこと。グループではビートルズのみで「I Want To Hold Your Hand」(64年7週)と「Hey Jude」(68年9週)が7週以上1位を記録しています。

 
第2位にはジャスティン・ビーバーの「Sorry」。6週目の2位です。ストリーミングでは1位になりました。ジャスティンは今週「Love Yourself」が4位、「What Do You Mean?」が5位とアルバム『Purpose』から3曲同時にTOP5に入っています。TOP5に3曲同時は12/5、先週12/26とこれで3週目になりました。記録はTOP5=3曲以上でビートルズが8週間記録しています。

 

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6位にはセレーナ・ゴメスの「Same Old Love」が9位からアップしています。12/11に『Billboard Women In Music』の授賞式が行われました。いろいろな部門があるのですが、セレーナ・ゴメスは『Chart Topper』で受賞しました。ここで今年受賞したおもなアーティストのオール・タイムTOP10ヒットをご紹介します。カッコ内は年/最高位です。

 
* The Woman Of The Year: Lady Gaga
10. Alejandro (10/5)
9. LoveGame (13/10)
8. Telephone (Featuring Beyonce) (10/3)
7. Paparazzi (09/6)
6. The Edge of Glory (11/3)
5. Applause (13/4)
4. Born This Way (11/1)
3. Bad Romance (09/2)
2. Poker Face (09/1)
1. Just Dance (Feat. Colby O’Donis) (09/1)

 

* Chart Topper: Selena Gomez
10. Round & Round (10/24)
9. I Want You To Know (15/17)
8. Slow Down (13/27)
7. Naturally (10/29)
6. Who Says (11/21)
5. Same Old Love (15/9+)
4. The Heart Wants What It Wants (15/6)
3. Love You Like A Love Song (12/22)
2. Come & Get It (13/6)
1. Good For You (15/5)

 

* Rulebreaker: Demi Lovato
10. Here We Go Again (09/15)
9. Confident (15/21)
8. Let It Go (14/38)
7. Skyscraper (11/10)
6. This Is Me (Demi Lovato & Joe Jonas) (08/9)
5. Really Don’t Care (Featuring Cher Lloyd) (14/26)
4. Neon Lights (14/36)
3. Cool For The Summer (15/11)
2. Give Your Heart A Break (12/16)
1. Heart Attack (13/10)

 

* Innovator: Missy Elliott
10. Trippin’(Total Featuring Missy Elliott) (99/7)
9. Let It Go (Keyshia Cole Featuring Missy Elliott & Lil’ Kim) (07/7)
8. Not Tonight (Lil’ Kim Featuring Da Brat, Left Eye, Missy Elliott & Angie Martinez) (97/6)
7. Gossip Folks (Featuring Ludacris) (03/8)
6. Make It Hot (Nicole Featuring Missy “Misdemeanor” Elliott & Mocha) (98/5)
5. Get Ur Freak On (01/7)
4. Hot Boyz (Featuring Nas, Eve & Q-Tip) (00/5)
3. Lose Control (Featuring Ciara & Fat Man Scoop) (05/3)
2. Work It (02/2)
1. 1, 2 Step (Ciara Featuring Missy Elliott) (05/2)

 

* Legend: Loretta Lynn (順位はカントリー・チャートのものです。)
10. Fist City (68/1)
9. Lead Me On (w/Conway Twitty) (71/1)
8. Coal Miner’s Daughter (70/1)
7. Don’t Come Home a Drinkin’ (With Lovin’ on Your Mind) (67/1)
6. Out of My Head and Back in My Bed (78/1)
5. After the Fire Is Gone (71/1)
4. Love Is the Foundation (73/1)
3. Somebody Somewhere (Don’t Know What He’s Missin’ Tonight) (76/1)
2. One’s on the Way (72/1)
1. She’s Got You (77/1)

 

歴代の The Woman Of The Year 受賞アーティストです。
2007 Reba McEntire
2008 Ciara
2009 Beyonce
2010 Fergie
2011 Taylor Swift
2012 Taylor Swift
2013 P!nk
2014 Taylor Swift
2015 Lady Gaga

 
HOT100に戻りましょう。第7位にはザ・ウィークエンドの「The Hills」が6位からダウン。でもザ・ウィークエンドのTOP10連続チャートインは44週目になりました。前回この記録をお伝えした時にリアーナを抜かしておりました。以下に訂正してお詫びいたします。

 

69週 Katy Perry, 2010-11
48週 Ace of Base, 1993-94
46週 Rihanna, 2010-11
44週 The Weeknd, 2015
42週 Santana, 1999-2000
42週 Mariah Carey, 1995-96

 
『The Voice Season 9』で優勝したジョーダン・スミスですが、今週もHOTクリスチャン・ソングス・チャートで初登場1位です。これでこのチャートでは3曲連続で1位を独占。HOT100でいうとビートルズが64年に「I Want To Hold Your Hand」、「She Loves You」、「Can’t Buy Me Love」が3曲連続1位を独占しました。ジョーダン・スミスの3曲は「Great Is Thy Faithfulness」、「Hallelujah」、そしてHOT100で今週24位に初登場した「Mary Did You Know」です。

 
アダルト・コンテンポラリー・チャートではこの時期クリスマス・ソングが大部分を占めてしまうのですが、今週はシールの「This Christmas」がチャートの1位を飾りました。このチャートでのクリスマス・ソングの1位は17曲目とのことです。HOT100でもクリスマス・ソングが上昇しています。それも過去にヒットした曲です。

 

 

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先週の22位から18位にアップしたのが、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。HOT100での最高位は2013年の21位でしたので最高位を更新しました。この曲はシングル発売がなく、1994年にこの曲がラジオから流れた当時はチャートはエアプレイだけではHOT100に入れませんでした。1998年にエアプレイだけでもチャートインが可能になると2000年1月8日付で最高位83位を記録。その後は再登場ルールに乗っ取って、2012年から今年まで4年連続でこのシーズンになると再登場しています。

 
12/5付で改正された現在のHOT100エントリー・ルールは、登場週数が53週になった場合、25位を下回ってチャートインできない、また、登場週数が21週になった場合は50位を下回ってチャートインできないというものです。ともに上昇中の場合は例外でチャートインできるというものでした。また登場週数が20週に満たない場合は、チャートポイントが50位以上であれば再登場できます。

 
これによってハロウィンの時のマイケル・ジャクソンの「Thriller」やクリスマスの時のマライアがチャートインしています。今週はさらにブレンダ・リーの「Rockin’ Around The Christmas Tree」が先週44位再登場から今週38位にアップしました。この曲の最高位は1960年の14位です。今週で通算14週目の登場となりました。この曲のTOP40入りは1961年1月7日付以来実に55年ぶりのTOP40復帰となりました。

 

 

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