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2016/4/23 Billboard Chart

time 2016/04/21

このたびの熊本地震で被害に遭われた皆さまにお悔やみとお見舞いを
申し上げます。
被災地の皆さまのご無事を心よりお祈り申し上げます。

 

★リアーナ、遂にビートルズに並ぶ

★ダンス・チャートでも歴代2位

★カニエのお気に入り「Panda」が一気に5位に

★ドレイク3曲、カニエ8曲初登場でドレイクはプレスリーにあと1曲、カニエはテイラー、ビートルズ、アレサを抜いて一気にレイと並ぶ

★ジャスティン、遂に21週連続!

★「Hello」は21週目の1位でセリーヌ、ケリーと並ぶ

★カニエ・ウエスト、混迷の末に7枚連続初登場1位。ストリーミング主体のアルバム・リリース

★ウィーザー、4枚目のセルフ・タイトル・アルバム

 
4/23付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/defb002466302

今週の第1位はリアーナ・フィーチャリング・ドレイクの「Work」。これで8週連続第1位となりました。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは10週目の第1位。2700万ストリームスでストリーミング・ソングス・チャート8週連続第1位ですが、ラジオ・ソングスは2位から3位、デジタル・セールスは5位から12位へダウンしました。そしてリアーナの1位通算獲得週数は59週となりこの記録で歴代2位のビートルズとついに並びました。歴代1位はマライア・キャリーの79週です。アメリカ出身以外のアーティストによるHOT100での1位独占は連続40週に伸びました。また今週、ダンス・クラブ・ソングス・チャートでも1位になり、このチャートでの24曲目の1位となりました。これは歴代2位なんですが、歴代1位が46曲なので当分こちらの1位の記録は破られそうにありません。1位は女王マドンナです。

 
第2位はこれで3週連続2位となったデンマークのポップ・バンド、ルーカス・グラハムの「7 Years」です。すでにUKでは3/26まで5週連続第1位、オーストラリアでは8週目の第1位を記録しています。

 

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今週はTOP10へのジャンプアップがありました。先々週21位、先週の14位から一気に5位にアップしたのが、ラッパー、デザイナーの「Panda」です。デビュー曲ですが、チャート・ポイントの2/3がストリーミングからのポイントです。ロサンゼルス国際空港で、カニエ・ウエストがパリに向かう途中、カニエ・ウエストの車の中で初めて会いました。関係者がまだデビュー前にこの曲をカニエ・ウエストに聴かせたところ、すぐに会いたいといったそうです。カニエ・ウエストのレーベル、G.O.O.D.と契約してこの曲でメジャー・デビューとなりました。デザイナーは1997年3月25日ニュー・ヨーク・ブルックリン生まれの19歳です。この曲はデザイナーがデビューする前にカニエ・ウエストが自らのニュー・アルバム『The Life Of Pablo』に収録した「Pt. 2」という曲でサンプリングされています。ということもあってカニエ・ウエストの全面的バック・アップでのデビューとなりました。ドイツの自動車メーカー、BMWの「X6」が動物のパンダに似ていると歌っています。ラップ・ソングス・チャートで今週1位になりました。

 

今週のジャスティン・ビーバー。「Love Yourself」は今週5位から6位にダウン。ということでTOP10内初登場以来連続21週チャートインとなり、すでに4曲あるビルボード記録に並びました。このうちの3曲がジャスティン・ビーバーのアルバム『Purpose』に収録されています。「Love Yourself」はストリーミングでは10位から13位、デジタル・セールスは13位から17位ですが、ラジオ・ソングス・チャートで9週連続第1位となっていてこれでまだTOP10に留まっています。

 
続いて今週の「Hello」。アデルの「Hello」は先週の19位から今週は25位です。が、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは今週も第1位を続け、21週目の第1位となりました。2005年ケリー・クラークソンの「Breakaway」、2002年セリーヌ・デイオンの「A New Day Has Come」と並んで女性アーティストでは歴代1位タイ、オールアーティストでも歴代3位タイの1位週数となりました。

 

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今週はHOT100にドレイクが3曲初登場しました。16位にザ・スローンをフィーチャリングした「Pop Style」、21位にウィズキッド&カイラをフィーチャリングした「One Dance」、そしてパーティネクストドアの「Come And See Me」にドレイクがフィーチャリングされて97位に初登場しています。「Pop Style」は128,000ダウンロードでデジタル・セールス初登場1位。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは4位初登場、ラップ・ソングス・チャートでは3位に初登場しています。また「One Dance」はR&Bヒップホップ・ソングス・チャートで7位、このチャートからラップを除いて構成されているR&Bソングス・チャートで3位に初登場しています。

 

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また、今週はカニエ・ウエストのニュー・アルバムが発売されてHOT100で34位に初登場した「Famous」をはじめ、カニエ・ウエストが8曲初登場しました。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは12曲が初登場しています。HOT100登場曲数のランキングではドレイク、カニエともに上位に位置していますので、ここでまとめておきましょう。ちなみにエルヴィス・プレスリーは1955年11月12日から1958年7月28日まで発表されていたTOP100チャートでは32曲(うち2曲はHOT100にもチャートイン)がチャートインしています。

 
1位 207曲 Glee Cast
2位 129曲 Lil Wayne
3位 108曲 Elvis Presley
4位 107曲 Drake
5位  91曲 James Brown
6位  83曲 Jay Z
7位  78曲 Chris Brown
8位  75曲 Ray Charles
8位  75曲 Kanye West
10位  73曲 Aretha Franklin
11位  71曲 Beatles
12位  69曲 Taylor Swift
13位  67曲 Elton John
14位  66曲 Nicki Minaj
15位  63曲 Stevie Wonder
16位  62曲 Justin Bieber

 
先週の44位から今週30位にアップしたのが、26曲目のカントリー・ソングス・チャート第1位となったティム・マックグロウの「Humble And Kind」です。HOT100では30曲目のTOP40ヒットとなりました。4/3に授賞式がCBS系列で全米に生中継された第51回ACMアワードでのパフォーマンスがあって急伸しました。カントリー・ソングス・チャートで26曲の第1位はドリー・パートンを抜き、アラン・ジャクソンと並んで歴代7位タイとなりました。1位はジョージ・ストレイトの44曲です。

 
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4/23付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

kanyelife
今週の第1位はカニエ・ウエストが2月に発表していたアルバム『The Life Of Pablo』です。2月に発売していたのになんで今頃出てきたのか、それも初登場で、と疑問ですね。このアルバムは2月13日にTIDALのみでストリーミングでリリースされました。またカニエ・ウエストのオフィシャル・サイトのみでダウンロード購入ができましたが、両方ともビルボードの集計対象じゃないんです。4/1にビルボード集計対象の多くのサイトでもストリーミングでのリリースとなって今週初登場1位となりました。98,000EAUで実売は28,000枚です。かつてのカニエ・ウエストのアルバム発売第1週の数字からすると信じられないくらい低いです。それでもセカンド・アルバムからオリジナル・アルバムで7枚連続初登場1位となりました。ちなみに2004年のデビュー・アルバム『The College Dropout』は初登場2位で最高位2位を3週連続で記録しました。この時は誰がカニエ・ウエストの1位を阻んだのでしょうか。同じ週に初登場1位でカニエ・ウエストの初登場1位を阻んだのはノラ・ジョーンズの『Feel Like Home』でした。このアルバムは初登場から6週連続で1位を記録しています。

 
『The Life Of Pablo』はストリーミングでのポイントが70%で、ストリーミングでのポイントが50%以上を占めて1位を記録した初めてのアルバムとなりました。これまでは4/2付のリアーナ『ANTI』の44.6%が最高でした。CDなどのフィジカル・セールスの時代からデジタル・セールスの時代になり、あっという間にストリーミング・セールスの時代になったといえる象徴的な出来事です。『The Life Of Pablo』は収録されている曲のストリーミングの合計が1週間で9900万あったそうです。

 

今回このアルバムの発売には紆余曲折がありました。タイトルそのものも何度も変更されています。TIDALのみでのリリースを決めたのは、TIDALが昨年春におよそ60億円でジェイZの会社に買収されて、ビヨンセ、マドンナなどとともにカニエもTIDALのオーナーの一人になっているからです。TIDALでのリリース時点ではAppleでのリリースは絶対に絶対にないと言っていました。しかし一部ユーザーがネット上に勝手にコピーしてその違法ダウンロードが50万以上あったことやTIDALだけでは権利収入も低いということもあってApple、Spotify、Google Musicなどにもストリーミングを解禁したようです。ストリーミングやダウンロードを巡ってはこれまで混乱を招いていましたが、このアルバムは今後も進化をし続ける、つまり、さらなるオフィシャルなアップロードがあると予告しています。今後さらにアルバム収録曲が増えていくということでしょうか。CDではオリジナルを発売して、しばらくしてからデラックス・エディションとして収録曲を増やしてリリースするというパターンはありましたが、CDをリリースしないで、ストリーミングの世界でさらにアップロードするという新しいリリースをとっていくようです。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと3枚です。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/wb553552

第3位に初登場したのが、ルーカス・グラハムのデビュー・アルバム『Lukas Graham』。59,000EAU(実売34,000枚)のセールスでした。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/cshc554625

第4位がウィーザーの4枚目のセルフ・タイトル・アルバム『Weezer』。これまでの3枚と同様ジャケットの色でこのアルバムは『Weezer (White Album)』と呼ばれています。1992年ロス・アンゼルスで結成された4人組ロック・バンドです。オリジナル・アルバムとしては10枚目ですが、セルフ・タイトルが今回のアルバムを含めて4枚あり、1994年のデビュー・アルバムが『Weezer (Blue Album)』で最高位16位、2001年が『Weezer (Green Album)』、2008年が『Weezer (Red Album)』でいずれも最高位4位を記録しています。

 

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第5位はトゥエンティ88のデビュー・アルバム『TWENTY88』です。ラッパーのビッグ・ショーンとR&Bアーティストのジェネイ・アイコが正式に結成したデュオなんです。以前ビッグ・ショーンの2013年のアルバム『Hall Of Fame』で、「Beware」という曲でこの2人はリル・ウェインを加えてコラボしていました。また2015年のアルバム『Dark Sky Paradise』でも「I Know」でジェネイ・アイコがフィーチャリングされています。R&Bヒップホップ・アルバム・チャート、ラップ・アルバム・チャートで初登場1位です。

 

 

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