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2016/5/7 Billboard Chart

time 2016/05/05

★プリンス、たった半日のセールスでアルバム、シングル続々再登場

★42週間ぶりにアメリカ出身アーティストが1位

★カントリーで大人気、フロリダ・ジョージア・ラインがまた1位

★アルバム・チャートで1位2位同一アーティストはいつ以来?

 

 

5/7付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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5/7付はセールスでは4/15から4/21までの集計です。プリンスが亡くなったのが4/21午前10時7分。東部時間のお昼頃、速報で全米に伝わり、ものすごい勢いでアルバム、シングルのデジタル・セールスが伸びました。プリンスのランキングはほとんどわずか半日のセールスによるものです。ビルボード誌も特集を組んでいます。

 
さて5/7付のHOT100チャート第1位は1997年5月3日ニューヨーク生まれの19歳のラッパー、デザイナーの「Panda」が2位から見事1位に上がりました。チャート・ポイントの2/3がストリーミングによるものでストリーミングで2週連続第1位。デジタル・セールスは4位から2位、ラジオ・ソングスは32位から27位にアップしています。

 
ということでリアーナが1位から落ちて、HOT100でアメリカ出身以外のアーティストによる1位独占は連続41週でストップしました。もちろんビルボード記録です。この間、OMI、ザ・ウィークエンド、ジャスティン・ビーバー、アデル、ゼイン、リアーナ&ドレイクが1位でした。しかもこの間ラップの1位がありません。アメリカ生まれのウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」が1位から落ちた後からこの記録がスタートし、デザイナーの「Panda」でこの記録がストップしました。つまりこの両端がラップ・ソングなんですね。

 
ラップの1位なしの連続記録も41週だったのですが、ビルボード記録は46週です。シャギーの「Angel」に代わってクレイジー・タウンの「Butterfly」が1位に返り咲いた2001年4月7日から、ジャ・ルール・フィーチャリング・アシャンティの「Always On Time」が1位になる前の週の2002年2月16日、アッシャーの「U Got It Bad」の6週目の1位までの連続46週間でした。

 
デザイナーは18歳11ヶ月での1位ですが、年少記録を調べると男性では2007年11月24日付で「Kiss Kiss」が1位になったクリス・ブラウン(フィーチャリング・Tペイン)以来の記録とか。この時のクリス・ブラウンは18歳6ヶ月でした。女性を含めると16歳11ヶ月で1位になったロード(2013年10月12日「Royals」)以来の若さだそうです。

 
さらに、このビルボード記録を調べると男性ソロ・アーティストではスティーヴィー・ワンダー(「Fingertips Pt.2」1963年8月10日)の13歳3ヶ月。女性ソロはリトル・ペギー・マーチ(「I Will Follow Him」1963年4月27日)で15歳1ヶ月です。グループのメンバーとしては誰でしょうか。もしジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンでしたら、「I Want You Back」が1970年1月31日に1位になった時、11歳5ヵ月でした。

 

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第3位には先週の13位から急上昇したドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」。ストリーミングで18位から3位、デジタル・セールスでは1位から7位、ラジオ・ソングスで34位から16位という動きになっています。ドレイクとしては17曲目のTOP10ヒットとなりましたが。これはラッパーでは歴代4位タイ。1位がジェイZで21曲、2位がリル・ウェインの19曲、3位がリュダクリスの18曲、そしてドレイクがエミネムと並んで17曲で4位タイとなっています。

 
第4位は先週まで9週連続第1位だったリアーナ・フィーチャリング・ドレイクの「Work」です。リアーナの通算1位週数は60週(歴代2位)、1位曲数は14曲(歴代3位)となっています。

 
今週のジャスティン・ビーバー。「Love Yourself」は先週の8位から今週は9位にダウン。ということで、TOP10内初登場以来連続滞在週数は23週と記録更新中です。さらにこの曲は1位から9位までの9ポジションを記録しました。史上3曲目の10ポジションまであと「10位」のみ。十分に可能性があります。5/14付では実はこの曲15位にダウンするのですが、来週は14位までにプリンスが2曲入り、ビヨンセが3曲初登場しているんです。これが5/21付も続くかどうかわかりません。この5曲がなければ10位!もあるか?5/21付に期待しましょう。

 
そのプリンスですが、わずか半日のデジタル・セールスで6曲がHOT100に再登場しました。17位「Purple Rain」、20位「When Doves Cry」、28位「Kiss」、29位「Little Red Corvette」、39位「Let’s Go Crazy」、そして41位に「1999」です。ロック・ソングス・チャートでは5曲が入りました。注目は「Darling Nikki」が12位に!『Purple Rain』に収録されていましたね。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002159402

54位はフロリダ・ジョージア・ラインの「Confession」(最高位53位)ですが、今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。これは彼らのセカンド・アルバム『Anything Goes』から4曲目の1位になります。実は彼らのデビュー・アルバム『Here’s to the Good Times』からも4曲の1位を記録して、デビューから2枚連続4曲ずつの1位を記録したのはザック・ブラウン・バンド『The Foundation』、『You Get What You Give』以来史上2組目とのことです。

 

 

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5/7付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0120070123

今週の第1位はほとんどたった半日で実売10万枚のセールス(179,000EAU)を記録したプリンスの『Very Best』が200位圏外から再登場しました。プリンスにとって2006年の『3121』以来5枚目のNo.1アルバムとなりました。このベスト盤は2001年に最高位66位を記録していました。ベスト盤の1位は2007年3月24日のザ・ノトーリアス・B.I.G.の『Greatest Hits』以来とのこと。この間にヒット曲を多く収録したマイケル・ジャクソンの『This Is It』(2009年11月14日1位)がありましたが、こちらはサウンドトラック扱いとなっています。またガース・ブルックスの6枚組ボックスセットでそのうち2枚がベスト盤となっている『Blame It All My Roots: Five Decades Of Influences』が2013年12月21日に1位になっていますが、他の4枚がカバー集ということでこちらもベスト盤扱いにはなっていません。

 
今週は200位までにプリンスのアルバムが8枚、TOP10に3枚ランクインしました。

 

 

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第2位には『Purple Rain』が再登場。1984年発売。プリンス最初のNo.1アルバムで84/8/4から85/1/12まで24週連続でNo.1を続けました。

 
第6位には『The Hits/The B-Sides』が再登場。こちらは1993年発売の3枚組です。56曲入りで6曲が未発表曲、18曲がシングルB面曲です。これまでの最高位は93年19位でしたのでこちらも最高位を更新しました。『Very Best』とこのアルバムがTOP10に入ったことで、プリンスのTOP10アルバムは18枚となりました。

 
さらに1位、2位にプリンスのアルバムが入りましたが、同一アーティストの1位2位独占はこれまでどのくらいあったのでしょうか。プリンスの前はネリーでした。2004年10月2日付で1位が『Suit』、2位が『Sweat』とともに初登場しています。その前はガンズ・アンド・ローゼズで1991年10月5日に1位『Use Your Illusion II』、」2位に『Use Your Illusion I』が初登場して翌10月12日付も同じ順位で独占しました。その前は...なんとジム・クロウチ。ジム・クロウチは1973年9月20日に飛行機事故で30歳の若さで亡くなりました。72年7月1日にチャートに入った『You Don’t Mess Around With Jim』が亡くなった後もチャートを駆けあがり、74年1月12日から2月9日まで5週連続で1位を記録しました。このアルバムに収録されている「Time In A Bottle」が73年12月29日から2週連続でHOT100で1位を記録していて、それもアルバム・セールスに寄与したのだと思われます。このアルバムが1位を記録した1/26と2/2の2位がジム・クロウチの3枚目のアルバム『I Got A Name』だったのです。ともに下から上がってきての1位と2位。すごいですね。ここまで書いて、あれ?ブルース・スプリングスティーンも同時に2枚発売してたよな、『Human Touch』と『Lucky Town』。あれは何位だったのかと思って調べたら、なんと2位と3位に初登場してこれがそれぞれの最高位で1位になっていませんでした。1992年4月18日付ですが、この週は1位から4位までが初登場で前週の1位から4位が5位から8位へ下がっていました。ブルース・スプリングスティーンの2枚を抑えて1位になったのはデフ・レパードの、大ヒットアルバム『Hysteria』以来5年ぶりのアルバム『Adrenalize』でした。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場は2枚です。

 

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第3位に初登場したのが、スターギル・シンプソンのサード・アルバムにして初めてTOP40に入った『A Sailor’s Guide to Earth』です。1978年6月8日ケンタッキー州ジャクソン生まれの37歳です。3年前にようやくデビュー・アルバム『High Top Mountain』をリリース。ビルボード200には入りませんでした。それがたった3年で今回は3位に初登場です。セカンド・アルバム・リリース後もライブ活動やTVで曲が使われたりと地道な活動の積み重ねでじわじわと人気を広めていたんですね。アルバムにはニルヴァーナのカバーも収録されていて、カントリー・アルバム・チャートだけでなく、ロック・アルバム、フォーク・アルバム・チャートでも初登場1位を記録しました。

 

 

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第5位にはサンタナの『Santana IV』が初登場しました。14枚目のTOP10アルバムとなりました。通算24枚目のオリジナル・アルバムなのに『IV』というのはデビューから3枚目までのアルバムの音楽性の継承と『III』のメンバーと制作したアルバムということで『IV』となったようです。初期メンバーのグレッグ・ローリー、マイケル・カラベロ、マイケル・シュリーヴ、二―ル・ショーンが45年ぶりに集まりました。

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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