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2016/10/29 Billboard Chart

time 2016/10/28

10/29付

★チェインスモーカーズ、遂に9週連続第1位!でも過去には...

★ブルーノ・マーズ新曲登場!

★TOP10内初登場曲はこれで何曲目?

★1位に1曲しかなっていないTOP10内初登場順位は?

★HOT100登場曲の演奏時間最長最短TOP5

★BTS、韓国アーティスト最高順位更新

★ロックンロール・ホール・オブ・フェイム、ノミネート発表

 

10/29付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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9週連続第1位!!チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」!!ここでいやな情報を!今週でHOT100=11週、TOP10=11週、TOP5=9週、そしてNo.1=9週。年間チャート集計対象最終週まであと4週あります。すべてTOP5内としてHOT100=15週、TOP5=15週、1位はあと何週かわかりませんが、いやな情報とは「Gold Digger」と「Independent Women Part I」のこと。これだけでああ、あれかとわかった方!チャートマニア!

 

カニエ・ウエストの「Gold Digger」は2005年9月17日から11月19日まで10週連続第1位。2005年年間チャート集計最終週は11月26日で、その時点でHOT100=18週、TOP10=11週、TOP5=11週、No.1=10週。これで年間第6位!デスティニーズ・チャイルドの「Independent Women Part I」は2000年11月18日から2001年1月27日まで11週連続第1位。2001年年間チャート集計第1週の12月2日からのデータでは、HOT100=18週、TOP10=13週、TOP5=11週、No.1=9週。これで2001年年間第10位!もちろん、他の曲との兼ね合いがありますが、さあ「Closer」はいかに?

 

「Closer」ですが、デジタル、ストリーミング、ラジオ・ソングス、オンデマンドの各チャートで今週も第1位!4冠達成を3週目としました。またデュオでの9週間第1位は2003年から2004年にかけて「Hey Ya!」で9週間第1位を記録したアウトキャストに並びました。デュオでの最長1位は、1996年「Macarena (Bayside Boys Mix)」で14週間1位を記録したロス・デル・リオです。このデュオとはその歌のために組まれたデュオではなく、既成のデュオです。

 

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl555746

第3位にはトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」がとどまっています。この曲は最高位2位を4週間記録して、TOP10、TOP5ともに今週で10週目、HOT100は17週目です。こういう曲も年間TOP10入りが期待されますね。ロック・ソングス・チャートでは10週連続第1位。今年のロック・ソングス・チャートは1/2と5/14以外、トゥエンティ・ワン・パイロッツが3曲で1位を独占しています。この占有率は歴史的快挙です。

 

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第5位はブルーノ・マーズの11/18発売のサード・アルバム『24K Magic』タイトル・ソングがHOT100でいきなり初登場しました。101,000ダウンロードでデジタル・ソングス・チャート第2位初登場。ストリーミングは9位初登場。ラジオ・ソングスが早くも好調で36位から15位に急上昇しています。HOT100で19曲目のチャートインで13曲目のTOP10ヒットとなりました。ブルーノ・マーズのリード・アクトとしての曲で初登場順位が最も高かったのが「It Will Rain」の28位初登場(2011/10/15)でしたので、この曲、待ちに待った曲だったのですね。デジタルやストリーミングの上位初登場でラジオ・ソングスでは圏外、でもTOP20以上に初登場するという曲は結構あるのですが、限られたファンが最初に飛びつくので2週目に息切れして大きくダウンする傾向がありました。この曲はラジオ・ソングス・チャートの急上昇が目立ちます。幅広いファンが待っていたことを物語っています。なお、TOP10内初登場はHOT100になってから180曲目。そのうち初登場5位は12曲目です。過去11曲で5位どまりが6曲。1位になったのはアヴリル・ラヴィーンの「Girlfriend」しかありません。さあ、この曲はどうなる?ちなみに、6位と8位に初登場した曲も1位はそれぞれ1曲しかありませんでした。初登場6位の方はビートルズの「Let It Be」、8位はマルーン5・フィーチャリング・クリスティーナ・アギレラの「Moves Like Jaggar」です。

 

さらにブルーノ・マーズ関連で昨年の年間1位のマーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズ「Uptown Funk!」ですが、このほどRIAAから1000万枚以上のセールスとなるダイアモンド・ディスクに認定されました。シングルで1000万枚以上は13曲目とのことです。ダウンロードでの認定がスタートする前は、エルトン・ジョンの「Candle In The Wind 1997/Something About The Way You Look Tonight」の1枚だけでした。CDシングルなどのフィジカル・セールスがほとんどなくなり、デジタル・セールスがメインの認定になって、さらに現在は1500ストリームス=1枚のアルバム・セールス換算でストリーミング数もカウントされてゴールド(50万枚)、プラチナ(100万枚)が認定されています。
今週の56位には、TOP10内初登場が3曲あるマルーン5がケンドリック・ラマーをフィーチャリング・アーティストに迎えた「Don’t Wanna Know」が初登場しました。この曲は10/12にリリースされたので、集計対象としてはセールスが2日間、ラジオが5日間の集計でHOT100に初登場しました。PVご覧になりました?ポケモンGOのパロディでかぶり物をしたアダム・レヴィンを街中の人が捕まえようとする内容です。コメディアンのサラ・シルバーマンもコスプレで登場しています。

 

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さて、先週速報でお伝えした、HOT100=77位初登場のピコ太郎の「PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen)」ですが、ストリーミングでは46位に初登場でした。ファンが作ったビデオもカウントされるでしょうから今後どう動くか注目ですが、バウアーみたいになりますかね。この曲45秒しかないので、HOT100登場曲で最も演奏時間が短い曲になってしまいました。長い曲、短い曲のTOP5は以下のとおりです。
The Longest Hot 100 Hits:
9:57 Blackstar / David Bowie (2016年最高位78位)
9:30 Better Place to Be (Parts 1 & 2) / Harry Chapin (76/86)
8:55 November Rain / Guns N’ Roses (92/3)
8:37 American Pie (Parts I & II) / Don McLean (72/1)
8:16 Untitled 07 L Levitate / Kendrick Lamar (16/90)

 

The Shortest Hot 100 Hits:
0:45 PPAP (Pen-Pineapple-Apple-Pen) / Piko-Taro (16/77)
1:02 Little Boxes / The Womenfolk (64/83)
1:17 Some Kind-A Earthquake / Duane Eddy His Twangy Guitar and the Rebels (59/37)
1:19 Forward / Beyonce feat. James Blake (16/63)
1:20 What I’ve Been Looking For (Reprise) / Andrew Seeley & Vanessa Anne Hudgens (06/67)

 

No.1ソングで最も演奏時間が短いのはモーリス・ウィリアムス&ゾディアックスの「Stay」。時間は1分38秒でした。1960年に1位になっています。1位で最も長いのがドン・マクリーンの「American Pie」なんですが7インチシングルではA面、B面にそれぞれパート1、パート2として収録されていました。でも当時ラジオ局ではこのシングルのA面をかけずに、長いLPバージョンをかけた番組が多かったそうです。

 

 

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10/29付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はグリーン・デイの12枚目のスタジオ・アルバム『Revolution Radio』です。95,000EAU、実売は9万枚のセールスでした。もっと1位になっていたかと思いましたが、2004年『American Idiot』、2009年『21st Century Breakdown』以来の3枚目の第1位です。TOP10は10枚目。このアルバムに収録されている「Bang Bang」は今週のメインストリーム・ロック・ソングス・チャートで7週目の第1位。オルタナティヴ・ソングス・チャートでは4週連続で最高位3位をつけていますが、このチャート28年の歴史で登場曲数では歴代4位の21曲目のチャートインだそうです。歴代1位は25曲でレッド・ホット・チリ・ペッパーズ。2位が23曲でU2。3位が22曲でフー・ファイターズとなっていました。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと4枚です。

 

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第2位に初登場したのが、ノラ・ジョーンズの6枚目のTOP10入りとなる『Day Breaks』です。47,000EAU、実売は44,000枚のセールスでした。ジャズ・アルバム・チャートで初登場1位です。TOP10=6枚はすべて3位以上で、No.1がこれまでに3枚。衝撃的なデビュー・アルバム『Come Away With Me』は全米だけで1000万枚以上のセールスを記録しています。また、コンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートで2002年3月16日の初登場から2004年12月4日まで143週連続第1位という、きっともう破られないと思われるジャンル別チャートでのデビュー・アルバム1位週数記録を作っています。

 

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第3位にはワンリパブリックの『Oh My My』が初登場。2013年の『Native』(最高位4位)に続く連続TOP5入りとなりました。ワンリパブリックといえば、プロデューサーとしてもソングライターとしても大活躍のライアン・テダーがいます。彼は親日家で収録曲の「Kids」は日本にいるときに作ったとか。今回はどんなヒット曲が生まれるのでしょうか。デビュー曲の「Appologize」は最高位2位ながら47週間チャートインして、2007年年間66位、2008年年間5位。「Counting Stars」はUKで第1位になりましたが全米ではやはり最高位2位。でも68週間チャートインして2013年年間63位、2014年年間5位という大ヒットを記録しています。

 

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第8位はアルター・ブリッジの『The Last Hero』が初登場。2004年に4人組ロック・バンド、クリードが解散した後、クリードのメンバー、マーク・トレモンティとスコット・フィリップスが、すでにクリードを脱退していたブライアン・マーシャルに、新たなボーカリストとしてマイルズ・ケネディを加えて結成しました。つまりクリードのボーカル、スコット・スタップを除いた3人に新たなボーカリストで結成されたということなんですね。実はクリードも2009年にオリジナルの4人で再結成しています。アルター・ブリッジとしての活動も続いて今回が5枚目のスタジオ・アルバム発表となりました。2004年のデビュー・アルバム『One Day Remains』(最高位5位)以来のTOP10入りです。この間の3枚もすべてTOP20に入っていて、根強い人気に支えられています。

 

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第9位にはエレクトロニック・ロック・デュオ、ファントグラムの3枚目のフル・スタジオ・アルバム『Three』です。ファントグラムは2007年に、中学の同級生だったジョシュ・カーターとサラ・バーテルでニュー・ヨーク州サラトガ・スプリングスで結成されました。チャーリー・エヴリフェアというバンド名で活動していましたが、2009年にファントグラムと改名しています。

 

さて、ワールド・アルバム・チャート。宇多田ヒカルのアルバム『Fantome』は初登場2位から先週1位となって今週は2位へダウン。宇多田ヒカルは ビルボード200のアルバム・チャートで200位に入るだけのセールス・ポイントがなかったため、チャートインできませんでしたが今週のワールド・アルバム・チャートの第1位は、ビルボード200でなんと26位に初登場しました。BTSの『Wings』です。16,000EAU、実売11000枚のセールスでした。韓国のアーティストはアメリカ進出がさかんで、けっこうビルボード200には登場しています。今回は2014年の2NE1の『Crush』が記録した最高位61位を抜いて韓国アーティストで過去最高順位となりました。BTS自身も過去EPが2枚チャートインしていますので3度目のアルバム・チャート登場です。日本では防弾少年団の名前でCDが発売されています。韓国では2013年に男性ヒップホップ・グループとしてデビューしました。1992年から97年までに生まれた7人組です。

 

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34位にはメリッサ・エスリッジの14枚目のTOP40入りとなったアルバム『Memphis Rock and Soul』が初登場しました。メリッサ・エスリッジは1988年『Melissa Etheridge』でデビュー。最高位は22位でした。これ以降2008年に発表したクリスマス・アルバム『A New Thought For Christmas』(最高位113位)以外すべてTOP40に入っています。過去30年で調べると女性アーティストではセリーヌ・ディオンと並んで歴代5位のTOP40アルバム枚数とのことです。ちなみに1位は22枚でマドンナ。以下バーブラ・ストライサンド(20枚)、マライア・キャリー(19枚)、メアリー・J.ブライジ、同数でリバ・マッキンタイア(16枚)となっております。今回はスタックス・レーベルのブルース、ロックの名曲をカバーしています。ブルース・アルバム・チャートで初登場1位でした。

 

最後に2017年4月にニュー・ヨークのバークレー・センターで授賞式が行われるロックン・ロール・ホール・オブ・フェイムのノミネートが発表されました。800人以上の業界関係者の投票によって受賞者が決まります。毎年5組から8組程度が選ばれています。ノミネートは以下のとおりです。シックは最多ノミネート回数となる11回目のノミネートです。

 

初ノミネート: Bad Brains, Depeche Mode, Electric Light Orchestra, Jane’s Addiction, Joan Baez, Journey, Pearl Jam, Steppenwolf, 2Pac

 

複数回ノミネート: Chaka Khan, Chic, J. Geils Band, Janet Jackson, Joe Tex, Kraftwerk, MC5, Cars, Zombies, Yes

 

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