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2016/12/3 Billboard Chart

time 2016/12/03

12/3付

★レイ・シュリマー、アデル以来の5000万超

★アダルト・コンテンポラリー・チャート通算1位週数ランキング

★カントリー、デビューから25曲連続TOP10入り

★20年ぶりにアルバム第1位、でも解散へ

★まだNo.1アルバムなし。最多TOP10入りは?

★134,000枚も売っても今週チャート入りできず。何故?

 

 

12/3付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週から2017チャート・イヤーです。2016年年間チャートの集計は先週までの1年間でした。ということで2017チャート・イヤー最初の第1位は先週に続いてレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」です。R&Bヒップホップ・ソングス、ラップ・ソングスの両方のチャートでも2週連続第1位。デジタル・セールス、ストリーミングもともに2週連続第1位です。特にストリーミングは前週比25%アップで5410万ストリームスという異常なストリーミング数を稼ぎました。昨年11/14付でアデルの「Hello」が6160万(歴代2位)ストリームスを記録して以来の5000万超になりました。週間ストリーミング数の歴代1位は1億300万回のストリーミングを記録したバウアーの「Harlem Shake」(2013年)です。ラジオ・ソングス・チャートでは44位から28位へアップしています。

 

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7位から4位にアップしたのがアリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュの「Side To Side」です。アルバム『Dangerous Woman』から3枚目のシングルでこのアルバムからは初めてTOP5に入りました。デジタル・セールスで7位から5位、ストリーミングは6位変わらず、ラジオ・ソングスは8位から6位と堅調です。今週のチャートのセールス集計最終日は11/17でした。11/20に『アメリカン・ミュージック・アワード』の授賞式が放送されていますので、こちらで受賞あるいはパフォーマンスされた作品は来週チャートに影響があるかもしれません。アリアナ・グランデは最優秀アーティストを受賞しています。アリアナ・グランデ&ニッキー・ミナージュでのTOP5入りは彼女たちにジェシーJを加えて2014年3位を記録した「Bang Bang」以来です。

 
最高位7位を記録して今週は32位にランクインしているのがリアーナの「Needed Me」です。今週42週目のチャートイン。リアーナの57曲のHOT100ソングの中で実はこの曲が最長週数となりました。またこの曲はTOP10=16週で、最高位6位以下のTOP10ソングの中でTOP10週数が歴代1位となっています。

 

 

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最高位8位、今週は33位から39位へダウンしているのがアデルの「Send My Love (To Your New Lover)」です。今週アダルト・コンテンポラリー・チャートで1位になりました。こちらのチャートでは5曲目の第1位です。5曲ですが通算1位週数では57週となりました。2010年代では1位曲数としては最多でテイラー・スウィフトと並びました。アルバム『25』は実売910万枚ながら、実売にストリーミングやダウンロードのトラック・セールスをアルバム・セールスに換算したものを加えた枚数が1010万枚となり、RIAAでもこのルールを取り入れて1000万枚のセールスを記録した作品に授与するダイアモンド・アルバムに認定しています。

 
アダルト・コンテンポラリー・チャート通算1位週数ランキング:

 

1位 87週 Celine Dion
2位 57週 Adele
3位 49週 Elton John
4位 47週 Lionel Richie
5位 43週 Phil Collins
5位 43週 Faith Hill

 

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ストリーミングがHOT100の順位に大きく影響を与えるので、ロックやカントリーの曲はこれまでのようなヒットにならない、ジャンル別のチャートで1位をとってもHOT100の100位にすら入らない状況になっています。そんな中でキャリー・アンダーウッドも然り。カントリー・ソングス・チャート、カントリー・エアプレイ・チャートでともにTOP10に入りましたが、HOT100では最高位69位で今週は71位です。でもカントリーでは両チャートでホリデー・ソングやプロモ・ソングなどのイレギュラーを除いてデビューから25曲連続TOP10入りを続けています。カントリーでのデビューは2006年「Jeses, Take The Wheel」(最高位1位)。でも確かアメリカン・アイドルで優勝してHOT100では2005年に「Inside Your Heaven」(最高位1位)でデビュー。「Jesus, Take The Wheel」はその次のシングル(最高位20位)でした。そうなんです。カントリー・チャートでは「Jesus, Take The Wheel」以前の曲はイレギュラーとしてこの記録にはカウントしていないんですね。アメリカン・アイドルでの曲ということで。こうなるとこの曲などを聞いたことがある人や経緯を知っている人は理解できるでしょうが、チャート本だけで判断すると、それはおかしいということになってしまいますね。他にもこういうケースありましたね。キャリー・アンダーウッドのデビューから25曲連続TOP10は歴代1位独走中です。次は19曲連続でトレイシー・ローレンスで、1992年から97年までで記録しました。またカントリー・ソングス・チャートでTOP10=25曲は女性アーティストではリーバ・マッキンタイアの36曲に次いで歴代2位です。

 

 
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12/3付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 

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今週の第1位はなんと1996年8月17日付で『Beats, Rhymes And Life』が1位になって以来20年3ヶ月ぶりに1位になったトライブ・コールド・クエストの『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』です。135,000EAU、実売112,000枚のセールスでした。次の1位作品までの期間、1位ギャップではヒップ・ホップ・アーティストとしての記録を大幅に更新してしまいました。これまでは今年の11/19付でアルバム『Trap Or Die 3』が1位になったジージーで、2008年9月のNo.1アルバム『The Recession』以来の8年2ヶ月でした。1998年に発表されたアルバム『The Love Movement』(最高位3位)を最後に解散。その後何度か再結成されましたが、Qティップなどメンバーはソロとして活動していました。昨年デビュー・アルバム『People’s Instinctive Travels and the Paths of Rhythm』の25周年盤発売に合わせてメンバー4人が再結成。TV出演を果たし、今作品の製作となりました。ただメンバーのファイフが今年の3月に糖尿病による合併症で45歳という若さで亡くなりました。メンバーはこのアルバムをラスト・アルバムとして、ワールド・ツアーを行った後解散するとのことです。ビルボード200での1位ギャップでは、亡くなった後に『Genius Loves Company』が2005年に1位になったレイ・チャールズが最長とのことです。その前の1位は1962年の『Modern Sounds In Country And Western Music』でした。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと1枚です。

 

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この人、グループでは1位があるのにソロでは意外にもNo.1アルバムがないんですね。今週第9位に『57th & 9th』で初登場したスティングです。11枚目のTOP10入りとなりました。No.1アルバムがないアーティストでTOP10入りが最多なのはラッシュ。2位が2枚あり、TOP10=12枚です。スティングは2位=3枚でした。すべてのアーティストとするとTOP10=24枚で2位も5枚記録しているにもかかわらずまだ1位がないのがキッズ・バップ・キッズ。メンバーはその都度クレジットされていませんが旬のヒット曲を子供たちのコーラスで収録したアルバムを発表しています。

 

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ところでシングルでも「Hellelujah」がHOT100の59位に初登場したレナード・コーエンですが、ベスト盤である『Essential Leonard Cohen』が13位に初登場しました。また、今年リリースされ先週48位だった『You Want It Darker』が一気に第7位へアップ。このアルバムは11/12付で10位に初登場。2012年の『Old Ideas』(最高位3位)以来のTOP10入りでした。今週は3万EAU、実売28,000枚のセールスで一気に最高位を更新しました。今年も多くのアーティストが亡くなりましたが、チャートでは必ずと言っていいほどこのような動きがあって。亡くなったアーティストの作品が売れてチャートに反映されるのはいいと思いますが、亡くならなければこのように売れないし、チャートアクションもなかったわけで、それはちょっとした寂しさでもあります。

 

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第11位にはカントリー・アルバム・チャート初登場1位のガース・ブルックス&トリーシャ・イヤウッド夫妻のクリスマス・アルバム『Christmas Together』が初登場しました。カントリーではガース・ブルックスが15枚目、トリーシャ・イヤウッドは4枚目の第1位です。カントリー・アルバム・チャートでの1位獲得枚数はジョージ・ストレイトが26枚で歴代1位。2位が16枚でマール・ハガードとウィリー・ネルソン。そして15枚は歴代4位タイでもう1人はティム・マックグロウです。またビルボード200では36位に初登場したホーム・フリーの『Full Of (Even More) Cheer』がカントリーでは2位に初登場しました。カントリー・アルバム・チャートで1位と2位がクリスマス・アルバムというのはカントリー・アルバム・チャートがスタートして53年で初めてとのことです。ちなみにこの『Full Of (Even More) Cheer』は2014年に発売された『Full of Cheer』に2曲加えて発売されました。

 
ところで、11/11のリリースで200位以内に入るセールスがあれば今週チャートに登場してるはずなんですが、ひとつ登場しなかった、あるいはできなかったアルバムがあります。134,000枚のセールスを記録しましたのでトラック・セールスによっては本来ならば初登場1位も期待できたのですが、チャートインせず!ガース・ブルックスの10枚組ボックス・セット『The Ultimate Collection』です。なぜ登場しなかったか。ビルボードにはアルバム・チャートのエントリー・ルールがあって、1枚=3.49ドル以下は発売4週間はチャートインさせないというルールがあるのです。1枚=3.49ドルということは10枚組ならば35ドル以上でないと登場できません。このボックス・セットはアメリカのディスカウント・ショッピング・ストア、ターゲットのみで29ドル99セントで発売されました。ターゲットのみでの発売でもカウントされてチャートに登場しますが、価格がエントリー・ルールに引っかかってしまいました。ガース・ブルックスはこれまで3つのボックス・セットを発売しています。

 

* The Limited Series 1998年1位
* The Limited Series (ウォルマート限定) 2005年(当時は1社のみの発売はチャートインできませんでした。)
* Blame It All On My Roots: Five Decades Of Influences 2013年1位

 

今回はニュー・アルバム『Gunslinger』1枚とかつて発表された曲から選曲された曲を9枚のアルバムに収録して発売されています。

 

 

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第17位にはジョーのニュー・アルバム『#MYNAMEISJOETHOMAS』が初登場しました。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは第2位に初登場です。12枚目のスタジオ・アルバムでR&Bではデビュー・アルバム『Everything』(93年最高位16位)以外11枚連続でスタジオ・アルバムがTOP5に入っています。その間に『My Name Is Joe』(2000年)と『Ain’t Nothing Like Me』(2007年)の2枚がR&Bチャートで1位になりました。

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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