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Jeff Beck@東京国際フォーラムホールA (ネタバレ注意!!)

time 2017/02/01

Yardbirds♪で公式デビューして50周年!!

まさにLiving Legendでありながら、常に新しいチャレンジを行なう

Jeff Beck!!

昨年、ギターのCarmen Vandenberg、ヴォーカルのRosie Oddie

この2人の女性と組んだアルバムLoud Hailerをリリース!!

そして年が変わって、2017年来日公演♪

全国各地を回っていますが、この日1月30日(月)は東京公演♪

東京国際フォーラムホールAです。!!

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開演予定時刻19時を5分ばかり回って・・・ライトダウン

先ず3人のメンバーが登場!!

そしてステージ向かって左側から・・・

Jeff Beck登場!!

ストラトキャスターを手に、演奏がスタート!!

1曲目はその新作に収録のThe Revolution Will Be Televised♪

ベースはRhonda Smith、ドラムスはJonathan Joseph

ギターが、そのCarmen Vandenberg

そして客席側から、Rosie Oddie

なんとマイクの代わりに拡声器をもって登場!!

意表を突くオープニング!!

さすが常に斬新なJeff Beck♪

そして今回なんとメンバー3人が女性なのです。!!

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2曲目はややアップ・テンポとなったお馴染みFreeway Jam♪

Jeffはほとんど親指で弾いているよう・・・

後半、Good Vibrations♪のワンフレーズが入りましたが、そう言えば、近年、Brian Wilson♪とも共演していました。

軽快なLonnie On The Move♪が続き・・・

ステージ上には再びRosieが戻ってきて、新作からLive In The Dark♪

跪いたり、動き回ったり・・・

The Ballad Of The Jersey Wives♪ではしっかり聴かせました。

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Rosieが下がり、少し静かになり、You Know You Know♪

最近のステージでは定番となっているMahavishnu Orchestra♪のナンバーですが・・・

考えてみればその後のJeff Beckに多大な影響を与えたナンバーでしょう。!!

Rhondaのソロ!!

はっきり言って、カッコイイ女性!!

そしてJonathanのソロもフィーチャーされました。!!

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ここで一瞬、ローディー!?

と思った人が、実は、Jimmy Hall♪

 

Are You Ready!? Tokyo!!
曲はパワフルに、Morning Dew♪

1985年のFlash以降、Jeffのツアーの際の男性シンガーはほとんど彼

幅広いナンバーを歌えるのでしょう。!!
「Sam Cookeのナンバーを歌うよ・・・」
A Change Is Gonna Come♪

近年のステージでもお馴染み!!

照明もやや華やかに、そしてJeffのソロも冴え渡っていました。!!

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Jimmyが下がり、曲はBig Block♪

こちらも近年のライヴで定番ですが、親指でのピッキング!!

実にパワフルです。
そしてやや静寂となり、泣きのギター音が・・・
Cause We’ve Ended As Lovers♪
場内大喝采!!

この曲はどれだけその後の音楽界に影響を与えたことでしょう。・・・

やや短めでしたが、やはりギターを泣かせていました。・・・
さて一転して、軽快なギターのカッティングで、新作からO.I.L.

Rosie再登場!!

Jeffは途中から、Bo Diddley♪のような四角いギターを弾き・・・

続いても新作からThugs Club♪

こちらはラップ調に聴かせます。

そしてJeffのギターが静かに・・・

こちらも新作からメロディアスなScared For The Children♪

Rosieは最初は跪いて、そして後半はパワフルに聴かせ、またJeffのソロにはLittle Wing♪のメロディも入っていました。

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Rosieが下がり、Carmenの奏でるギターから、Beck’s Bolero♪

’70年代~’80年代にはプレイされなかったこのナンバーも、近年では定番に

Carmenとのプレイで今回は幾分ハードになったようです。!!

そして、聴き馴染みのハイハットの音!!

Blue Wind♪

今回、キーボード奏者はいないのですが、ハードなプレイ!!

まさに2017年ヴァージョンなのでしょう。!!
今度はJimmyが戻ってきて、Little Brown Bird♪

Muddy Watersのブルース・ナンバーだけに、彼のブルース・ハープもフィーチャー!!

Jeffのギターとのかけ合いも息が合っていました。!!

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ステージもクライマックスへ・・・Superstition♪

Jeffのギター・カッティングもBBAより、Stevie Wonder♪に近いかもしれません。・・・

そしてJimmy♪に代わって、Rosie♪

曲は新作からアップ・テンポのRight Now♪

彼女はステージを動き回り熱唱!!

ここでいったん終了となりました。・・・

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あまり間を置かず、ギターを抱えたJeff登場!!

彼が奏でるのは・・・

Goodbye Pork Pie Hat♪

場内大喝采、Carmenとギター・デュオ!!

但し途中から曲は、Brush With The Blues♪

じっくり聴かせました。・・・

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そしてJeffが爪弾くメロディーは・・・

A Day In The Life♪
George Martin♪のアルバムでプレイして以降、Jeffのライヴでは定番となっていますが・・・

そのGeorge Martinが昨年他界・・・

Beatles~George Martin~Jeff Beck

あまりにも色々な思いがこみ上げてくるでしょう。

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ドラマチックにエンディング!!

大人しく座っていたお客さんのほとんどがスタンディング・オベーションとなりました。!!

 

・・・で、これで終わりと思ったところへ・・・
なんとJeff Beck登場!!

ギターを奏でて、曲はGoing Down♪

バンドも加わり、歌うはJimmy♪

そして盛り上がったところで、Rosie♪も加わり、観客も総立ちのまま、最高潮でフィナーレ!!

最後はJeff自身、改めてメンバー紹介をして、1時間50分のステージは幕を閉じました。!!

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初来日から44年!!

特に’90年代後期以降は、よく日本に来ていて、このところ4年連続来日のJeff Beck♪
但し決して懐メロをやるわけでなく、常に斬新な試みを!!

今回も女性3人がバンド・メンバーということで・・・大いに興味を唆られた(!?)と思います。

72歳のJeff Beckですが、まだまだ若い仲間と共に新たなる変革を!!

大いに期待したいと思っている次第です。!!

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