最新全米音楽事情

2017/4/22 Billboard Chart

2017-04-23

4/22付

★TOP10内初登場、やはりビートルズはすごい

★ケンドリック・ラマー、第2位に初登場

★ACMアワードで関連作品急上昇

★祝結婚!スティーヴィー・ワンダーのオールタイムTOP40ヒット

★『More Life』早くも10億ストリームス

★3年連続カバー・アルバムで70枚目のチャートイン

★41枚目のコンピレーション・アルバムで54枚目のチャートイン

 

 

4/22付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週も第1位はエド・シーランの「Shape Of You」です。11週目の第1位で、HOT100史上11週以上の1位は22曲目とのこと。ただデジタル・セールスでは3位、ストリーミングでは第2位と、ともに1位から落ちました。ラジオ・ソングスでは9週連続第1位です。

 

ところでレーベルではアメリカでの次のシングルを「Castle On The Hill」と発表しました。なんか今更という感じですが、「Shape Of You」が1位に初登場した1/28に6位に初登場。この順位が今のところの最高位で今週は63位から69位へダウンしています。しかし、今後再上昇して再びTOP10に入り、1位になる可能性もあります。もし6位初登場の曲が1位になるとなんと1970年3/21に6位に初登場したビートルズの「Let It Be」以来となるのです。しかし、TOP10内に初登場して1位になった曲で、最も古い初登場順位は6位ではないのです。もっと前に初登場して1位になり、その曲以来その順位で初登場しても1位になれない順位がありました。それは第10位なんです。第10位に初登場して1位になった最後の曲はこれもビートルズの「Get Back」でした。初登場した日は1969年5/10。これを最後に第10位に初登場しても1位になっていません。ちなみに第10位初登場の歴史をたどると、最初に第10位に初登場したのがビートルズの「Hey Jude」。1968年9/14でした。まさにHOT100史上、初めてTOP10内に初登場した曲が「Hey Jude」でした。TOP10内に初登場した曲を順に並べると「Hey Jude」、「Get Back」、「Let It Be」とビートルズが3曲連続で初登場していました。この次が95年のマイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソンの「Scream」。この後はTOP10内初登場続出です。第10位に限ってみると、ビートルズの2曲が続いた後の初登場第10位は95年12/30、「Free As A Bird」。またしてもビートルズでした。

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/aftmb002671602

ということで前振りが長くなりましたが、今週HOT100第2位はいきなり初登場したケンドリック・ラマーの「Humble.」です。第2位初登場は昨年8/13のメジャー・レイザー・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー&ムーの「Cold Water」以来。HOT100史上第2位初登場はこれで20曲目。そのうち9曲が第1位になっています。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは史上4曲目の初登場1位でした。このチャートは現在の形になったのが2012年10月です。それ以来、エミネム・フィーチャリング・リアーナ「The Monster」(2013/11/16)、「Work」リアーナ・フィーチャリング・ドレイク(2016/2/13)、「Summer Sixteen」ドレイク(2016/2/20)が第1位に初登場してきました。「Humble.」はラップ・ソングス・チャートでも第1位に初登場しています。急にリリースとなった4枚目のアルバム『Damn.』からのカットです。「Humble.」は4曲目のTOP10ソングとなりました。テイラー・スウィフトの「Bad Blood」でフィーチャリング・アーティストとして参加して2015年に第1位を記録しています。今回はストリーミングが4980万ストリームス、デジタル・セールスが111,000ダウンロードとともに初登場1位を記録。まだラジオ・ソングスが圏外ですので、来週以降しばらく下がるでしょうが、こちらが伸びれば1位へ再挑戦もあり得ます。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny541658

今週のチェインスモーカーズ。コールドプレイとのコラボの「Something Just Like This」は今週3位から5位へダウンですが、ダンス/エレクトロニック・ソングスでは5週目の第1位です。先週もう1曲TOP10にいた「Paris」は今週は9位変わらずでした。ということでチェインスモーカーズの連続TOP10入りは49週となり、エース・オブ・ベースを抜いて歴代単独3位となりました。2位のドレイクまであと2週!

 

カントリーの話題を。4/2にACMアワードの授賞式があった関係で、関連する曲が軒並み上昇しています。

 

まず、パフォーマンスしたサム・ハントです。なかなか次のアルバムのリリース予定のアナウンスもないのですが、「Body Like A Back Road」はHOT100では12位から一気に第6位へアップしました。カントリー・ソングス・チャートでは9週連続第1位です。カントリー・ソングのTOP10入りは2013年フロリダ・ジョージア・ラインの「Cruise」(最高位4位)以来とのことですが、この時はラッパーのネリーがフィーチャリングされていました。

 
ACMアワードで最優秀男性ヴォーカルに輝いたトーマス・レットと最優秀女性新人ヴォーカルに輝いたマレン・モリスのデュエット「Craving You」がHOT100で53位に初登場。カントリー・ソングスでは46位から第5位へ大ジャンプアップしました。

 
またUNLVマーチング・バンドを従えてパフォーマンスしたレディ・アンテベラムの「You Look Good」がHOT100で60位に初登場。カントリーでは21位から第9位。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca532305

さらに最優秀女性ヴォーカルと最優秀アルバムを受賞したミランダ・ランバートはアルバム『The Weight of These Wings』がカントリー・アルバム・チャートで12/17以来3週目の第1位に返り咲き、ビルボード200では192位から12位へ大躍進しました。(最高位3位)

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/mot153992

さて、今週のあめりかん☆ぱい集計のオールタイムTOPヒット・ランキングですが、今週は6月17日にジャマイカで挙式予定と報じられたスティーヴィー・ワンダーのオールタイムTOP40ヒットをお届けします。スティーヴィー・ワンダーの3度目の奥さんとなる人は、2度目の奥さんとの離婚協議中の5年前から交際していたとされる42歳のトミーカ・ブレイシーさん。トミーカさんとの間には2人の女の子がすでにいます。2人目の子供は2014年に誕生。その翌年の2015年に2番目の奥さんとの離婚が成立したそうです。新しい奥さんが42歳。スティーヴィー・ワンダーは合計9人の子供がいて、長男は42歳。スティーヴィーはまだ66歳!元気!今回の挙式には9人の子供は全員集合するそうです。またエルトン・ジョンやサム・スミスなど超豪華アーティストも出席するそうで、スティーヴィーとのサプライズ・パフォーマンスもあるかもしれませんね。

 
1. Ebony And Ivory / Paul McCartney & Stevie Wonder (82/1)
2. Fingertips – Pt 2 / Little Stevie Wonder (63/1)
3. I Just Called To Say I Love You / Stevie Wonder (84/1)
4. That’s What Friends Are For / Dionne & Friends (86/1)
5. I Was Made To Love Her / Stevie Wonder (67/2)
6. Sir Duke / Stevie Wonder (77/1)
7. For Once In My Life / Stevie Wonder (68/2)
8. Superstition / Stevie Wonder (73/1)
9. I Wish / Stevie Wonder (77/1)
10. You Are The Sunshine Of My Life / Stevie Wonder (73/1)

 

11. You Haven’t Done Nothin / Stevie Wonder (74/1)
12. Signed, Sealed, Delivered I’m Yours / Stevie Wonder (70/3)
13. Part-Time Lover / Stevie Wonder (85/1)
14. Send One Your Love / Stevie Wonder (79/4)
15. My Cherie Amour / Stevie Wonder (69/4)
16. Uptight (Everything’s Alright)/Stevie Wonder (66/3)
17. Master Blaster (Jammin’) / Stevie Wonder (80/5)
18. Boogie On Reggae Woman / Stevie Wonder (75/3)
19. Yester-Me, Yester-You, Yesterday / Stevie Wonder (69/7)
20. That Girl / Stevie Wonder (82/4)

 

21. Higher Ground / Stevie Wonder (73/4)
22. Living For The City / Stevie Wonder (74/8)
23. If You Really Love Me / Stevie Wonder (71/8)
24. Shoo-Be-Doo-Be-Doo-Da-Day / Stevie Wonder (68/9)
25. A Place In The Sun / Stevie Wonder (66/9)
26. I Ain’t Gonna Stand For It / Stevie Wonder (81/11)
27. Blowin In The Wind / Stevie Wonder (66/9)
28. Heaven Help Us All / Stevie Wonder (70/9)
29. Go Home / Stevie Wonder (86/10)
30. We Can Work It Out / Stevie Wonder (71/13)
31. Don’t You Worry ‘Bout A Thing / Stevie Wonder (74/16)
32. I’m Wondering / Stevie Wonder (67/12)
33. Do I Do / Stevie Wonder (82/13)
34. Love Light In Flight / Stevie Wonder (85/17)
35. Skeletons / Stevie Wonder (87/19)
36. Superwoman (Where Were You When I Needed You) / Stevie Wonder (72/33)
37. As / Stevie Wonder (78/36)
38. Nothing’s Too Good For My Baby / Stevie Wonder (66/20)
39. Hey Harmonica Man / Stevie Wonder (64/29)
40. Overjoyed / Stevie Wonder (86/24)

 

 
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4/22付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

今週の第1位は先週に続いてドレイクの『More Life』です。これで3週連続第1位。136,000EAU、実売は16,000枚でした。ストリーミングが相変わらずすごくて1週間で1億6700万ストリームスを稼いで、これが111,000枚のアルバム・セールスに換算されたのが大きく影響して第1位です。トラック・セールスやストリーミング数が換算されて現在のビルボード200のランキングが集計されていますが、実売だけのチャート、TOPアルバム・セールスも毎週発表されています。こちらでは『More Life』は初登場の週は1位でしたが、先週4位、今週は第10位でした。これを見るとチャートの集計にはストリーミングがもうメインの要素になっているという世の中なんですね。このアルバムの22曲の収録曲合計のストリーミングはリリース3週間で10億700万となり、10億ストリームスを超えたそうです。ちなみにエド・シーランの『÷(Divide)』は5週間で5億9900万ストリームス。ブルーノ・マーズの『24K Magic』は20週間で4億7000万ストリームス。ブルーノ・マーズも十分すぎるほどすごいのですが、ドレイクを比較対象にしてはいけませんね。歴代1位は『Views』の34億8000万ストリームスで、アーティストはもちろんドレイクです。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内に3枚が初登場しました。

 

第3位に初登場したのが、コダック・ブラックの『Painting Pictures』です。71,000EAU、実売は15,000枚でした。デビュー・アルバムです。シングル「Tunnel Vision」はHOT100で最高位6位で今週は第8位。これもストリーミングが大きく順位に貢献しています。まだ19歳ですが、シャバとムショを行ったり来たりしています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rprw558742

第7位には2000年にジョージア州アトランタで結成された4人組ヘヴィ・メタル・バンド、マストドンの7枚目のスタジオ・アルバム『Emperor Of Sand』です。43,000EAU、実売41,000枚で実売では今週第1位です。3枚連続3枚目のTOP10入りとなりました。ロック・アルバム、オルタナティヴ・アルバム、ハード・ロック・アルバム・チャートで初登場1位でした。サマソニなどフェスティバル出演で4回来日した後、2015年にはワールド・ツアーの一環で来日しています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny593101

第10位にはベテラン・クリスチャン・ロック・バンド、マーシーミーの9枚目のスタジオ・アルバム『Lifer』が初登場しました。1994年テキサス州グリーンヴィルで結成されました。歴史は当店と一緒でしたか。クリスチャン・アルバム・チャートでは10枚目の第1位となりました。収録曲の「Even If」はクリスチャン・ソングス・チャートで通算12曲目の第1位となっています。このチャートでは歴代1位の1位獲得曲数です。2位がキャスティング・クラウンズの9曲、3位が6曲でジェレミー・キャンプ、サード・デイ、クリス・トムリンが並んでいます。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny541349

37位には昨年12月にノーベル文学賞を授与されたボブ・ディランの『Triplicate』が初登場しました。13,000EAUでほとんどが実売です。38枚目のスタジオ・アルバム。初の3枚組のスタジオ・アルバムで、2015年『Shadows In The Night』、2016年『Fallen Angels』につづく3枚目のスタンダード・カバー・アルバムです。今回は3枚をそれぞれ “‘Til The Sun Goes Down”、”Devil Dolls”、”Comin’ Home Late”というテーマに沿って「As Time Goes By」、「Stormy Weather」、「Sentimental Journey」など1枚に10曲ずつ、合計30曲が収録されています。70枚目のアルバム・チャート・エントリー作品です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capb002620302

78位にはニール・ダイアモンドのベスト盤『50th Anniversary Collection』が初登場しました。ニール・ダイアモンドの実に41枚目のコンピレーション・アルバムです。ビルボード200には54枚目のチャートイン!日本ではチャートファンと一部のファンしか知らないなんてもったいない!

 


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