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2017/10/28 Billboard Chart

time 2017/10/25

10/28付

★5曲目のラップNo.1は過去最多

★タイトルに「Rock」が付くヒット曲

★プエルト・リコ支援ソング初登場

★ポップ・ソングス・チャート25周年でオールタイムヒット&TOPアーティスト

★HOT100ヒットなしでアルバム第1位!

★ケイン・ブラウン、56位から5位へ

★ラテン・アルバム過去25年のTOP25アルバム

 

10/28付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週の第1位は初登場から3週連続2位だったポスト・マローン・フィーチャリング・21サヴェージの「Rockstar」が1位になりました。5130万ストリームスでストリーミング・チャートでは3週目の第1位。デジタル・セールスでは5位から3位、ラジオ・ソングス・チャートは38位に初登場しました。ラップ・ソングのNo.1は今年5曲目。しかもそれぞれのアーティストにとっては初のNo.1ソングです。年間に5曲もラップ・ソングが1位になったのはいつ以来でしょう。実は年間5曲は過去最高記録で、2003年、2004年、2006年と並び4回目なんです。昨年は2曲、一昨年は1曲、2014年は2曲、2013年は3曲でした。また今週は1位から3位までがラップ・ソングが占めました。これは2009年3/7以来で、この時は1位「Right Round」フロー・ライダー・フィーチャリング・ケシャ、2位「Dead And Gone」T.I.・フィーチャリング・ジャスティン・ティンバーレイク、3位「Heartless」カニエ・ウエストとなっておりました。

 
タイトルに「Rock」がつく曲。TOP10ヒットは55曲あるそうです。No.1は12曲目。最初のNo.1ソングはエルトン・ジョンの「Crocodile Rock」(73年)です。「Rockstar」の前のNo.1「Rock」ソングは2011年のLMFAO・フィーチャリング・ローレン・ベネット&グーンロックの「Party Rock Anthem」でした。ちなみに74年に3曲記録された一方で、90年代、00年代は1曲も生まれませんでした。ちなみに最高位2位は9曲。最初は58年のボビー・デイ「Rock-in Robin」で、最後は2010年の「Bedrock」ヤング・マネー・フィーチャリング・ロイドでした。こちらも90年代は「Rock」ソングの最高位2位はありませんでした。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl561633

第5位には6位からポルトガル・ザ・マンの「Feel It Still」がじわじわ上がっています。ストリーミングで37位から33位、デジタル・セールスで6位から5位ですがラジオ・ソングスでは2位から今週第1位になりました。オルタナティヴ・ソングス・チャートでは17週連続第1位です。ラジオ・ソングス・チャートでのロック・ソングの第1位は2013年12月のロードの「Royals」以来。ロック・バンドの1位は2012年5月のファン・フィーチャリング・ジャネル・モネイ「We Are Young」以来。ちなみに「We Are Young」の前は2001年のライフハウス「Hanging By A Moment」までラジオ・ソングス・チャートでロック・バンドの1位はなかったそうです。

 

先週ビヨンセがフィーチャリングされて21位から一気に第3位に上がったJ・バルヴィン&ウィリー・ウィリアム・フィーチャリング・ビヨンセの「Mi Gente」ですが、今週は6位へダウンしました。デジタル・セールスが1位から17位へダウン。ストリーミングは5位変わらず、ラジオ・ソングスでは29位から22位へアップしています。

 
ラテン・アーティストはハリケーンで大きな被害を受けたプエルト・リコ支援に動いています。ジェニファー・ロペスは2004年から10年間夫婦だったマーク・アンソニーと、今交際中とうわさされているメジャー・リーグのスーパースター、アレックス・ロドリゲスとともに自らも出資し、寄付を募り、3500万ドル(約40億円)を集めました。そのうち、800万ドルはこの3人も出演して10/14に行われた『One Voice: Somos Live! A Concert For Disaster Relief』で集められています。

 

さらにリン・マニエル・ミランダがラテン・アーティストのスーパースターたちに声をかけてチャリティ・シングルを作りました。リン・マニエル・ミランダは1980年1月16日ニュー・ヨーク生まれ。祖父母はプエルト・リコからの移民だそうです。2002年に創作した『In The Heights』はブロードウェイ・ミュージカルとなり2008年にトニー賞を受賞しました。さらに今週もキャスト・アルバム・チャート第1位で通算102週目の第1位となった『Hamilton』では脚本、音楽、俳優として活躍しました。そして昨年はディズニー映画『Moana』の音楽を担当しました。そのリン・マニエル・ミランダのチャリティ・シングル「Almost Like Praying」が今週HOT100でいきなり20位に初登場しました。アーティスト名はリン・マニエル・ミランダ・フィーチャリング・アーティスツ・フォー・プエルト・リコとなっております。デジタル・セールスで111,000ダウンロードを記録してデジタル・ソングス・チャートで初登場1位です。リン・マニエル・ミランダは昨年2曲のHOT100ヒットを記録していました。このシングルにはマーク・アンソニー、ジェニファー・ロペス、グロリア・エステファン、カミラ・カベロ、ルイス・フォンシなどが参加しています。収益は『UNIDOS Disaster Relief Recovery Program』へ寄付されます。ちなみにこの曲のソングライターに、レナード・バーンスタインとスティーブン・ソンダイムの名前がクレジットされていますが、この曲には『ウエストサイド物語』の「Maria」が使われているためです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca547469

23位には25位からピンクの「What About Us」がアップしました。今週ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで1位になっています。このチャートでは3曲目の第1位です。なんでもこの曲を収録したニュー・アルバム『Beautiful Trauma』はものすごく売れているとか。来週初登場1位はもちろん、どれくらいのセールスでの1位なのかが楽しみです。ラジオ・ソングスでは11位から10位に上がり17曲目のTOP10入りとなりました。女性アーティストではリアーナの29曲、マライア・キャリーの23曲に次いで歴代3位の曲数とのことです。

 

ビルボードは今週ポップ・ソングス・チャート25周年でオールタイム・ヒットとオールタイムTOPアーティストを発表していましたのでTOP20をご紹介します。チャートは1992年10月3日にスタートしました。最多No.1曲数はリアーナとケイティ・ペリーの11曲です。

 
TOP20ソングス:

 

1. Another Night / Real McCoy
2. Smooth / Santana Featuring Rob Thomas
3. Hanging By A Moment / Lifehouse
4. Apologize / Timbaland Featuring OneRepublic
5. How You Remind Me / Nickelback
6. Here Without You / 3 Doors Down
7. Don’t Speak / No Doubt
8. Iris / Goo Goo Dolls
9. Closer / Chainsmokers Featuring Halsey
10. I Love You Always Forever / Donna Lewis

 

11. One More Night / Maroon 5
12. Wake Me Up! / Avicii
13. TiK ToK / Ke$ha
14. Slide / Goo Goo Dolls
15. Name / Goo Goo Dolls
16. Counting Stars / OneRepublic
17. We Found Love / Rihanna Featuring Calvin Harris
18. Two Princes / Spin Doctors
19. Locked Out Of Heaven / Bruno Mars
20. Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars

 
TOP20アーティスト:

 

1. Rihanna
2. P!nk
3. Maroon 5
4. Katy Perry
5. Justin Timberlake
6. Britney Spears
7. Taylor Swift
8. Kelly Clarkson
9. Mariah Carey
10. Bruno Mars

 

11. Usher
12. Lady Gaga
13. Black Eyed Peas
14. Christina Aguilera
15. Janet Jackson
16. Madonna
17. Flo Rida
18. Beyonce
19. Nickelback
20. Jason Derulo

 
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10/28付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/ccmb002513702

今年2組目!何でしょう。HOT100ヒットがまだなくアルバムが1位になったアーティストです。1組目は9/9付でアルバム『Science Fiction』が1位になったブランド・ニューでした。そして今週の第1位はNFの『Perception』です。1991年3月30日ミシガン州グラッドウィン生まれの26歳です。本名はナザン・ネイト・ジョン・フォイヤーシュタイン。2014年EP『NF』でデビュー。ビルボード200には入りませんでしたがラップ・アルバム・チャートで最高位15位を記録しました。2015年のファースト・アルバム『Mansion』はラップ9位、ポップで62位。2016年の『Therapy Session』はラップ1位、ポップ12位と年を追うごとに人気は急上昇。そして今年、4年連続でリリースしたアルバムはラップ、ポップともに初登場1位を記録しました。なお、クリスチャン・ミュージックのジャンルでも支持されているため、『Mansion』と『Therapy Session』はクリスチャン・アルバム・チャートでともに最高位第1位でした。『Perception』は55,000EAU、実売は38,000枚のセールスでした。55,000EAUでの第1位は今年最少セールスです。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はあと2枚あります。

 

第3位は17歳の新人ラッパーのデビュー・アルバムです。2000年8月17日フロリダ州マイアミ生まれ。リル・パンプの『Lil Pump』が第3位に初登場しました。46,000EAUですが実売はたったの6,000枚でした。ストリーミングがすごくて収録曲合計で5680万ストリームスを稼ぎました。高校生だった昨年初めにパフォーマンスをサウンドクラウドにアップして、それが注目を集めて今年の6月にワーナー・ミュージックと契約を結びました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/lmvt229

第8位にはマリリン・マンソンの10枚目のスタジオ・アルバム『Heaven Upside Down』が初登場です。2003年から7枚連続でTOP10に入っています。通算9枚目のTOP10アルバムとなりました。9/30のニュー・ヨークのコンサートで舞台セットによじ登ろうとしてセットが倒れその下敷きになったという事故が起きました。コンサートは中止となり、病院へ。予定されていた残りのコンサートは中止となる大けがをしましたが、「SAY10(サタン)は生きている&この地球で元気にしている」とコメントして健在ぶりをアピールしています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca547037

ところで今週の第5位には先週の56位からケイン・ブラウンのデビュー・アルバム『Kane Brown』が急上昇しています。『Kane Brown』は昨年の12/24に10位に初登場。それ以来のTOP10で最高位を一気に更新しました。今回は10/6に『Kane Brown』のオリジナル・バージョンに4曲の新曲を加えたデラックス・バージョンのリリースで一気にチャートを駆け上がりました。カントリー・アルバム・チャートではデビュー以来となる2週目の第1位に返り咲きました。実に44週ぶりの第1位です。またサム・ハントがカントリー・ソングス・チャートで34週連続で1位をキープしていた「Body Like A Back Road」を落として1位になったケイン・ブラウンの「What Ifs」は2週連続でカントリー・ソングス。チャートで第1位です。この曲は今週カントリーの5部門すべてのチャートで同時に1位になった最初のアーティストとなりました。5部門とはカントリー・アルバム、カントリー・ソングス、カントリー・エアプレイ、カントリー・デジタル・ソング・セールス、カントリー・ストリーミング・セールスの5部門です。「What Ifs」はHOT100では28位から27位と最高位を更新しています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl560303

同じように急上昇したアルバムがあります。ストーン・テンプル・パイロッツのデビュー・アルバム『Core』です。『Core』は92年10月にリリースされましたが、しばらくチャートインせず、93年1/9付で170位に初登場しました。その後チャートに長く滞在して7月に最高位3位を記録。93年年間第10位、94年年間50位の大ヒットとなりました。先週173位に再登場して今週39位へ急上昇しています。117週目のチャートインです。RIAAでは800万枚のセールスを公認しています。新リマスター音源を使用したオリジナル・アルバムに14曲の未発表音源を収録したディスクの2枚組デラックス・エディションと、それに93年のライブを収めた2枚のCDにDVDとLPを付けたスーパー・デラックス・エディションが発売されました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0113010103

今年はラテン・ソングの大ヒットやプエルト・リコ支援でラテン・アーティストの活躍が目立つ年となっています。過去25年にビルボード・ラテン・アルバムに登場したアルバムのオールタイムTOP25を発表していましたのでご紹介します。このチャートは85年6/29にスタートしました。2週間に1回の発表でしたが、93年7/10から毎週の発表になっています。

 
25. Vicente Fernandez / El Hijo Del Pueblo – 568,000
24. Alejandro Fernandez / Me Estoy Enamorando – 576,000
23. Shakira / Pies Descalzos – 580,000
22. Marco Antonio Solis / Trozos De Mi Alma – 598,000
21. Luis Miguel / Segundo Romance – 603,000
20. Wisin & Yandel / Pa’l Mundo – 676,000
19. Luis Miguel / Romances – 687,000
18. Mana / MTV Unplugged – 701,000
17. Mana / Amar Es Combatir – 702,000
16. Mana / Suenos Liquidos – 706,000
15. Juanes / Mi Sangre – 739,000
14. Juanes / Un Dia Normal – 745,000
13. Daddy Yankee / Barrio Fino: En Directo – 809,000
12. Mana / Donde Jugaran Los Ninos – 856,000
11. Elvis Crespo / Suavemente – 879,000

 

10. Ricky Martin / Vuelve – 888,000
9. Shakira / Donde Estan Los Ladrones -? 920,000
8. Shakira / Fijacion Oral: Vol. 1 –  1,019,000
7. Daddy Yankee / Barrio Fino – 1,083,000
6. Gloria Estefan / Mi Tierra – 1,232,000
5. Vicente Fernandez / Historia De Un Idolo Vol. 1 – 1,242,000
4. Selena / Amor Prohibido – 1,246,000
3. Gipsy Kings / The Best of the Gipsy Kings – 1,563,000
2. Buena Vista Social Club / Buena Vista Social Club – 1,925,000
1. Selena / Dreaming Of You – 2,942,000

 

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