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2017/11/4 Billboard Chart

time 2017/11/10

11/4付

★今週もストリーミングを稼いだアルバム、シングルが上位に

★TOP5にロックが2曲は珍しい?

★「Feel It Still」の1位止まる

★ダイアモンド・シングルに認定されたのは?

★10年ぶりにHOT100に帰ってきた

★ハーフタイム・ショー出演決定!オールタイムTOP20ヒット

★ピンク、女性アーティストで今年1番のセールス

★訃報:ファッツ・ドミノ

★今週のあめりかん☆ぱい集計オールタイム・ランキングはファッツ・ドミノのTOP100/HOT100チャートでのオールタイムTOP40ヒットです。

 

11/4付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週の第1位は先週に続いてポスト・マローン・フィーチャリング・21サヴェージの「Rockstar」です。5430万ストリームスでストリーミング・チャートでは4週目の第1位。デジタル・セールスでは3位から2位、ラジオ・ソングス・チャートは38位から26位へアップしました。昔ロック・エラと呼んでいた時代がありました。起点は1955年7月9日でこの週にビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「Rock Around The Clock」がべスト・セラーズ・チャートで1位になった週でした。この週以降を「ロック・エラ」と呼んでいたのですが、いつからそう呼んでいたかははっきりしません。少なくとも73年でしたか、レコード・リサーチ社の『TOP POP SINGLES』が初めて出版されたときは期間は1940年からのデータだったように思います。その後は55年からのデータになっています。でも最近「ロック・エラ」という言葉は聞かなくなりました。現在は「ストリーミング・エラ」なんでしょうね。アルバム・チャートもシングル・チャートもストリーミングで大きく稼いでいるタイトルが上位を占めます。ストリーミング・チャートがスタートしたのは2013年1月26日です。その前はダウンロードが主流ですから「デジタル・エラ」だったのでしょうか。ダウンロードが主役だった時代は短かったですね。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl561633

現在ではロックがヒットすることが珍しく語られるんです。今週の4位と5位はロック・バンドが並びました。4位が5位から上がったポルトガル・ザ・マンの「Feel It Still」。5位は8位から上がったイマジン・ドラゴンズの「Thunder」です。「Feel It Still」はラジオ・ソングス・チャートで、「Thunder」はデジタル・セールス・チャートでともに2週目の第1位となっています。

 

ロック・グループの曲が2曲TOP5に入ったのは昨年9/10付の4位「Heathens」、5位「Ride」と、ともにトゥエンティ・ワン・パイロッツの曲以来ですが、異なるグループで2曲となるとなんと実に2007年の2/17付、3位フォール・アウト・ボーイズ「This Ain’t A Scene, It’s An Arms Race」、4位ドートリー「It’s Not Over」以来なんだそうです。グループでなければ、2012年6/30付で2位ゴティエ・フィーチャリング・キンブラ「Somebody That I Used To Know」、5位ファン・フィーチャリング・ジャネル・モネイ「We Are Young」以来とのことです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002688502

イマジン・ドラゴンズの「Thunder」は今週オルタナティヴ・ソングス・チャートで1位になりました。先週まで1位だったのが「Feel It Still」で17週連続で1位がストップしました。では「Feel It Still」の前の1位はなんだったか。それは「Believer」。13週間1位でした。アーティストはイマジン・ドラゴンズ。オルタナティヴ・ソングス・チャートの1位週数記録は以下のとおりです。チャートは1988年9月にスタートしました。

 

1位 19週 Madness / Muse (2012)
2位 18週 The Pretender / Foo Fighters (2007)
3位 17週 Feel It Still / Portugal. The Man (2017)
3位 17週 Uprising / Muse (2009)
5位 16週 Boulevard of Broken Dreams / Green Day (2004)
5位 16週 It’s Been Awhile / Staind (2001)
5位 16週 Scar Tissue / Red Hot Chili Peppers (1999)

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bmch600a

テイラー・スウィフトの「Look What You Made Me Do」が先週の4位から今週10位へ大きくダウンしました。大きなダウンがHOT100に比べて少ないのがエアプレイ・チャートなんですが、ポップ・ソングス・チャートでは1位から7位、ラジオ・ソングス・チャートでは5位から20位へ大きくダウンしました。ラジオ・ソングス・チャートのTOP5からのダウン幅の最大記録となりました。これまでは2005年12/24付で5位から16位へダウンしたカニエ・ウエスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」の11ポイントでした。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

22位から18位にアップしているのがエド・シーランの「Perfect」です。この曲と入れ替わって18位から22位に下がったのがエド・シーランの「Shape Of You」でした。1/28に1位に初登場してから12週連続1位のあと、TOP10=33週はTOP10週数の新記録となり、先週まで初登場以来40週連続TOP20はこれも新記録となりました。さらに今週はもうひとつエド・シーランの記録が誕生しています。2016年のグラミー賞で最優秀ソングに輝き、2015年最高位2位ながら年間第2位の大ヒットを記録した「Thinking Out Loud」がRIAAから1000万枚のセールス認定を受けました。ダイアモンド・シングルです。現在のダイアモンド認定はCD、ダウンロードなどのフィジカル・セールスとストリーミング数を換算した分と合わせて1000万に達すれば認定されます。この曲は15曲目のダイアモンド・シングルです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/prel1541

今週の98位にはガース・ブルックスの「Ask Me How I Know」が初登場しました。昨年リリースされたアルバム『Gunslinger』からのセカンド・シングルなんです。カントリー・エアプレイ・チャートでは12位から10位に入り、35曲目のTOP10ヒットとなっています。HOT100では2007年最高位53位の「More Than A Memory」以来10年ぶりのチャートインとなりました。その「More Than A Memory」ですが、この曲はカントリー・ソングス史上唯一の、エアプレイだけの集計で初登場1位を記録した曲なんです。現在のカントリー・ソングス・チャートはエアプレイに、デジタル・セールス、ストリーミング・セールスのポイントを集計してランキングされていますが、当時はエアプレイだけでした。2007年9/15付で1位に初登場しました。でも私を含めてこれを知ったときに身震いした人は数えるきりだろうなあ。ともかく、カントリー・エアプレイでも久しぶりのTOP10で、90年代、00年代、10年代とTOP10ヒットを記録しました。この3ディケードカントリー・エアプレイ・チャートでTOP10に入ったアーティストは、他にケニー・チェズニー、サラ・エヴァンス、ヴィンス・ギル、フェイス・ヒル、アラン・ジャクソン、トビー・キース、ティム・マックグロウ、ブラッド・ペイズリー、ジョージ・ストレイトとクレイ・ウォーカーの10人がいます。

 

ガース・ブルックスは日本では全然取り上げられませんが、91年にサウンドスキャンがセールスの集計をビルボードに提供してチャートに反映されるようになってからのアルバム・セールスで歴代第1位なんです。その数7190万枚。2位がビートルズで6890万枚。3位がメタリカで5830万なんです。91年以降のデータです。もう少し日本でも有名になってもいいと思いますが。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca376816
来年のスーパー・ボウルのハーフタイム・ショーにジャスティン・ティンバーレイクが決定したことをうけて、ジャステイン・ティンバーレイクのソロでのオールタイムTOP20ヒットが発表されていましたのでご紹介します。
20. Love Never Felt So Good / Michael Jackson & Justin Timberlake (14/9)
19. Until the End of Time (Duet with Beyonce) (07/17)
18. LoveStoned (07/17)
17. Like I Love You (02/11)
16. Carry Out / Timbaland Feat. Justin Timberlake (10/11)
15. Ayo Technology / 50 Cent Feat. Justin Timberlake & Timbaland (07/5)
14. Not a Bad Thing (14/8)
13. Summer Love (07/6)
12. Rock Your Body (03/5)
11. Cry Me a River (03/3)

 

10. Give It to Me / Timbaland Feat. Nelly Furtado & Justin Timberlake (07/1)
9. 4 Minutes / Madonna Feat. Justin Timberlake & Timbaland (08/3)
8. What Goes Around…Comes Around (07/1)
7. Suit & Tie (Feat. Jay Z) (13/3)
6. Dead and Gone / T.I. Feat. Justin Timberlake (09/2)
5. Holy Grail / JAY-Z Feat. Justin Timberlake (13/4)
4. Mirrors (13/2)
3. My Love (Feat. T.I.) (06/1)
2. Can’t Stop The Feeling! (16/1)
1. SexyBack (06/1)

 

 

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11/4付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca547469

今週の第1位は女性アーティストとして今年週間最高セールスを記録したピンクの『Beautiful Trauma』です。これまでの記録はケイティ・ペリー『Witness』の18万EAU(実売162,000枚)でした。『Beautiful Trauma』はそれを大きく上回る408,000EAU、実売セールス384,000枚を記録しました。すべてのアルバムを対象にしても今年4番目の初登場週のセールスとなっています。女性アーティストで30万EAUを超えたのは2016年5/21ビヨンセ『Lemonade』の2週目の第1位の週に記録した321,000EAU以来とのことでした。(5/14初登場時には653,000EAUを記録しています。)

 

2000年のデビュー・アルバム『Can’t Take Me Home』こそ最高位26位でしたが、それ以降のアルバムは『Greatest Hits… So Far!!!』を含め7枚連続でTOP10入りを果たし、2012年の前作『The Truth About Love』に続いて2枚目の1位になりました。40日間のUS・カナダ・ツアーのチケットが販売されていて、このアルバムもチケットにCD購入権がついていて、そちらもセールス・アップに寄与しています。

 

UKでは2008年の『Funhouse』以来2枚目、オーストラリアでは2006年『I’m Not Dead』から5枚連続で第1位となりました。オーストラリアでは大人気で前回の『The Truth About Love ツアー』では46公演すべてソールド・アウトとなり60万人以上を動員しました。女性ソロ・アーティストとしては最高記録とのことです。2018年にはオーストラリアでアリーナ・ツアーが予定されています。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週のTOP10内初登場はあと3枚あります。

 

第2位はR&Bヒップホップとラップ・アルバムの両方のチャートで初登場第1位のグッチ・メイン『Mr. Davis』が初登場しました。グッチ・メインの本名がRadric Delantic Davisなんですね。2016年の前作『Everybody Looking』に続いて第1位です。ビルボード200では2枚連続第2位となりました。ビルボード200チャートには19枚目のエントリーで4枚目のTOP10入りです。70,000EAUに対し実売は21,000枚でした。ストリーミングがすごくて6870万ストリームスを記録してこれが換算されて2位で初登場となっています。10/17に女優でモデルのキーシャ・ケオールと結婚式をあげました。100万ドルかけた結婚式だったそうでビッグ・ショーンや2チェインズ、ジェネイ・アイコなどが出席したそうです。結婚式までのドキュメンタリーをBETが放送しています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/capb002716202

第3位にはベックの6枚目のTOP10入りとなった『Colors』が初登場。46,000EAU,実売は41,000枚でした。13枚目のスタジオ・アルバムで、今作はアデルの「Hello」のソング・ライターで、今年アデルとともにグラミー賞最優秀ソング、最優秀レコード、最優秀アルバムを受賞し、さらにテーガン&サラ、シーアやエリー・ゴールディングの作品が評価され最優秀プロデューサーも受賞したグレッグ・カースティンがベックとともに共同プロデューサーとなっています。アルバム3枚分を製作し、その中から厳選したとのことです。9月にはU2の『The Joshua Tree』30周年ツアーのオープニング・アクトとして出演。先月は昨年のフジロックに続いて来日し、東京の日本武道館などで2公演をしています。
ちなみにアデルですが「Hello」収録の『25』はまだチャートに入っています。今週103位で登場週数が100週となりました。2015年の12/12の初登場から昨年の3/12まで合計10週間第1位を記録しています。昨年の年間第1位。これまで1088万EAU、実売940万枚を記録。すごいです。さらに24週間の第1位を記録し、2011年、2012年と2年連続で年間1位を記録した『21』もまだチャートに残っていて初登場から連続348週チャートインとなっています。1496万EAU、実売1187万枚となっています。『21』は2013年年間21位、2014年76位、2015年74位、2016年24位と6年連続で年間チャート入りを果たしています。今年も入るでしょう。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/lmvt223

第10位にはセイント・ヴィンセントの初のTOP10入りとなる『Masseduction』が初登場しました。セイント・ヴィンセントは1982年9月28日オクラホマ州タルサ生まれ、本名はアニー・エリン・クラークで、女性シンガー・ソングライターでギタリストです。イギリスのファッション・モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュと破局した後、アメリカの女優、クリステン・スチュワートと交際かと報じられました。タイトル曲の歌いだしは日本語で「政権の腐敗」と歌っています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/epic548409

18位には女性カントリー・アーティスト、ジェシー・ジェームス・デッカーの『Southern Girl City Lights』が初登場しました。1988年4月12日イタリア・ヴィチェンツァ生まれの29歳です。父親がアメリカ空軍に所属していたため、ドイツやアメリカ・アイオワ州、ケンタッキー州、テキサス州などで暮らしています。2009年にジェイシー・ジェームス(Jesse James)の名前で『Jessie James』というポップ・アルバムでデビューしました。ビルボード200では最高位23位を記録しています。はじめはカントリー・ソングを歌うことには抵抗があったようですが、2014年にリリースしたEP『Comin’ Home』がポップで28位、カントリーで最高位5位を記録。今年までにEPを合計4枚リリースして、そのすべてがポップ、カントリーの両方のアルバム・チャートに入りました。今作はデビュー・アルバム以来のセカンド・アルバムでカントリー・アルバム・チャートでは初登場第1位を記録しました。2013年にNFLプレイヤーのエリック・デッカーと結婚し、3人目となる来年3月誕生予定のお子さんがお腹にいるそうです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0119020102

50年代のロック創世記に活躍し多くのアーティストに影響を与えたファッツ・ドミノが10/24に89歳で亡くなりました。自然死と伝えられています。1928年2月26日ニュー・オーリンズ生まれ。14歳の時に地元のバーでピアノを弾き始め20歳ごろにインペリアル・レコード契約しました。自らの作品で55年全米での初ヒットとなった「Ain’t That A Shame」(Juke Box Chart最高位10位)はパット・ブーンがカバーしてジューク・ボックス・チャートで1位(55年)になりました。また1940年にベスト・セラーズ・チャートで、グレン・ミラー・オーケストラがレイ・エバールをヴォーカリストとして最高位2位を記録した「Blueberry Hill」をカバーして57年にジュークボックス・チャートで2位、TOP100で最高位4位の大ヒットとなりました。R&Bチャートでは61曲がエントリーしてTOP10=39曲、9曲の第1位を記録。TOP100/HOT100では66曲がエントリー、8曲のTOP10ヒットを記録しています。ロックの殿堂が制定された1986年にエルヴィス・プレスリーなどとともに殿堂入りを果たしています。今週のあめりかん☆ぱい集計オールタイム・ランキングはファッツ・ドミノのTOP100/HOT100チャートでのオールタイムTOP40ヒットです。ご冥福をお祈りします。
1. Blueberry Hill (57/4)
2. I’m In Love Again (56/5)
3. I’m Walkin’ (57/5)
4. Whole Lotta Loving (59/6)
5. Blue Monday (57/9)
6. Walking To New Orleans (60/6)
7. I Want To Walk You Home (59/8)
8. Be My Guest (59/8)
9. Valley Of Tears (57/13)
10. My Girl Josephine (60/14)

 

11. My Blue Heaven (56/21)
12. Let The Four Winds Blow (61/15)
13. Three Nights A Week (60/15)
14. I’m Gonna Be A Wheel Some Day (59/17)
15. I’m Ready (59/16)
16. When My Dreamboat Comes Home (56/22)
17. It Keeps Rainin’ (61/23)
18. You Win Again (62/22)
19. Don’t Come Knockin’ (60/21)
20. What A Price (61/22)

 

21. Country Boy (60/25)
22. It’s You I Love (57/22)
23. What A Party (61/22)
24. Wait And See (57/27)
25. Ain’t That A Shame (55/16 Best Sellers)
26. So-Long (56/44)
27. Jambalaya (On The Bayou) (62/30)
28. Red Sails In The Sunset (63/35)
29. Ain’t That Just Like A Woman (61/33)
30. Natural Born Lover (60/38)
31. I’ve Been Around (59/33)
32. Sick And Tired (58/30)
33. I Want You To Know (58/48)
34. Telling Lies (59/50)
35. When I See You (57/36)
36. Shu Rah (61/32)
37. Margie (59/51)
38. What’s The Reason I’m Not Pleasing You (57/50)
39. When The Saints Go Marching In (59/50)
40. Bo Weevil (56/35)

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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