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2017/12/23 Billboard Chart

time 2017/12/31

12/23付

★ビヨンセが加わって第1位へ

★アメリカでクリスマス・ソングといえばダントツでこの曲!

★HOT100チャートTOP40ヒット曲数ランキング

★ビルボード200 No.1アルバム獲得枚数ランキング

★U2はグループとして史上初!でもあの人は7ディケード連続も夢じゃない

★カントリー・アルバム・チャートTOP5に同一アーティスト3枚エントリー

★地味に売れ続けて370万枚も売れているクリスマス・アルバムとは

★『Fearless』ダイアモンド・アルバム認定

 

12/23付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週の第1位は先週の3位からアップ、エド・シーラン・デュエット・ウィズ・ビヨンセの「Perfect」です。先週まではアーティスト名はエド・シーランだけでした。先週12/16付の集計最終日の最後の5時間前にビヨンセとのデュエット・バージョンがリリースされました。今週は1週間フルにこのバージョンのセールスが寄与して1位へアップしました。デジタル・セールス全体の63%がビヨンセとのデュエット・バージョンだったそうです。というわけでデジタル・セールスは181,000ダウンロードで2週連続第1位です。ストリーミングは3490万ストリームスで11位から3位、ラジオ・ソングスは4位から3位へアップしました。UKでもこの曲は1位となりました。UKでは「Sing」、「Thinking Out Loud」、「Shape Of You」に続いて4曲目の第1位となりました。アメリカでは2017年年間第1位の「Shape Of You」に続いて2曲目のNo.1ソングです。ビヨンセは2009年1/10の「Single Ladies (Put A Ring On It)」以来9年ぶりの第1位です。これだけ1位がなかったのは意外でした。女性アーティストではクリスティーナ・アギレラが2001年「Lady Marmalade」(w/Lil Kim, Mya & Pink)から2011年「Moves Like Jagger」(Maroon 5 Feat. Christina Aguilera)までの10年2ヶ月と3週間1位がなかった。フィーチャリングではなくリード・アクトとしては1位の間隔があいてしまったのは「…Baby One More Time」(99年)から「Womanizer」(08年)までの9年9ヶ月のブリトニー・スピアーズがありました。

 

最近このように途中からフィーチャリング・アーティストが加わったバージョンがリリースされて順位を上げている例がありますね。ビヨンセはJバルヴィン&ウィリー・ウィリアムの「Mi Gente」にフィーチャリングされて19位→21位→3位とジャンプ・アップ。今年の年間第2位の「Despacito」ではルイス・フォンシ・フィーチャリング・ダディ・ヤンキーで最高位44位だったのがジャスティン・ビーバーが加わって48位から9位、その後16週間第1位を記録しました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/imt5424412

8週間第1位から今週2位へダウンしたのがポスト・マローン・フィーチャリング・21サヴェージの「Rockstar」です。R&Bヒップホップ・ソングス、ラップ・ソングス・チャートではともに9週連続第1位です。ストリーミングは今週も第1位で11週目の第1位です。

 
第3位は5週連続2位からダウンしたカミラ・カベロ・フィーチャリング・ヤング・サグの「Havana」です。今週ラジオ・ソングス・チャートで1位になりました。カミラ・カベロ、ヤング・サグとも初の第1位です。

 
クリスマス・シーズンということでいろいろなクリスマス・ソングがHOT100でも再登場しています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny64222

先週21位に再登場したのがマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。今週はなんと11位へジャンプアップしました。11位は一昨年再登場で記録した最高位でそれに並びました。HOT100での通算登場週数は21週目です。他にもブレンダ・リーの「Rockin’ Around The Christmas Tree」が37位、ナット・キング・コールの「The Christmas Song (Merry Christmas To You)」が42位、アンディ・ウィリアムスの「It’s The Most Wonderful Time Of The Year」が45位、バール・アイヴズの「A Holly Jolly Christmas」が47位に再登場しています。UKではバンド・エイドの「Do They Know It’s Christmas?」が85位から16位、マライア・キャリーのこの曲が5位、ワムの「Last Christmas」が6位に上昇中です。

 

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bmch600a

39位には先週の83位からテイラー・スウィフト・フィーチャリング・エド・シーラン&フューチャーの「End Game」がジャンプアップしました。アルバム『Reputation』全曲ストリーミングが12/1にスタートしたのに伴ってのジャンプアップです。これまではHOT100に入った「Look What You Made Me Do」(1位)、「…Ready For It?」(4位)、「Gorgeous」(13位)、「Call It What You Want」(27位)の4曲だけしかストリーミング・セールスがありませんでした。これでテイラー・スウィフトは55曲目のTOP40ヒットとなり歴代5位となっています。

 
HOT100チャートTOP40ヒット曲数ランキング

 

1位 80曲 Elvis Presley
2位 71曲 Lil Wayne
3位 67曲 Drake
4位 57曲 Elton John
5位 55曲 Taylor Swift
6位 51曲 Glee Cast
7位 50曲 Beatles
8位 49曲 Madonna
9位 49曲 Rihanna
10位 47曲 JAY-Z

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/capnb002758902

57位には58位からルーク・ブライアンの『Light It Up』が上がりました。最高位です。12/8リリース(12/30付で初登場)のアルバム『What Makes You Country』からのファースト・シングルです。今週この曲がカントリー・エアプレイ・チャートで第1位になりました。これでシーズンものやプロモ盤を除いてリリースしたシングルは2014年の「Play It Again」から10曲連続でこのチャートで1位となっています。これは現在連続1位継続中のアーティストとしては最長記録なんです。次がダスティン・リンチの5曲連続です。カントリー・エアプレイ・チャートの連続1位記録としてはブレイク・シェルトンが2010年「Hillbilly Bone」から2016年「Came Here To Forget」まで17曲連続で1位を記録しました。その次の曲「She’s Got A Way With Words」が最高位7位で記録が途切れています。

 
12/3に放送されたNBC-TVの人気オーディション番組『The Voice』でマイリー・サイラス・チームのブルック・シンプソンが「Amazing Grace」を歌いました。このバージョンがリリースされて今週クリスチャン・ソングス・チャートで初登場第1位となりました。HOT100には入っておりませんが、ブルック・シンプソンにとってはビルボードのソングス・チャートで初めての登場なんです。『The Voice』はシーズン13なんですがこれまでも「Amazing Grace」を歌ってクリスチャン・ソングス・チャートにエントリーしています。2015年5/23メーガン・リンゼイ、2015年12/23ブレイデン・サンシャインのバージョンも初登場1位でした。『The Voice』からはこのチャートで1位が8曲誕生していますが、いずれも初登場での第1位です。

 

 

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12/23付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002776002

今週の第1位は初登場でU2の『Songs Of Experience』です。186,000EAU、実売は180,000枚でした。通算8枚目の第1位となりました。8枚の第1位はケニー・チェズニー、マドンナと並んで歴代8位タイです。

 
ビルボード200 No.1アルバム獲得枚数

 

1位 19枚 Beatles
2位 14枚 JAY-Z
3位 11枚 Bruce Springsteen
3位 11枚 Barbra Streisand
5位 10枚 Elvis Presley
6位  9枚 Garth Brooks
6位  9枚 Rolling Stones
8位  8枚 U2
8位  8枚 Kenny Chesney
8位  8枚 Madonna

 
186,000EAUは今年のロック・アルバムでは発売第1週のセールスで最高です。2018年5月から『2018 Experience + Innocence Tour』がスタートします。今回はそのチケットにこのアルバムの購入権が付いているのでそれもセールス・アップにつながっています。2014年のアルバム『Song Of Innocence』は10/14にリリースされて最高位9位だったのですが、その1か月以上前の9/9にiTUNESで無料ダウンロードをしていました。無料だったため、ビルボードのチャートにはカウントされていません。なお、今年ソールド・アウト続出の『2017 The Joshua Tree Tour』は3億1600万ドル(約357億円)の興行収入だったそうです。

 

また、U2はこれで80年代、90年代、00年代、10年代の各年代で1位を記録しました。グループでは初めてとのことです。ソロ・アーティストではジャネット・ジャクソン、ブルース・スプリングスティーン、バーブラ・ストライサンドが記録しています。バーブラ・ストライサンドは60年代、70年代でも1位を記録していて6ディケード連続でNo.1アルバムを記録しています。この記録は破られないかもしれません。それどころかあと2年ちょっとで20年代が始まりますから、7ディケード連続1位も夢ではありません。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はあと2枚です。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/mernb002740802

第2位に初登場したのが、クリス・ステイプルトンの『From A Room: Volume 2』です。125,000EAU、実売は116,000枚でした。カントリー・アルバム・チャートで初登場第1位です。このアルバムの『Volume 1』も今年発売されていて、カントリーでは1位(8週間)、ポップでは最高位2位でした。その前のアルバム『Traveller』がデビュー・アルバムになりますが、こちらはカントリー(29週間)、ポップ(2週間)ともに第1位を記録しています。今週のカントリー・アルバム・チャートを見ると1位が『Volume 2』、3位に『Volume 1』、4位に『Traveller』とクリス・ステイプルトンのアルバム3枚がTOP5に入っているのです。2015年の『カントリー・ミュージック・アワード』でジャスティン・ティンバーレイクとパフォーマンスして一気に人気が広がったのですが、それにしてもこの3年間はすごいですね。今年に限って言えば、アメリカーナ・フォーク・アルバム・チャートで51週間のうち、実に35週間でクリス・ステイプルトンが第1位です。『Traveller』が21週間、『Volume 1』が13週間、『Volume 2』が今週1週間です。なお、カントリー・アルバム・チャートTOP5のうち3枚が同じアーティストというのは過去25年間で3度目です。過去2回はいずれもガース・ブルックス(2016/12/17, 1992/12/12)でした。

 

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca549724

第9位にはR&Bヒップホップ・アルバム初登場第1位のミゲル『War & Leisure』が初登場しました。40,000EAU、実売は16,000枚です。2012年『Kaleidoscope Dream』(3位)、2015年『Wildheart』(2位)に続いて3枚目のTOP10入りとなりました。このアルバムもツアー・チケットにアルバム購入権が付いていて、セールスをアップさせています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/fan34027

毎年売れているクリスマス・アルバムって結構あるのですが、その中でもちょっと地味だけどおすすめなのがこのアルバムです。チャートでは先々週80位、先週41位から今週は32位へアップしました。ヴィンス・ガラルディ・トリオのサウンドトラックで『A Charlie Brown Christmas』です。このアルバムの最高位は2011年12/31の23位です。3年連続でこのシーズンにエントリーしてTOP40入りを続けています。このアルバムのリリースは1965年。アニメTVスペシャル『A Charlie Brown Christmas』(スヌーピーとチャーリー・ブラウン)のサウンドトラックとしてリリースされましたが、これまでチャートには無縁で2009年に初めてビルボード200に入りました。その時の最高位は79位。でもサウンドスキャンがセールスの集計を始めた91年以降だけで370万枚も売れているのです。クリスマス・アルバムの91年以降のセールス・データでは歴代第7位です。ジャズ・ピアニストのヴィンス・ガラルディは、1928年生まれで、1976年に心臓発作で47歳の若さでこの世を去っています。私はクリスマスのシーズンには毎年必ずこのアルバムを聴いています。ピアノ・ガイズもこのアルバムの曲(「Linus and Lucy」)をとりあげてアルバムに収録しています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bmch200

テイラー・スウィフトのNo.1アルバム『Reputation』(今週第3位)がリリース1ヶ月で早くも300万EAUを突破したとのことですが、2008年にリリースされて2009年年間第1位、第52回グラミー賞最優秀アルバム受賞の『Fearless』がこのほど1000万EAUを記録してRIAAからダイアモンド・アルバムに認定されたそうです。RIAAでは2016年2月1日にルールを改正してLP、カセット、CD、ダウンロードのセールスだけでなく、トラック・セールスやストリーミングも換算して合計で50万を超えたらゴールド、100万を超えたらプラチナ、1000万を超えたらダイアモンドに認定しています。トラック・セールスは10曲、ストリーミングは1500ストリームスで1枚のアルバム・セールスに換算されます。ちなみにこのアルバムに収録されている「Love Story」は現在610万枚のセールスとのことです。

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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