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2018/1/20 Billboard Chart

time 2018/01/31

1/20付

★今週の1位にビヨンセがいない

★マイケルも記録した3位へのジャンプアップ

★9位初登場、この曲は6曲目の1位になるか

★カーディB、ブルーノ・マーズ今週の快挙は?

★今年のブリット・アワード最多ノミネートはあの人

★エド・シーランが達成した史上5組目の記録

★21週目なのに56位に入っている。なんで?

★サントラ、2週間の1位はこの10年で5枚目

★女性アーティストで3人目の300週

★訃報:ドロレス・オリオーダン

★今週のあめりかん☆ぱいオールタイム・ヒッツはクランベリーズです。

 

 

1/20付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週の第1位はエド・シーランの「Perfect」です。12/23に1位になってから先週までの5週間はエド・シーラン・デュエット・ウィズ・ビヨンセとクレジットされていました。今週はビヨンセが入っていません。ビルボードでは、一つのタイトルに対し、複数のバージョンが存在する場合、そのすべてのポイントがその曲のポイントとして反映されます。複数のバージョンの中で一番ポイントの高いバージョンのアーティスト名がクレジットされています。したがってこれまではビヨンセとのデュエット・バージョンが一番稼いでいたのですが、今週はオリジナルのソロ・バージョンの方が上だったということです。それでもビヨンセにとってこの曲は彼女のNo.1ソングのひとつになりました。

 

今週は98,000ダウンロードでデジタル・セールス7週連続第1位。ラジオ・ソングスは2週連続第1位。ストリーミングは4位から3位へアップしました。ポップ・ソングス・チャート、アダルト・ポップ・ソングス・チャートで今週初めて第1位になりました。エド・シーランにとって、それぞれ3曲目、4曲目の第1位です。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/epic547222

第2位はこれで通算7週目の第2位となったカミラ・カベロ・フィーチャリング・ヤング・サグの「Havana」です。最高位2位の記録ではフォリナーの「Waiting For A Girl Like You」(81-82年、82年年間19位)とミッシー・エリオットの「Work It」(02-03年、02年年間54位、03年年間36位)の10週間が最長記録です。女性アーティストで最高位2位7週間は09-10年にレディ・ガガが記録した「Bad Romance」以来とのことです。

 

第3位は先週の35位からジャンプアップしたブルーノ・マーズ&カーディBの「Finesse」です。この曲はアルバム『24K Magic』ではブルーノ・マーズのソロ・バージョンが収録されていますが、1/4にカーディBが参加したリミックス・バージョンとオフィシャル・ビデオがリリースされて、1/13付では集計期間上、セールスは1日、エアプレイは3日間の集計でHOT100で35位に初登場しました。今週は1週間フルの集計で、デジタル・セールスが13位から2位、ストリーミングが初登場1位、ラジオ・ソングスが49位から14位と大幅にアップして第3位へジャンプアップしました。ブルーノ・マーズはマーク・ロンソンとの「Uptown Funk!」以来、カーディBは「Bodak Yellow (Money Moves)」以来、ストリーミング・チャートで2曲目の第1位です。ストリーミング・チャートでの初登場第1位は14曲目です。

 

R&Bヒップホップ・チャートではこの曲は16位から1位になりました。さらにGイージー・フィーチャリング・カーディBの「No Limit」が3位、ミーゴス、ニッキー・ミナージュ&カーディBの「MotorSport」が4位、「Bartier Cardi」が7位、「Bodak Yellow (Money Moves)」が10位とTOP10にカーディBが5曲入りました。これはドレイク(2016年)、ケンドリック・ラマー(2017年)に続いて史上3人目の快挙です。ちなみにドレイクは2016年に8週間記録しました。
また、この曲が3位に入ったことで、ブルーノ・マーズはデビュー・アルバムから3枚連続でアルバムから3曲がTOP10入りを果たしました。これは史上6人目の快挙!他にはホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、ビヨンセ、レディ・ガガ、ライオネル・リッチーが達成しています。さらに、ブルーノ・マーズの場合は、3枚連続3曲のTOP5入りなんです。この記録はマライア・キャリー、ビヨンセに続いて史上3人目の快挙です。この記録はオリジナル・アルバムでの連続記録でマライア・キャリーはデビューから4枚連続3曲以上のTOP5入りを達成しています。
最後に35位からのジャンプアップ記録とウルトラダウン記録をご紹介します。

 

ジャンプアップ記録:
35 → 2 60-11-21 Are You Lonesome Tonight / Elvis Presley
35 → 3 91-11-30 Black Or White / Michael Jackson
35 → 3 18-01-20 Finesse / Bruno Mars & Cardi B
35 → 7 07-05-05 I Tried / Bone Thugs-N-Harmony Featuring Akon
35 → 8 69-07-05 In The Year 2525 (Exordium & Terminus) / Zager & Evans
ウルトラダウン記録:
35 → 95 57-07-01 Wondering / Patti Page (TOP100)
35 → 95 77-04-23 Sam / Olivia Newton-John
35 → 95 78-10-21 Come Together / Aerosmith
35 → 95 82-04-10 Leader Of The Band / Dan Fogelberg

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca581321

第9位にはジャスティン・ティンバーレイクの2/2にリリースされる5枚目のアルバム『Man Of The Woods』からのファースト・シングル「Filthy」がいきなり初登場しました。ジャスティン・ティンバーレイク、ソロで18曲目のTOP10ヒットです。HOT100チャートで初登場9位はこれで24曲となりました。そのうち9曲が最高位3位以上、5曲が第1位になっています。最近では史上3曲目の2年連続年間TOP10に入ったチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」がありました。最初に第9位に初登場したのはSWVの「You’re The One」(96年最高位5位)でした。今年はジャスティンはジャスティンでもティンバーレイクの年でしょうか。第52回スーパーボウル・ハーフタイム・ショー出演も楽しみです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/wb556937

ところで、ロンドン02アリーナで授賞式が行われるブリット・アワードのノミネートが発表されました。最多の5部門にノミネートされたのが「New Rules」がHOT100登場24週目にして先週に引き続き最高位11位にいるデュア・リパです。「British Artist Video Of The Year (“New Rules”)」、「British Breakthrough Act」、「British Female Solo Artist」、「British Album (“Dua Lipa”)」、「British Single (“New Rules”)」の5部門です。昨年世界中で大ヒットしたエド・シーランは、「British Artist Video Of The Year (“Shape Of You”)」「British Male Solo Artist」、「British Album (“÷”)」、「British Single (“Shape Of You”)」の4部門にノミネートされました。3部門でかぶってますね。どちらが獲るのか、それとも...授賞式は2/21です。
そのエド・シーランの「Shape Of You」ですが、HOT100では今週まだ22位にランクされています。昨年1/28付で第1位に初登場してから今週で登場53週目となりました。初登場から12週連続第1位で昨年のHOT100年間第1位に輝きました。ビルボードHOT100のエントリー・ルールでは、登場53週以上は26位以下にチャートインできません。同様に登場21週以上は51位以下に登場できません。こちらの方はたまに間違えてランクされたり、特例があったりします。今週「Shape Of You」以外に登場52週目の曲が2曲HOT100に入っています。34位に「Despacito」(ルイス・フォンシ&ダディ・ヤンキー・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー)と38位の「That’s What I Like」(ブルーノ・マーズ)です。この2曲は来週は25位以上にならない限り、50位以上のポイントがあっても自動的にチャートから消えます。

 

53週以上HOT100にチャートインしたのは45曲。そのうち2曲以上52週を超えた曲を記録したアーティストは男性ソロではエド・シーランが初めてでした。合計5組います。

 

Faith Hill
53週 Breathe (00/2) (2000年年間1位)
56週 The Way You Love Me (01/6) (2000年41位、2001年27位)

 

Lifehouse
54週 Hanging by a Moment (01/2) (2001年1位)
62週 You and Me (05/5) (2005年12位、2006年83位)

 

Train
53週 Drops of Jupiter (Tell Me) (01/5) (2001年4位)
54週 Hey, Soul Sister (10/3) (2010年3位)

 

Imagine Dragons
87週 Radioactive (13/3) (2013年3位、2014年57位)
61週 Demons (13/6) (2013年62位、2014年23位)

 

Ed Sheeran
58週 Thinking Out Loud (15/2) (2015年2位)
53週 Shape Of You (17/1) 継続中 (2017年1位、2018年○位)

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny516885

先ほど51位以下は21週以上チャートインできない、でも特例がといいましたが早速その特例が今週の56位です。先週の62位から上がって今週最高位の56位で赤丸付きなのがマレン・モリスの「I Could Use A Love Song」です。アルバム『Hero』に収録されています。今週カントリー・エアプレイ・チャートでは登場44週目で第1位になりました。HOT100では今週21週目のチャートインです。でも赤丸がついているということでこの赤丸がついている間は51位以下でも21週以上チャートインできます。赤丸がついていなくてもチャートインした例もありました。これは間違いではなく、ビルボードとしては前週よりポイントは下がっていますが他のチャートインした曲との比較ポイントが上昇したためとかいっていました。マレン・モリスはカントリー・エアプレイではトーマス・レットのアルバム『Life Changes』に収録されているコラボ曲「Craving You」以来2曲目の第1位です。アルバム『Hero』には収録されていませんが、昨年10月に「Dear Hate」という曲をヴィンス・ギルとともに録音してリリースしました。この曲の収益は、ラス・ヴェガス・ルート91・ハーヴェスト・フェスティヴァルで58人が亡くなり500人以上が負傷した銃撃事件の遺族や被災者を支援するために設立された「Nashville’s Music City Cares Fund」に寄付されました。

 

 

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1/20付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl564880

今週の第1位は先週と変わらず、2週連続でサウンドトラック『The Greatest Showman』です。104,000EAU、実売は7万枚でした。この10年間でサウンドトラックの1位は21枚あるそうで、そのうち2週間以上1位を続けたのはこれが5枚目とのこと。以下のとおりです。

 

2018/01/13 – 01/20 : The Greatest Showman (2 weeks)
2016/08/27 – 09/03 : Suicide Squad: The Album (2 weeks)
2014/08/23 – 08/30 : Guardians of the Galaxy: Awesome Mix Vol. 1 (2 weeks)
2014/01/18 – 01/25, 02/08 – 02/15, 03/08, 03/29 – 05/17 : Frozen (13 weeks)
2010/06/05 – 06/12 : Glee: The Music, Volume 3 — Showstoppers (2 weeks)

 

映画は12/20に全米で公開されすでに9500万ドル(約104億円)以上の興行収入があるそうです。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週もTOP10内初登場はありませんでした。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl558305
カーディBとのコラボ「Finesse」の大ヒットでアルバム『24K Magic』もチャートを急上昇しています。先週の15位から今週は第4位に戻ってきました。このアルバムは2016年12/10に初登場第2位でこれが最高位です。4位というポジションは昨年の4/22以来8か月ぶり。TOP10も昨年9/2(10位)以来4か月ぶりの返り咲きです。コラボ・バージョンはアルバムには未収録ですが、それのおかげで上昇したというのはからくりがあります。HOT100チャートに登場している「Finesse」そのもののポイントがオリジナルとコラボとの合算です。アルバム・チャートでは、ストリーミングとトラック・セールスをポイント化して合算していますので、オリジナルとコラボを合算した「Finesse」のストリーミングとトラック・セールスのポイントも反映されています。そのため、収録されていないバージョンのヒットでもオリジナルが収録されていればアルバム・チャートで順位が上がるわけなのです。ちなみに、その換算部分を除いた純粋な実売での順位では、21位から上がって17位でした。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb001642502

このビルボード・アルバム・チャートではこれまでエントリー・ルールでいろいろな改定があって必ずしも通算記録が公平でない部分もあります。たとえばカタログ・アルバムについては一時期このチャートには入れませんでした。それでもピンク・フロイドの『Dark Side Of The Moon』はそれらの時期(97/1/18 – 09/11/29)を除いても937週間チャートインという大記録を持っています。これに次ぐ登場週数が504週でボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの『Legend: The Best Of』です。女性アーティストに限ると歴代1位が359週でアデルの『21』。2011年リリースで女性ソロアーティスト最長の24週間1位を記録しました。次が318週のキャロル・キング『Tapestry』です。71年に15週連続第1位を記録しています。そして今週女性アーティストで300週目の登場週数に達したアルバムが誕生しました。先週の148位から今週は141位に上がったラナ・デル・レイの『Born To Die』です。リリースは2012年。2/18に2位に初登場してこれが最高位でした。2012年年間70位、それから毎年年間チャートに入っています。13年53位、14年56位、15年62位、16年116位、17年143位です。実売で150万枚のセールスとなっています。地味ですが息の長い大ヒットになりました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/zoer431131

★訃報です。クランベリーズのリード・ヴォーカル、ドロレス・オリオーダンが1/15に亡くなりました。46歳でした。レコーディングのために滞在していたロンドンの宿泊先であるヒルトン・オン・パークレーンで亡くなっているのが発見されたとのことです。彼女の出身であるアイルランドの大統領は「アイルランドの音楽界にとって大きな損失」というコメントを出しています。死因は不明です。公表されていません。91年にバンドに加入し、バンド名をクランベリーズに変えて活動をスタートしました。93年デビュー・アルバム『Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We?』はUK、アイルランドで第1位(全米18位)。2003年に一旦解散し、ドロレスは2枚のソロ・アルバムをリリースします。2009年に再結成ツアーを敢行。2012年には6枚目のスタジオ・アルバムとなる『Roses』を発表しました。ご冥福をお祈りします。今週のあめりかん☆ぱいオールタイム・ヒッツはクランベリーズのエアプレイチャートでのヒット曲も含むHOT100オール・タイム・ランキングです。
1. Linger (94/8)
2. Free To Decide (96/22Flipside, 96/48)
3. Zombie (94/22)
4. When You’re Gone (97/22)
5. Dreams (94/42)
6. Salvation (96/21 Airplay)
7. Ode To My Family (95/29 Airplay)

 

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