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2018/3/17 Billboard Chart

time 2018/04/05

3/17付

★週間ストリーミング数ランキング歴代TOP10のうち1曲が7ポジションを独占!

★ブルーノ・マーズ、ラジオ・ソングスで男性アーティスト歴代単独1位の記録

★TOP10にカントリー・アーティスト2組はいつ以来?

★フィーティが一夜限りの再結成

★サントラが1位2位独占はいつ以来?

★トーリー、なんて言ったの?

★テック・ナイン、ラップ・チャートでの人気ぶりを示す大記録

★40年ぶりの順位!フォーク・ミュージックの礎を築いたアーティスト

★1位から169位へダウン!どうした?

 

 

3/17付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週の第1位はドレイクの「God’s Plan」です。1位に初登場して7週連続で1位をキープしています。週間ストリーミング数ランキング歴代8位となる8180万ストリームスを記録してストリーミング・チャートでも7週連続第1位です。週間ストリーミング数ランキングTOP10のうち7ポジションをこの曲が占めています。デジタル・セールスでは5週目の第1位。ラジオ・ソングス・チャートでもどんどん上がってきていて5位から3位にアップしました。ただでさえストリーミングが強いのにエアプレイまで上位に来てしまって当分HOT100の1位を落ちる気配がありません。1位を何週間記録するのでしょうか。R&Bヒップホップ・ソングス、ラップ・ソングス・チャートでも初登場以来7週連続第1位です。

 
第2位は12/23から1/20まで6週連続第1位のあと、1/27から3/3と今週の合計6週間2位をキープしているエド・シーランの「Perfect」です。年間上位間違いなしですね。

 

第3位は1/20と2/10から3/3、そして今週とこちらも6週間最高位の第3位を記録しているブルーノ・マーズ&カーディBの「Finesse」です。ラジオ・ソングス・チャートで今週第1位になりました。カーディBは初めて、ブルーノ・マーズは8曲目の第1位です。このチャートは1990年にスタートしていますが、男性ソロ・アーティストの1位曲数ではアッシャーを抜いて単独1位となりました。ラジオ・ソングス・チャートは全米1200以上のラジオ・ステーションでの放送回数、エリア人口、聴取率からその曲を聴いた人数を推計して、それを集計してランキングしています。1位曲数ランキングは以下のとおりです。

 

1位 13曲 リアーナ
2位 11曲 マライア・キャリー
3位  8曲 ブルーノ・マーズ
4位  7曲 アッシャー、ケイティ・ペリー
6位  6曲 ビヨンセ、リュダクリス、テイラー・スウィフト、カニエ・ウエスト

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/wb563217

7位から5位に上がったのが、ビービー・レクサ&フロリダ・ジョージア・ラインの「Meant To Be」です。カントリー・ソングス・チャートでは初登場以来15週連続第1位です。このチャートでは女性ヴォーカルの1位で最長記録更新中です。カントリー・エアプレイ・チャートでは11位から9位にアップ。フロリダ・ジョージア・ラインは14曲目のTOP10入りとなりました。カントリー・エアプレイ・チャートでのカントリー・アーティストとポップ・アーティストのコラボ・ヒットの主なものは以下の曲がありました。

 

* God, Your Mama, And Me / Florida Georgia Line & Backstreet Boys (2017年最高位1位)
* Setting The World On Fire / Kenny Chesney Feat. Pink (16/1)
* Different For Girls / Dierks Bentley Feat. Elle King (16/1)

 

第8位には11位からゼッド、マレン・モリス&グレイの「The Middle」がアップです。この曲はダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで6週間第1位を記録しています。EDMアーティストのゼッド、カントリー・アーティストのマレン・モリスにデュオDJのグレイのコラボです。5位のフロリダ・ジョージア・ライン、8位にマレン・モリスとカントリー・アーティストがHOT100のTOP10に同時にランクインしました。TOP10内にカントリー・アーティストが2組ランクインするのは珍しく、9年ぶりなんですね。前回はアメリカン・アイドルでパフォーマンスして2009年4/4付で57位から9位にアップした「I Told You So」のキャリー・アンダーウッド・フィーチャリング・ランディ・トラヴィスの二人。この曲はもともとランディ・トラヴィスがオリジナルでキャリー・アンダーウッドがカバーして、さらにランディ・トラヴィスもこの曲に登場しました。その前が2000年5/13付でフェイス・ヒルの「Breathe」が3位、ローンスターの「Amazed」が10位に入って実現しました。

 

22位に初登場したのがDJキャレド・フィーチャリング・ジェイZ、フューチャー&Bの「Top Off」です。この中の「B」とはビヨンセのことなんです。またジェイZはHOT100登場が97曲目です。これはグリー・キャスト(207曲)、ドレイク(161曲)、リル・ウェイン(137曲)、エルヴィス・プレスリー(108曲)に続いて歴代第5位です。ジェイZとビヨンセのコラボはこれで9曲目のHOT100ヒットとなりました。2003年最高位1位(8週間)で年間第4位の大ヒットとなった「Crazy In Love」などがあります。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002688502

34位には43位からイマジン・ドラゴンズの「Whatever It Takes」がアップしています。オルタナティヴ・ソングス・チャートでは今週第1位になりました。これでこのチャートではアルバム『Evolve』から3曲目の1位(「Believer」=13週、「Thunder」=3週)となりました。イマジン・ドラゴンズとしては「Radioactive」(2013年13週)を加えて通算4曲目の第1位です。このチャートで1枚のアルバムから3曲以上の1位を記録したのは11枚目です。前回は2008年12月から2009年9月にかけて3曲の1位を記録したキングス・オブ・レオンの『Only By The Night』でした。最多曲数はリンキン・パークの『Meteora』でこの中から5曲がNo.1になりました。またグリーン・デイとレッド・ホット・チリ・ペッパーズは、1枚のアルバムから3曲の1位を記録したアルバムが2枚ありました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bkbw37574

38位は最高位28位で先週と変わらずのジェイソン・アルディーン「You Make It Easy」です。4/13にニュー・アルバム『Rearview Town』がリリースされます。このアルバムを引っ提げての『High Noon Neon Tour』が9月まで続くのですが、その中で7/21に、アトランタ・ブレーブスの昨年からの本拠地ジョージア州カンバーランドのサントラスト・パークでフーティ&ザ・ブロウフィッシュとコラボします。フーティ&ザ・ブロウフィッシュはこの日一夜限りの再結成だそうです。

 

 

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3/17付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002797202

今週の第1位はサウンドトラック『Black Panther: The Album, Music From And Inspired By』です。先週の2位から再び1位に返り咲きました。通算3週目の第1位です。76,000EAU、実売は15,000枚のセールスでした。映画の方は公開から26日間で全米で5億2100万ドルの興行収入を記録。全世界では10億ドルを突破したそうです。サウンドトラックの3週間の第1位は2014年の『Frozen』の13週間第1位以来となりました。過去15年でサウンドトラックの1位は29枚ありますが、3週間以上1位になったのはたった4枚とのことです。この2枚の他には、『High School Musical 2』(2007年4週)と『Bad Boys II』(2003年4週間)がありました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl564880

第2位にはUKでは1/20から9週連続第1位となっているサウンドトラック『The Greatest Showman』が5位からアップしました。60,000EAU、実売は39,000枚です。3/4にアカデミー賞授賞式があり、そこで主題歌賞にノミネートされたこのアルバム収録の「This Is Me」を映画と同じくキアラ・セトルがパフォーマンスしました。受賞は逃しましたが、アルバム・セールスには貢献したようです。

 
1位、2位とサウンドトラックが並びましたがこれは8年ぶりのことでした。前回は2010年6/26付で1位がTVサウンドトラック『Glee The Music: Journey To Regionals』、2位『The Twilight Saga: Eclipse』でした。1位、2位とも今回のように劇場映画のサウンドトラックとなると1998年7/25付で1位『Armageddon The Album』、2位『City Of Angels』まで遡ります。1963年8/17以降のアルバム・チャートで最初のサントラTOP2独占は1965年3/20付の1位『Goldfinger』、2位『Mary Poppins』でした。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内初登場は1枚です。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002804902

第3位に初登場したのが、トーリー・レインズのセカンド・アルバム『Memories Don’t Die』です。デビュー・アルバム『I Told You』は2016年最高位4位でした。今作には50セント、フューチャー、ウィズ・カリファ、ファボラスなどが参加していますが、本当はニッキー・ミナージュもレコーディングに参加していました。「Shooters」でのラップで参加したのですが、トーリーがニッキーに彼女のバースがちょっとやばいということをメールで送ったら、じゃあ私をはずしてってなっちゃったようです。トーリーは「言ってはいけないことを言ってしまった」と反省しているとか。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/stgm807

14位にはテック・ナインの『Planet』が初登場しました。ラップ・アルバム・チャートでは7位に初登場し、19枚目のTOP10入りを記録しました。ラップ・アルバム・チャートは2004年1月にスタートしたのですが、TOP10アルバム枚数でテック・ナインがグッチ・メイン、E-40を抜いて歴代単独第1位となりました。テック・ナインは2001年にデビューしてます。その時代からですとR&Bヒップホップ・アルバム・チャートには30枚のアルバムがエントリーしています。ラップ・アルバム・チャートには26枚のエントリーなので、ラップ・アルバム・チャートがもっと前からスタートしていたらもっとTOP10アルバムがあったかもしれませんね。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl551093

16位には21位からオリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディングの『Hamilton: An American Musical』がアップしました。音楽から脚本までてがけたリン・マヌエル・ミランダが昨年12月にこれから『ハミルトン』関連の作品をリリースすると発表していました。12月にはディセンバリスツが「Ben Franklin’s Song」を、1月にはNAS、デイヴ・イースト、ミランダ、アロー・ブラックをフィーチャーした「Wrote My Way Out」のビデオをリリース。さらにロイス・ダ・5’9”、ジョイナー・ルーカス、ブラック・ソウト、アロー・ブラックが参加したこの曲のリミックスをリリースしました。そして3月に「The Hamilton Polka」をウィアード・アル・ヤンコヴィックがリリース。『ハミルトン』の出演者は参加していませんが、このおかげで今週16位へアップしました。昨年7/22以来のハイ・ポジションなんです。ちなみにキャスト・アルバム・チャートでは123週目の第1位となっています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/dsnd002692902

39位には120位からサウンドトラック『Coco』が急上昇。登場11週目でこれまでの最高位55位を一気に更新しました。3/4のアカデミー賞授賞式で「Remember Me」が主題歌賞、『Coco』が長編アニメ賞を受賞しました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/cojjb00028

104位にはジョーン・バエズの『Whistle Down The Wind』が初登場です。アルバム・チャートには2008年『Day After Tomorrow』(最高位128位)以来10年ぶりのチャートインです。またこの順位は77年『Blowin’ Away』の最高位54位以来40年ぶりのハイ・ポジションなんです。ジョーン・バエズといえば、60年代、70年代を代表するいわずと知れたフォーク・シンガーです。60年代に11枚(うちTOP40=9枚)、70年代に14枚(うちTOP40=3枚)のアルバムをリリースしました。60年にリリースされたデビュー・アルバム『Joan Baez』はじわじわと人気を集めて62年に最高位15位を記録。約3年間チャートインして63年には年間25位の大ヒットとなりました。またセカンド・アルバム『Joan Baez Vol.2』も62年最高位13位を記録。こちらもファーストアルバム同様100週間以上チャートインして62年年間13位、63年年間22位を記録。この人気で62年10月にチャートインした『In Concert』は62年最高位10位ながらこれも100週以上チャートインして63年の年間第4位の大ヒットとなりました。フォーク・ブームの礎を築いたアーティストなんです。

 
ところで先週の第1位はコンサートのチケットにアルバム購入権が付いていてそのおかげで1位に再登場したボン・ジョヴィの『This House Is Not For Sale』でした。2016年11/26以来の1位返り咲きだったのですが、コンサート・チケットを買った人がアルバムを引き替えた後はこうなります。今週は169位!1位からの最大下落幅を大幅に更新してしまいました。以下のとおりです。

 
アルバム・チャート1位からのダウン記録:
1 → 169 Bon Jovi / This House Is Not for Sale (2018/3/17)
1 →  97 Brand New / Science Fiction (2017/9/16)
1 →  59 Killers / Wonderful Wonderful (2017/10/21)
1 →  56 LCD Soundsystem / American Dream (2017/9/30)
1 →  43 Bon Jovi / This House Is Not for Sale (2016/12/3)
1 →  41 Pentatonix / A Pentatonix Christmas (2017/1/21)
1 →  38 Arcade Fire / Everything Now (2017/8/26)
1 →  37 Incubus / Light Grenades (2016/12/23)
1 →  30 Linkin Park / One More Light (2017/6/17)
1 →  30 Fall Out Boy / Mania (2018/2/10)

 

ちなみに58年1/13付で第1位になったエルヴィス・プレスリーの『Elvis’ Christmas Album』は翌週圏外へ消えました。ただこの時は25位までしか発表されていませんでした。

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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