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2018/8/11 Billboard Chart

time 2018/08/16

8/11付

★今週も1億近くのストリーミングで「In My Feelings」が第1位

★「The Middle」はダンス/エレクトロニック・チャートで歴代1位タイの27週目の第1位

★ブレット・ヤング、昨年3月にリリースしたアルバムから3枚連続No.1。カントリーはじっくり売っていきます

★ドレイク『Scorpion』初登場から5週連続第1位。アルバム・チャート初登場以来連続1位記録は13週。神様です。

★ケニー・チェズニー、カントリーで16枚目の第1位はチャリティ・アルバムに

★ポスト・マローン『Stoney』、R&BTOP10週数でマイケルを抜く

★R&Bヒップホップ・アルバム・チャートTOP10週数ランキング

★ボズ・スキャッグス、ブルースでは3枚目の第1位

 

 

8/11付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002882802

今週の第1位は4週連続でドレイクの「In My Feelings」です。9540万ストリームスでストリーミング・チャート4週連続第1位。9540万は週間ストリームスランキングでは歴代6位です。この曲を使って自作のダンスをアップしている『#InMyFeelingsChallenge』が大流行。みんなどんなダンスをしているのか、視聴するたびにオリジナルが使われているためストリーミング・チャートの集計対象になります。そして8/2にオリジナルのビデオがリリースされました。これは来週8/18付でフルに1週間分がカウントされますのでまたストリーミングがアップするかも?デジタル・セールスも4週連続第1位。ラジオ・ソングスは5位から3位にあっという間に上がってきましたね。HOT100での1位週数もまだまだ伸びそうです。ラップのHOT100連続1位週数も今週で29になりました。

 

第3位には先週の4位からシックスナイン・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュ&マーダ・ビーツの「FEFE」がアップしました。7/22にリリースされたので先週は5日間でのセールス集計でした。今週は1週間フルにカウントされて先週より44%もアップ、6580万ストリームスを記録してこれはHOT100上昇の支えになっています。ストリーミング・チャートでは1位が強すぎるので堂々の2位変わらずです。

 

第5位にはDJキャレド・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー、チャンス・ザ・ラッパー&クエヴォの「No Brainer」がHOT100にいきなり初登場しました。これにリル・ウェインがいたら昨年1位になった「I’m The One」のメンバーですね。7/27リリースでストリーミング5位、デジタル・セールス2位、ラジオ・ソングス28位にそれぞれ初登場しています。DJキャレドが4曲目、ジャスティンが14曲目、チャンス・ザ・ラッパーが2曲目、クエヴォがソロで5曲目のTOP10入りです。ジャスティン・ビーバーは70曲目のHOT100ヒットとなりました。

 

今週は10位から9位にアップしたのがタイガ・フィーチャリング・オフセットの「Taste」で、ミーゴスのメンバー、クエヴォとオフセットがTOP10に同時に違う曲でエントリーしました。グループのメンバーがソロで違う曲で同時にTOP10に入ったのはビートルズ、イーグルス、そしてミーゴス。ビートルズは解散後、イーグルスは活動停止中でした。他にもあるかもしれません。

 
3週続いた第3位から4位へダウンしたのがマルーン5・フィーチャリング・カーディBの「Girls Like You」です。今週アダルト・ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。マルーン5はポップ・チャートのエアプレイでは強いです。これで13曲目の第1位。歴代1位です。2位がピンクの9曲。ケイティ・ペリーが8曲で3位となっています。また1位週数でもダントツで今週で73週目。歴代2位がマッチボックス・トゥエンティの54週。以下サンタナ47週、ロブ・トーマス40週、ピンク37週と続いています。

 
15位から17位にダウンしたのがゼッド、マレン・モリス&グレイの「The Middle」です。今週もダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで第1位。通算27週目となってこのチャートの歴代1位タイの1位週数となりました。2016-17年にチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーが「Closer」で27週間の1位を記録しています。チャートは2013年1月にスタート。まだまだ歴史は浅いです。この週からストリーミングが集計に加わってチャートの歴史が大きく変わりました。チェインスモーカーズはエミリー・ウォーレンをフィーチャリングした「Side Effects」が先週の45位から今週7位にアップしていますので、これが次の1位になるかもしれません。

 

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bmxr0100a

HOT100では33位から今週最高位の32位にアップしているのがブレット・ヤングの「Mercy」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。この曲はデビュー・アルバム『Brett Young』からの4曲目のヒットでそのうち3曲が連続でカントリー・エアプレイ・チャートで1位になっています。アルバムは2017年3/4付でカントリー・アルバム・チャート第2位に初登場してこれが最高位でした。ファースト・シングル「Sleep Without You」はアルバムに先駆けてリリースされて2016年12月に最高位2位を記録。セカンド・シングル「Like I Loved You」が今年の1/3に1位。続いて「In Case You Didn’t Know」が6/10から2週間第1位。そしてこの曲です。1枚のアルバムから時間をかけてヒット曲をだしていくのがカントリーのやり方。決して同時に何曲もチャートインということはありません。でもまれにガース・ブルックスとか久しぶりに大物が出すとエアプレイ・チャートに同時に何曲も初登場ということはありましたが例外中の例外です。ヒップホップではそれが当然になっていますが。ストリーミングがチャートへのエントリーや順位に大きく影響を与えているため、今の集計方法では仕方がないことです。

 

 

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8/11付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002882802

今週も第1位は初登場から5週連続第1位のドレイク『Scorpion』です。145,000EAU、実売は12,000枚。週間ストリーミング数は1億6960万で歴代20位です。週間ストリーミング数ランキングのTOP20に『Scorpion』が5ポジションを占めました。初登場以来5週連続第1位というのは2016年5/21に初登場して7/16まで9週連続第1位になったドレイクの『Views』以来です。初登場からの連続1位記録は、13週。スティーヴィー・ワンダーの『Songs In The Key Of Life』(1976/10/16-1977/1/8)です。『Whitney II』も初登場以来11週連続第1位(1987/6/7-9/5)でした。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場は3枚です。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/wnv571532

第2位に初登場したのが、ケニー・チェズニーのカントリー・アルバム・チャート16枚目のNo.1アルバム『Songs For The Saints』です。77,000EAU、実売は65,000枚のセールスでした。ワーナー・ナッシュビル移籍第1弾。ビルボード200では15枚目のTOP10入り(うち8枚がNo.1)となりました。実売セールスでは今週第1位です。カントリーでの16枚の1位はマール・ハガード、ティム・マックグロウと並んで歴代4位タイ。1位がジョージ・ストレイトの26枚、2位がガース・ブルックスとウィリー・ネルソンで17枚となっております。このアルバムにはジミー・バフェットやジギー・マーリー、ミンディ・スミスなどが参加しています。

 

昨年アメリカを襲い、多大な被害を出したハリケーン『イルマ』ですが、ケニー・チェズニーが住んでいるカリブ海に面し、プエルト・リコの東側に位置するイギリス領バージン諸島のセント・ジョン島も大きな被害を受けました。彼の家も被災したそうです。ケニー・チェズニーはハリケーン『イルマ』の被災者支援のための基金、『Love For Love City Fund』を設立しています。今回のこのアルバム『Sond For The Saints』は収益の100%をその基金に寄付するとのことです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl571870

第8位にはヘイルストームの『Vicious』が初登場。29,000EAU、実売は27,000枚のセールスでした。2015年の前作『Into The Wild Life』(最高位5位)に続く2枚目のTOP10入りとなりました。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca584928

第10位は『Baptized』(最高位6位)以来5年ぶりのスタジオ・アルバムのリリースとなったドートリーの『Cage To Rattle』が初登場です。5枚目のTOP10入りです。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002605402

ところでビルボード200で今週3位にランクされているのがポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』ですが、デビュー・アルバム『Stoney』も18位と登場86週目になりますがまだTOP20に入っています。このアルバムはR&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは第9位でTOP10に入っているのですが、今週そのTOP10週数が77週となり、マイケル・ジャクソンの『Thriller』を抜いてR&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは最多TOP10週数となりました。チャートは1965年にスタートしています。『Stoney』はR&Bでは2017年12/16に初めて1位になり、その後今年の1/27と2/3の合計3週間1位になっています。ビルボード200の方では最高位は第4位でした。R&Bでは実に登場から51週目でようやく第1位になり、初登場から1位までのスロー記録第1位となっています。このアルバムの前は40週目で1位になったガイの『Guy』でした。

 

R&Bヒップホップ・アルバム・チャートTOP10週数ランキング

1位 77週 Stoney / Post Malone (2016-18)
2位 76週 Thriller / Michael Jackson (1983-84)
3位 64週 Whitney Houston / Whitney Houston (1985-86)
4位 63週 The E.N.D. / Black Eyed Peas (2009-10)
5位 59週 The Heist / Macklemore & Ryan Lewis (2012-14)
6位 58週 Recovery / Eminem (2010-11)
7位 58週 Can’t Slow Down / Lionel Richie (1983-84)
8位 56週 Control / Janet Jackson (1986-87)
9位 55週 Rapture / Anita Baker (1986-87)
10位 54週 24K Magic / Bruno Mars (2016-18)

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl564880

第9位にはサウンドトラック『The Greatest Showman』が入っています。このアルバムは昨年12/30付で71位に初登場、翌週63位、そして3週目に第5位とTOP10に入りました。その後1週間だけTOP10を外れますが、今週TOP10週数が30週目となりました。過去50年ではTOP10に30週以上チャートインしたサウンドトラックはたった7枚しかありません。すべてご紹介します。1968年以前はたくさんあると思います。

 

1位 48週 The Dirty Dancing (1987-88)
2位 42週 The Bodyguard (1992,93,94)
3位 41週 Frozen (2014)
4位 37週 Purple Rain (1984-1985)
5位 35週 Saturday Night Fever (1978)
6位 31週 The Lion King (1994-1995).
7位 30週 The Greatest Showman (2018)

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/cojcre00697

82位に初登場したのがボズ・スキャッグスの『Out Of The Blues』です。ブルース・アルバム・チャートでは3枚目の第1位となりました。9,000枚のセールスです。9,000EAUなんですがほとんど実売とのことでした。ボズ・スキャッグスはビルボード200ではNo.1がないんですね。1971年『Moments』で初めてチャートインしました。1976年年間17位、77年第8位の大ヒットアルバム『Silk Degrees』の最高位2位が最高順位です。この2位が5週連続だったのですが最初の4週間がピーター・フランプトンの『Frampton Comes Alive』の下で、そしてこのアルバムが1位から落ちてボズが1位になるかと思いきや、スティーヴィー・ワンダーの『Songs In The Key Of Life』が当時としては驚異の初登場1位で『Silk Degrees』は1位になれませんでした。HOT100で最高位2位10週間だったフォリナーの「Waiting For A Girl Like You」に似ています。91年6/29のスキッド・ロウ『Slave To The Grind』から集計方法が変わって初登場1位が大半になるのですが、それまではビルボード・アルバム・チャート(現ビルボード200)での初登場1位は75年に2枚、76年1枚、86年1枚、87年に2枚とこれしかありませんでした。

 

オフ会映像

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