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20年ぶりの来日!!Suzi Quatro@Shinjuku BLAZE

time 2014/06/02

’70年代初頭、アメリカ人でありながら、イギリスで人気を博したSuzi Quatro

間もなく日本でも大人気に!!

ジャンプ・スーツ!!男性を従え、本人はベースを弾きながら歌うシンプルな独自のスタイル!!

女性ロッカーが少なかった当初、後のJoan Jett等に影響を与えました。

そのSuzi姐さん、何と20年ぶりに来日公演!!

場所は新しく変わりつつある歌舞伎町広場に隣接するビルの地下1階

Shinjuku BLAZE、5月30日、月末の金曜です。

写真 1Suzi

この日は、先ず日本の女性ロッカー二組が登場!!

20時を回って、BGMでRutlesがかかる中、セッティングが進んでいます。

そして、アナウンスと同時にライトダウン!!

何と自らセッティングしていた人たちがバンド・メンバー!!

ギター2人、ドラムス、キーボードの4人、ステージ右側のギター奏者は女性です。

そしてドラムのビートが響き・・・

Suzi Quatro登場!!

ジャンプ・スーツ、勿論、ベースを抱えて・・・

The Wild One♪でスタート!!

場内はほぼオール・スタンディングで、場内絶叫!!No!No!・・・拳が上がります。!!

小柄なSuzi姐さん!!お年はだいたいわかっていますが、イメージは昔のまま!!

Mama’s Boy♪が続きます。

最初から飛ばしているステージは「恋するヤング・ガール」と邦題がついていた、I May Be Too Young♪、「恋はドッキリ」の邦題の、Tear Me Apart♪

ここで挨拶!!続いては割と新しい、15 Minutes Of Fame♪

Big Countryを思わせるバグ・パイプ風のギターの音が印象的です。

そのギター奏者がアコースティック・ギターに持ちかえ、「唯一のデュエット・ヒット!!」と、勿論、Stumblin’ In♪、「メロウなふたり」という邦題がついていて、今回Chris Normanのパートはキーボード奏者が歌っていました。

一転して、48 Crash♪

コーラス部分では観客が一斉に、48 Crash!!と声高々に歌っています。

ここでややスロー・ダウンというか、「2014年はショービジネスに入って50周年!!」と言って、静かに初期の、Cat Size♪

最初はハンド・マイクで歌い、バンドが加わって盛り上がっていきます。

ここからは割と新しい、A Girl Like Me♪、同じアルバムに入っているバラード、Spotlight♪と続き・・・シンプルな、Rock Hard♪、「Goldfrappの曲だけど、自分のものにした・・・」と言って、Strict Machine♪

「’78年だったか、’79年だったか・・・後で教えて!!・・・」と言って、She’s In Love With You♪、「愛のゲーム」と邦題がついたポップなナンバーが続きました。

ステージはよりハードに!!最近のアルバムでカバーしているNeil Youngの、Rockin’ In The Free World♪、場内も大ノリの中、ここで各メンバー少しずつソロをとってのメンバー紹介、そして最後は勿論、ベースのSuzi Quatro、チョッパーでのソロも聴かせてくれ、愛嬌のある表情は’70年代のままです。

いよいよ待ってましたとばかりに、Can The Can♪

場内は大ノリ、Suziの快進撃はここから始まったのです。

そして、もう一つの特大ヒット曲、「悪魔とドライブ」で日本でも大人気の、Devil Gate Drive♪、Suziは元々アメリカ人ですが、イギリスでNo.1のこの曲も考えてみれば、ドゥー・ワップ風なコーラスが入るアメリカ的な曲ですよね。

Yeah!Yeah!

大盛り上がりでいったん引き下がりました。

写真 2Suzi

バンド・メンバーはそのままで、キーボード奏者がアコースティック・ギターを奏でる中、戻ってきて、曲は「涙のヤング・ラヴ」と邦題のついた、If You Can’t Give Me Love♪、アメリカでも少しヒットしたポップなナンバー、そして日本では最後の方のヒットかもしれません。

その流れで、Johnny B.Goode♪

Go! Go!・・・大盛り上がりのまま、80分のステージは幕を閉じました。・・・

・・・

エンディングBGMとして、The DoorsのThe End♪が流れても、場内のほとんどはすぐに帰ろうとはせず、アンコールを求めていました。

ヒット曲はほとんど歌われていたのですが・・・ここにいる人たちのほとんどは’70年代にタイムスリップしていて・・・まだもう少しこの世界に浸っていたい・・・きっとそんな思いだったのでしょう。

尚、今回の日本公演はこの1回だけ、小さな会場ではありますが、オールド・ファンを中心に全国から集結していたようでした。・・・

 

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