最新全米音楽事情

11/29 最新全米ヒットチャート解説

2014-11-30

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11/29付。今週の全米アルバムチャートから。

 

 

まずは、ビルボードから重大なお知らせです。ビルボードは12/13付からBILLBOARD200の集計ルールを大幅に変更すると発表しました。現在はセールスのみでランキングされていますが、それにデジタル・トラックのダウンロード回数とストリーミング数もランキングの要素に加えるそうです。具体的には曲が10回ダウンロードされたらアルバム・セールス1枚とするのと、ストリーミングでは1500回再生されたらアルバム・セールス1枚とみなして従来のセールス枚数に加えるとのことでした。現在の集計方法でランキングされているチャートは12/13からは「Top Album Sales」チャートという名前で継続されます。

 

 

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さて、今週のランキングです。今週の第1位は3週連続でテイラー・スウィフトの『1989』です。まだ312,000枚も売れています。これで200万枚を超えました。年間第2位確定(1位は『Frozen』)ですね。初登場から3週連続30万枚以上を記録したのは2013年のビヨンセの『Beyonce』以来。また1位獲得週数が27週目となり、女性アーティストとしては、ホイットニー・ヒューストン(46週)、マライア・キャリー(30週)に次ぎ、バーブラ・ストライサンド(26週)を抜いて歴代単独3位になりました。

 
今週のTOP10には5枚が初登場しました。

 

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第2位が、8枚目のスタジオ・アルバムでロック・アルバム・チャート初登場第1位のフー・ファイターズ『Sonic Highways』です。19万枚のセールス。これでスタジオ・アルバムとしては7枚連続でTOP10入り。95年のデビュー・アルバム『Foo Fighters』こそ最高位23位でしたが、2000年以降の5枚はすべてTOP3以上になっています。

 

 

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第3位がピンク・フロイドの10枚目のTOP10入りとなった『The Endless River』。17万枚のセールスです。1994年の『The Devision Bell』(最高位1位)以来20年ぶりのスタジオ・アルバムなんです。邦題は『永遠(TOWA)』。94年の『The Division Bell(邦題:対(TSUI)』のセッションで録音された楽曲に新しいパートを加えたり、新たにレコーディングし直してアルバムに仕上がっています。ですから2008年に他界したリチャード・ライトの演奏も含まれています。アルバムタイトルの『The Endless River』は、『対』の最後の曲である「High Hopes(運命の鐘)」の一番最後のフレーズでもあるそうです。つながっているんですね。

 

 

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第4位がガース・ブルックスの『Man Against Machine』。こちらも久しぶりのスタジオ・アルバムで2001年『Scarcrow』以来13年ぶりです。今回はソニー・ミュージックと契約して発売されました。過去の作品も再発売されています。また、自らのサイト以外ではデジタルでのリリースは行われていません。13万枚のセールスでしたが、ガース・ブルックスのサイトのデジタル・セールスはサウンドスキャンの集計対象になっていないとのことです。カントリー・アルバム・チャートでは初登場1位です。こちらは14枚目の1位となりました。

 

 

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第5位がビッグ・KRITのセカンド・アルバム『Cadillactica』です。1986年8月26日ミシシッピ州メリディアン生まれの28歳。クォリティの高さで以前から評判でしたが、満を持してデビューした2012年のデビュー・アルバム『Live From The Underground』はポップでは最高位5位、R&Bヒップホップ、ラップの両アルバム・チャートでは初登場1位でした。今回も2作連続で両チャートで初登場1位を記録しました。ラファエル・サディーク、ウィズ・カリファ、ルーペ・フィアスコ、エイサップ・ファーグなどが参加しています。

 

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第6位が昨年解散したジョナス・ブラザーズの三男、ニック・ジョナスのセカンド・アルバム『Nick Jonas』です。2010年のソロ・デビュー・アルバム『Who I Am』は最高位3位でした。

 
アルバム・チャートではクリスマス・シーズンを迎えるとあって、クリスマス・アルバムのセールスが増えています。ペンタトニックスの『That’s Christmas To Me』が23位から8位と最高位を更新。マイケル・ブーブレの『Christmas』(最高位1位)が50位から13位、イディナ・メンゼル『Holiday Wishes』が29位から16位、マンハイム・スティームローラーの『30/40』が157位から58位、ジョシュ・グローバン『Noel』(最高位1位)が142位から72位に上昇してきました。

 
今週10位に上がったのがジョージ・ストレイトの『The Cowboy Rides Away: Live From AT&T Stadium』です。最高位は8週前に初登場した時の4位なんですが、先週は60位でした。今週はウォルマート限定で発売されたデラックス・エディションのおかげで一気に順位を上げました。

 

 

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19位に初登場したのが2012年2月11日に死去したホイットニー・ヒューストンの『Live: Her Greatest Performances』です。12枚目のTOP40入りとなりました。1983年から2009年までのライブから収録されています。『ウィズ』の「Home」は全米ネットの番組(『マーヴ・グリフィン・ショー』)に初めて出演した19歳の時に収録されました。最後は2009年9月15日に『オプラ・ウィフリー・ショー』に出演して歌った「I Didn’t Know My Own Strength」です。

 

 

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38位にはクイーンの新しいコンピレーション・アルバム『Forever』が初登場しました。1992年『Classic Queen』(最高位4位)以来のTOP40入りとか。フレディ・マーキュリーとマイケル・ジャクソンの幻のデュエット音源とされていた「There Must Be More To Life Than This(生命の証)」などラブ・ソングのベスト盤となっています。

 

 

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11/29付。今週の全米シングルチャートから。

 

 

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今週も第1位はテイラー・スウィフトの「Shake It Off」ではなくて、「Blank Space」!先週の13位から一気に上がりました。オフィシャル・ビデオが公開されたためで、ストリーミングで1週間に1920万ストリームスを記録してストリーミング・チャートで初登場1位。ストリーミングが増えるとデジタル・セールスにも好影響を与えますのでこちらも328,000ダウンロードも記録して1位になりました。ラジオ・ソングス・チャートも23位から9位と急上昇。テイラー・スウィフトだけはアメリカの音楽不況とは全く関係なく絶好調です。

 
「Shake It Off」、「Blank Space」とHOT100で1位のポジションを2曲連続で記録しましたが、このような例は10組目とか。有名なのはビートルズ。「I Want To Hold Your Hand」、「She Loves You」、「Can’t Buy Me Love」と唯一3曲連続で1位を続けました。

 

3曲連続:
ビートルズ 1964/2/1 – 5/2 “I Want To Hold Your Hand”, “She Loves You”, “Can’t Buy Me Love”

2曲連続:
ボーイズ・II・メン 1994/8/27 – 12/10 “I’ll Make Love To You”, “On Bended Knee”
パフ・ダディ: 1997/6/14 – 9/6 “I’ll Be Missing You”, “Mo Money Mo Problems”
ジャ・ルール: 2002/2/23 – 4/13 “Always On Time”, “Ain’t It Funny”
ネリー: 2002/6/29 – 9/28 “Hot In Herre”, “Dilemma”
アウトキャスト: 2003/12/13 – 2004/2/14 “Hey Ya!”, “The Way You Move”
アッシャー: 2004/2/28 – 7/3 “Yeah!”, “Burn”
T.I.: 2008/10/4 – 10/25 “Whatever You Like”, “Live Your Life”
ブラック・アイド・ピーズ: 2009/4/18 – 10/10 “Boom Boom Pow”, “I Gotta Feeling”テイラー・スウィフト: 2014/11/15 – 11/29 “Shake It Off”, “Blank Space”
 

下の方で1曲ご紹介しておきます。

 

今週65位に初登場したのが、マーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズの「Uptown Funk!」。マーク・ロンソンは1975年9月4日ニューヨーク生まれ。DJとして活躍中にアルバムも発売。一方、数多くの作品のプロデュースも手掛け、2008年のグラミー賞では最優秀プロデューサーに輝きました。参加した主な作品は、ショーン・ポール『Dutty Rock』、クリスティーナ・アギレラ『Back to Basics』、エイミー・ワインハウス『Back to Black』、アデル『19』、エステル『Shine』など。ブルーノ・マーズのNo.1ソング「Locked Out Of Heaven」もプロデューサーとして参加しています。

 

今週ビルボードがHOT100チャートで多く登場した同名異曲のタイトルのランキングを発表していましたので10曲以上登場したタイトルをご紹介します。タイトルの後のアーティスト名はこのタイトルで代表的なヒットを記録したものをご紹介しています。
10曲:
Call Me / Blondie (80/1)
I Love You / Climax Blues Band (81/12)
I Want You / Savage Garden (97/4)
One / Three Dog Night (69/5)
Smile / Scarface featuring 2Pac & Johnny B (97/12)

11曲:
Crazy / Gnarls Barkley (06/2)
I Need You / America (72/9)
Without You / Nilsson (72/1)

12曲:
Forever / Chris Brown (08/2)
Stay  Maurice Williams & the Zodiacs (60/1)

13曲:
You / Lloyd featuring Lil Wayne (07/9)

14曲:
Angel / Shaggy featuring Rayvon (01/1)
Happy / Pharrell Williams (14/1)
Runaway / Del Shannon (61/1)

16曲:
Hold On / Wilson Phillips (90/1)

 

ところで、現在65歳、来年の7/1にマジソン・スクエア・ガーデンので65回目のコンサートが決まったビリー・ジョエルですが、これがマジソン・スクエアで開かれるコンサートの最多記録となるとのことです。ビリー・ジョエルは今年1月から毎月1回マジソン・スクエア・ガーデンでコンサートを開いています。11月で57回目。このたび来年7月のコンサート・チケットが販売になり、新記録となりました。また、昨年はアメリカの芸能分野で多大な功績を残した人々に贈られるケネディ・センター名誉賞を受賞していますが、今度はアメリカ米議会図書館がポピュラー音楽界に多大な功績を残したミュージシャンに贈るガーシュウィン賞を受賞しました。この賞は2007年からスタートしてポール・サイモン、スティーヴィー・ワンダー、ポール・マッカートニー、バート・バカラックとハル・デイヴィッド、キャロル・キングが受賞しています。毎年ではないようです。授賞式はホワイトハウスで行われ、ビリー・ジョエルのコンサートも行われました。ゲストにトニー・ベネット、ギャヴィン・デグロウ、リアン・ライムス、ジョン・メレンキャンプ、ナタリー・メインズ、ボーイズ・II・メンなどが出演しました。この模様は1/2にPBSで全米に放送されるとのことです。


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