最新全米音楽事情

12/20 最新全米ヒットチャート解説

2014-12-31

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12/20付。今週の全米アルバムチャートから。

 

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今週の第1位は5週目の1位となったテイラー・スウィフトの『1989』です。これでテイラー・スウィフトは4枚のアルバムで合計29週目の第1位となりました。女性アーティストでは歴代3位。上には2人しかいません。ホイットニー・ヒューストンが46週で1位。2位は30週とテイラーにあと1週に迫られているマライア・キャリー。1989年12月13日生まれですからちょうど25歳になったばかり。これからどんだけ記録を塗り替えていくでしょうか。今週は実売23万枚、TEA(トラック・ダウンロード)、SEA(ストリーミング)を加えた換算では274,000枚のセールスでした。

 
今週のTOP10には2枚が初登場しました。

 

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第3位に初登場したのが、AC/DCの9枚目のTOP10入りとなった『Rock Or Bust』です。実売172,000枚、換算で174,000枚のセールスということはトラック・ダウンロードやストリーミングがほとんどないんですね。スタジオ・アルバムとしては15枚目ですが、チャートに入った枚数で見れば26枚目のエントリーでした。ロック・アルバム・チャートでは3枚目の第1位となっています。

 

 

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第9位にはメアリー・J.ブライジの『The London Sessions』が初登場しています。アレサ・フランクリンと並んで女性アーティストでは歴代1位タイとなる通算10枚目のR&Bヒップホップ・アルバム・チャートの1位を飾りました。ロンドン・RAKスタジオで30日間レコーディングして制作されました。サム・スミス、ノーティ・ボーイなどが参加しています。キャピトル・レコード移籍第1弾アルバムです。

 

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他には13位に再登場したのが、ピンク・フロイドの『The Dark Side Of The Moon』。最高位は73年4月28日付で1週間だけ第1位なんですが、今週で通算889週目のチャートインとなりました。73、74、75年と80、82、83年の合計6回も年間チャートTOP100に入っています。BILLBOARD200でこのアルバムの次に登場週数が多いのはジョニー・マティスの『Johnny’s Greatest Hits』なんですが、490週。もう破られない大記録なのかもしれません。今回いきなり13位に入ったのはグーグル・プレイでの99セントセールのおかげ。前週比104倍のセールスを記録したそうです。

 

 

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クリスマス・アルバムが軒並み順位をあげていますが、クリスマス・アルバムの定番中の定番、ビング・クロスビーの『White Christmas』(最高位1957年1位)も今週94位に再登場しました。前出のピンク・フロイドもそうですが、ビルボードは97年1月18日付から発売から2年以上チャートインしているアルバムは100位から落ちたら登場させないというルールを作ったため、カタログ・アルバムは仮に100位以上のポイントがあってもアルバム・チャートに登場できなくなっていました。それが2009年12月5日からカタログ・アルバムも含めすべてのアルバムが再び集計対象になったためこのように再登場ができるようになったのです。もし足切りルールがなければ、その間のカタログ・アルバムばかりを集めたチャートを見る限り『The Dark Side Of The Moon』は軽く1000週を超えていたでしょう。

 
今年のアルバム・チャート年間TOP20は以下の通りです。

 
順位 タイトル/アーティスト名

1 FROZEN / Soundtrack
2  BEYONCE / Beyonce
3  1989 / Taylor Swift
4  MIDNIGHT MEMORIES / One Direction
5  THE MARSHALL MATHERS LP 2 / Eminem
6  PURE HEROINE / Lorde
7  CRASH MY PARTY / Luke Bryan
8  PRISM / Katy Perry
9  BLAME IT ALL ON MY ROOTS: FIVE DECADES OF INFLUENCES / Garth Brooks
10 HERE’S TO THE GOOD TIMES / Florida Georgia Line
11 IN THE LONELY HOUR / Sam Smith
12 NIGHT VISIONS / Imagine Dragons
13 THE OUTSIDERS / Eric Church
14 GHOST STORIES / Coldplay
15 NOW 50 / Various Artists
16 JUST AS I AM / Brantley Gilbert
17 WRAPPED IN RED / Kelly Clarkson
18 DUCK THE HALLS: A ROBERTSON FAMILY CHRISTMAS / Robertsons
19 GUARDIANS OF THE GALAXY: AWESOME MIX VOL. 1 / Soundtrack
20 PARTNERS / Barbra Streisand

 

 

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12/20付。今週の全米シングルチャートから。

 
今週も第1位はテイラー・スウィフトの「Blank Space」です。これで4週目の第1位。アルバム『1989』から「Shek It Off」、「Blank Space」と4週間1位の曲が2曲生まれました。デジタル・セールスは254,000ダウンロードで5週目の1位、ストリーミングが4週目の1位、ラジオ・ソングスは3位から2位にあがりました。強いです。

 

 

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2位がアイルランド出身のホジエ「Take Me To Church」。いつの間にか2位なんですが、デジタル・セールスで4位から3位、ストリーミングで9位から5位、ラジオ・ソングスは13位から10位とまだ「Blank Space」とは開きがあるようです。

 
ということで先週まで5週間2位を続けていたメーガン・トレイナーの「All About That Bass」が3位へ落ちました。実は5週間2位の前が8週間1位、その前が2位なんですが、メーガンが2位の時の1位と1位の時の2位はすべてテイラー・スウィフトでした。この2人で14週間1位と2位を独占してきたのですが、HOT100で上位2ポジションを2人以下で連続で独占した週数は13週が最長記録でしたので、今回14週という最長記録が確定しました。13週は誰か?ビートルズとレスリー・ゴーアなんです。1964年2月1日から4月25日までの13週間ということなんですが、2/1から3週間は1位ビートルズ「I Want To Hold Your Hand」、2位レスリー・ゴーア「You Don’t Own Me」の組み合わせで、レスリー・ゴーアが2位から落ちた後は4/25まですべて1位と2位はビートルズが独占していました。ということで「2人以下で1位と2位を占めた週数」の記録なんですね。

 

 

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メーガン・トレイナーは1/13にデビュー・アルバム『Title』を発売します。もちろん、この曲も収録されていますが、次の曲「Lips Are Movin」が登場7週目で今週13位から8位にあがりました。一発屋にならなくてよかったです。

 
ハロウィンやクリスマスの時期になると、今までならいくらラジオでかかっていてもセールスが伴わないのでHOT100に再登場することがなかった昔のヒット曲が、最近はデジタル・セールスやストリーミングのおかげでその時期になると必ずまたHOT100に再登場する曲があります。ハロウィンならマイケル・ジャクソンの「Thriller」。そしてクリスマスならこの曲。マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。今週50位に再登場しました。ホリデー・ソングス・チャートでは今週第2位。1位は今週HOT100では38位のペンタトニックスの「Mary, Did You Know?」です。マライアのこの曲を収録したアルバム『Merry Christmas』が発売されたのが1994年。この曲はシングルとしては発売されなかったためHOT100に入れませんでした。エアプレイ・チャートで最高位12位を記録。その後98年12月5日にHOT100のエントリー・ルールがかわって、シングルを発売していなくてもHOT100にチャートインできるようになって、2000年1週間だけHOT100に入りました。83位。これがこの曲が記録したはじめての最高位でした。その後2012年に3週間、2013年にも3週間、そして今年1週間チャートインして合計8週目のチャートインとなっています。これまでの最高位は2012年の21位。これからも定番曲としてそしていずれクラシックとなって50年後もこの曲が流れているかもしれません。

 
今年のシングル・チャート年間TOP20は以下の通りです。
順位 タイトル/アーティスト名

1  HAPPY / Pharrell Williams
2  DARK HORSE / Katy Perry Featuring Juicy J
3  ALL OF ME / John Legend
4  FANCY / Iggy Azalea Featuring Charli XCX
5  COUNTING STARS / OneRepublic
6  TALK DIRTY / Jason Derulo Featuring 2 Chainz
7  RUDE / MAGIC!
8  ALL ABOUT THAT BASS / Meghan Trainor
9  PROBLEM / Ariana Grande Featuring Iggy Azalea
10 STAY WITH ME / Sam Smith
11 TIMBER / Pitbull Featuring Ke$ha
12 POMPEII / Bastille
13 SHAKE IT OFF / Taylor Swift
14 AM I WRONG / Nico & Vinz
15 TURN DOWN FOR WHAT / DJ Snake & Lil Jon
16 THE MONSTER / Eminem Featuring Rihanna
17 SAY SOMETHING / A Great Big World & Christina Aguilera
18 TEAM / Lorde
19 LET HER GO / Passenger
20 ROYALS / Lorde

 
今年もいろいろな記録が誕生しましたが、私が個人的にびっくりしたことを2つあげるとすると、ひとつは バーブラ・ストライサンドのアルバム『Partners』が1位になって、60年代から各年代で1位を獲得した記録が6ディケードに伸びたこと。これは今後破られるでしょうか?もうひとつは、クリスチャン・ソングス・チャート。今年はたった2曲しか1位がありませんでした。昨年12月7日に前週の21位から1位になったのがヒルソング・ユナイテッドの「Oceans (Where Feet May Fail)」でした。HOT100では13週間チャートインして3/15の83位が最高位でした。それがクリスチャン・ソングス・チャートでは、これがなんと毎週毎週1位を続け、今年の10/11まで連続して1位を続けたのです。実に45週連続第1位。これはすごい!!!

 


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