全米音楽最新事情

 

2017/3/25 Billboard Chart

3/25付

★今週の1位は2位の2倍以上のポイント。過去最大格差は?

★初登場10曲すべて同一アーティストは史上初

★TOP5ヒット曲数ランキング

★「Closer」遂に大記録達成!

★100位からのジャンプアップ・ソング

★スターゲート・プロデュース・オールタイムTOP20

★訃報:チャック・ベリー

★エド・シーラン、今年のセールス第1位で初登場

★メタリカ急上昇の謎

★AP集計ダイアナ・ロス

 

3/25付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週も第1位、エド・シーラン「Shape Of You」。7週目の第1位です。デジタル・セールス7週目、ラジオ・ソングス5週目の第1位。そしてストリーミングでも5080万ストリームスとなって遂に初の第1位となりました。アルバム『÷(Divide)』リリースで今週はストリーミングが一気に増えています。デジタル・セールス、ラジオ・ソングス、ストリーミングの3部門ですべて1位はチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」(2016/11/19)以来7曲目、オンデマンドも今週3週目の第1位でこれを加えた4冠となるとやはり「Closer」(2016/11/5)以来5曲目となりました。
今週は珍しい記録が達成されました。今週のHOT100の初登場は10曲なんですが、これがすべてエド・シーランなんです。初登場が10曲あってすべて同じアーティストで他のアーティストの初登場がないというのは史上初の出来事です。また、1位の「Shape Of You」、最高位6位で先週の75位から39位にアップした「Castle On The Hill」、最高位41位で84位に再登場した「How Would You Feel (Paean)」を加えてエド・シーランは13曲が同時にランクインしています。デラックス・エディション収録の16曲中13曲が、通常盤では12曲すべてがHOT100に同時に入りました。同一アーティストの複数曲同時チャートインはアルバム『Purpose』が初登場した週(2015/12/5)に17曲が同時にHOT100に入ったジャスティン・ビーバーが最多記録です。UKではTOP20に16曲、オーストラリアではTOP40に16曲同時にランクインしています。「Shape Of You」はそれぞれの国で9週連続第1位です。

 

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今週の第2位はこれで通算7週目の第2位となったNo.1ソング、ミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。ところで今週は1位のポイントが2位の2倍以上あったそうです。こういうケースは1991年のサウンドスキャン集計になってから1位の曲数でカウントすると18曲目とのことです。最大格差はエルトン・ジョンの「Candle in the Wind 1997/Something About the Way You Look Tonight」が初登場1位の週の1997年10月11日付で、2位のボーイズ・トゥー・メンの「4 Seasons of Loneliness」になんと17倍のポイント差をつけたとのことです。ダイアナ妃追悼で発売されたこのシングルが1週間で340万枚も売れたためなんですね。ビルボードのHOT100チャートではその週にいきなり▲8のマークがついていました。これはRIAAが800万枚のセールス認定をしたということなんですが、こちらはレコード会社からの出荷枚数レポートに基づいての認定です。ちなみにその後1100万枚のセールスが認定されています。
5位には6位からリアーナの「Love On The Brain」が上がりました。リアーナ22曲目のTOP5入りです。HOT100チャートでのTOP5曲数となると以下のとおりですが、エルヴィス・プレスリーはTOP100時代に12曲のTOP5ヒットがあります。またポール・マッカートニーは16曲のTOP5ヒットがあるのですが、最後のTOP5ヒットは「FourFiveSeconds」(最高位4位 2015/2/28)でカニエ・ウエストとこのリアーナとのコラボでした。リアーナはこの曲が19曲目のTOP5ヒットでした。
1位 29曲 Beatles
2位 28曲 Madonna
3位 26曲 Mariah Carey
4位 24曲 Janet Jackson
5位 22曲 Rihanna
6位 21曲 Elvis Presley
7位 20曲 Michael Jackson
7位 20曲 Stevie Wonder
9位 19曲 Elton John
9位 19曲 Whitney Houston

 

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先週までの3週間を異なる3曲でダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで1位を独占していたチェインスモーカーズに代わって今週1位になったのがクリーン・バンディット・フィーチャリング・ショーン・ポール&アン・マリーの「Rockabye」です。HOT100では先週の24位から今週第9位にアップしてきました。デジタル・セールスで17位から一気に第3位、ラジオ・ソングスは23位から19位、ストリーミングは32位から34位となっています。iTUNESストアでの69セント・セールが効きました。この曲は昨年から今年にかけてヨーロッパで大ヒット。UKでは11/26から今年の1/21まで9週連続第1位を記録しています。「Rockabye」はイギリスで1765年に出版されたマザーグースの子守歌「Rock-a-bye Baby」をフレーズに取り入れています。クリーン・バンディットは「Rather Be」(フィーチャリング・ジェス・グリン、2014年最高位10位)に続いて2曲目、ショーン・ポールは10曲目、アン・マリーは初のTOP10ヒットです。
さて今週の「Closer」。先週はTOP10の第10位まで下がりましたが、今週は、なんと第10位に留まりました。ということはTOP10=32週!遂にリアン・ライムスが「How Do I Live」で記録したTOP10週数歴代1位に並んじゃいました。すごい!すでにダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで27週1位、HOT100のTOP5で27週、初登場以来連続TOP10週数=32週(これはまだ継続中)はビルボード記録の歴代1位です。オールタイムで歴代何位に入るか楽しみだなあ。TOP10週数記録は以下のとおりです。
1位 32週 Closer / Chainsmokers feat. Halsey (16/1)
1位 32週 How Do I Live / LeAnn Rimes (97/2)
3位 31週 Uptown Funk! / Mark Ronson feat. Bruno Mars (15/1)
4位 30週 Smooth / Santana feat. Rob Thomas (99/1)
5位 29週 Party Rock Anthem / LMFAO feat. Lauren Bennett and GoonRock (11/1)

6位 28週 You Were Meant for Me/Foolish Games / Jewel (97/2)
7位 26週 Truly Madly Deeply / Savage Garden (98/1)
8位 25週 Trap Queen / Fetty Wap (15/2)
8位 25週 All About That Bass / Meghan Trainor (14/1)
8位 25週 Counting Stars / OneRepublic (14/2)
8位 25週 Apologize / Timbaland feat. OneRepublic (07/2)
8位 25週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (96/1)
8位 25週 The Twist / Chubby Checker (60/1)

 

またチェインスモーカーズは昨年の5/21に「Don’t Let Me Down」(フィーチャリング・デイヤ)が14位から7位にアップしてから今週まで45週間連続でTOP10入りを続けています。これは歴代5位の記録です。こちらの記録、歴代2位まで狙えるでしょうか。「Paris」が7位変わらず、コールドプレイとのコラボ「Something Just Like This」は5位から11位へダウンですがこちらはまだ登場3週目。あと6週。この2曲に期待しましょう。
1位 69週 Katy Perry (2010-11)
2位 51週 Drake (2015-16)
3位 48週 Ace of Base (1993-94)
4位 46週 Rihanna (2010-11)
5位 45週 Chainsmokers (2016-17) 継続中
5位 45週 The Weeknd (2015)

 

 


さて、今週の19位ですが何と先週の100位からアップしました。ロードの「Green Light」です。ロードといえば、2013年のデビュー・アルバム『Pure Heroine』は最高位3位で400万枚のセールスを記録して、シングル「Royals」は2013年10/12から12/7まで9週連続第1位、集計期間の関係で2013年年間15位、2014年年間20位と分かれましたが大ヒットを記録しました。第56回グラミー賞では最優秀ソング、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスを受賞しています。1996年11月7日ニュー・ジーランド生まれのまだ20歳。待望のニュー・アルバム『Melodram』が6/16にリリースされます。そのファースト・シングルが「Green Light」です。今年で20周年を迎え7/28から3日間開催されるフジロックにも出演が決定しています。
100位から翌週TOP40入りした曲:
09-3-14 100 → 15 Jai Ho! (You Are My Destiny) / A R Rahman & The Pussycat Dolls Featuring Nicole Scherzinger
17-3-25 100 → 19 Green Light / Lorde
10-6-12 100 → 20 Poker Face / Glee Cast
06-2-11 100 → 23 Get’cha Head In The Game / Zac Efron
08-3-8  100 → 28 Elevator / Flo Rida Featuring Timbaland
19位へのジャンプアップ:

17-3-25 100 → 19 Green Light / Lorde
08-3-29  92 → 19 Shawty Get Loose / Lil Mama Featuring Chris Brown & T-Pain
08-7-12  91 → 19 All I Want To Do / Sugarland
14-7-12  84 → 19 Somethin’ Bad / Miranda Lambert Duet With Carrie Underwood
09-12-12 80 → 19 Hard / Rihanna Featuring Jeezy
56-11-3  72 → 19 Singing The Blues / Guy Mitchell (TOP100)
63-9-28  65 → 19 Sugar Shack / Jimmy Gilmer And The Fireballs
08-9-6   65 → 19 All Summer Long / Hit Masters
63-11-16 64 → 19 Dominique / Singing Nun

 

41位には59位からアップしたイマジン・ドラゴンズの「Believer」が入りました。発売日やタイトルはまだ決まっていませんがサード・アルバムからのカットで、今週遂にロック・ソングス・チャートで1位になりました。イマジン・ドラゴンズの1位は2曲目で23週間1位を記録した「Radioactive」(2013年)以来。ということで昨年5/21から44週間にわたって3曲で1位を独占してきたトゥエンティ・ワン・パイロッツが2位へダウンしました。2位へ落ちた「Heathens」は30週間第1位でした。

 

ところでビルボードではスターゲートのTOP20ヒットを発表していました。スターゲートはともに1972年生まれのミッケル・ストリアー・エリクセンとトール・エリック・ハーマセンのプロデューサー・チームです。今回ピンク&シーアの「Waterfall」がリリースされ、これが彼らのプロデュースということで今回の発表になったようです。スターゲート・プロデュース作品のHOT100オールタイムTOP20ヒットです。
1. Irreplaceable / Beyonce (06/1)
2. Firework / Katy Perry (10/1)
3. With You / Chris Brown (08/2)
4. Take a Bow / Rihanna (08/1)
5. Rude Boy / Rihanna (10/1)
6. Diamonds / Rihanna (12/1)
7. Only Girl (In The World) / Rihanna (10/1)
8. What’s My Name? / Rihanna featuring Drake (10/1)
9. So Sick / Ne-Yo (06/1)
10. Don’t Stop The Music / Rihanna (08/3)

 

11. Black Widow / Iggy Azalea featuring Rita Ora (14/3)
12. Closer / Ne-Yo (08/7)
13. Black and Yellow / Wiz Khalifa (11/1)
14. Miss Independent / Ne-Yo (08/7)
15. Hate That I Love You / Rihanna featuring Ne-Yo (07/7)
16. Unfaithful / Rihanna (06/6)
17. Tattoo / Jordin Sparks (07/8)
18. Same Old Love / Selena Gomez (16/5)
19. Come & Get It / Selena Gomez (13/6)
20. Let Me Love You (Until You Learn to Love Yourself) / Ne-Yo (12/6)

 

★訃報です。チャック・ベリーが3/18に亡くなりました。ミズーリ州セントチャールズの自宅で18日に倒れ、その後病院で死亡が確認されたとのことです。90歳でした。数多くのロック、R&Bなどのアーティストに強い影響を与え、多くの曲が多くのアーティストによってカバーされました。今回も多くのアーティストから追悼の言葉が寄せられています。昨年10/18に90歳の誕生日を迎えた際に、今年、1979年リリース『Rock It』以来の通算20枚目のスタジオ・アルバム『Chuck』をリリースすると発表していました。このアルバム、リリースしてほしいです。どの程度完成しているのでしょうか。「Maybellene」、「Roll Over Beethoven」、「Rock & Roll Music」、「Johnny B. Goode」、「My Ding-a-Ling」などチャック・ベリーのオールタイム・ヒット(AP集計)は来週ご紹介します。ご冥福をお祈りします。

 

 

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3/25付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はエド・シーランのサード・アルバム『÷(Divide)』です。451,000EAU、実売は322,000枚のセールスでした。この322,000枚という枚数はなんと今年の通算セールス・ランキングで1位とのこと。1週間の売り上げで今年のすべてのアルバム・セールスの1位になってしまいました。2位はブルーノ・マーズ『24K Magic』の23万枚です。このアルバムは昨年の11月にリリースされましたので通算では70万9000枚のセールスとのことです。『÷』のリリースで、デビュー・アルバム『+』(最高位5位、202週目、200万枚のセールス)が136位から57位、セカンド・アルバム『x』(最高位1位、142週、400万枚)が49位から21位へアップしています。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にあと1枚が初登場しました。

 

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第9位に初登場したのが、1998年2月11日テキサス州エル・パソ生まれの19歳のR&Bシンガー、キャリドのデビュー・アルバム『American Teen』です。デビュー・シングル「Location」はHOT100で51位から38位へアップしています。

 


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今週のアルバム・チャートで目立ったのはメタリカです。アルバム『Hardwired…To Self-Destruct』が3週間前が35位、先々週37位だったのが、先週14位、そして今週は第2位へ急上昇です。81,000EAU、実売は79,000枚でした。何が起きたか?メタリカは昨年8/20のミネアポリス・USバンク・スタジアムでのライブを皮切りに『WorldWired Tour』中です。5/20から全米ツアーが始まるのですが、それまでに南米、中国、デンマーク、ロンドンなどでコンサートをしています。この5/20からのツアー・チケットにCD購入権が付いているのです。CD1枚か1枚分のダウンロードができます。これが2/17にチケット販売が始まり、その後このCD購入権が行使されてチャートを駆けあがったとのことです。この購入権を無料の付録ではなく、有料としているためチャートに反映されています。メタリカは5/20からの全米25公演ツアーの後、9/4から来年の5/11まで38公演のヨーロッパ・ツアーが決まっています。ちなみに今年の1/11のソウル公演のオープニング・アクトはベビーメタルでした。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002600102

59位には127位からサウンドトラック『Sing』が上がりました。日本でも3/17から映画が公開されています。今回は3/3にアメリカでデジタルHDビデオが発売されて、サウンドトラックも売れたようです。DVDやブルーレイは3/21にリリースされますのでその影響がチャートに反映される4/8付でまた再上昇が期待できます。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0116338099

ところで、ニッケルバックは6/9の予定で9枚目のスタジオ・アルバム『Feed The Machine』をりリースして、その後6/23から10/1までの北米ツアーを発表しています。そのニッケルバックですが、このほど5枚目のスタジオ・アルバム『All the Right Reasons』(2005年最高位1位)がRIAAから1000万枚のセールス認定を受けました。実売は796万枚なのですが、現在の認定はトラック・ダウンロード数やストリーミング数をアルバム・セールスに換算してその合計で認定されているため、この度の認定となりました。10月22日に初登場1位だったため、2005年の年間チャートは63位でしたが、2006年3位、2007年6位、2008年48位とロングラン・ヒットとなりました。アルバムからは「Photograh」(2005年HOT100で2位)、「Far away」(06年8位)、「Rockstar」(07年6位)と3曲のTOP10ヒットが生まれています。

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0114009107

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/a0114008114
最後に3/26に73歳になるダイアナ・ロス。現在もラス・ヴェガスでコンサートを行ったり、7月にもテキサス州やボストンでのライブも決まっています。そういえば日本にも2年前の1月に19年ぶりの単独来日を果たして武道館でコンサートを行いました。今回のAP(あめりかん☆ぱい)集計はダイアナ・ロスとダイアナ・ロスが所属していた時代のシュープリームスのヒット曲のオールタイムTOP40です。
1. Endless Love / Diana Ross & Lionel Richie (81/1)
2. Where Did Our Love Go / Supremes (64/1)
3. Come See About Me / Supremes (64/1)
4. Upside Down / Diana Ross (80/1)
5. Love Child / Diana Ross & The Supremes (68/1)
6. Stop! In The Name Of Love / Supremes (64/1)
7. Ain’t No Mountain High Enough / Diana Ross (70/1)
8. Someday We’ll Be Together / Diana Ross & The Supremes (69/1)
9. Baby Love / Supremes (64/1)
10. You Can’t Hurry Love / Supremes (66/1)

 

11. I Hear A Symphony / Supremes (65/1)
12. You Keep Me Hangin’ On / Supremes (66/1)
13. Love Hangover / Diana Ross (76/1)
14. Love Is Here And Now You’re Gone / Supremes (67/1)
15. The Happening / Supremes (67/1)
16. I’m Gonna Make You Love Me / Diana Ross & The Supremes & The Temptations (69/2)
17. Theme From Mahogany (Do You Know Where You’re Going To) / Diana Ross (76/1)
18. Touch Me In The Morning / Diana Ross (73/1)
19. Reflections / Diana Ross & The Supremes (67/2)
20. Back In My Arms Again / Supremes (64/1)

 

21. I’m Coming Out / Diana Ross (80/5)
22. My World Is Empty Without You / Supremes (66/5)
23. It’s My Turn / Diana Ross (81/9)
24. Why Do Fools Fall In Love / Diana Ross (81/7)
25. Missing You / Diana Ross (85/10)
26. Muscles / Diana Ross (82/10)
27. In And Out Of Love / Diana Ross & The Supremes (67/9)
28. Love Is Like An Itching In My Heart / Supremes (66/9)
29. I’m Livin’ In Shame / Diana Ross & The Supremes (69/10)
30. Mirror, Mirror / Diana Ross (82/8)

 

31. Nothing But Heartaches / Supremes (65/11)
32. You’re A Special Part Of Me / Diana Ross & Marvin Gaye (73/12)
33. Last Time I Saw Him / Diana Ross (74/14)
34. Remember Me / Diana Ross (71/16)
35. My Mistake (Was To Love You) / Diana Ross & Marvin Gaye (74/19)
36. The Boss / Diana Ross (79/19)
37. When The Lovelight Starts Shining Through His Eyes / Supremes (64/23)
38. All Of You / Julio Iglesias & Diana Ross (84/19)
39. Reach Out And Touch (Somebody’s Hand) / Diana Ross (70/20)
40. One Love In My Lifetime / Diana Ross (76/25)

 

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ちなみに「Pops, We Love You」(Diana Ross, Marvin Gaye, Smokey Robinson & Stevie Wonder (79/59))は60位でした。

 


2017/3/18 Billboard Chart

3/18付

★エド・シーラン1位独走 UKではTOP10に9曲!

★チェインスモーカーズ、3組目の快挙達成!

★コダック・ブラック 大丈夫か!

★TOP20圏外からTOP10へ2曲以上同時ジャンプアップは何回目?

★女性アーティストTOP40ヒット曲数ランキング

★カントリーで23年ぶりの第1位

★ニッキー・ミナージュ 遂に歴代1位!

★フューチャー、史上初の快挙達成!

★2週連続で同一アーティストが違うアルバムで第1位は6組目

★同一アーティスト1位2位独占(アルバム)は10組目

★アカデミー賞でチャート上昇

★AP集計ジャーニー&スティーヴ・ペリー・オールタイムTOP30ヒット

 

 

3/18付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位はエド・シーランの「Shape Of You」。アメリカでは6週目の第1位です。デジタル・セールスで6週目、ラジオ・ソングスでは4週目の第1位。ストリーミングはミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」(HOT100では今週通算6週目の第2位)が強すぎて1位に上がれず2位どまりとなっています。UK、オーストラリアでは8週連続で第1位をキープしています。速報でUKでは来週3/25付でも第1位でさらに1位から6位までをエド・シーランが独占したとか。さらにTOP10に9曲、TOP20では16曲がエド・シーランという異常事態が発生したそうです。でもストリーミングがチャートの主流となった今では、今後はこういうことが「異常事態」にはならないかもしれません。このエド・シーランですが、4-5月のUKツアーに続いて6/29から10/6までの北米ツアー48公演が発表されました。早くも「今年の人」ですね。
アレックス・ポール&ドリュー・タガートのデュオ、チェインスモーカーズ。今週はどうなった。

 


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第5位には先週の56位からコールドプレイとのコラボ「Something Just Like This」が一気に上昇してきました。この曲は今週ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで第1位。ということはここ3週間で「Closer」、「Paris」とこの曲とダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートの第1位はチェインスモーカーズが毎週違う曲で独占したことになります。これは史上初!珍しい。しかも、このチャートでは第2位が「Paris」、第3位が「Closer」となっていてTOP3を同一アーティストで独占したのも史上初とのことです。このチャートは2013年スタートとまだ歴史が浅いですが、1位獲得曲数ではチェインスモーカーズが6曲で、2位のカルヴィン・ハリスの3曲を引き離して歴代1位となっています。

 

HOT100では「Paris」は先週の6位から今週第7位、「Closer」は先週の5位から今週第10位へとダウンしています。が、「Closer」はTOP10に留まったことで、初登場以来の連続TOP10週数が31週に伸びてまたビルボード記録を更新しました。TOP10=31週はマーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズの「Uptown Funk!」と並んで歴代2位タイ。いよいよリアン・ライムス「How Do I Live」まであと1週と迫りました。今週第10位。さあ留まれるか。あるいは一旦ダウンしてもTOP10に返り咲く力が残っているか注目です。「Paris」、「Something Just Like This」を収録したアルバム『Memories…Do Not Open』は4/7リリースです。
ということで、今週TOP10にチェインスモーカーズが3曲入りました。TOP10に同一アーティスト3曲以上同時チャートインはオール・アーティストでは14組目です。最近ではジャスティン・ビーバーが「What Do You Mean?」、「Sorry」、「Love Yourself」で昨年の12/5から2/6まで10週間記録しました。これがデュオあるいはグループとなるとこれまでビートルズとビー・ジーズしか記録していなくて、彼らが3組目となるのです。ビートルズは1964年に3曲以上同時TOP10入りが10週間ありました。特に4/4は1-5位独占で5曲、4/11も1位、2位、4位、7位、9位と5曲同時TOP10入りを果たしています。ビー・ジーズは「How Deep Is Your Love」、「Stayin’ Alive」、「Night Fever」で1978年2/25と3/4に3曲同時TOP10入りを記録しました。

 

27位から8位に上がったのが、1997年6月11日フロリダ州ポンパノビーチ生まれの19歳、コダック・ブラックの「Tunnel Vision」です。昨年の12月に性的脅迫をしたという疑いで刑務所に収監されていましたが、年末に10万ドルの保釈金を支払い釈放されました。この件に加えて過去の犯罪が次々発覚しその刑は最長で30年になる可能性があると報じられていました。釈放後、保護観察中にもかかわらず2月に保護観察違反があり、現在再び収監されているそうです。この曲は12月に釈放されてからすぐにリリースした作品です。2/16にビデオがリリースされました。彼の両親はハイチからの移民だそうです。ビデオでは明らかにトランプ大統領の移民排斥政策に反発する内容となっています。白人男性が農場で黒人男性を襲いますが、持っていた銃が不具合で、逆に黒人男性がアメリカ国旗で白人男性の首を絞めようとしたところに白人の女の子に止められるという内容です。白人男性の帽子には『Make America Hate Again』と書かれていました。
ところで今週はTOP20圏外からTOP10にジャンプアップした曲が2曲もありました。このような例は過去にはどれくらいあったのでしょうか。これが結構あって今回は34回目でした。年代別に見ると、50年代2回、60年代11回、70年代4回、80年代0回、90年代2回、00年代9回、10年代6回。最近では2014年5/31付。マイケル・ジャクソン&ジャスティン・ティンバーレイクの「Love Never Felt So Good」が22位から9位、コールドプレイの「A Sky Full Of Stars」が43位から10位へアップしていました。調べるとTOP20圏外から3曲同時にTOP10入りしたということも6回ありました。

 

今週は2/26の第89回アカデミー賞でのパフォーマンスがチャートに影響を及ぼしています。No.1ソングで先週29位に下がっていたジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling!」がアカデミー賞でのパフォーマンスが影響してデジタル・セールスで35位から一気に6位となり、HOT100では13位へアップしました。
37位にはフューチャーのアルバム『HNDRXX』からのカットで「Selfish」が初登場しました。この曲ではリアーナがフィーチャリング・アーティストとして参加しています。これでリアーナは47曲目のTOP40ヒットとなり、女性アーティストで歴代3位となっています。オール・アーティストの歴代1位はエルヴィス・プレスリーの80曲です。

 

女性アーティストTOP40ヒット曲数ランキング:

 

1位 50曲 Taylor Swift
2位 49曲 Madonna
3位 47曲 Rihanna
4位 43曲 Aretha Franklin
5位 37曲 Nicki Minaj
6位 35曲 Mariah Carey
7位 34曲 Beyonce
8位 33曲 Connie Francis
9位 32曲 Janet Jackson
10位 31曲 Dionne Warwick

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca506963

61位から63位に下ったのがクリス・ヤング・フィーチャリング・ヴィンス・ギルの「Sober Saturday Night」です。HOT100では最高位47位で今週が登場9週目ですが、カントリー・エアプレイ・チャートでは登場39週目で今週第1位になりました。クリス・ヤングにとっては8曲目の第1位。この曲でクリス・ヤングの5枚目のアルバム『I’m Comin’ Over』から3曲連続で第1位となりました。ヴィンス・ギルは6曲目の第1位です。チャートは1990年1月20日にスタートしています。ヴィンス・ギルはカントリー・シングル・チャートに初登場したのが1984年の大ベテランです。このチャートでヴィンス・ギルの5曲目の第1位は1994年3/12の「Tryin’ To Get Over You」でした。この1位の間隔が23年と1週間でこれまでの記録を大幅に塗り替えました。これまではアラバマで93年11/27に1位の「Reckless」からブラッド・ペイズリーのフィーチャリング・アーティストで登場した2011年6/4の「Old Alabama」の17年6ヶ月1週間でした。

 

最後に、遂に並びました。あっという間でした。女性アーティストHOT100登場曲数記録はアレサ・フランクリンの73曲でしたが、これにあと1曲と迫っていたニッキー・ミナージュが、今週78位に初登場。遂に73曲目のHOT100登場となって女性アーティストで歴代1位タイとなりました。曲は「Make Love」。グッチ・メインとのコラボです。ニッキー・ミナージュが初めてHOT100に登場したのが2010年2/20。リル・ウェインのフィーチャリング・アーティストとして「Knockout」(最高位44位)で初チャートインを果たしました。それ以来TOP10入りが13曲。まだNo.1ヒットがなく、最高順位は92年の年間第2位の大ヒット曲、サー・ミックス・ア・ロットのNo.1ソング「Baby Got Back」をサンプリングした「Anaconda」の第2位(14年)です。
女性アーティストHOT100登場曲数ランキング:

 

1位 73曲 Aretha Franklin
1位 73曲 Nicki Minaj
3位 70曲 Taylor Swif
4位 58曲 Rihanna
5位 57曲 Madonna
6位 56曲 Dionne Warwick
7位 54曲 Beyonce
8位 53曲 Connie Francis
9位 48曲 Mariah Carey
9位 48曲 Brenda Lee
リアーナも先ほどお伝えした通り初登場があったので、マドンナを抜いて単独4位になりました。

 

 

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3/18付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

今週の第1位は先週『FUTURE』が初登場1位とお伝えしたラッパー、フューチャーの『HNDRXX』です。5枚目の第1位です。ということで2週連続で同一アーティストの初登場1位は史上初めての出来事となりました。121,000EAU、実売は48,000枚でした。『DS2』でアルバム・チャートで初めて1位になったのが2015年の8/8です。まだ1年7ヶ月で5枚のNo.1アルバムは驚異的なスピードです。2週連続で同一アーティストが違うアルバムで1位となったのが6組目。先週1位の『FUTURE』が今週2位となったことで、1位2位を同一アーティストが占めるということが10組目とのことです。ご紹介します。

 

2週連続で同一アーティストが違うアルバムで1位を記録:

 

* Future: HNDRXX / Future (2017/3/18)
* Simon & Garfunkel: Bookends / The Graduate (Soundtrack) (1968/5/25, 6/15, 6/29)
* Monkees: More of the Monkees / The Monkees (1967/2/11)
* Herb Alpert & The Tijuana Brass: Going Places / Whipped Cream & Other Delights (1966/3/5)
* Beatles: The Beatles’ Second Album / Meet the Beatles! (1964/5/2)
* Peter, Paul & Mary: In the Wind / Peter, Paul & Mary (1963/11/2)

 

サイモン&ガーファンクルは、1968年4/6から5/18が『The Graduate』が1位、5/25から6/8までが『Bookends』が1位で、6/15と6/22が再び『The Graduate』、そして『Bookends』が6/29から7/20まで1位と3度入れ替わりました。
同一アーティストで1位2位独占:

* Future:  HNDRXX / Future (2017/3/18)
* Prince: The Very Best of Prince / Purple Rain (Soundtrack) (2016/5/7)
* Nelly: Suit / Sweat (2004/10/2)
* Guns N’ Roses: Use Your Illusion II / Use Your Illusion I (1991/10/5 – 10/12)
* Jim Croce: You Don’t Mess Around With Jim / I Got a Name (1974/1/26 – 2/2)
* Beatles: The Beatles (White Album) / Yellow Submarine (Soundtrack) (1969/3/1)
* Simon & Garfunkel: The Graduate / Bookends (1968/5/11 – 5/18, 6/15 – 6/22)
* Simon & Garfunkel: Bookends / The Graduate (1968/5/25 – 6/8, 6/29 – 7/6)
* Monkees: More of the Monkees / The Monkees (1967/2/11 – 3/4)
* Herb Alpert & The Tijuana Brass: Going Places / Whipped Cream & Other Delights (1966/4/30 – 5/14)
* Beatles: A Hard Day’s Night (Soundtrack) / Something New (1964/8/22 – 10/17)

* Beatles: The Beatles’ Second Album / Meet the Beatles! (1964/5/2 – 5/9)
* Beatles: Meet the Beatles! / Introducing…The Beatles (1964/2/29 – 4/25)
* Peter, Paul & Mary: In the Wind / Peter, Paul & Mary (1963/11/2)

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にあと2枚が初登場しました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capnb002622302

第4位に初登場したのが、最近人気が定着してきて出せばヒット状態になってきたカントリー・グループのリトル・ビッグ・タウン、8枚目のスタジオ・アルバム『The Breaker』です。51,000EAU、実売44,000枚のセールスでした。カントリーのデュオあるいはグループで2010年代ではレディ・アンテベラムの5枚に次ぐ4枚目のTOP10アルバムとなりました。カントリー・アルバム・チャートでは3枚目の第1位です。収録曲でテイラー・スウィフトのペンによる「Better Man」はHOT100では最高位34位(今週42位)ですが、カントリー・ソングス・チャート、カントリー・エアプレイ・チャートの両方で第1位となっています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/bire188769

第10位に初登場したのが1977年8月20日テキサス州アビリーン出身の39歳のカントリー・シンガー、アーロン・ワトソンの『Vaquero』です。5枚目のチャートインでこれまで5枚の最高位を見ると、175位、150位、81位、14位、そして今回第10位と着実に人気が広がっているように感じます。初めてアルバムをリリースしたのが1999年でした。それから5枚目まではカントリー・チャートにもチャートインできませんでした。それが通算12枚目となった2015年の前作『The Underdog』で初めてカントリー・アルバム・チャートで第1位となり、今回も第2位に初登場です。遅咲きかもしれませんが、今旬のアーティストとなりました。これからの活躍も期待です。

 

アカデミー賞でのパフォーマンスや受賞でアルバム・チャートでも動きがありました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/iscb002562002

主題歌賞にノミネートされ、ジャスティン・ティンバーレイクがパフォーマンスした「Can’t Stop The Feeling!」が収録されているアルバム『Trolls』が35位から第5位に急上昇。同じく主題歌賞にノミネートされて、リン・マニュエル・ミランダとアウリー・クラバーリョがパフォーマンスした「How Far I’ll Go」収録の『Moana』が16位から8位に上がりました。

また6部門で受賞した『La La Land』は18位から11位へアップです。『La La Land』のコンサート・ツアーが始まることになりました。5/26、27のロス・アンゼルスのハリウッド・ボウルにアトランタ、サン・ディエゴ、サン・アントニオ、ナッシュヴィルなどで開催が決まっています。さらにUK、メキシコ、イタリア、トルコ、スイス、カナダでも行われるとのことです。劇中の映像と歌に合わせて100ピースのオーケストラにコーラス、ジャズ・アンサンブルが演奏するとのことです。

 

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最後に先日ニルヴァーナの『Nevermind』が350週目のチャートインを果たしたとお伝えしましたが、今週はジャーニーの『Journey’s Greatest Hits』が先週の103位から今週100位にアップして、登場週数が歴代5位の通算450週となりました。1988年にリリースされ、最高位は1989年2/11の第10位。全米で1500万枚のセールスを記録しています。ということで今週のAP(あめりかん☆ぱい)集計オールタイムヒットはジャーニーにスティーヴ・ペリーを加えてHOT100に登場した曲のTOP30をご紹介します。
1. Open Arms / Journey (82/2)
2. Oh Sherrie / Steve Perry (84/3)
3. Who’s Crying Now / Journey (81/4)
4. Separate Ways (Worlds Apart) / Journey (83/8)
5. When You Love A Woman / Journey (96/12)
6. Lovin’, Touchin’, Squeezin’ / Journey (79/16)
7. Don’t Stop Believin’ / Journey (81/9)
8. Faithfully / Journey (83/12)
9. I’ll Be Alright Without You / Journey (87/14)
10. Only The Young / Journey (85/9)

 

11. Foolish Heart / Steve Perry (85/18)
12. Be Good To Yourself / Journey (86/9)
13. Still They Ride / Journey (82/19)
14. Any Way You Want It / Journey (80/23)
15. Send Her My Love / Journey (83/23)
16. She’s Mine / Steve Perry (84/32)
17. Girl Can’t Help It / Journey (86/17)
18. Don’t Fight It / Kenny Loggins with Steve Perry (82/17)
19. Suzanne / Journey (86/17)
20. After The Fall / Journey (83/23)

21. Walks Like A Lady / Journey (80/32)
22. You Better Wait / Steve Perry (94/29)
23. The Party’s Over (Hopelessly In Love) / Journey (81/34)
24. Strung Out / Steve Perry (84/40)
25. Why Can’t This Night Go On Forever / Journey (87/60)
26. Lights / Journey (78/68)
27. Just The Same Way / Journey (79/58)
28. Good Morning Girl/Stay Awhile / Journey (80/55)
29. Wheel In The Sky / Journey (78/57)
30. Lights (Live Version) / Journey (93/74)

 


2017/3/11 Billboard Chart

3/11付

★エド・シーラン、オーストラリアで快挙!

★今週の「Closer」

★93位から大ジャンプアップ

★ブリトニー11曲目の第1位

★AP集計ギブ・ブラザーズ・オールタイムTOP40

★訃報:トミー・ペイジ

 

3/11付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週も第1位はエド・シーランの「Shape Of You」。5週目の第1位です。ラジオ・ソングスで3週連続第1位。デジタル・セールスは147,000ダウンロードで5週目の第1位。ストリーミングは2位変わらずでした。UK、オーストラリアでは初登場以来7週連続第1位です。特にオーストラリアでは、1位「Shape Of You」、2位に「How Would You Feel (Paean)」が初登場、3位が2位から「Castle On The Hill」というランキングでTOP3をエド・シーランが独占しました。オーストラリアの同一アーティストによるTOP3独占は2012年にオーストラリア版の『The Voice』シーズン1で優勝したカライズ・エデンが2012年12月に記録して以来とのことです。この時はTOP5のうち4曲が彼女の曲でした。その前は1964年のビートルズだそうです。HOT100では「How Would You Feel (Paean)」は41位初登場、「Castle On The Hill」は52位から66位へダウンしています。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl558305

先週37位から急上昇して第7位まで一気に上がったブルーノ・マーズの「That’s What I Like」ですが今週は第4位です。アルバム『24K Magic』タイトル・ソングも最高位4位でした。ブルーノ・マーズ13曲目のTOP5で2010年代ではリアーナと並んで歴代1位タイだとか。デジタル・セールスで5位から2位、ストリーミングが20位から15位、ラジオ・ソングスで26位から18位と今後まだまだ伸びそうです。R&Bソングス・チャートでは2週連続第1位です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

今週の「Closer」。チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーのこの曲は今週も第5位をキープ。TOP10にランクインしていくことで記録がどんどん更新されます。まずTOP5週数ですが27週となって歴代1位更新。初登場以来連続TOP10週数は30週。これも歴代1位更新中。TOP10=30週は99年のサンタナ・フィーチャリング・ロブ・トーマスの「Smooth」と並んで歴代3位タイ。歴代1位のリアン・ライムス「How Do I Live」まであと2週となりました。ただ先週まで歴代1位の27週間第1位だったダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートでは今週2位へダウンです。

 

 

第6位はそのダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで「Closer」に代わって第1位になったチェインスモーカーズの「Paris」です。このチャートでは5曲目の1位となりました。またこのチャートで6位にコールドプレイとのコラボレーション「Something Just Like This」が初登場してTOP10=7曲目となり、これがアヴィーチー、デヴィッド・ゲッタ、ゼッドと並んで歴代2位タイのTOP10曲数となりました。歴代1位は10曲でカルヴィン・ハリスです。「Something Just Like This」は今週HOT100では56位に初登場しています。「Paris」と「Something Just Like This」は4/7に発売されるデビュー・アルバム『Memories…Do Not Open』に収録されています。チェインスモーカーズとコールドプレイは先月のブリット・アワードでコラボしていました。

 

今週もジャンプアップがありました。先週の93位から一気に12位へアップしたのが、EDMのカイゴ&歌姫セレナ・ゴメスの「It Ain’t Me」です。今週のチャートは2/23までの1週間がセールスの集計対象ですが、この曲は2/16にリリース。そのため1日間の集計分が先週3/4付に反映されて93位に初登場。今週は1週間フルの集計なので一気にジャンプアップしたわけです。デジタル・セールスで49位から3位、ストリーミングは14位初登場でした。これも先ほどのチェインスモーカーズ&コールドプレイのコラボ同様面白い組み合わせですね。HOT100チャートでの93位からのジャンプアップ記録(TOP40入り)をまとめました。意外と少ないです。

 
07-9-22  93 → 12 How Far We’ve Come / Matchbox Twenty
17-3-11   93 → 12 It Ain’t Me / Kygo X Selena Gomez
07-9-15  93 → 17 So Small / Carrie Underwood
10-10-2  93 → 21 Dog Days Are Over / Florence + The Machine
06-9-23 93 → 25 Come To Me / Diddy Featuring Nicole Scherzinger
58-8-11  93 → 26 Are You Really Mine? / Jimmie Rodgers
59-5-4    93 → 36 The Battle Of New Orleans / Johnny Horton

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca536359

ビルボードで最初にダンス・チャートが登場したのが、1974年10月26日でした。最初の1位はグロリア・ゲイナーの「Never Can Say Goodbye」。先ほどの「Closer」の27週1位という記録はこのチャートではなく、ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートです。ラジオ・エアプレイにデジタルなどのセールス・データ、ストリーミング・データを集計してランキングされています。2013年1月26日にスタートしました。1974年からスタートしたダンス・チャートは当時は、『Disco Action』という名前でした。これが受け継がれているのが、ダンス・クラブ・ソングス・チャートです。全米のクラブのDJからのリポートを集計してランキングされています。今週このチャートで1位になったのがブリトニー・スピアーズ・フィーチャリング・ティナーシェの「Slumber Party」です。プリトニーとしては11曲目の第1位となりました。これまで21曲エントリーしてそのうち16曲がTOP10。そしてそのうち11曲が第1位です。すべてご紹介しましょう。カッコ内の年/順位はHOT100での順位です。ダンス・チャートとはけっこう順位が違いますね。

 
Me Against the Music (Featuring Madonna) (03/35)
Toxic (04/9)
Gimme More (07/3)
Piece of Me (08/18)
Break the Ice (08/43)
Hold It Against Me (11/1)
Till the World Ends (11/3)
I Wanna Go (11/7)
Pretty Girls (w/Iggy Azalea) (15/29)
Make Me… (Featuring G-Eazy) (16/17)
Slumber Party (Featuring Tinashe) (16/86)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rhi521353

 

http://image.rakuten.co.jp/americanpie/cabinet/2009/rhi521353.jpg
先週あめりかん☆ぱい集計でジョージ・ハリスンのオールタイムTOP20をご紹介しましたが、今週は3/5が誕生日だったアンディ・ギブ、88年に30歳の若さで亡くなってしまいましたが、彼にちなんでギブ兄弟のオールタイムTOP40です。あめりかん☆ぱい集計です。

 
1. I Just Want To Be Your Everything / Andy Gibb (77/1)
2. How Deep Is Your Love / Bee Gees (77/1)
3. Stayin’ Alive / Bee Gees (78/1)
4. Night Fever / Bee Gees (78/1)
5. Shadow Dancing / Andy Gibb (78/1)
6. How Can You Mend A Broken Heart / Bee Gees (71/1)
7. (Love Is) Thicker Than Water / Andy Gibb (78/1)
8. Too Much Heaven / Bee Gees (79/1)
9. You Should Be Dancing / Bee Gees (76/1)
10. Tragedy / Bee Gees (79/1)
11. Jive Talkin’ / Bee Gees (75/1)
12. Love So Right / Bee Gees (76/3)
13. Love You Inside Out / Bee Gees (79/1)
14. Lonely Days / Bee Gees (71/3)
15. Guilty / Barbra Streisand & Barry Gibb (81/3)
16. Desire / Andy Gibb (80/4)
17. I’ve Gotta Get A Message To You / Bee Gees (68/8)
18. Nights On Broadway / Bee Gees (75/7)
19. An Everlasting Love / Andy Gibb (78/5)
20. (Our Love) Don’t Throw It All Away / Andy Gibb (78/9)

 

21. I Started A Joke / Bee Gees (69/6)
22. Fanny (Be Tender With My Love) / Bee Gees (76/12)
23. Words / Bee Gees (68/15)
24. Boogie Child / Bee Gees (77/12)
25. What Kind Of Fool / Barbra Streisand & Barry Gibb (81/10)
26. Time Is Time / Andy Gibb (81/15)
27. (The Lights Went Out In) Massachusettes / Bee Gees (67/11)
28. I Can’t Help It / Andy Gibb & Olivia Newton-John (80/12)
29. Run To Me / Bee Gees (72/16)
30. To Love Somebody / Bee Gees (67/17)
31. Holiday / Bee Gees (67/16)
32. One / Bee Gees (89/7)
33. New York Mining Disaster 1941 (Have You Seen My Wife, Mr. Jones) / Bee Gees (67/14)
34. Oh! Darlin’ / Robin Gibb (78/15)
35. My World / Bee Gees (72/16)
36. Alone / Bee Gees (97/28)
37. Edge Of The Universe / Bee Gees (77/26)
38. The Woman In You / Bee Gees (83/24)
39. Boys Do Fall In Love / Robin Gibb (84/37)
40. First Of May / Bee Gees (69/37)

 

 
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3/11付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

今週の第1位は4枚目の第1位となったラッパー、フューチャーの『FUTURE』が初登場しました。140,000EAU、実売は73,000枚のセールスです。デジタルでのリリースとなっています。2015年8月に『DS2』で初めて1位になってから10月にはドレイクとのコラボ・アルバム『What A Time To Be Alive』、16年2月に『Evol』と半年で3枚のNo.1アルバムを出しました。まさにストリーミングの申し子です。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にあと3枚が初登場しました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rca541156

第7位に初登場したのが、R&Bシンガー、チャーリー・ウィルソンの『In It To Win It』です。48,000EAU、実売は47,000枚でした。80年代一世を風靡したR&Bファンク・グループ、ギャップ・バンドのメンバーで、ソロ活動となってからも多くのR&B、ヒップホップのアーティストから慕われてきました。ギャップ・バンド時代はTOP10入りはありませんでしたが、ソロとなってから4枚目のTOP10入りです。今回はT.I.、ピットブル、ウィズ・カリファ、ロビン・シック、ララ・ハサウェイ、スヌープ・ドッグというR&Bヒップホップを代表する旬のアーティストが参加しています。

 

 


http://item.rakuten.co.jp/americanpie/blunb002567702

第8位にはライアン・アダムスの16枚目のスタジオ・アルバム『Prisoner』が初登場。45,000EAU,実売は42,000枚です。ロック・アルバム・チャートで2014年『Ryan Adams』以来2枚目の第1位です。前作テイラー・スウィフトの『1989』のフル・カヴァー・アルバム『1989』(2015年最高位7位)に続いて通算5枚目のTOP10入りです。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/capb002539202

第9位にはアリソン・クラウスのソロ・アルバム『Windy City』が初登場。38,000EAU、実売は36,000枚のセールスです。ソロのオリジナル・アルバムとしては1999年『Forget About It』(最高位60位、カントリー5位)以来となります。ポップ・チャートではロバート・プラントとのコラボなど2007年以降は4枚連続でTOP10に入っています。カントリー・アルバム・チャートで初登場第1位。こちらでは95年以降10枚連続TOP10入りとなりました。今回カントリー、ブルーグラスのスタンダード・ナンバーを歌っています。

 

42位から19位にショーン・メンデスの『Illuminate』が、また90位にはDNCEの『DNCE』が再登場しています。最近ではレッド・ホット・チリ・ペッパーズもこの方法でアルバムが売れましたが、コンサート・チケットにアルバム購入権がついていてそれが行使されて、アルバム・チャートでのアップにつながっています。

 
また134位にはニルヴァーナの『Nevermind』が再登場しました。初登場は1991年10月12日。92年1月11日と2月1日に合計2週間第1位になりました。全米で合計946万枚のセールス。アルバム・チャート登場週数が今週350週となりました。これは歴代8位の登場週数とのことです。歴代1位は927週のピンク・フロイド『Dark Side Of The Moon』(1973年最高位1位)です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sire26148

★訃報です。90年に「I’ll Be Your Everything」がHOT100で1位(90年年間39位)のヒットを記録したトミー・ペイジが亡くなりました。3/3、ニュー・ヨークの自宅で自殺したとのことです。まだ46歳。HOT100でのヒット曲は89年「A Shoulder To Cry On」(29位)、90年「When I Dream Of You」(42位)しかありませんが、2012年から13年にビルボードで働いていた(発行人)ということでなじみがありました。そもそもはニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのオープニング・アクトとしてツアーに同行し、メンバーと仲良くなって、ニュー・キッズのジョーダン・ナイト、ダニー・ウッドとトミー・ペイジの3人で作った曲が「I’ll Be Your Everything」でした。バック・ヴォーカルにはやはりニュー・キッズの3人が参加しました。19歳の時でした。歌手活動を離れてからはワーナー・ミュージックに15年間勤め、A&Rエグジクティヴ・ヴァイス・プレジデントとしてマイケル・ブーブレ、アラニス・モリセット、ジョシュ・グローバン、デヴィッド・フォスター、グリーン・デイなどの作品のセールスに貢献しています。その後ビルボードへ。そしてビルボード退社後はパンドラのヴァイス・プレジデントとなり、さらにAM局やFM局をもつカミュラス・メディアのシニア・ヴァイス・プレジデントとなっていました。NHKの海外ドラマ『フルハウス』にもステファニーのバースデイ・パーティで出演して歌っていました。なぜ?ご冥福をお祈りします。

 


2017/3/4 Billboard Chart

 

3/4付

★ケイティ・ペリー4位初登場!過去の4位初登場曲でさらに上がった曲は?

★今週の「Closer」

★ブルーノ・マーズ急上昇!これまで37位からTOP10に入った曲は?

★リアーナ、マドンナとビートルズしか達成していない記録を達成

★今週の「Heathens」

★23歳ジュリア・マイケルズに注目

★ジョージ・ハリスンのオールタイムTOP20AP集計

★アルバム、シングルともグラミー効果で急上昇

★3年前にリリースしたアルバムが12位初登場!なぜ?

 

3/4付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl559578

今週も第1位はエド・シーランの「Shape Of You」。アメリカでは4週目の第1位。UK、オーストラリアでは初登場以来6週連続第1位です。ラジオ・ソングスで2週連続第1位。デジタル・セールスは200,000ダウンロードを記録して1位へ返り咲き4週目の第1位。ストリーミングは2位変わらずでした。アルバム『÷(ディヴァイン)』は3/3発売です。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002628702

第2位には3位からゼイン/テイラー・スウィフトの「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」が上がりました。今週この曲を収録したサウンドトラック『Fifty Shades Darker』がアルバム・チャートで初登場第1位です。映画もアルバム・リリースと同じ2/10に公開されました。デジタル・セールスで3位から2位、ラジオ・ソングスも5位から2位、ストリーミングは4位変わらずとなっています。シリーズ前作のサウンドトラック『Fifty Shades Of Grey』ではエリー・ゴールディングの「Love Me Like You Do」とザ・ウィークエンドの「Earned It (Fifty Shades Of Grey)」がヒットしましたが最高位はともに3位でした。今回は2位にアップ!でも1位との差がまだありそうです。

 

 

第4位にはケイティ・ペリー・フィーチャリング・スキップ・マーリーの「Chained To The Rhythm」がHOT100にいきなり初登場しました。デジタル・セールスは3位、ストリーミングは15位にそれぞれ初登場。ラジオ・ソングスは35位から20位へアップしています。HOT100チャートで4位初登場は2015年12/5付のジャスティン・ビーバー「Love Yourself」以来で通算9曲目。これまでの8曲のうち最高位3位以上を記録したのは3曲。先ほどの「Love Yourself」と97年のノトーリアスBIG「Mo Money Mo Problems」が最高位1位。カニエ・ウエストの「Heartless」が09年最高位2位でした。今回は2/10にオフィシャル・リリック・ビデオがリリースされ、2/12のグラミー賞でパフォーマンス。ケイティ・ペリーは25曲目のチャートヒットで14曲目のTOP10入りとなりました。ミュージック・ビデオは2/21にリリースされました。4枚目のスタジオ・アルバムは今年後半発売予定です。一方スキップ・マーリーですが、あのボブ・マーリーの孫です。まだ20歳。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/sny538991

第5位には7位から再びチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジー「Closer」が上がってきました。これで初登場以来連続TOP10週数は29となり歴代1位のビルボード記録更新中です。TOP10週数の29週は歴代1位のリアン・ライムス「How Do I Live」にあと3週と迫る歴代4位タイです。さらにTOP5週数が26週となり、2015年のマーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズ「Uptown Funk!」を抜いて歴代単独1位となりました。もうひとつ、ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで今週も1位となりこちらが27週目の1位で、2013-14年のアヴィーチー「Wake Me Up!」を抜いて歴代単独1位となりました。

 

 


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第7位は先週の37位から一気に30ポイントアップしたブルーノ・マーズの「That’s What I Like」です。ブルーノ・マーズはグラミー賞でプリンス・トリビュートとともにこの曲もパフォーマンスしています。今週はグラミー賞での受賞やパフォーマンスがチャート・アクションに大きく影響しています。ブルーノ・マーズも14曲のTOP10入り。デジタル・セールスで36位から5位、ストリーミング20位初登場、ラジオ・ソングスも36位から26位と急上昇しました。HOT100での37位からのジャンプ・アップをまとめました。37位から翌週TOP10に入ったのは以下のとおりです。

 
58-4-21   37 → 4  Witch Doctor / David Seville (TOP100 Chart)
01-4-14   37 → 5  Missing You / Case
78-11-25 37 → 6  Le Freak / Chic
17-3-4     37 → 7  That’s What I Like / Bruno Mars
72-12-23 37 → 9  You’re So Vain / Carly Simon
58-12-15 37 → 10 The Chipmunk Song / David Seville & The Chipmunks
05-4-23  37 → 10 Hollaback Girl / Gwen Stefani

 

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13位から8位にはリアーナの「Love On The Brain」が上がりました。リアーナ30曲目のTOP10入りです。これはすごいことで、TOP10に30曲以上ヒット曲を送り込んだのはマドンナ(38曲)とビートルズ(34曲)しかいません。マイケル・ジャクソン(29曲)を抜いて歴代単独3位となりました。最初のTOP10ヒット「Pon De Replay」(2005年7/16)から今週の30曲目のTOP10ヒットが記録されるまで11年7ヶ月2週間かかりました。マドンナは「Borderline」(84年6/16)から「Don’t Cry For Me Argentina」(97年3/1)まで12年8ヶ月2週間でした。ビートルズは異常なスピードで「I Want To Hold Your Hand」(64年1/25)から「Something」(69年11/8)まで5年9ヵ月2週間で達成しています。リアーナは2005年のデビューから今年まで毎年TOP10入りを果たしています。

 
9位には16位からザ・ウィークエンド・フィーチャリング・ダフト・パンクの「I Feel It Coming」が上がりました。今週は4曲がTOP10に新しく入りましたが、これは2011年4月2日付以来です。その週に12位から8位に上がっていたのがクリス・ブラウン・フィーチャリング・リル・ウェインの「Look at Me Now」でした。そのクリス・ブラウンが50セントとファボラスを連れて、『Party Tour』を行うと発表しました。3/31ボルティモアからスタートしてニュー・ヨーク、ワシントン、マイアミ、ラス・ヴェガスなどを回って5/23ロス・アンゼルスまで33公演行うそうです。

 
今週の「Heathens」。HOT100では29位から32位へダウンですが、ロック・ソングス・チャートでは今週も第1位で28週目の第1位となり、ウォーク・ザ・ムーンの「Shut Up And Dance」を抜いて遂に1位週数の歴代単独1位となりました。大ヒットですね。HOT100では最高位第2位、2016年年間21位。オルタナティヴ・チャートでも11週間の1位を記録しています。

 

ロック・ソングス・チャートでのNo.1=20週以上は以下の通りです。カッコ内は最初に1位になった年です。チャートは2009年6月にスタートしました。

 

1位 28週 Heathens / twenty one pilots (2016)
2位 27週 Shut Up and Dance / Walk the Moon (2015)
3位 23週 Stressed Out / twenty one pilots (2016)
3位 23週 Take Me to Church / Hozier (2014)
3位 23週 Radioactive / Imagine Dragons (2013)
6位 20週 Rope / Foo Fighters (2011)

 

 

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HOT100には入っていないのですが、今週のメインストリーム・ロック・チャートではシャインダウンの「How Did You Love」が第1位となりました。2015年にリリースされた5枚目のスタジオ・アルバム『Threat To Survival』から4枚目のシングルです。4曲のうち3曲が1位になっていて、シャインダウンは通算11曲目の1位となりました。これは歴代3位!チャートは81年3月にスタートしています。1位曲数ランキングは以下のとおりです。

 

1位 13曲 Van Halen
2位 12位 Three Days Grace
3位 11曲 Shinedown
4位 10曲 Tom Petty & The Heartbreakers
5位  9曲 Aerosmith
5位  9曲 Metallica

 


41位から34位に上がって初のTOP40入りを果たしたのが、ジュリア・マイケルズの「Issues」です。ジュリア・マイケルズ、1993年11月13日アイオワ州ダヴェンポート生まれ、その後カリフォルニア州サンタ・クラリタに移ってそこで育ちました。ソングライターとして2013年からデミ・ロヴァート、フィフス・ハーモニー、スコット・スタップ、セレーナ・ゴメス(「Good For You」15年5位)、ニコル・シュレジンガー、ジャスティン・ビーバー(「Sorry」16年1位)、ケリー・クラークソン、リトル・ミックス、ニック・ジョナス、ゼッド、ブリトニー・スピアーズ、グウェン・ステファニー、ジョン・レジェンド、リンキン・パーク、エド・シーランなど非常に幅広く、たくさんの曲を提供してきています。まだ23歳。すごいですね。2016年のリオ・オリンピック閉会式でカイゴと一緒にパフォーマンスしていました。2010年と13年にデジタル・オンリーでEPを発表。歌手としてはこれまでゼッドやジェイソン・デルーロの曲にフィーチャリング・アーティストとして参加しましたが、今回は初のリード・アクトとしての曲です。

 

 


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53位に再登場したのが、キース・アーバン・フィーチャリング・キャリー・アンダーウッドの「The Fighter」です。カントリー・ソングス・チャートでは先週の46位から一気に5位にアップ!こちらもグラミー賞でのパフォーマンス効果です。キース・アーバンのアルバム『Ripcord』に収録されております。カントリー・ソングス・チャートではキース・アーバンは38曲目のTOP10入り。キャリー・アンダーウッドはホリデー・ソングやプロモ・シングルを除いてデビューから26曲連続TOP10入りとなり、この記録を更新しています。この記録の歴代2位はトレイシー・ローレンスで92年から97年までにデビューから19曲連続でTOP10入りを記録しました。

 

今週の「ニッキー・ミナージュ」。今週ニック・ジョナスとのコラボ・ソング「Bom Bidi Bom」が54位に初登場しました。サウンドトラック『Fifty Shades Darker』に収められています。これでニッキー・ミナージュはHOT100に72曲目の登場となり、女性アーティストとして歴代1位のアレサ・フランクリンにあと1曲となりました。オール・アーティストではビートルズを抜いて歴代単独11位です。

 

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さて、2/25はジョージ・ハリスンの誕生日でした。2001年11月29日に肺がんで58年の人生を閉じてからもう15年以上たったのですね。生きていれば74歳でした。ビルボードにもTOP5が載っていたのですが、この際、あめりかん☆ぱいの集計でジョージ・ハリスンのHOT100ヒットオールタイムTOP20をご紹介します。ソロでHOT100に入ったのが14曲ですので、ジェフ・リン、ロイ・オービソン、ボブ・ディラン、トム・ペティとともに結成したトラヴェリング・ウィルベリーズとビートルズでメイン・ヴォーカルをとった曲も一緒に集計しました。あくまでも当店集計です。

 
1. My Sweet Lord/Isn’t It A Pity (70年最高位1位)
2. Something / Beatles (69/1)
3. Do You Want To Know A Secret / Beatles (64/2)
4. Got My Mind Set On You (88/1)
5. Give Me Love (73/1)
6. All Those Years Ago (81/2)
7. For You Blue / Beatles (70/1 Flipside)
8. What Is Life (71/10)
9. Blow Away (79/16)
10. Crackerbox Palace (77/19)

 

11. You (75/20)
12. Dark Horse (75/15)
13. This Song (77/25)
14. Bangla Desh/Deep Blue (71/23)
15. When We Was Fab (88/23)
16. Handle With Care / Traveling Wilburys (88/45)
17. Roll Over Beethoven / Beatles (64/68)
18. Ding Dong; Ding Dong (75/36)
19. End Of The Line  / Traveling Wilburys (89/63)
20. Wake Up My Love (82/53)

 

 
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3/4付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はサウンドトラック『Fifty Shades Darker』です。123,000EAU,実売は72,000枚でした。今週HOT100で第2位のゼイン/テイラー・スウィフトやニック・ジョナス&ニッキー・ミナージュ、シーア、ホールジーなどの曲が収録されています。サウンドトラックの第1位は昨年8/27、9/3と2週連続第1位だった『Suicide Squad』以来です。

 
TOP10内初登場はこのアルバムだけですが、シングル同様アルバム・チャートもグラミー賞の影響が現れています。

 

 

 

 

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第2位は先週の7位からアップしたブルーノ・マーズの『24K Magic』です。R&Bヒップホップ・アルバムでは第1位になりました。セールスが前週比2倍になりました。

 

他には、主要3部門を独占したアデル『25』が47,000EAU、実売3万枚を記録して21位から第6位。通算売上枚数は924万枚になりました。

 

アデルの受賞スピーチでアルバムを称賛されたうえに「心から尊敬している」などと言われ、涙ぐんでいたビヨンセですが、『Lemonade』が33位から9位。最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム、最優秀ミュージック・ビデオを受賞しました。

 

グラミー賞のおもなノミネート・ソングを収録した『2017 Grammy Nominees』が31位から19位。

 

最優秀新人にノミネートされ、カントリー最優秀ソロ・パフォーマンスを受賞したマレン・モリスの『Hero』が82位から26位へ急上昇です。

 

カーペット上で注目を浴びて、それがなんとアルバム・チャートにも影響を及ぼしたのが12位に初登場したアーティストです。観覧アーティストとして出席したジョイ・ヴィラ。派手なドレスにはトランプ大統領のスローガンの『Make America Great Again』と『TRUMP』の名前がプリントされていました。これが放送されたりインターネットでもよくも悪くも話題になり、なんと2014年に発売されこれまでチャートに入ってこなかったEP『I Make The Static』が29,000EAU、実売27,000枚で12位に初登場しました。CD発売はなくデジタル・セールス・オンリーです。これまでもグラミー賞出席の折に、昨年も一昨年もその衣装で注目されてきました。アルバムはその前にリリースされているのに今年初登場ということはトランプ大統領支持者からのオーダーなんですね。

 

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最後にプリンスの2枚組ベスト盤『4Ever』が189位から33位に急上昇。最高位を更新しました。プリンスの曲のストリーミングがTIDALオンリーから2/12に拡大されて、一気にセールスが急増したそうです。アルバムは未発表曲1曲を含めた全40曲が収録され、プリンスのTOP40ヒット30曲のうち、24曲が収録されています。

 


2017/2/25 Billboard Chart

  • 2/25付

★Happy Birthday, Ed Sheeran!

★スーパーボウル効果絶大!レディ・ガガ

★今週の「Closer」

★今週の「Starboy」

★今週のジャスティン

★今週のパイロッツ

★マライア新曲初登場

★オールタイムTOP20「Heart」ソング

★カントリー&クリスチャンで同時初登場第1位★『Thriller』記録更新!

 

 

2/25付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は先週に続いて通算3週目の第1位となったエド・シーランの「Shape Of You」。今週ラジオ・ソングスで3位から1位にアップ。デジタルとストリーミングは2位のままでした。いよいよサードアルバム『÷』が3/3に発売になります。今週もUKとオーストラリアでは1位「Shape Of You」、2位「Castle On The Hill」の組み合わせ。これ5週連続でこの組み合わせです。アメリカでは「Castle On The Hill」は今週62位です。この2曲、ヨーロッパでは珍しくCDシングルでも発売されるとのことです。ところで、エド・シーランは2/17で26歳になりました。これまでHOT100には16曲がエントリーしていますが、そのTOP5をご紹介します。

 

1. Thinking Out Loud (2015年最高位2位)
2. Don’t (14/9)
3. Shape of You (17/1)
4. Photograph (15/10)
5. The A Team (13/16)

 

「Thinking Out Loud」は最高位2位ながら2015年の年間第2位でした。第57回グラミー賞では最優秀ソングと最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスを受賞。ソングライターとしてもジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」をはじめ、ザ・ウィークエンド、ワン・ダイレクション、ルーペ・フィアスコなどに曲を提供しています。

 

 


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さあて、スーパーボウルでパフォーマンスをするとそれがチャートに影響してくるのはこれまでもありましたが、今回ほど如実に現れたことはありません。HOT100第4位に再登場したのは2/5のスーパーボウルの13分のハーフタイムショーで6曲を披露したレディ・ガガ、その時も歌った「Million Reasons」です。この曲のこれまでの最高位は52位。今回はHOT100に4回目の再登場なんです。しかも第4位!ハーフタイムショーのおかげでレディ・ガガのアルバム、トラックすべてのセールスの合計は前週比で11倍にもなったとか。ペイトリッツ対ファルコンズの試合もヒートアップしましたが、ハーフタイムショーの方が平均視聴者数(1億1750万人)で試合を上回ったとのことです。「Million Reaeons」は今週デジタル・セールスが149,000ダウンロードで第1位。デジタル第1位は通算5曲目です。iTUNESでの69セント・セールも功を奏したようです。4位に入ったことでレディ・ガガとして14曲目のTOP10ヒットとなりました。レディ・ガガのTOP5入りとしては2013年9月7日付の「Applause」(最高位4位)以来。第4位のリエントリーとしては、2006年4/29のLLクールJ・フィーチャリング・ジェニファー・ロペス「Control Myself」、2007年3/3のディクシー・チックス「Not Ready To Make Nice」がありますが、LLクールJの方は最高位89位でチャートから消えた後、デジタル・セールスのリリースで一気に4位に再登場。ディクシー・チックスはグラミー賞でこの曲が最優秀レコード、最優秀ソングに輝き一気に4位に現れました。それまでの最高位は23位でした。レディ・ガガは、こちらもパフォーマンスした「Bad Romance」(最高位2位)が50位に再登場しています。

 

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第6位には今週アルバム・チャート初登場第1位のビッグ・ショーン「Bounce Back」が15位からアップです。ストリーミングで8位から3位、ラジオ・ソングスが28位から21位とアップ。デジタル・セールスは26位から31位となっています。3曲目のTOP10入りとなりました。

 

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今週のチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジー「Closer」。今週は5位から7位へダウンです。TOP10にいますので初登場以来の連続TOP10週数は「28」。ビルボード記録更新中。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートで第1位。ということはこのチャートの1位週数がアヴィーチーの「Wake Me Up!」(2013-14)と並ぶ26週目の第1位で歴代1位タイとなりました。ここで他の記録をまとめておきます。TOP3=21週(歴代1位タイ)、TOP5=25週(歴代1位タイ)、TOP10=28週(歴代5位タイ、1位は32週のリアン・ライムス「How Do I Live」)となっています。TOP10の歴代1位タイまであと4週です。

 

 

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ビルボードにはR&Bソングス・チャートというチャートがあります。2012年10月20日にスタートしました。R&Bヒップホップ・ソングス・チャートからラップを除いた曲で構成されているのですが、このチャートでザ・ウィークエンドの「Starboy」が今週20週目の第1位を記録しました。1位週数としてはドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」と並んで歴代1位タイとなりました。HOT100では今週7位から12位へダウンしています。

 


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こちらは16週目の第1位です。HOT100では22位から25位へダウンしていますが、この曲はアダルト・コンテンポラリー・チャートで16週目の第1位となりました。ジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling!」です。HOT100で今週40週目のチャートインですが、初登場は昨年5/28の第1位。初登場以来連続TOP40週数記録で8曲目の40週以上の曲となりました。この記録の歴代1位は連続52週チャートインのサヴェージ・ガーデン「Truly Madly Deeply」(97-98年)です。アダルト・コンテンポラリー・チャートは1961年7/17に『イージー・リスニング・チャート』という名前でスタート。最初の1位はブルック・ベントンの「The Boll Weevil Song」でした。1位最長記録は2003年6/7から2004年1/31まで断続的に合計28週間1位を記録したアンクル・クラッカー・フィーチャリング・ドビー・グレイの「Drift Away」です。

 

 


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まだまだあります。今度はロック・ソングス・チャート。今週このチャートの1位はトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」です。HOT100では23位から29位へダウンしています。この曲はロック・ソングス・チャートで昨年8/27から27週連続で1位を続けています。このチャートは2009年6/20にスタートしていますが27週の1位週数は2015年のウォーク・ザ・ムーン「Shut Up And Dance」と並ぶ歴代1位タイとなりました。またトゥエンティ・ワン・パイロッツは昨年1/9に「Stressed Out」が1位になってから、プリンスが亡くなって「Purple Rain」が5/14に1位になった週以外、今週まですべて1位なんです。「Stressed Out」が1/9から5/7と5/21から6/18まで23週間、「Ride」が6/25から8/20まで9週間、そして「Heathens」が8/27から2/25まで27週間1位で、昨年の5/21から41週連続でトゥエンティ・ワン・パイロッツが1位を独占しています。

 
今週89位にはマライア・キャリーが初登場しました。「I Don’t」でYGがフィーチャリングされています。昨年の12/4から1/29までケーブルTV『E!』で放送された『Mariah’s World』シーズン1の最終回『We Belong Together』でこの曲がかかりました。マライア・キャリーとしては2015年の「Infinity」(最高位82位)以来通算48曲目のHOT100ヒットで女性アーティストではブレンダ・リーと並ぶ歴代9位タイの曲数となりました。

 
ビルボードでは2/14のヴァレンタイン・デーにちなんで「Heart」がタイトルに含まれるHOT100チャートに登場したオールタイムTOP50を発表していましたのでその上位20曲をご紹介します。

 

20. Stereo Hearts / Gym Class Heroes Ft. Adam Levine (2011年最高位4位)
19. Burning Heart / Survivor (86/2)
18. Listen to Your Heart / Roxette (89/1)
17. Where Do Broken Hearts Go / Whitney Houston (88/1)
16. Stop Draggin’ My Heart Around / Stevie Nicks with Tom Petty and the Heartbreakers (81/3)
15. Queen of Hearts / Juice Newton (81/2)
14. Heartless / Kanye West (09/2)
13. Break Your Heart / Taio Cruz Ft. Ludacris (10/1)
12. I Don’t Have the Heart / James Ingram (90/1)
11. Two Hearts / Phil Collins (89/1)

 

10. Cold Hearted / Paula Abdul (89/1)
9. How Can You Mend a Broken Heart / Bee Gees (71/1)
8. Harden My Heart / Quarterflash (82/3)
7. Owner of a Lonely Heart / Yes (84/1)
6. Heartaches by the Number / Guy Mitchell (59/1)
5. My Heart Has a Mind of Its Own / Connie Francis (60/1)
4. Quit Playing Games (With My Heart) / Backstreet Boys (97/2)
3. Don’t Go Breaking My Heart / Elton John & Kiki Dee (76/1)
2. Total Eclipse of the Heart / Bonnie Tyler (83/1)
1. Un-Break My Heart / Toni Braxton (96/1)

 

 
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2/25付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は初登場、ビッグ・ショーンの5枚目のスタジオ・アルバム『I Decided.』です。151,000EAU、実売は65,000枚でした。本名ショーン・マイケル・アンダーソン。1988年3月25日カリフォルニア州サンタモニカで生まれデトロイトで育ちました。2007年にカニエ・ウェストが設立したレーベルGOODミュージックと契約。3枚のミックステープを発表したあと、2011年に『Finally Famous』でデビュー。アルバム・チャートで最高位3位を飾りました。その後発売したスタジオ・アルバムはジェネイ・アイコとのコラボが最高位5位で他は3位と、1位が2枚。一時アリアナ・グランデと交際が報道されましたがその後破局。でも人気はさらに上がっている旬のラッパーです。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムがあと3枚ありました。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/nhic400

第4位に初登場したのはカントリー・アルバム・チャートとクリスチャン・アルバム・チャートで同時に初登場1位となったリーバ・マッキンタイアの『Sing It Now: Songs Of Faith & Hope』です。54,000EAU、ほとんどが実売で実売は52,000枚です。10枚目のTOP10入りとなりました。カントリーでは13枚目の第1位。これは女性アーティストとしては2位のロレッタ・リンの10枚を引き離して1位枚数で歴代1位。オール・アーティストではジョージ・ストレイトが歴代1位で26枚のカントリーNo.1アルバムを記録しています。クリスチャン・アルバム・チャートでは初の第1位です。カントリー・アーティストのクリスチャン・アルバム・チャートとカントリー・アルバム・チャート両方でのNo.1は過去にはリアン・ライムス『You Light Up My Life – Inspirational Song』(97-98年)、アラン・ジャクソン『Precious Memories』(06年)、アラバマ『Songs Of Inspiration』(06年)、ジョーイ+ローリー『Hymns』(16年)がありました。5枚目なんですね。またアルバムからの「Back To God」はカントリー・ソングス・チャートには入っていませんが、クリスチャン・ソングス・チャートでは先々週17位初登場、先週1位、今週は5位に入っています。17位→1位というのはこのチャートでは2013年12/7で21位から1位になったヒルソング・ユナイテッドの「Oceans (Where Feet May Fail)」以来のジャンプアップだそうです。ちなみにこの「Oceans (Where Feet May Fail)」はHOT100では2014年83位が最高位でしたが、クリスチャン・ソングス・チャートでは61週間第1位で、クリスチャン・ソングス年間チャートで2014年年間1位、2015年年間2位、そして2016年再び年間1位とこのジャンルでは驚異的に大ヒットした曲なんです。

 

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/atl558631

第8位にはミュージカルが入りました。『Dear Evan Hansen』が29,000EAU、実売25,000枚で初登場です。キャスト・アルバムの初登場順位としては4位に初登場した『Camelot』(61年)以来の高い順位だそうです。今回はデジタルとストリーミングで2/3にリリースされての初登場です。CDリリースは2/24です。ブロードウェイ・ミュージック・ボックス・シアターで昨年の12/4から上演されています。このアルバムは今週キャスト・アルバム・チャートで先週まで70週間第1位を記録していた『Hamilton: An American Musical』を破って第1位に初登場しました。『Hamilton: An American Musical』はポップの方では13位にランクインしています。今週のようにTOP20に8位、13位と2枚のキャスト・アルバムがランクインしたのは1965年1/16から3/27まで11週連続で『Hello, Dolly!』(64年1位)と『Fiddler On The Roof』(65年7位)が同時にランクインして以来のことです。この2枚はアルバム・チャートには長くチャートインして『Hello, Dolly!』は90週間、『Fiddler On The Roof』は206週間入っていました。

 

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最後にアメリカ・レコード協会(RIAA)がセールス枚数の認定をしていて、ゴールド・アルバムとかプラチナ・アルバムなどのプレートを授与しているのですが、2016年2月1日から認定方法が変わったことは以前このコーナーでも取り上げました。従来のCD、LP、カセットなどのフィジカル・セールスに加えて、デジタル・セールスで収録曲10回のダウンロードでアルバム・セールス1枚、収録曲1500回のストリーミングでアルバム・セールス1枚に換算してこれも集計対象にしたのです。この換算比率はビルボード・アルバム・チャートにおけるものと同じです。そのため、その時点でマイケル・ジャクソンの『Thriller』がそれまで3000万枚のセールスだったのが、いきなり3200万枚に認定されました。この度その『Thriller』が3300万枚となったとのことです。CDセールスよりも、おそらくハロウィンあたりでHOT100にもたびたび再登場している「Thriller」がストリーミングで稼いでいるのではないかと思われます。『Thriller』は全世界では1億500万枚のセールスを記録しているとのことです。

 


2017/2/18 Billboard Chart

2/18付

★ポップ・ソングス・チャートでグループでもソロでの1位は何組?

★チェインスモーカーズ記録更新中

★ニッキー・ミナージュ、歴代単独2位

★オールタイム・ヒット ケイティ・ペリー&キャロル・キング

★これからが注目、ケラーニ

★ニュー・エディション 今なぜ?2/18付。

 

 

今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は初登場1位のあと2週間2位に留まっていたエド・シーランの「Shape Of You」が1位に返り咲きました。返り咲き1は今年早くも3曲目で通算73曲目です。中2週空けての返り咲きですが、1位に返り咲くまでの週数最長は中9週空けての返り咲きでした。2013年の9/28、10/5と2週連続1位になった後、2位2週、3位7週を記録して12/14に再び1位になったのがマイリー・サイラスの「Wrecking Ball」です。返り咲いた週はファンの作ったビデオがうけてストリーミング数を稼いでの返り咲きでした。「Shape Of You」はUK、オーストラリアで4週連続第1位。4-5月にUKツアーをするそうです。今週はストリーミング2位変わらず、デジタル・セールス1位から2位、ラジオ・ソングスは5位から3位と各部門で1位なしでHOT100で1位になりました。これは昨年8/13に同様に1位になったシーア・フィーチャリング・ショーン・ポールの「Cheap Thrills」以来です。

 

ということで、先週まで1位だったミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」は今週は2位へダウンです。相変わらずストリーミングがすごくて今週は5000万ストリームスとここへ来て再び増加しています。こちらでは6週連続第1位。デジタル・セールスは3位から5位、ラジオ・ソングスは23位から16位となっています。

 

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第3位には先週の5位から上がったゼイン&テイラー・スウィフトの「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」が入りました。オフィシャル・ビデオが1/26にリリースされ、ストリーミングで12位から3位と一気にあがりました。これにともなってデジタル・セールスも上昇し、137,000ダウンロードを記録して2位から1位となりました。iTUNESストアでの69セント・セールも効いています。ラジオ・ソングスは11位から7位とTOP10入り。ゼインは2曲目、テイラー・スウィフトは12曲目のTOP10入りです。映画『Fifty Shades Darke』は2/10公開。サウンドトラックも2/10発売ですので、これらも好影響して当分上位に留まるでしょう。

 

第4位は先週と変わらずで最高位を維持しているマシン・ガン・ケリー&カミラ・カベロの「Bad Things」です。今週ポップ・ソングス・チャート(メインストリームTOP40チャート)で1位になりました。カミラ・カベロは元フィフス・ハーモニーのメンバーです。フィフス・ハーモニーは、昨年6月にタイ・ダラー・サインをフィーチャリングした「Work From Here」で1位になっています。このチャートは1992年にスタートしているのですが、グループ、ソロ両方で1位になったのは以下のとおり10人目とのことです。カッコ内はポップ・ソングス・チャートでの1位曲数です。

 
* Justin Timberlake (8) / *NSYNC (2)
* Beyonce (6), Kelly Rowland (1) / Destiny’s Child (2)
* Adam Levine (2) / Maroon 5 (9)
* Gwen Stefani (2) / No Doubt (3)
* Fergie (1) / The Black Eyed Peas (3)
* Wyclef Jean (1) / Fugees (1)
* Nate Ruess (1) / fun. (1)
* Rob Thomas (1) / matchbox twenty (1)
* Camila Cabello (1) / Fifth Harmony (1)

 

 

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先週の3位に上がっていたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」は今週は5位へダウン。しかし記録の更新が続きます。初登場以来TOP10連続週数は27週と歴代1位更新中。TOP5=25週は歴代1位タイとなりました。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートは25週目の第1位です。こちらは歴代2位ですが、歴代1位のアヴィーチー「Wake Me Up!」(2013-14年)にあと1週と迫っています。ちなみにTOP3=21週は歴代1位タイ、TOP10=27週は歴代単独6位です。

 

 


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45位は先週と変わらずですがここが最高位のトーマス・レットの「Star Of The Show」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。この曲のソングライターはトーマス・レットと父親であるレット・エイキンス、そしてベン・ヘイズリップとなっています。昨年のカントリー・アルバム年間第7位の『Tangled Up』からは5曲目のカットなんです。「Crash And Burn」は2015年9月(1週間)、昨年カントリー・ソングス年間第2位になった「Die A Happy Man」は2016年1月(6週間)、「T-Shirt」が2016年6月(1週間)にカントリー・エアプレイ・チャートで1位になっています。4曲目のシングル「Vacation」は最高位30位に終わりましたが、1枚のアルバムから4曲のNo.1ソングが誕生したんですね。トーマス・レット、アメリカのカントリー・ファンでは有名なアーティストですが、日本では何人知っているだろう。

 
66位にはメジャー・レイザー・フィーチャリング・パーティネクストドア&ニッキー・ミナージュの「Run Up」が初登場しました。今年の7/28-30に開催される『フジロック2017』に出演が決まったメジャー・レイザーですが、そのころにはニュー・アルバムも発売されているでしょうか。一方ニッキー・ミナージュですが、この曲でHOT100=71曲目のエントリーとなりました。テイラー・スウィフトを抜いて女性アーティストで歴代単独2位です。オール・アーティストではビートルズと並んで歴代11位タイ。71曲中この曲のようにフィーチャリングで登場した曲数が44曲あります。

 
女性アーティストHOT100登場曲数ランキング

 
1位 73曲 アレサ・フランクリン
2位 71曲 ニッキー・ミナージュ
3位 70曲 テイラー・スウィフト
4位 57曲 マドンナ
4位 57曲 リアーナ
6位 56曲 ディオンヌ・ワーウィック
7位 53曲 ビヨンセ
7位 53曲 コニー・フランシス
9位 48曲 ブレンダ・リー
10位 47曲 マライア・キャリー
11位 43曲 マイリー・サイラス
12位 41曲 バーブラ・ストライサンド
13位 40曲 メアリー・J.ブライジ
13位 40曲 ジャネット・ジャクソン
13位 40曲 ダイアナ・ロス

 
ちなみにHOT100登場曲数で女性ラッパーではニッキー・ミナージュが1位ですが、2位はミッシー・エリオットなんです。今週なんとそのミッシー・エリオットが初登場しました。ミッシー・エリオット・フィーチャリング・ラムで「I’m Better」が71位に初登場。通算33曲目のHOT100ヒットとなりました。

 
ここでアーティストのHOT100でのオールタイム・ヒット・ランキングをご紹介します。

 

まずはケイティ・ペリー。新曲「Chained To The Rhythm」が2/10にリリースされました。スキップ・マーリーがフィーチャリングされています。3/4付で入ってくるでしょう。これまで1位=9曲、TOP10=12曲を記録しています。カッコ内は年・最高位です。

 
10. Wide Awake (12/2)
9. Last Friday Night (T.G.I.F.) (11/1)
8. Teenage Dream (10/1)
7. Hot N Cold (08/3)
6. I Kissed a Girl (08/1)
5. Roar (13/1)
4. California Gurls (Feat. Snoop Dogg) (10/1)
3. Firework (10/1)
2. E.T. (Feat. Kanye West) (11/1)
1. Dark Horse (Feat. Juicy J) (14/1)

 

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もう1人、2/9に75歳の誕生日を迎えたキャロル・キングです。キャロル・キングといえばアルバム『Tapestry』。1971年6/19から9/25まで15週連続でアルバム・チャート第1位を記録して、この年の年間第2位となり、さらに1972年も大ヒットして2年連続年間第2位を記録しました。シングル「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」はアルバムと同時に1位になり7/17まで5週連続1位を記録して、71年シングル年間第3位となりました。またソングライターとしての大活躍も言うまでもなく、「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」が1位から落ちてまだ3位にいた7/31には、キャロル・キングの作品の「You’ve Got A Friend」がジェームス・テイラーによって1位になりました。72年に授賞式が行われた第14回グラミー賞では「It’s Too Late/I Feel The Earth Move」が最優秀レコード、『Tapestry』が最優秀アルバムに輝き、ソングライターに与えられる最優秀ソングに「You’ve Got A Friend」が選ばれ、キャロル・キングは主要3部門を独占した最初の女性アーティストになりました。前年にサイモン&ガーファンクルがこの3部門を制しているのですが、最優秀ソングはソングライターであるポール・サイモンに授与されましたので3部門制覇の最初のアーティストはポール・サイモンということになります。

 
5. One Fine Day (80/12)
4. Sweet Seasons (72/9)
3. Nightingale (75/9)
2. Jazzman (74/2)
1. It’s Too Late/I Feel the Earth Move (71/1)

 
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2/18付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

今週の第1位はシングル「Bad And Boujee」が大ヒット中のミーゴスのセカンド・アルバム『Culture』が初登場です。デジタル・オンリーでのリリースで131,000EAU、実売は44,000枚のセールスでした。デビュー・アルバム『Yung Rich Nation』は2015年8月最高位17位でしたので1曲のヒット曲で大躍進を遂げました。このアルバムのリリースで今週HOT100に5曲の初登場を含む合計7曲がエントリーしています。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムがあと4枚ありました。TOP10に5枚のアルバムが初登場したのは2016年12/24付以来です。

 

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第2位にはカントリー・アルバム・チャートでは『Just As I Am』に続いて2枚目の第1位となったブラントリー・ギルバート『The Devil Dont Sleep』が初登場です。77,000EAU、実売は66,000枚のセールスです。TOP5は2011年『Halfway To Heaven』(4位)、2014年『Just As I Am』(2位)に続いて3枚目です。スタジオ・アルバムは4枚目ですので安定した人気に支えられているといっていいでしょう。収録されている16曲すべて自らの作品です。

 

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第3位初登場はR&Bシンガー、ケラーニのデビュー・アルバム『SweetSexySavage』です。1995年4月24日カリフォルニア州オークランド生まれ。父方、母方にアフリカ系アメリカ人、白人、ネイティヴ・アメリカン、スペイン人、フィリピン系ネイティヴ・アメリカンがいてケラーニは彼らの血を引く存在として生まれました。2009年に元トニー・トニー・トニーのドゥエイン・ウィギンスがプロデュースしたポップライフというグループのメンバーとなって人気オーディション番組『America’s Got Talent』の決勝まで勝ち進みました。ここでニック・キャノンと出会い、食べさせてもらったり住むところを世話してもらったりと公私にわたる手助けで2014年にミックステープ『Cloud 19』を発表します。R&Bではかなり注目を集め、続いて発表したミックステープ『You Should Be Here』は2015年ビルボード・アルバム・チャートで最高位36位を記録。昨年の第58回グラミー賞で最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバムにノミネートされました。『SweetSexySavage』は晴れてのメジャー・デビューです。一方でNBAバスケット・ボール選手のカイリー・アーヴィングと交際しながらかつての恋人パーティネクストドアとのベッドにいる写真をインスタグラムにあげて炎上。実際はカイリー・アーヴィングとは別れた後だったことが後からわかるのですが、世間から浴びせられた多くの非難に耐え切れず自殺未遂をはかりました。この作品はその後完成されたアルバムです。今後の活躍が注目です。

 

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第5位にはナンバー・シリーズはすべてTOP10入りをしている『Now 61』が入りました。同時に発売された『NOW That’s What I Call 90’s Pop』は154位に初登場。これで『NOW』シリーズは合計126枚のエントリーとなりました。初めて『NOW』がチャートに登場したのが1998年11/14。その週から今週まで登場したすべてのオムニバス・アルバムは1127枚。そのうち11.2%が『NOW』シリーズということになるのですが、TOP10で見るとTOP10に入ったオムニバス・アルバムの実に54%が『NOW』シリーズとのことです。

 

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第8位にはサン・フランシスコ出身の3人組ロック・バンド、トレインの『A Girl A Bottle A Boat』が初登場。6枚目のTOP10入りです。1994年に結成されてから2006年まで4枚のアルバムを発表するも一時活動を休止します。2009年に再結成して発表されたアルバム『Save Me, San Francisco』(最高位17位)収録の「Hey, Soul Sister」はHOT100で最高位3位ながら長くチャートに留まり、2010年年間シングル第3位の大ヒットとなりました。昨年はメンバーが敬愛してやまないレッド・ツェッペリンの『LED ZEPPELIN II』のフル・カヴァー・アルバム『Train Does Led Zeppelin ll』を発表しています。

 

 


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今週アルバム・チャートで37位に初登場したのが2000年にリリースされてこれまでチャートに入らなかったニュー・エディションの『All The Number One』です。さらに88年にリリースされた『Heartbreak』が195位から85位へ急上昇。メンバーで89年に結成された3人組ベル・ビヴ・デヴォーはニュー・アルバム『Three Strips』が18位に初登場。93年『Hootic Mack』(最高位19位)以来、実に24年ぶりのニュー・アルバムのチャートインです。どうしたんでしょうか。実はBETで彼らのドキュメンタリー・ドラマ『New Edition Story』が放送されました。それで『All The Number One』が2004年の『One Love』(最高位12位)以来13年ぶりのTOP40入りとなりました。

 


2017/2/11 Billboard Chart

2/11付

★シングル・チャート集計方法若干変更

★アルバム・チャートは換算枚数でのランキングを各ジャンルに拡大

★「Closer」各週数ランキングで歴代単独1位へ!

★ショーン・メンデス、ACチャートで快挙

★ジョン・メイヤー、AFI初登場

★人気コンピレーション2枚登場

★第59回グラミー賞おもな受賞結果

 

 

2/11付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

2/11付のチャートから集計方法が若干変更されました。デジタルなどのセールス、ストリーミング、エアプレイのデータをポイント化して一定の比率をかけて合計したポイントで順位が決めてられていますが、この比率が変更されたとのことです。また、集計にパンドラでのストリーミング・データも加えられることになりました。これはHOT100だけでなく、カントリー、ロック、R&Bヒップホップ、ラップ、R&B、ラテン、ダンス/エレクトロニック、クリスチャン、ゴスペル・ソングス・チャートにも適用されます。
さて、第1位ですが、2/4付に続いてミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」が輝きました、3週目の第1位です。相変わらずストリーミングの水準が4700万ストリームスと高く、ストリーミングで5週連続第1位。デジタル・セールスは4位から3位、ラジオ・ソングスは27位から23位へ上昇しました。デジタル・リリースされたセカンド・アルバム『Culture』は1/27にリリースされました。セカンド・シングス「T-Shirt」は登場2週目で43位から今週37位へアップしています。

 

 

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第2位は3/3にアルバム『÷(ディヴァイン)』のリリースが決まっているエド・シーランの「Shape Of You」です。UK、オーストラリアでは3週連続第1位。デジタル・セールスで3週連続第1位。ストリーミングは2位変わらず、ラジオ・ソングスは12位から5位へアップしました。リリースから3週連続で10万以上のダウンロードを記録。これは昨年5月からジャスティン・ティンバーレイク「Can’t Stop The Feeling!」が記録した、リリースから8週連続10万以上ダウンロード以来とのことです。もう1曲同時にHOT100に初登場した「Castle On The Hill」はUK、オーストラリアではデビューから3週連続2位ですが、HOT100では6位→28位→39位となっています。

 

 


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そして3位にまた上がったのがチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」。初登場以来26週連続でTOP10入り。実に半年です。もちろんビルボード記録更新中。さらに、TOP3は21週目、TOP5は24週目となり、こちらも歴代単独1位に近づいています。1位は12週間記録しました。HOT100で12週以上の1位は17曲。記録的な大ヒットです。ランキングをご紹介します。

 

TOP3週数ランキング:
1位 21週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
1位 21週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
3位 19週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999(
4位 18週 We Belong Together / Mariah Carey (2005)
4位 18週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
6位 17週 All About That Bass / Meghan Trainor (2014)
7位 16週 One Dance / Drake Featuring WizKid and Kyla (2016)
7位 16週 I Gotta Feeling / Black Eyed Peas (2009)
7位 16週 Dilemma / Nelly Featuring Kelly Rowland (2002)
7位 16週 How You Remind Me / Nickelback (2001)
7位 16週 One Sweet Day / Mariah Carey and Boyz II Men (1995)
7位 16週 The Sign / Ace of Base (1994)
7位 16週 I Will Always Love You / Whitney Houston (1992)
TOP5週数ランキング:
1位 25週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
1位 25週 How Do I Live / LeAnn Rimes (1997)
3位 24週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
4位 23週 The Twist / Chubby Checker (1960)
5位 21週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999)
5位 21週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
7位 20週 Somebody That I Used to Know / Gotye Featuring Kimbra (2012)
7位 20週 No One / Alicia Keys (2007)
7位 20週 We Belong Together / Mariah Carey (2005)
7位 20週 Macarena (Bayside Boys Mix) / Los Del Rio (1996)
7位 20週 Gangsta’s Paradise / Coolio Featuring L.V. (1995)
TOP10週数ランキング:
1位 32週 How Do I Live / LeAnn Rimes (1997)
2位 31週 Uptown Funk! / Mark Ronson Featuring Bruno Mars (2015)
3位 30週 Smooth / Santana Featuring Rob Thomas (1999)
4位 29週 Party Rock Anthem / LMFAO Featuring Lauren Bennett and GoonRock (2011)
5位 28週 Foolish Games/You Were Meant for Me / Jewel (1997)
6位 26週 Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (2016) 継続中
6位 26週 Truly Madly Deeply / Savage Garden (1998)
8位 25週 Trap Queen / Fetty Wap (2015)
8位 25週 All About That Bass / Meghan Trainor (2014)
8位 25週 Counting Stars / OneRepublic (2014)
8位 25週 Apologize / Timbaland Featuring OneRepublic (2007)
8位 25週 Un-Break My Heart / Toni Braxton (1996)
8位 25週 The Twist / Chubby Checker (1960)

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/islb002547902

21位から30位の間にショーン・メンデスの曲が2曲入っています。25位から21位にアップしたのがアルバム『Illumiate』(最高位1位)からのセカンド・シングル「Mercy」。そして登場34週目、最高位は第6位で、26位から28位にランクインしているのが「Treat You Better」です。こちらがアダルト・コンテンポラリー・チャートで1位になりました。ACチャートでは2曲目の第1位。最初の1位は昨年4月に2週間1位になって昨年のアダルト・コンテポラリー年間第1位の「Stitches」です。このチャートでデビューから2曲連続1位は2002年のジョシュ・グローバン「To Where You Are」、「O Holy Night」、2012、13年のフィリップ・フィリップス「Home」、「Gone, Gone, Gone」がありました。

 

 

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86位には2011年アメリカン・アイドル準優勝となったカントリー・シンガー、ローレン・アライナの「Road Less Travelled」が初登場しました。HOT100ではアメリカン・アイドルの時の「Like My Mother Does」(2011年最高位20位)以来2曲目の登場です。アルバム『Road Less Travelled』は1/27にリリースされました。この曲はローレン・アライナなどとともにメーガン・トレーナーもソングライターに入っています。メーガン・トレーナーはソングライターとして合計11曲目のHOT100ヒットですが、そのうち4曲が他のアーティストへの提供です。フィフス・ハーモニー、ラスカル・フラッツ、ジェニファー・ロペスに曲を提供してHOT100にエントリーしています。
100位にはワーレイ・フィーチャリング・リル・ウェインの「Running Back」が初登場。HOT100登場曲数でドレイクと並んで歴代2位タイとなっていたリル・ウェインですが、この曲で単独2位となりました。通算133曲目です。これまでTOP10ヒットが19曲、うち2曲が第1位となりました。HOT100登場曲数第1位は207曲でグリー・キャストです。

 
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2/11付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002591902

シングル・チャートで2/11付から集計ルールが若干変更になりましたが、アルバム・チャートの方ではこれまでビルボード200が採用してきたアルバム・セールスにストリーミングやトラック・セールスを加えた換算枚数でのランキング形式を、他のジャンルにも適用して発表しました。適用されたのがロック、オルタナティヴ、ハード・ロック、R&Bヒップホップ、ラップ、R&B、アメリカーナ/フォーク、カントリー、ラテン、リージョナル・メキシカン、ラテン・ポップ、ラテン・リズム、トロピカル、ダンス/エレクトロニック、クリスチャン、ゴスペル、クリスチャン&ゴスペル、サウンドトラック、カタログ・アルバム・チャートです。

 

今週の第1位はこれで5週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。今週もストリーミングの換算枚数分が36,000枚分あり、これを加えて56,000EAUのセールスでした。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでもこの換算枚数が効いて初登場の昨年12/17以来2週目の第1位になりました。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが2枚ありました。

 

第2位に初登場したのが4曲入りデジタルEPでのリリースをしたジョン・メイヤーの『The Search For Everything : Wave One (EP)』です。49,000EAU、実売38,000枚でした。今年の後半に発売予定のアルバム『The Search For Everything』収録予定の4曲ですが、これから毎月このような形で続編をリリースしていくようです。8枚目のTOP10入りとなりました。

 

http://item.rakuten.co.jp/americanpie/cojcre00312

第5位には1991年カリフォルニア州ユカイアで結成された4人組ロック・バンド、AFIの10枚目のスタジオ・アルバム『AFI (The Blood Album)』です。今回コンコード・レコード移籍第1弾で通算4枚目のTOP10入りとなりました。オルタナティヴ、ハード・ロック・アルバム・チャートでは初めての第1位、ロック・アルバム・チャートでは第2位にそれぞれ初登場しています。

 

人気コンピレーション・アルバムが2枚初登場しています。

 

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ひとつは2/12に授賞式が行われたグラミー賞のノミネート曲を収録したシリーズの『2017 Grammy Nominees』です。16位に初登場しました。こちらは95年に最初のアルバム『Grammy Nominees』がエントリー。最高位は26位でした。それから23枚目のTOP40入りです。うち15枚がTOP10入りを記録。過去最高順位は『2013』と『2014』の第2位です。

 

 


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もうひとつは18位に初登場した旬のヒット曲を子供たちのコーラスで収録した『Kidz Bop』シリーズ、キッズ・バップ・キッズの『Kidz Bop 34』です。このシリーズでは49枚目のエントリーです。初エントリーは2001年10月27日付で初登場が最高位76位だった『Kidz Bop』。TOP40入りは33枚目となりました。これまで全米で1710万枚のセールスを積み上げている人気シリーズです。子供向けアルバムのチャートであるキッド・アルバムズ・チャートでは36枚目の第1位となっています。

 

両シリーズともまだビルボード200ではNo.1は記録していません。

 

28位にはニッキー・ジャムの『Fenix』が初登場しました。今週からストリーミングなどを換算した枚数でのランキングとなったラテン・アルバム・チャートで初登場1位でした。ポイントの内訳は、アルバム・セールスが48%、ストリーミングで37%、トラック・セールスで15%となって、集計方法の変更が初登場1位をもたらしました。スタジオ・アルバムとしては9年ぶりです。この間にエンリケ・イグレシアスとのコラボ「El Pardon」がラテン・ソングス・チャートで歴代2位の1位週数となる30週間第1位を記録しました。この曲はYouTubeでは全世界で12億回以上の視聴を記録しています。ニッキー・ジャムの曲全体では50億回以上の視聴を記録しているほどの人気アーティストなんです。2016年に1位になった「Hasta El Amanecer」はラテン・ソングス・チャートで18週間第1位を記録して今週まだ第4位におります。歴代3位となる53週連続でTOP5入りと大ヒット中です。このアルバムはJバルヴィン、ショーン・ポール、ダディ・ヤンキーなどが参加している26曲入りで、CDのリリース予定がなくデジタルのみでの発売です。

 

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最後に2/12にロス・アンゼルス、ステイプルズ・センターで授賞式が行われた第59回グラミー賞の主な受賞作品をご紹介します。
Album Of The Year: 25 / Adele
Record Of The Year: Hello / Adele
Song Of The Year: Hello / Adele Adkins & Greg Kurstin (Adele)
Best New Artist: Chance The Rapper

 

Best Pop Duo/Group Performance: Stressed Out / Twenty One Pilots
Best Pop Vocal Album: 25 / Adele
Best Pop Solo Performance: Hello / Adele

 

Best Dance Recording: Don’t Let Me Down / Chainsmokers featuring Daya
Best Dance/Electronic Album: Skin / Flume

 

Best Rock Song: Blackstar / David Bowie (David Bowie)
Best Rock Performance: Blackstar / David Bowie
Best Metal Performance: Dystopia / Megadeth
Best Rock Album: Tell Me I’m Pretty / Cage The Elephant
Best Alternative Music Album: Blackstar / David Bowie

 

Best Urban Contemporary Album: Lemonade / Beyonce
Best R&B Performance: Cranes in the Sky / Solange
Best R&B Song: Lake By the Ocean / Hod David & Musze (Maxwell)
Best R&B Album: Lalah Hathaway Live / Lalah Hathaway

 

Best Rap Album: Coloring Book / Chance The Rapper
Best Rap Performance: No Problem / Chance the Rapper Featuring Lil Wayne & 2 Chainz
Best Rap/Sung Performance: Hotline Bling / Drake
Best Rap Song: Hotline Bling / Aubrey Graham & Paul Jefferies (Drake)

 

Best Country Solo Performance: My Church / Maren Morris
Best Country Duo/Group Performance: Jolene / Pentatonix Featuring Dolly Parton
Best Country Song: Humble and Kind / Lori McKenna (Tim McGraw)
Best Country Album: A Sailor’s Guide to Earth / Sturgill Simpson

 

Best Reggae Album: Ziggy Marley / Ziggy Marley
Best World Music Album: Sing Me Home / Yo-Yo Ma & The Silk Road Ensemble

 

Best Compilation Soundtrack For Visual Media: Miles Ahead / Miles Davis & Various Artists
Best Score Soundtrack For Visual Media: Star Wars: The Force Awakens / John Williams

 

Producer Of The Year, Non-Classical: Greg Kurstin
Best Classical Solo Vocal Album: Schumann & Berg / Dorothea Roschmann, Mitsuko Uchida
Shakespeare Songs / Ian Bostridge, Antonio Pappano

 

Best Music Video: Formation / Beyonce
Best Music Film: The Beatles: Eight Days A Week The Touring Years (The Beatles)

 

アデルが主要3部門を独占。2012年の第54回でも『21』関係で3部門を独占していました。他の部門もあわせて今回は5部門で受賞しました。デヴィッド・ボウイも5部門で受賞しています。最優秀新人のチャンス・ザ・ラッパーはCDリリースなしでのノミネートで受賞の快挙を達成しました。またドロテア・レシュマンの『シューマン リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク 初期の7つの歌』が最優秀クラシック・ヴォーカル・ソロを受賞。伴奏で参加した内田光子さんも受賞対象で2度目のグラミー賞受賞となりました。こちらの賞はもうひとつ、イアン・ボストリッジ、アントニオ・パッパーノ(伴奏)の『シェイクスピア歌曲集』も同時受賞しています。

 


2017/2/4 Billboard Chart

2/4付

★72曲目の1位返り咲き

★6位から大幅ダウン、過去には

★初登場第7位、その後は?

★リアーナはラジオ・ソングス・チャートで独走中

★オーストラリア生まれあるいはオーストラリア育ちのアーティストのオールタイムHOT100ヒット&オールタイム・アーティスト・ランキング

★ラン・ザ・ジュエルズ、CD発売で急上昇

★元アメリカン・アイドル、2作連続クリスチャン第1位

★ブリット・アワード2017ノミネート

 

 

2/4付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は先週エド・シーランの初登場1位で1位から2位へダウンしていたミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」が1位に返り咲きました。HOT100では2週目の第1位。デジタル・セールスでは3位から4位、ラジオ・ソングスでは34位から27位ですが、相変わらずストリーミングに支えられていてこちらでは前週比11%アップの4300万ストリームスを記録して4週連続第1位です。ストリーミングで5週連続で伸び率第1位を記録して連続伸び率第1位の記録としては新記録となりました。これまでは昨年記録されたリアーナ・フィーチャリング・ドレイクの「Work」とデザイナーの「Panda」の4週連続でした。
1958年8月4日にHOT100がスタートしてからこの曲で1位に返り咲いた曲は72曲となりました。2007年からは毎年1位返り咲きが発生し、2008年と2011年は最多の5曲が1位に返り咲きました。今年も早くも「Black Beatles」に続いて2曲目。2007年以降の10年間で1位返り咲きは29曲となっていてデジタル・セールスにストリーミングが集計対象に加わり、1位と2位のポイントが拮抗している週が増えているということでしょうか。

 

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ということで先週初登場1位のエド・シーランの「Shape Of You」は今週は2位へダウンです。デジタル・セールスでは2週連続第1位。ストリーミングは4位から2位、ラジオ・ソングスも18位から12位へとアップしていますので、この曲は今年3曲目の1位返り咲きになるかもしれません。

 

 

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エド・シーランのもう1曲先週TOP10内に初登場した曲、「Castle On The Hill」は6位から一気に28位へダウンしてしまいました。HOT100チャートで6位からのダウン記録を調べると22ポイント・ダウンは歴代9位。以下のとおりです。

 

6 → 54 Red / Taylor Swift (12-10-27)
6 → 53 Loser Like Me / Glee Cast (11-4-9)
6 → 42 Even The Nights Are Better/ Air Supply (82-9-25)
6 → 39 New Divide / Linkin Park (09-6-13)
6 → 36 We Are The World 25: For Haiti/ Artists For Haiti (10-3-13)
6 → 31 Yes, I’m Ready / Barbara Mason (65-8-14)
6 → 31 Wild Thing / Troggs (66-9-3)
6 → 30 Back To December / Taylor Swift (10-11-6)
6 → 28 Castle On The Hill / Ed Sheeran (17-2-4)
6 → 27 My Heart Belongs To Me / Barbra Streisand (77-8-20)

 

エア・サプライは当時衝撃的でした。この週は7位のフリートウッド・マックの「Hold Me」が32位へダウンしたり、翌週の10/2付ではドナ・サマーの「Love Is In Control」が10位から59位へ、11位だったポール・マッカートニーの「Take It Away」が66位へダウンしたりその後も毎週何曲かはこのような大幅ダウンが続きました。82年はTOP10内からTOP40圏外へのダウンがこの他にも3曲ありました。ちなみに74年11月にもTOP10内から翌週TOP40圏外が3曲も(内2曲は11/9付に同時にダウン)あったのです。
チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」は今週第4位に戻り、ビルボード記録である初登場以来TOP10連続チャートイン週数を25に伸ばしました。そしてもう1曲。今週はチェインスモーカーズの曲がTOP10内にいきなり初登場しました。第7位に初登場したのが「Paris」。デジタル・セールス第2位、ストリーミングは第9位、ラジオ・ソングスでは32位にそれぞれ初登場しています。ダンス・エレクトロニック・ソングス・チャートでは23週第1位の「Closer」に続いて「Paris」は14位から今週第2位に急上昇しています。同一アーティストの1位2位独占はアヴィーチー以来2組目となりました。なお、HOT100で第7位に初登場した曲はこの曲で18曲目ですが、その後それらの曲はどうなったのでしょうか。1位になったのが96年のトニー・ブラクストン「You’re Makin’ Me High/Let It Flow」のみ。最高位6位以上を記録したのがあと3曲。その他の13曲は第7位が最高位でした。果たして「Paris」は?
登場14週目で先週の19位から今週17位へ上がって最高位を更新したのがリアーナの「Love On The Brain」です。今週ラジオ・ソングス・チャートで11位から10位に入り、28曲目のTOP10入りとなりました。1990年12月にスタートしたこのチャートで、28曲のTOP10はマライア・キャリーの23曲を大きく離して歴代1位独走中です。ちなみにこのチャートでは1位=12曲で、マライアの11曲を上回ってこちらでも歴代1位なんです。ラジオ・ソングス・チャートのTOP10曲数ランキングは以下のとおりです。

 

1位 28曲 Rihanna
2位 23曲 Mariah Carey
3位 19曲 Lil Wayne
4位 17曲 Drake
4位 17曲 Jay Z
4位 17曲 Ludacris
4位 17曲 T-Pain
4位 17曲 Usher
9位 16曲 P!nk

 

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ビルボードがオーストラリア生まれあるいはオーストラリア育ちのアーティストのオールタイムHOT100ヒット&オールタイム・アーティスト・ランキングを発表していましたのでそれぞれTOP10をご紹介します。アーティスト・ランキングはHOT100ヒットをもとに集計されています。
オールタイムTOP10ソングス(年/最高位):
10位 Down Under / Men at Work (83/1)
9位 Jessie’s Girl / Rick Springfield (81/1)
8位 Stayin’ Alive / Bee Gees (78/1)
7位 Shadow Dancing / Andy Gibb (78/1)
6位 Night Fever / Bee Gees (78/1)
5位 Truly Madly Deeply / Savage Garden (98/1)
4位 Somebody That I Used to Know / Gotye featuring Kimbra (12/1)
3位 I Just Want To Be Your Everything / Andy Gibb (77/1)
2位 How Deep Is Your Love / Bee Gees (77/1)
1位 Physical / Olivia Newton-John (81/1)
オールタイムTOP10アーティスト
10位 Men at Work
9位 Savage Garden
8位 Little River Band
7位 INXS
6位 Rick Springfield
5位 Helen Reddy
4位 Air Supply
3位 Andy Gibb
2位 Olivia Newton-John
1位 Bee Gees
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2/4付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は4週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は今週13,000枚ながら収録曲のデジタル・トラック・セールス換算で1万枚、ストリーミング数の換算が38,000枚相当となり合計61,000EAUで今週も第1位でした。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。
今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが1枚ありました。

 

 

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第2位に初登場したのが2005年にロンドンで結成されて現在は3人組ロック・バンド、エックス・エックスのサード・アルバム『I See You』です。46,000EAU、実売は36,000枚で実売では今週第1位でした。ロック・アルバム・チャートでは初登場第1位。初めての1位です。2009年のデビュー・アルバム『xx』はUK3位、アメリカ92位、2012年の前作『Coexist』はUK1位、アメリカ5位でした。今回もUKでは第1位を記録しています。2012年は73,000枚のセールスで第5位でした。今年は実売36,000枚で2位。改めて売上枚数の低下がわかります。今週アルバムの初登場でロック・ソングス・チャートには収録10曲中7曲が初登場。すでに登場していた2曲と合わせて9曲がランクインしています。2010年、2013年とフジロックに出演しました。また昨年12月には東京・豊洲でライブをしました。

 

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先週15位から一気に第2位へ急騰したサウンドトラック『La La Land』ですが今週は第3位に留まっています。第74回ゴールデン・グローブ賞で史上最多の7部門で受賞したこの映画は第89回アカデミー賞のノミネートでも作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、脚本賞など史上最多タイの14部門でノミネートされました。過去に14部門でノミネートされたのは1950年の『All About Eve(イヴの総て)』と1997年の『Titanic(タイタニック)』です。

 

 

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13位には106位からラン・ザ・ジュエルズの『Run The Jewels 3』が急上昇しました。このアルバムは1/14付で35位に初登場しました。リリース後3週間はデジタル・セールスとストリーミングだけでしたが、CDが発売され今週一気に急上昇となりました。R&Bヒップホップ・アルバムとラップ・アルバムの両チャートで今週第1位になっています。ラン・ザ・ジュエルズは、アトランタのラッパー、キラー・マイクとニュー・ヨークのラッパーでプロデューサーのエル・ピーのデュオです。キラー・マイクの2012年のアルバム『R.A.P. Music』をエル・ピーがプロデュースし、その続編の製作のためにラン・ザ・ジュエルズの結成となりました。RTJと表記されることもあります。2013年にリリースした『Run The Jewels』は無料ダウンロードのみのリリースだったのでビルボード・チャートでは集計対象外でした。2014年の『Run The Jewels 2』は最高位50位。今回はCD発売に先駆けて公式サイトで無料ダウンロードのリリースもしたそうです。

 

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32位にはアメリカン・アイドル・シーズン8(2009年)で第3位(優勝はクリス・アレン、第2位がアダム・ランバート)だったダニー・ゴーキーの『Rise』が初登場しました。2010年のデビュー・アルバム『Best Days』はカントリー・アルバム・チャートで3位、ビルボード200では最高位4位を記録。2011年11月にRCAとの契約が解除されましたが、もともと教会の音楽教師でもあったので2013年にBMGと契約した後はクリスチャン・ミュージックへ進出することになりました。セカンド・アルバム『Hope In Front Of Me』はクリスチャン・アルバム・チャートで第1位、ビルボード200では最高位40位でした。今作もクリスチャン・アルバム・チャートでは初登場第1位です。12曲中10曲でソングライターとしても参加しています。

 

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ところで、U2の1987年にリリースされた大ヒットアルバム『The Joshua Tree』の30周年を記念して行われる『The Joshua Tree Tour 2017』が発表されましたが、そのチケットが発売24時間で110万枚以上のセールスを記録したそうです。当初、ツアーは5/12カナダ・バンクーバーから7/1クリーヴランドまでの北米19公演と7/8ロンドンから8/1ブリュッセルまでのヨーロッパ12公演が発表されていました。今回、さらにロス・アンゼルス、シカゴ、ラザフォードやロンドン、ローマ、パリ、アムステルダムでの追加公演が発表されています。オープニング・アクトは北米ツアーがマムフォード&サンズ、ルミニアーズ、ワンリパブリックが交代で務めます。ヨーロッパ・ツアーはノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズです。
最後に2/22ロンドン・02アリーナで授賞式が行われるブリット・アワードのノミネートをご紹介します。
* British Male Solo Artist:
Craig David
David Bowie
Kano
Michael Kiwanuka
Skepta

 

* British Female Solo Artist:
Anohni
Ellie Goulding
Emeli Sande
Lianne La Havas
Nao

 

* British Group:
The 1975
Bastille
Biffy Clyro
Little Mix
Radiohead

 

* British Breakthrough Act:
Anne-Marie
Blossoms
Rag’n’Bone Man
Skepta
Stormzy

 

* British Single:
Alan Walker / Faded
Calum Scott / Dancing On My Own
Calvin Harris feat. Rihanna / This Is What You Came For
Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie / Rockabye
Coldplay / Hymn For The Weekend
James Arthur / Say You Won’t Let Go
Jonas Blue feat. Dakota / Fast Car
Little Mix / Shout Out To My Ex
Tinie Tempah feat. Zara Larsson / Girls Like
Zayn / Pillowtalk

 

* Mastercard British Album Of The Year:
The 1975 / I Like It When You Sleep For You Are Beautiful Yet So Unaware Of It
David Bowie / Blackstar
Kano / Made In the Manor
Michael Kiwanuka /  Love & Hate
Skepta / Konnichiwa

 

* British Artist Video Of The Year:
Adele / Send My Love (To Your New Lover)
Calvin Harris feat. Rihanna / This Is What You Came For
Clean Bandit feat. Sean Paul & Anne-Marie / Rockabye
Coldplay / Hymn For The Weekend
James Arthur / Say You Won’t Let Go
Jonas Blue feat. Dakota / Fast Car
Little Mix feat. Sean Paul / Hair
One Direction / History
Tinie Tempah feat. Zara Larsson / Girls Like
Zayn / Pillowtalk

 

* International Male Solo Artist:
Bon Iver
Bruno Mars
Drake
Leonard Cohen
The Weeknd

 

* International Female Solo Artist:
Beyonce
Christine and the Queens
Rihanna
Sia
Solange

 

* International Group:
A Tribe Called Quest
Drake & Future
Kings of Leon
Nick Cave & the Bad Seeds
Twenty One Pilots

 


2017/1/28 Billboard Chart

1/28付

★エド・シーラン、HOT100史上初の快挙!

★初登場1位は何曲目?

★UK、オーストラリアでも

★ソングライターの方で先に1位になったアーティストは?

★ダンス・チャートで、すごい!

★ボストン・レッド・ソックスでおなじみのロック・バンド初登場

★『La La Land』急上昇

★まだビデオで。クリス・ステイプルトン急上昇

 

 

1/28付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は初登場でエド・シーランの「Shape Of You」です。HOT100史上通算27曲目の初登場第1位です。デジタル・ソングス・チャートで24万ダウンロードを記録して初登場第1位。ストリーミングでは4位初登場。ラジオ・ソングスは41位から18位に急上昇。この曲の第1位で先週まで34週間連続でアーティスト名に記録された「Featuring」が途絶えました。

 

 

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さらに6位にもエド・シーランの「Castle On The Hill」がHOT100初登場なんです。こちらはデジタル・ソングス2位、ストリーミングで11位に初登場。ラジオ・ソングス・チャートはまだ登場していません。

 
同一アーティストのTOP10内2曲初登場はHOT100史上初めての出来事です。TOP10内2曲初登場という出来事では19回目(3曲同時初登場2回を含む)。先週お伝えした通り、ビルボードでは1998年12月5日付第1位のR.ケリー&セリーヌ・ディオン「I’m Your Angel」と第5位のシャナイア・トゥエインの「From This Moment On」は前週まで社内だけで発表していたテスト・チャートにランクインしていたため、その順位を12/5付のHOT100チャートで記すことでこの2曲を初登場と認めていません。そのためTOP10内複数曲初登場回数は19回、初登場1位は27曲目としました。

 
この2曲は3/3発売のサード・アルバム『÷(ディヴァイン)』に収録されます。全世界で大ヒット中で、UK、オーストラリアでは「Shape Of You 」、「Castle On The Hill」の順番で1位、2位に初登場しました。UKでは1981年にジョン・レノンが亡くなった後に1位2位をジョン・レノンが占めたことはありましたが、初登場1位2位が同一アーティストというのは初めてとのことです。なお、UK、オーストラリアとも、2014年の「Sing」、2015年の「Thinking Out Loud」に続いて3曲目の第1位となりました。

 
この2曲は1/6にリリースされましたが、スポティファイでは1日の全世界でのストリーミング回数の新記録を作りました。「Shape Of You」が686万回、「Castle On The Hill」が616万回とのことで、ワン・ダイレクションが2015年7月31日に「Drag Me Down」で記録した475万回を大幅に塗り替えました。その前は2015年4月17日のウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」の426万回でした。UKでは1週間のストリーミングがそれぞれ1340万回と1107万回で昨年のドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」の890万回を大きく塗り替えたとのことです。

 
エド・シーランのこれまでの最高順位は2015年に年間第2位の大ヒットとなった「Thinking Out Loud」の第2位(8週間)でした。「Shape Of You」は初のNo.1なんです。パフォーマーとしては初めての第1位ですが、ソングライターとしては昨年、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」ですでにNo.1を獲っています。パフォーマーで初めて1位を獲る前にソングライターとしてすでに1位を獲っていたというこのような例はけっこうあるみたいですね。たとえば...(カッコ内は1位になった年、* は自らのヒットで最初の1位)

 
ロス・バグダサリアン:
Come On-a My House / Rosemary Clooney (1951: Best Sellers Chart)
* The Chipmunk Song (Christmas Don’t Be Late) / Chipmunks (1958)
キャロル・キング:
Will You Love Me Tomorrow / Shirelles (1961)
Take Good Care of My Baby / Bobby Vee (1961)
The Loco-Motion / Little Eva (1962)
Go Away Little Girl / Steve Lawrence (1963)
* It’s Too Late/I Feel the Earth Move  / Carole King (1971)
スモーキー・ロビンソン:
My Guy / Mary Wells (1964)
My Girl / Temptations (1965)
* The Tears of a Clown / Miracles (1970)
ニール・ダイアモンド:
I’m a Believer / Monkees (1966)
* Cracklin’ Rosie / Neil Diamnond (1970)
ジョン・デンバー:
Leaving on a Jet Plane / Peter, Paul & Mary (1969)
* Sunshine on My Shoulders / John Denver (1974)
アンディ・キム:
Sugar, Sugar / Archies (1969)
* Rock Me Gently / Andy Kim (1974)
ケニー・ロギンス:
What a Fool Believes / Doobie Brothers (1979)
* Footloose / Kenny Loggins (1984)
ボブ・シーガー:
Heartache Tonight / Eagles (1979)
* Shakedown / Bob Seger (1987)
ブルーノ・マーズ:
Right Round / Flo Rida (2009)
* Nothin’ On You / B.o.B Featuring Bruno Mars (2010)
シーア:
Diamonds / Rihanna (2012)
* Cheap Thrills / Sia Featuring Sean Paul (2016)
ダフト・パンク:
Stronger / Kanye West (2007)
* Starboy / The Weeknd Featuring Daft Punk (2017)

 
さらに「Shape Of You」でエド・シーランとともにプロデューサーとして参加しているのがスティーヴ・マックです。彼にとっては3曲目の第1位となりました。これまではプロデューサーとして、ケリー・クラークソンの”A Moment Like This” (2002)、クレイ・エイケンの”This Is The Night” (2003)で1位を記録していました。ちなみにUKで9週連続第1位を記録して現在も大ヒット中、HOT100でも今週61位から51位にアップしているクリーン・バンディット・フィーチャリング・ショーン・ポール&アン・マリーの「Rockabye」にもプロデューサーとして参加しています。

 

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エド・シーランの第1位初登場で第2位にダウンしたのがミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。今週はストリーミングで前週比10%アップで3週連続第1位。デジタル・セールスは14%アップですが、順位は2位から3位。ラジオ・ソングスでは前週比61%アップのポイントで34位に初登場しました。すべての部門で前週比アップでしたが、順位は2位へダウンです。

 

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先週の3位から今週は5位なのがチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。昨年の8/20にHOT100第9位に初登場して以来24週間連続TOP10入りとなり、ジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」を抜いて、初登場以来連続TOP10週数で歴代単独1位となりました。

 

最後にすごいニュースを!今週のダンス・クラブ・ソングス・チャートです。第1位になったのが「Hell In Paradise 2016」。「Hell In Paradise」は1985年にリリースされてこのチャートでは最高位12位でした。この曲は2004年にリミックスがリリースされて最高位4位。そして今回デイヴ・オーデなどのリミックス・バージョンで3度目の登場で第1位。彼女にとって13曲目の第1位です。これはデイヴ・オーデ、ホイットニー・ヒューストン、カイリー・ミノーグ、ピットブルと並んで1位獲得週数で歴代12位タイとなりました。彼女が初めてこのチャートで1位になったのが2003年。彼女は1933年2月18日生まれですからこの時すでに70歳でした。今年もうすぐ84歳になる彼女。すごい!オノ・ヨーコさん!

 
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1/28付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は先週と変わらず、3週目の第1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は今週も少なく14,000枚ながら収録曲のデジタル・セールス、ストリーミング数が換算されて63,000EAUとなり第1位でした。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週はTOP10内にいきなり初登場したアルバムが1枚ありました。

 

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第8位に初登場したのが1996年にマサチューセッツ州ボストンで結成された現在7人組のパンク・ロック・バンド、ドロップキック・マーフィーズの9枚目のアルバム、『11 Short Stories Of Pain & Glory』です。『Going Out In Style』(2011年6位)、『Signed And Sealed In Blood』(2013年9位)以来の3枚目のTOP10入りです。ロック・アルバム、オルタナティヴ・アルバム・チャートではそれぞれ3枚目のNo.1となりました。ドロップキック・マーフィーズといえばボストン・レッド・ソックス。2004年に彼らの「Tessie」が応援ソングとなってその年に86年ぶりにワールド・チャンピオンになりました。その後、2007年にもワールド・チャンピオンになるのですが、この年は抑えのエース、ジョナサン・パペルボンがマウンドに上がるときに彼らの「I’m Shipping Up To Boston」が流れました。それ以来ボストンで開催される他のスポーツ・イベントでもこの曲が使われているそうです。ちなみにジョナサン・パペルボンはその年、ファン投票で年間最優秀救援投手に選ばれました。

 

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先々週52位、先週の15位から一気に今週第2位にアップしたのが、ゴールデン・グルーブ賞史上最多の7部門受賞、『La La Land』のサウンドトラックです。42,000EAU、実売は3万枚でした。この実売ベースでは今週第1位なんです。3万枚の実売で第1位は、91年サウンドスキャン導入以降ではワースト2の枚数でした。1位最小枚数はやはり3万枚なんですが、今回を若干下回っているサウンドトラック『Descendents』です。2015年8月22日付でした。また実売ベースでは先週の1位はサウンドトラック『Moana』でした。異なるサウンドトラックの2週連続1位は、2009年11月7日『Twilight Saga: New Moon』と11月14日『Michael Jackson’s This Is It』以来。ともに複数のアーティストが参加しているサウンドトラックでの2週連続1位では1998年7月11日『City Of Angels』、7月18日『Armageddon』以来とのことです。

 

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第10位には22位からクリス・ステイプルトンの『Traveller』が急上昇しています。22,000EAU、実売は12,000枚でした。収録曲の「Tennessee Whiskey」をドライブしながらこの曲を歌っている父親を、娘がビデオをセットして一緒に映っているのですが、YouTubeにアップしたのが1/1でした。これが面白いとのことでなんと1400万回以上も再生され、そのオリジナルも改めて売れたようです。「Tennessee Whiskey」はカントリー・ソングス・チャートでは9位に再登場しました。またこのアルバムはカントリー・アルバム・チャートでは26週目の第1位となりました。これは男性ソロ・アーティストではティム・マックグロウの『Not A Moment Too Soon』(1994年)の29週に次ぐ週数です。1964年1月にスタートしたこのチャートでの最多1位週数はシャナイア・トゥエインの『Come On Over』(1997年)で1位50週という大記録があります。『Traveller』はカントリー・アルバム・チャートでは2015年5月23日付で初登場2位でした。その後半年間は最高位2位でしたが、第49回CMAアワードでのパフォーマンスと最優秀男性ヴォーカル、最優秀新人、最優秀アルバムを受賞して11/4付で1位に再登場しました。セカンド・アルバムはすでに録音が終了しているそうです。発売が楽しみですね。

 


2017/1/21 Billboard Chart

1/21付

★ラジオ・ソングス・チャートに入っていなくても第1位!

★「Closer」ビルボード・タイ記録

★ダンス・クラブ・ソングス・チャートNo.1曲数ランキング

★消えなかったあの曲、ビルボードの見解は?

★クリーン・バンディット、UKで9週連続第1位

★”I’m Your Angel”が初登場1位に認められない理由

★サウンドトラックTOP10に4枚

★91年以降ミュージカル・アルバム・セールス・ランキング

 

 

1/21付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位はミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。先週お伝えしましたとおり「Raindrop, Drop Top」というフレーズの後に面白い文言を付け加えたツィートがどんどん広がって、さらに多くの人が自分もとツィートしてそれがさらに広がっていって、その際にこの曲が使われているのでそれがカウントされて大ヒットに結びつきました。デジタル・セールスで4位から2位、ストリーミングで2週連続第1位ですが、ラジオ・ソングスはまだチャート圏外です。エアプレイではチャート圏外でもストリーミングが膨大であればHOT100で1位になれるのが現在のHOT100チャートなんです。

 

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第3位には4位から再びアップしたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」が入りました。この曲は昨年の8/20に第9位に初登場。今週まで一度もTOP10を下がることなく初登場以来連続でTOP10入りを果たしてきました。その週数23週。これはなんとビルボード・タイ記録なんです。もう1曲は2015年12月5日から2016年5月7日付まで初登場以来23週連続でTOP10に入ったジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」です。チェインスモーカーズは集計期間の関係で昨年のHOT100チャート年間第10位でしたが、ジャスティン・ビーバーは年間第1位でした。

 

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今週の14位には先週の22位からゼイン/テイラー・スウィフトの「I Don’t Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」が再浮上です。最高位は初登場した週の第6位。1/2にこの曲が使われている映画『Fifty Shades Darker』の公開シアターが全米に拡大されてダウンロードが急上昇。デジタル・セールス・チャートで22位から一気に5位に上がりました。ストリーミングは30位から19位、ラジオ・ソングスも20位から16位へ上昇です。

 

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21位には23位からリアーナの「Love On The Brain」がアップ。最高位は20位です。オリジナルはバラードですが、ダンス・バージョンが今週ダンス・クラブ・ソングス・チャートで1位になりました。通算28曲目の第1位です。このチャートではマドンナが46曲の1位と1位曲数で独走しています。またリアーナは昨年このチャートで4曲の1位を記録しました。1月から12月までのカレンダー・イヤーでの4曲の1位はリアーナは2007年、2010年、2011年に続いて4度目なんです。1年間でのNo.1曲数は4曲が最多記録で、他にレディ・ガガが2009年と2011年、ビヨンセが2009年、ケイティ・ペリーが2014年に記録してます。マドンナは記録していないんですね。マドンナはデビューからずっとコンスタントにヒットを続けているんですね。これはすごいことです。

 
ダンス・クラブ・ソングス・チャートNo.1曲数
1位 46曲 Madonna
2位 28曲 Rihanna
3位 22曲 Beyonce
4位 19曲 Janet Jackson
5位 17曲 Mariah Carey
6位 16曲 Kristine W
6位 16曲 Jennifer Lopez
6位 16曲 Katy Perry
9位 15曲 Donna Summer
10位 14曲 Lady Gaga
10位 14曲 Enrique Iglesias
12位 13曲 Dave Aude
12位 13曲 Whitney Houston
12位 13曲 Pitbull
12位 13曲 Kylie Minogue

 

上位9位まで女性アーティストです。

 

さて、先週登場21週以上で51位以下に下がっても消えなかった曲があったとお伝えしました。リル・ウージー・ヴァートの「You Was Right」は今週42位から上がって40位と登場26週目でTOP40に入りました。この件について私の知り合いでビルボードでチャート・マネージャーをしている知人に問い合わせましたところ、登場21週以上で51位以下でも赤丸もつけずにチャートに留まったのは、先週よりポイントがアップしているけれど、赤丸が付くほどではなかったという回答でした。チャート・ポイントがアップしているのでチャートからは消えなかったとのことです。これでいくと赤丸はチャート・ポイントがある一定以上アップしないと付かないんですね。特殊事情ではないようです。

 

 

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55位から44位にアップして最高位を更新したのがリトル・ビッグ・タウンの「Better Man」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで11位から10位とTOP10に入りました。彼らにとって8曲目のTOP10入りです。この曲を収録したアルバム『The Breaker』は2/24リリース。この曲は昨年の11/3に授賞式があったCMAアワードでパフォーマンスされていますが、その前日までこの曲のライターはシークレット・ライターと発表されていました。そして授賞式前日に実はこの曲のライターはテイラー・スウィフトだと発表されたのです。テイラー・スウィフトにとってカントリー・エアプレイ・チャートで20曲目のTOP10ヒットですが、2009年のケリー・ピックラーが歌った「Best Days Of Your Life」に続く2曲目の自分以外のアーティストによるTOP10ヒットとなりました。

 
51位は63位からアップしたシャキーラ・フィーチャリング・マルーマの「Chantaje」です。この曲はYouTubeでは5週連続第1位なんですが、まだTOP40に入っていません。ラテン・ソングス・チャートでは8週連続第1位です。シャキーラとしては2006年ワイクレフ・ジョンをフィーチャリングした「Hips Don’t Lie」と並ぶシャキーラとして2番目の1位週数となりました。1番長かったのは2005年6月から1位になったアレハンドロ・サンスをフィーチャリングした「La Tortura」の25週です。この曲は当時のラテン・ソングス・チャートで1位最長記録でした。現在は41週が1位最長記録で2014年に1位になったエンリケ・イグレシアス・フィーチャリング・デスセメール・ブエノ&ヘンテ・デ・ソナの「Bailando」です。

 

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今週の61位は先週の78位からアップしたクリーン・バディット・フィーチャリング・ショーン・ポール&アン・マリーの「Rockabye」です。クリーン・バンディットは2009年にイギリスで結成された4人組のエレクトロニック・グループです。2014年には「Rather Be」が大ヒット。UKでは4週間第1位、HOT100では最高位12位を記録しました。今回もUKで大ヒット。11/26から今週まで9週連続第1位なんです。UKシングル・チャートで9週間以上の第1位はこれで18曲となりました。最長1位は91年に16週間第1位を記録したブライアン・アダムスの「(Everything I Do) I Do It For You」です。

 
さてエド・シーランの新曲が各国で初登場1位を記録しているようですが、この初登場1位についてもさきほどのビルボードの知人に聞きました。問題にしたのは98年12月5日付で1位のR.ケリーとセリーヌ・ディオンのデュエット「I’m Your Angel」です。ビルボードではこの曲を初登場1位と認めていません。でも前週までこの曲はHOT100には登場していないのです。なのに初登場1位ではない。何故か。前週まで登場していない曲が初めて登場したのが初登場であって、1位に登場したのだから初登場1位ではないかと問い合わせたのですが、回答は違いました。98年12月5日からHOT100のエントリー・ルールが変わってシングルの発売がなくてもエアプレイのポイントだけでHOT100に入れるようになりました。そのためこの週のHOT100の前週と前々週の欄にはビルボードが30週間さかのぼって社内で発表していたテスト・チャートの順位が掲載されているのです。テスト・チャートは98年12月5日から正式に採用した新しい集計方法に基づいたランキングです。ビルボードとしてはHOT100に入っていなくても、このテスト・チャートに入っていれば、新しい集計方法なので初登場ではなく、”I’m Your Angel”は初登場ではないというのです。”I’m Your Angel”は前週46位、前々週53位と記載されております。ちなみにこの曲はテストチャートに5週間ランキングされていて98年12月5日付では登場6週目となっていました。この曲が最後にチャートインしたのが4月3日付の47位でした。この時登場23週目。しかし実際にはHOT100登場期間は18週間です。通常なら51位を下回ってもあと2週はチャートインできたのですが、これはテスト・チャートでの登場期間も考慮されて51位以下には登場できませんでした。他の曲も同様の措置を取られていて明らかにまだランクインできただろう曲もテストチャートでの週数が考慮されて51位以下にランクインせず消えています。

 

 
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1/21付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は先週の2位からアップ、12/17の初登場以来の1位となったザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は18,000枚ながら収録曲のデジタル・セールス、ストリーミング数が換算されて69,000EAUとなり第1位となりました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週もTOP10内初登場はありませんでした。

 
今週はクリスマス・ウィークの後の最初の1週間なので全体的にもセールスが落ち込んでいるため、順位が上昇していても赤丸が付いていないアルバムが目立ちます。このような時期に安定した売り上げがあるのがサウンドトラックのようで、今週はTOP10内に4枚のサウンドトラックがランクインしています。

 

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先週の6位から2位に上がったのが、『Moana(モアナと伝説の海)』。実売44,000枚で64,000EAUのセールスでした。映画は日本では3/10に公開が決まりました。

 

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続いて12/31に113位に初登場。その後70位、21位、そして今週8位に上がったのが『Sing(シング)』です。

 

 

そして10位から9位に上がったのが『Suicide Suquad: The Album(スーサイド・スクワッド)』です。この映画は8月に公開になり、11月に終了しているのですが、12/13にDVDとブルーレイが発売となり、いまだにアルバムも人気です。最高位は第1位

 

10位には14位からドリームワークスの映画のサウンドトラック『Trolls(トロールズ)』が入りました。最高位は第3位です。

 
このようにサウンドトラックがTOP10に4枚同時に入ったのは98年9月5日付以来実に18年4ヵ月ぶりです。その時の4枚は『Armageddon』(4位)、『Dr. Dolittle』(7位)、『How Stella Got Her Groove Back』(8位)、『City Of Angels』(10位)でした。

 

 

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サウンドトラックばかりでなく、ミュージカルのアルバムも人気です。第6位には『Hamilton: An American Musical』(登場67週目、最高位3位)が入っています。ミュージカル・アルバムのチャートであるキャスト・チャートでは66週目の第1位です。今週16,000枚のセールスを記録して100万枚のセールスを突破しました。ミュージカルで100万枚を突破したのは91年に集計方法にサウンドスキャンを導入して以降では9枚目とのことです。以下の通りです。

 
1位 497万枚 The Phantom of the Opera (Highlights)
2位 267万枚 Wicked
3位 171万枚 Mamma Mia!
4位 165万枚 Les Miserables
5位 144万枚 Jersey Boys
6位 128万枚 Rent
7位 104万枚 The Lion King
8位 103万枚 Les Miserables (Highlights)
9位 100万枚 Hamilton: An American Musical

 

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もう1枚注目のミュージカル盤を。12/31に118位に初登場して、先々週95位、先週52位から今週15位に躍進している『La La Land』です。ご存じのとおり、1/8もにビバリー・ヒルトン・ホテルで授賞式が行われた第74回ゴールデン・グローブ賞で7部門にノミネートされ、そのすべてで受賞しました。作品賞(コメディ・ミュージカル)、主演男優賞(コメディ・ミュージカル)、主演女優賞(コメディ・ミュージカル)、監督賞、脚本賞、主題歌賞、作曲賞と7部門の受賞はこれまでの歴代受賞部門数で最多です。

 


2017/1/14 Billboard Chart

1/14付

★今どきのヒット曲の作り方

★13位から一気に第2位へ!

★ジョージ・マイケル関連、アルバム、シングル再登場

★カレンダー・イヤー2016年年間チャート、US、UK、オーストラリア

★この曲、なぜ消えなかった?

 

1/14付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は先週僅差で2位に落ちたレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」が1位に返り咲きました。通算7週目の第1位です。デジタル・セールスで3位から1位、ストリーミングが1位から3位、ラジオ・ソングスは8位変わらずでした。この曲はマネキン・チャレンジでそのBGMに使われたことがきっかけで大ヒットしました。今どきのヒット曲の作り方の典型例です。

 
ファンが作ったさまざまなビデオが1週間に合計1億回以上の動画再生を記録して、そのダンス・ビデオのBGMに使われていたバウアーの「Harlem Shake」が2013年に5週連続第1位で年間4位になったことがありました。それ以降オフィシャルのビデオでなくてもその曲がオリジナルでビデオに使われて、そのビデオが大ヒットして曲がチャートの上位に行く例が増えています。あるいは昔の曲がそのような使われ方をしておもにストリーミングのポイントで50位内に再登場ということが起きました。この場合、強力なストリーミング数に支えられている一方で、ラジオ・ステーションでは必ずしも受けることがないため、ラジオでの大きなヒットにはなっていない例が多いのです。それでも現在の集計方法ではHOT100で1位になれるのです。

 

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今週の第2位もそのパターンです。今週の第2位は登場7週目ですが、先々週26位、先週の13位から一気に急上昇しました。ミーゴス・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァートの「Bad And Boujee」です。ミーゴスは2009年にジョージア州ローレンスヴィルで結成されたクエヴォ、オフセット、テイク・オフの3人組ラッパーです。この3人は親戚でクエヴォはテイク・オフのおじさん、またオフセットはクエヴォのいとこだそうです。2011年にミックステープをリリース。「Bad And Boujee」の大ヒットで今月末にデビュー・アルバム『Culture』の発売が決まりました。HOT100の1位、2位がラップ・ソングというのは2015年5月16日から30日付まで3週間続いた、1位ウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」、2位フェティ・ワップ「Trap Queen」以来とのことです。

 
昨年の12月に入ってからイラストレーターでコメディアンのザック・フォークスがCatDogという不思議なキャラクターのイラストに「オフセットの「You Know」というのが聞こえてくる」とツィートしたことから始まり、さらに「Raindrop, Drop Top」というフレーズの後に面白い文言を付け加えてツィートしたことがうけて、我も我もとこの面白い文言を変えて動画をアップ。その後ろにこの曲がかかっているわけです。これが「Harlem Shake」の曲が使われてダンス・ビデオが広がっていったように次から次へと広がって、それが再生されて、その度にこの曲がカウントされて集計ポイントに加算されていったのです。ロックやカントリーではなかなかこのパターンはできないでしょうが、HOT100の集計方法が変わらない限り、今後もこのパターンでの大ヒットが誕生するでしょうね。

 

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先週1位に上がったザ・ウィークエンドの「Starboy」は今週3位へダウン。ストリーミングで3位から4位、ラジオ・ソングスが5位から7位。デジタル・セールスは12/29までの1週間の集計期間で、上位50曲が前週比すべてプラスで、この曲も前週比18%プラスの101,000ダウンロードを記録したにもかかわらず、もっとアップを記録した曲が多かったため順位は1位から11位へダウンしました。

 

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さていろいろな動きがあった1/14付ですが、33位から28位にアップしたのがキース・アーバンの「Blue Ain’t Your Color」です。今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。このチャートでは21曲目の第1位です(チャートは1990年1月20日にスタート)。21曲の1位は歴代6位の曲数。1位は29曲でティム・マックグロウ。2位が27曲でケニー・チェズニー。3位が24曲でアラン・ジャクソンとジョージ・ストレイト。5位が22曲でブレイク・シェルトンとなっています。ちなみに7位は20曲でブルックス&ダンとトビー・キースが続いています。カントリー・アルバム・チャートでは5枚目の第1位となったアルバム『Ripcords』から3曲目の第1位となりました。

 
さて、今週のデジタル・セールス、ストリーミング・セールスの集計は12/23から12/29。ラジオ・ソングスは12/26から1/1までの集計でHOT100チャートが作られています。ジョージ・マイケルが亡くなったのが12月25日。その後のセールスの急増で、HOT100には3曲がエントリーしています。33位には85/2/16から3/2まで3週連続第1位で85年年間第1位の「Careless Whisper」(ワム!フィーチャリング・ジョージ・マイケル)が再登場。50位から41位にはワム!の「Last Christmas」がアップ。そして47位には87/12/12から88/1/2まで4週連続第1位で88年年間第1位の「Faith」(ジョージ・マイケル)が再登場しました。UKでは「Last Christmas」が16位から7位、「Careless Whisper」が44位、「Faith」が64位、エルトン・ジョンとの「Don’t Let The Sun Go Down On Me」が91位に再登場しました。ジョージ・マイケル関連のセールスは前週比57倍になったそうです。

 
今週の集計期間は先ほどお伝えしましたが、この時期は毎年その年にヒットした曲がクリスマスや年末特番でラジオでかかるため、この時点でチャートに入っている曲が再浮上したりします。No.1ソングでは登場34週目のジャスティン・ティンバーレイクの「Can’t Stop The Feeling!」が39位→32位→25位、シーア・フィーチャリング・ショーン・ポールの「Cheap Thrills」が41位→36位→30位とアップ。登場46週目です。

 
今週は各国の年間チャートが発表されています。

まずカレンダー・イヤーでのアメリカのシングルTOP5は次の通りです。

 

* デジタル・セールス
1位 249万5000DL Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
2位 226万8000DL Closer / Chainsmokers featuring Halsey
3位 224万1000DL My House / Flo Rida
4位 211万3000DL 7 Year / Lukas Graham
5位 200万8000DL One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla

 

* ストリーミング・セールス(オーディオ+ビデオ:単位はストリームス)
1位 7億9127万 Panda / Desiigner
2位 7億0811万 Work / Rihanna featuring Drake
3位 6億1169万 CLoser / Chainsmokers featuring Halsey
4位 5億5825万 One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla
5位 5億1685万 Needed Me / Rihanna

 

* ラジオ・ソングス
1位 Love Yourself / Justin Bieber
2位 One Dance / Drake featuring WizKid & Kyla
3位 Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
4位 Cheap Thrills / Sia featuring Sean Paul
5位 Stressed Out / Twenty One Pilots

 
* UK年間TOP10シングル
1位 One Dance / Drake Feat. Wizkid & Kyla
2位 7 Years / Lukas Graham
3位 Cheap Thrills / Sia
4位 I Took A Pill In Ibiza / Mike Posner
5位 This Is What You Came For / Calvin Harris Feat. Rihanna
6位 Lush Life / Zara Larsson
7位 Closer / Chainsmokers Feat. Halsey
8位 Love Yourself / Justin Bieber
9位 Work / Rihanna Feat. Drake
10位 Can’t Stop The Feeling / Justin Timberlake

 

* オーストラリア年間TOP10シングル
1位 Closer / Chainsmokers featuring Halsey
2位 One Dance / Drake featuring Wizkid & Kyla
3位 7 Years / Lukas Graham
4位 Never Be Like You / Flume featuring Kai
5位 Don’t Let Me Down / Chainsmokers featuring Daya
6位 This Is What You Came For / Calvin Harris featuring Rihanna
7位 Can’t Stop the Feeling! / Justin Timberlake
8位 Cheap Thrills / Sia
9位 Stressed Out / Twenty One Pilots
10位 Love Yourself / Justin Bieber

 

ところで、HOT100チャートでは足切りのルールがあります。まず25位。登場53週目に26位以下になった場合、チャートから消えます。次が50位。21週目に51位以下の場合チャートから消えます。が、上昇中の場合は例外でチャートに留まることができます。この場合の上昇中とは前週よりポイントがアップしている場合で、必ずしも順位が上がっているとは限りません。

 

パーティネクストドア・フィーチャリング・ドレイクの「Come And See Me」。この曲は12/31までチャートインして1/7付でHOT100から消えました。その前までの動きが55位→56位→60位→56位→63位。55位の時点で登場20週目でした。ということは本当なら翌週は50位以上にならない限りHOT100から消えるのでは。でも登場23週目までは赤丸が付いていたのです。ところが!翌週12/31付でなんと前週比ポイントアップの赤丸がないにもかかわらず登場24週目にして63位に入っているのです。何で消えなかった?

 

もう1曲。今週は無事に50位圏内に入ったリル・ウージー・ヴァートの「You Was Right」。今週登場25週目です。この曲の20週目からの動きをみると、52位→21週目で57位→49位→58位→52位→42位。このうち、57位と58位には赤丸が付いていません。何で消えない?この日は12/17付と12/31付でした。12/31付ではパーティネクストドア・フィーチャリング・ドレイクの「Come And See Me」も消えませんでした。何で登場21週以上で赤丸もついていないのにチャートに留まったのでしょう。

 

ビルボードがエントリー・ルールを変えたとしか思えないのですが、12/17と12/31にはある特殊な出来事がありました。12/17付でリル・ウージー・ヴァートは57位でした。この週には56位以上にザ・ウィークエンドの曲が9曲も初登場したのです。さらに58位の12/31付ではJ.コールがやはりこの上に10曲初登場していました。これを特殊といっていいのかどうかわかりませんが、この特殊事情の場合ダウンしてもチャートから消さない措置をとったのかもしれません。

 
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1/14付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週も第1位はペンタトニックスの『A Pentatonix Christmas』です。2週連続第1位。クリスマスを挟んでの集計でしたので、前週比マイナス51%の101,000EAUのセールス。実売は82,000枚でした。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はありませんでした。

 

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TOP10に急上昇したアルバムがありますが、ディスカウント・セールが効いています。15位から7位にアップしたのがトゥエンティ・ワン・パイロッツの『Blurryface』。そして19位から8位にアップしたのがドレイクの『Views』です。いずれもiTUNESでの5.99ドル、6.99ドルセールでのアップでした。21位から10位へアップしたサウンドトラック『Suicide Squad: The Album』は、収録曲のトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」などのトラック・セールスが増えてTOP10に返り咲きました。クリスマス・プレゼントでのデジタル・ギフトカードでの購入が多かったとのことでした。2006年1月14日付でHOT100で1位になったD4Lの「Laffy Taffy」もそんな理由で1位になったような。

 

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アルバム・チャートもジョージ・マイケル関連のアルバムのチャートインが目立ちます。アルバムとシングルの合計セールスは前週比約28倍にもなりました。

 

まず、12位に再登場したのが2008年にリリースされたベスト盤『TwentyFive』です。これまでの最高位28位を大幅に上回りました。18位には88年年間第1位のアルバム『Faith』が再登場。さらに98年リリースのベスト盤『Ladies & Gentlemen: The Best Of George Michael』が84位、ワム!の『Make It Big』が168位にそれぞれ再登場しました。UKでは『Ladies & Gentlemen: The Best Of George Michael』が8位、ワム!の『Wham! The Final』が40位、『TwentyFive』が47位、『Faith』が62位、『Symphonica』が73位、『Older』が84位に再登場しています。

 

さて各年間チャートのアルバム編です。

 

まず、アメリカのカレンダー・イヤーでの年間チャート。

 

* EAUベース(実売にトラックのデジタルやストリーミングでのセールスも換算して加算)
1位 414万EAU Drake / Views
2位 236万EAU Adele / 25
3位 218万EAU Beyonce / Lemonade
4位 196万EAU Rihanna / Anti
5位 173万EAU Twenty One Pilots / Blurryface

 

* 実売ベース
1位 173万枚 Adele / 25
2位 160万枚 Drake / Views
3位 155万枚 Beyonce / Lemonade
4位 108万枚 Chris Stapleton / Traveller
5位  90万枚 Pentatonix / A Pentatonix Christmas

 
* UK年間TOP10アルバム
1位 Adele / 25
2位 Coldplay / A Head Full Of Dreams
3位 Michael Ball & Alfie Boe / Together
4位 Justin Bieber / Purpose
5位 Elvis Presley / The Wonder Of You
6位 David Bowie / Blackstar
7位 Little Mix / Glory Days
8位 Drake / Views
9位 Jess Glynne / I Cry When I Laugh
10位 David Bowie / Best Of Bowie

 
* オーストラリア年間TOP10アルバム
1位 Adele / 25
2位 Keith Urban / Ripcord
3位 Beyonce / Lemonade
4位 Soundtrack / Molly (Soundtrack From The TV Series)
5位 Michael Buble / Christmas
6位 John Farnham & Olivia Newton John / Friends For Christmas
7位 Jessica Mauboy / Secret Daughter (Songs From The TV Series)
8位 David Bowie / Blackstar
9位 Justin Bieber / Purpose
10位 Soundtrack / Suicide Squad: The Album

 


2017/1/7 Billboard Chart

★1位になる前の最高位2位週数記録を作ってついに1位!

★あの人を批判して人気ラップ・ソング

★ドレイク、順当に歴代2位タイ!

★リリースから32年たってHOT100初登場

★ACチャートTOP10曲数歴代2位は?

★クリスマス・アルバムがチャート第1位は5年ぶり

 

 

1/7付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は不連続ながら第2位を8週間記録したザ・ウィークエンド・フィーチャリング・ダフト・パンクの「Starboy」です。ザ・ウィークエンドは3曲目、ダフト・パンクは初のNo.1となりました。デジタル・セールスは86,000ダウンロードで5位から1位、ストリーミングは3位かわらず、ラジオ・ソングスは4位から5位ですが僅差で第1位になっちゃいました。ダフト・パンクは97年8月30日付でHOT100に初登場してから19年4ヶ月1週間で初めて1位になりました。このHOT100デビューから初のNo.1を獲得するまでにかかった時間の最も遅いアーティストはデビューから30年ちょうどで初の1位を獲ったサンタナです。1969年10月25日付で「Jingo」が97位に初登場。ロブ・トーマスをフィーチャリングした「Smooth」が第1位になったのが99年10月23日付でした。また1位になる前の最高位2位の週数8週間は最長記録です。他にも2曲ありました。

 
* Starboy / The Weeknd Featuring Daft Punk
2位だった期間:16/10/22-11/19, 12/17-12/31
その時の1位:Closer / Chainsmokers Featuring Halsey (16/10/22-11/19)
Black Beatles / Rae Sremmurd Featuring Gucci Mane (12/17-12/31)

 

* Sorry / Justin Bieber
2位だった期間:15/11/14, 12/5-16/1/16
その時の1位:Hello / Adele (15/11/14, 12/5-16/1/16)

 

* The Way You Move / OutKast Featuring Sleepy Brown
2位だった期間:03/12/20-04/2/7
その時の1位:Hey Ya! / OutKast (03/12/20-04/2/7)

 

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レイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」、6週連続第1位から今週は第2位です。ストリーミングは依然として高く7週連続第1位。デジタル・セールスは3位、ラジオ・ソングスは8位と先週と変わらずでした。ラップ・ソングス・チャートでは7週連続第1位となっています。

 

 

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TOP10圏外では16位から11位にアップしたアミーネの「Caroline」が注目です。ストリーミングで13位から7位、デジタル・セールスで16位から10位、ラジオ・ソングスでは36位から40位でした。1994年4月18日オレゴン州ポートランド生まれの22歳の男性ラッパーです。両親はエチオピアからアメリカに移住しました。2014年1月に初めてミックステープをリリースして、昨年初めにリパブリックと契約。この曲は昨年3月にリリースされたデビュー・シングルです。6月にリリースされたオフィシャル・ビデオはこれまで6700万回以上の視聴を記録しています。ラップ・ソングス・チャートでは最高位4位を記録してます。

 

この曲がリリースされたのが昨年3月。HOT100初登場は昨年9/26、96位でした。11/15に出演したNBC-TVの人気番組『Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で、オリジナルに歌詞を付け加えてパフォーマンス。その歌詞が「あなたは決してアメリカを再び偉大にすることはできない。あなたがしたことはこの国を再び憎むようにしたことです。」おわかりですね。このパフォーマンスが放送される前のこの曲の順位は18位でした。これが放送された後12位へアップ。それからTOP20内でランクインを続けていました。

 

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41位には、グッチ・メイン・フィーチャリング・ドレイクの「Both」が初登場しました。10枚目のスタジオ・アルバム『The Return of East Atlanta Santa』からのカットですが、このアルバムは2014年の『East Atlanta Santa』、2015年の『East Atlanta Santa 2: The Night GuWop Stole X-Mas』に続くシリーズものです。iTUNESとアップル・ミュージックのみで12/16にデジタル・リリースされました。この曲の登場でドレイクにとってHOT100=132曲目のエントリーとなり、ソロ・アーティストではリル・ウェインと並んで歴代1位タイの曲数となりました。以下がHOT100チャートに70曲以上を登場させたアーティストのランキングなんですが、リード・アクトではエルヴィスが108曲、ジェームス・ブラウンが91曲です。ドレイクは82曲、リル・ウェインは47曲となっていてドレイクは50曲、リル・ウェインが85曲がフィーチャリング・アーティストとしてのランクインでした。

 
1位 207曲 Glee Cast
2位 132曲 Drake
2位 132曲 Lil Wayne
4位 108曲 Elvis Presley
5位  91曲 James Brown
6位  86曲 Jay Z
7位  82曲 Chris Brown
8位  80曲 Kanye West
9曲  75曲 Ray Charles
10位  73曲 Aretha Franklin
11位  71曲 Beatles
12位  70曲 Nicki Minaj
12位  70曲 Taylor Swift

 

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50位にワムの「Last Christmas」が初登場しました。1984年リリースです。今週のセールス集計最終日は12/22、エアプレイ集計最終日は12/25でした。12/25のジョージ・マイケルの死はエアプレイでは若干影響があったかもしれませんが、クリスマス・ソングとして初登場したようです。これまで98年に2週間だけエアプレイ・チャートに登場して最高位58位を記録していました。「Last Christmas」のカバーはこれまでHOT100に2回登場しています。2009年最高位63位でグリー・キャスト、2013年最高位96位でアリアナ・グランデです。今週は、先週のJコールの多くの初登場アルバム収録曲が下位あるいは圏外へダウンしましたのでクリスマス・ソングが50位以内で上昇、復活、初登場しています。

 

先々週→先週→今週
17位→20位→16位 All I Want For Christmas Is You / Mariah Carey
45位→45位→23位 Hallelujah / Pentatonix
37位→48位→27位 Rockin’ Around The Christmas Tree / Brenda Lee
35位→46位→29位 Jingle Bell Rock / Bobby Helms
今週44位初登場 Feliz Navidad / Jose Feliciano
今週45位再登場 Mary, Did You Know / Pentatonix
今週46位初登場 A Holly Jolly Christmas / Burl Ives
今週47位再登場 The Christmas Song (Merry Christmas To You) / Nat King Cole
今週48位初登場 It’s The Most Wonderful Time Of The Year / Andy Williams
今週50位初登場 Last Christmas / Wham!

 

この10曲は今週のホリデー100チャートの1位から10位です。

 

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今週のホリデー100には入っていないのですが、ニール・ダイアモンドの『Acoustic Christmas』収録の「The Christmas Medley」が今週アダルト・コンテンポラリー・チャートで11位から10位にアップ、38曲目のTOP10ヒットとなりました。これは歴代2位です。アダルト・コンテンポラリー・チャートは1961年7月17日にスタート。この時期はクリスマス・ソング一色といっていいほどチャートはクリスマス・ソングで占められます。ニール・ダイアモンドは今年大規模なツアーを予定しています。『50 Year Anniversary World Tour』として4/7カリフォルニア州フレズノからスタートし、全米ツアーは8/12まで続きます。ニュー・ヨーク・マジソン・スクエア・ガーデン、ロス・アンゼルス・フォーラムを始めシカゴ、トロント、バンクーバー、タンパなどを回る予定です。全米ツアーの後に、UKを含むヨーロッパ・ツアーがスタートするとのことです。

 
アダルト・コンテンポラリー・チャートTOP10曲数

 

1位 39曲 Elton John
2位 38曲 Neil Diamond
3位 35曲 Barbra Streisand
4位 31曲 Elvis Presley
5位 29曲 Dionne Warwick
6位 28曲 Barry Manilow
6位 28曲 Kenny Rogers
8位 24曲 Chicago
8位 24曲 Whitney Houston
8位 24曲 James Taylor
8位 24曲 Bobby Vinton

 

 

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1/7付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 

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今週の第1位はペンタトニックスの『A Pentatonix Christmas』が2位からアップ。このアルバムとして初めての第1位となりました。ペンタトニックスとしては2015年10月にリリースされて初めて1位になった前作『Pentatonix』に続いての連続1位となりました。206,000EAU、実売は185,000枚のセールスです。iTUNESの7ドル99セントセールや12月上旬に放送されたABC『Jimmy Kimmel Live』やNBC『A Pentatonix Christmas Special』、彼らも出演したNBC『America’s Got Talent Holiday Spectaculer』などがクリスマスを前に再放送されたこと、『Fox News Fox & Friends』、『Rachel Ray Show』などTV番組に積極的に出演していたこともセールス・アップにつながりました。ビルボード200でのクリスマス・アルバムの1位は2011年12月10日から翌年1月7日まで1位だったマイケル・ブーブレの『Christmas』以来5年ぶりとのことです。ちなみに2014年10月にリリースされた『That’s Christmas To Me』(最高位2位)は今週5位変わらずですが、セールスが200万枚を超えました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はありませんでした。

 

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カントリー・アルバム・チャートでは2週連続第1位、ガース・ブルックスの10枚組ボックス・セット『The Ultimate Collection』が先週の初登場13位から今週は6位へアップしました。64,000EAU、実売も64,000枚です。通算18枚目のTOP10となりましたが、カントリー・アーティストではジョージ・ストレイトの26枚に次いで歴代2位。ちなみに3位は17枚でティム・マックグロウです。オール・アーティストでは37枚のローリング・ストーンズが歴代1位。

 

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第7位には先週と変わらずオリジナル・ブロードウェイ・キャスト『Hamilton: An American Musical』が入っています。今週のセールスを加えて実売で951,000枚のセールスになりましたが、91年以降の集計で『Les Miserable』(914,000枚)を抜いてミュージカル・アルバムでは歴代9位のセールスになったそうです。ミュージカル・アルバムのチャートであるキャスト・アルバム・チャートでは2015年10月17日に初登場1位。2月13日付で『The Hunchback Of Notre Dame: A New Musical』に1週だけ1位を譲りましたがそれ以外は今週まで通算64週間第1位です。

 

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81位に103位からアデルの『21』が上がりました。このアルバム、100位以内にこれで247週チャートインしたことになります。リリースは2011年。すでに1400万枚のセールスとなっていますが、247週はアルバム・チャートがモノとステレオに分かれていたチャートが統一された1963年8月17日以降で歴代2位。1位は91年に初登場して1位4週記録したメタリカの『Metallica』で269週とのことです。


2016/12/24 Billboard Chart

★レイ・シュリマー、ストリーミングのおかげで今週も第1位

★「Black Beatles」と「Black Barbies」

★ニッキー・ミナージュ70曲目のエントリー

★リアーナ、過去5組しかいない記録に仲間入り

★『ハミルトン』、ミックステープも第1位

★37枚目のTOP10アルバム、UKでは12枚目の第1位

★12歳!TOP10入り

★パズドラCM出演、クリスマス・アルバム7週連続第1位

 

12/24付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週も第1位はレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」で、5週連続第1位です。デジタル・セールスは70,000ダウンロードと、2006年1月28日付のデジタル・セールス第1位だったビヨンセ・フィーチャリング・スリム・サグ「Check On It」が記録した61,000DL以来の低水準とのことです。それでもストリーミングとともに5週連続第1位。ストリーミングは落ちてきたとはいえまだ3800万ストリームスと高水準です。これでHOT100でも1位を保っているようです。ラジオ・ソングスは9位からじりっと上がって第8位。なお、61,000DLは2003年にサウンドスキャンがデジタル・セールスの集計をスタートして以来の最低記録だそうです。

 

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第2位は先週に引き続き通算7週目の最高位2位となったザ・ウィークエンドの「Starboy」です。デジタル・セールス、ストリーミング、ラジオ・ソングスすべて2位です。

 

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第3位はこちらも先週と変わらずで、チェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。ラジオ・ソングスで11週連続第1位となり、今年の最長記録だったジャスティン・ビーバーの「Love Yourself」に並びました。昨年から今年にかけて大ヒットしたアデルの「Hello」も11週連続第1位でした。ダンス・エレクトロニック・ソングス・チャートでは17週目の第1位です。HOT100=19週、TOP40=19週、TOP10=19週、TOP5=17週。まだしばらくはTOP10にいるでしょう。年間チャートでは集計期間の都合で年間第10位でしたが、この曲がチャートから消えた時に、2010年代のTOP10を出したら、この曲TOP10に入るかもしれませんね。

 

 

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5位には最高位4位からダウンしたアリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュの「Side To Side」が入っています。今週ポップ・ソングス・チャートで1位になりました。アリアナ・グランデはイギー・アゼリアをフィーチャリング・アーティストに迎えた「Problem」以来2曲目の第1位です。ニッキー・ミナージュはこれまで最高位2位が4曲ありましたが、No.1は初めてです。またこのチャートでは30曲がエントリーしていて、曲数としては歴代1位です。

 

また、。ニッキー・ミナージュは今週HOT100の65位にニッキー・ミナージュXマイク・ウィル・メイドイットとして「Black Barbies」が初登場しました。今週第1位の「Black Beatles」の替え歌でソングライターを見ると「Black Beatles」のソングライター4人にニッキー・ミナージュが加わっていました。ニッキー・ミナージュはリード・アクトとしては27曲目のHOT100エントリーですが、フィーチャリング・アーティストとして登場した曲なども含めると70曲目のエントリーとなり、女性アーティストとしてはアレサ・フランクリンの73曲に次ぐ歴代2位となっています。いよいよ来年には歴代1位になるでしょう。オール・アーティストでは70曲の曲数は歴代12位となっています。

 

第10位にはマシン・ガン・ケリーXカミラ・カべロの「Bad Things」が17位からアップ。オフィシャル・ビデオが12/1にリリースされてますます好調です。カミラ・カベロは1997年3月3日キューバ生まれの19歳。フィフス・ハーモニーのメンバーです。いや、でした。この曲が10位にランクされた時点ではメンバーだったのですが12/19に脱退しました。

 

20位には30位からリアーナの「Love On The Brain」がアップしました。40曲目のTOP20入り!HOT100チャートのTOP20に40曲以上チャートインしたアーティストはわずか6組しかいません。なお、エルヴィス・プレスリーはTOP100時代を含めるとさらに13曲のTOP20入りがあります。

 

TOP20ヒット曲数:HOT100チャート
1位 48曲 Elvis Presley
2位 44曲 Madonna
3位 42曲 Lil Wayne
3位 42曲 Beatles
5位 40曲 Elton John
5位 40曲 Rihanna
7位 36曲 Stevie Wonder
8位 35曲 Drake
8位 35曲 Taylor Swift
10位 33曲 Mariah Carey
10位 33曲 Michael Jackson
12位 32曲 Jay Z
13位 30曲 Rolling Stones

 

 

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12/24付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は187,000EAU、実売169,000枚で初登場1位の『The Hamilton Mixtape』です。このアルバムは、第70回トニー賞で11部門受賞の快挙を達成したミュージカル『Hamilton』にインスパイアされたオリジナル作品です。ザ・ルーツ、バスタ・ライムス、ナズ、アッシャー、シーア、ミゲル、クイーン・ラティファ、ケリー・クラークソン、アリシア・キーズ、アシャンティ&ジャ・ルール、ウィズ・カリファ、ジョン・レジェンド、コモン、イングリッド・マイケルソンなど豪華アーティストが参加したオムニバス・アルバムとなっています。

 

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『Hamilton』の方は登場63週目で今週11位、最高位は3位です。ミュージカルのアルバムで過去50年間でポップ・アルバム・チャートのTOP3に入ったのはたった3枚しかありません。後の2枚は1969年に13週間第1位を記録して年間でも第2位に入った『Hair』。そしてもう1枚は2011年に第3位を記録した『The Book Of Mormon』です。『Hamilton』はブロードウェイでは2015年1月20日にスタートして、すでに来年の7月までチケットはソールド・アウトとのことです。ビルボードのミュージカル・アルバムのチャート、キャスト・アルバム・チャートでは62週目の第1位です。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと4枚あります。

 

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第4位に初登場したのが、2005年『A Bigger Bang』以来のスタジオ・アルバムとなったローリング・ストーンズの『Blue & Lonesome』。123,000EAU、実売12万枚でした。ロック・アルバム、ブルース・アルバム・チャートで第1位。またオーストラリア、UKでは1994年の『Voodoo Lounge』以来の第1位でした。UKでは12枚目のNo.1です。ビルボードでは37枚目のTOP10入り。もちろん歴代1位の枚数。2位は34枚でバーブラ・ストライサンドです。

 

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第5位にはチャイルディッシュ・ガンビーノの2枚目のTOP10入りとなる『”Awaken, My Love!”』が入りました。チャイルディッシュ・ガンビーノはラッパーでのステージ・ネームで、本名はドナルド・グローヴァー。俳優、コメディアン、脚本家など様々な顔を持っています。1983年9月25日カリフォルニア州東部に位置するエドワーズ空軍基地内で生まれました。

 

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第9位は2004年1月15日ニュー・ヨーク州サファーン生まれの12歳、グレース・ヴァンダーウォールのEP『Perfectly Imperfect (EP)』が初登場です。NBC-TVの人気オーディション番組『America’s Got Talent』シーズン11で優勝しました。この時に歌った彼女が一人で作ったオリジナル曲「I Don’t Know My Name」がYouTubeで4700万回の視聴を記録。今回はこの曲を含めてスタジオ・レコーディングした曲を収録したミニ・アルバムです。5曲すべて彼女がソングライターに加わっています。『America’s Got Talent』ではサイモン・コーウェルが「君は次のテイラー・スウィフトになる」と言ったとか。

 

 

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第10位はカントリー・アルバム・チャート初登場1位のケイン・ブラウンのデビュー・アルバム『Kane Brown』です。デビュー・アルバムのカントリー・アルバム・チャート初登場第1位は今年の “Billboard Women In Music” でブレイクスルー・スターに選ばれたマーレン・モリス以来です。1993年10月21日ジョージア州生まれの23歳。昨年すでにEP『Closer』をリリース。カントリー・アルバム・チャートでは11月に最高位7位を記録しました。今年初めにRCAナッシュヴィルと契約。4月にEP『Chapter 1』をリリースしてこちらはカントリーで3位、ビルボード200では最高位9位のヒットとなりました。今回デビュー・アルバム収録の11曲中7曲でソングライターとしても参加しています。フロリダ・ジョージア・ラインの『Dig Your Roots』ツアーにオープニング・アクトとして参加し、その縁もあってかこのアルバムにフロリダ・ジョージア・ラインの2人、ブライアン・ケリーとタイラー・ハバードが曲を提供してくれました。

 

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その他では、パズドラのCMで本来はインストゥルメンタルの曲をアカペラで歌っちゃっているペンタトニックスのクリスマス・アルバム『A Pentatonix Christmas』が2位から3位にダウン。しかし、ホリデー・アルバム・チャートでは7週連続第1位です。このアルバム、セールスが50万枚を超えたとのこと。本当に売れてないんです。売れていないのはCDだけでなくダウンロードも。50万枚を超えたことがニュースになるなんて。しかも今年12枚しかありません。昨年は同じ週で19枚。

 

 

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27位にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの『The Gataway』が108位から急上昇。これは彼らのコンサート・チケットにCD1枚あるいはアルバム・ダウンロードが1回できる引換コードが付いているんです。これを交換したため一気にチャートを駆けあがりました。この場合引換分を有料としてカウントしているためチャートに反映されたわけですね。引換分を無料とした場合はチャートに反映されません。

 


2016/12/17 Billboard Chart

★ザ・ウィークエンド、18曲同時チャートイン

★ポップ・ソングス・チャート10週以上1位は?

★年間TOP10に同一アーティスト2曲登場は?

★年間チャート2年連続複数登場は?

★クリスマス・ソング5年間のTOP10

★60-10年代HOT100での女性アーティストの活躍

★ビヨンセ、4ジャンル同時ノミネートは史上初

★カントリー・アルバムTOP5に同一アーティスト3枚以上同時チャートイン

★Dollywood Foundation My People Fund

 

 

12/17付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位はレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」です。4週連続第1位。デジタル・セールスは83,000ダウンロードながらストリーミングが依然として高水準の4200万ストリームスということで1位をキープしています。デジタル・セールス、ストリーミングとも4週連続第1位です。ラジオ・ソングスは14位から9位と上がってきました。

 

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第2位は3週連続3位のあと再び最高位2位に返り咲いたザ・ウィークエンドの「Starboy」です。2位は通算6週目となりました。デジタル・セールス、ストリーミング、ラジオ・ソングスすべて第2位です。今週はアルバム『Starboy』がリリースされた週の集計ということで、アルバム収録曲のストリーミングもリリースされたため、これがHOT100の集計対象になって先週チャートインしていた3曲に加え、1曲リエントリー、14曲初登場ということでザ・ウィークエンドの曲が合計18曲HOT100に同時に入りました。HOT100の同一アーティストの同時チャートイン曲数としては今年の6/4付でドレイクが記録した18曲に並び、5/21にドレイクが記録した20曲に次ぐ歴代2位の記録となりました。ほとんどがストリーミングによるポイントです。またこのうちの6曲が1週間で1000万ストリームスを超えています。

 

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第3位はチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。ラジオ・ソングスでは10週連続第1位となり、デュオでは最長記録となりました。また1992年10月にスタートしたポップ・ソングス・チャートでは11週連続第1位となりネリー・フィーチャリング・ティム・マックグロウの「Over And Over」(2004-05年)と並んで歴代2位タイの1位週数となりました。こちらの歴代1位は14週で1994年にエース・オブ・ベースが「The Sign」で記録しています。10週以上の1位は以下の通りです。カッコ内は初めて1位になった年です。

 
14週:
The Sign / Ace of Base (1994)
11週:
Closer / The Chainsmokers feat. Halsey (2016)
Over and Over / Nelly feat. Tim McGraw (2004)
Torn / Natalie Imbruglia (1998)
I Love You Always Forever / Donna Lewis (1996)
One Sweet Day / Mariah Carey & Boyz II Men (1995)
10週:
Blurred Lines / Robin Thicke feat. T.I. + Pharrell (2013)
We Belong Together / Mariah Carey (2005)
How You Remind Me / Nickelback (2001)
Bye Bye Bye / ‘N Sync (2000)
My Heart Will Go On / Celine Dion (1998)
Don’t Speak / No Doubt (1996)
I Know / Dionne Farris (1995)

 
そのポップ・ソングス・チャートでも10/1に1位になったのが今週16位から19位に下ったメジャー・レイザー・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバー&ムーの「Cold Water」です。ジャスティン・ビーバー、今年の年間HOT100で1位(「Love Yourself」)と2位(「Sorry」)を占めましたね。1位、2位が同じアーティストというのはTOP100時代のエルヴィス・プレスリー(1956年)、HOT100になってからはビートルズ(1964年)、アッシャー(2004年)しかいない快挙です。

 

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TOP10に2曲以上となるとたくさんいるのですが、エルヴィスは56年、57年と唯一2年連続で年間TOP10に2曲登場しました。また60年にも2曲登場していて、TOP10=2曲以上を3回記録した唯一のアーティストです。TOP10=3曲というのが最多ですが、エルヴィス・プレスリー(56年、TOP100)、ビー・ジーズ(78年)、エース・オブ・ベース(94年)、クリス・ブラウン(08年)が記録しました。1978年はアンディ・ギブも2曲登場していて、1978年のHOT100年間TOP10はギブ兄弟で5曲を占めたのです。今年はジャスティン・ビーバーが1位と2位、ドレイクが3位と4位、チェインスモーカーズが8位と10位ということで年間TOP10に2曲登場させたアーティストが3組いました。これは史上初です。

 
またアルバム・チャートの年間TOP10では、キングストン・トリオ(59、60年)、ピーター、ポール&マリー(63、64年)、ビートルズ(65、66年)、ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス(66、67年)が2年連続で年間TOP10に2枚以上のアルバムを登場させました。特にハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスは66、67年に2年連続でTOP10に3枚のアルバムが登場しています。TOP10=3枚が最多記録ですが、他にバーブラ・ストライサンド(64年)、ジョン・デンバー(75年)が記録しています。また、ドナ・サーマーは同じ年に年間TOP10シングルに2枚、TOP10アルバムにも2枚登場を同時に達成した唯一のアーティストです。1979年に記録しました。

 

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さて、クリスマス・シーズンになると登場する曲、必ずあります。HOT100のエントリー・ルールでポイントがあれば過去の曲でも登場できますのでこの曲も今年も登場しました。マライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。23位に再登場しました。最高位は今年の1/9に記録した11位。登場週数は通算15週目です。通算ダウンロード数は320万。この曲を収録して94年にリリースされたアルバム『Merry Christmas』は全米で550万枚売れています。ビルボードではこの季節になるとホリデー100というチャートを発表しています。年末年始に6週間ぐらい発表されますがチャートは2011年にスタートしました。クリスマス・ソングをメインにかけている160のラジオ局の集計でチャートが作られています。2015年までの5年間のTOP10ソングをご紹介します。クリスマスには是非この10曲を!

 
10. Last Christmas / Wham! (1984)
9. It’s the Most Wonderful Time of the Year / Andy Williams (1963)
8. White Christmas / Bing Crosby (1942)
7. Christmas Eve (Sarajevo 12/24) / Trans-Siberian Orchestra (1996)
6. A Holly Jolly Christmas / Burl Ives (1964)
5. Feliz Navidad / Jose Feliciano (1970)
4. Jingle Bell Rock / Bobby Helms (1956)
3. The Christmas Song (Merry Christmas to You) / Nat King Cole (1946)
2. Rockin’ Around the Christmas Tree / Brenda Lee (1958)
1. All I Want for Christmas Is You / Mariah Carey (1994)

 

ビルボードが60年代から10年代までHOT100チャートでの女性アーティストの活躍の変遷を特集していましたのでご紹介します。ここでいう女性アーティストとはソロ、女性のみのグループの他に女性ソロ・アーティストによるコラボ、女性ボーカルがメインのグループが含まれます。

 

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60年代:女性アーティストによる1位占有率22%
1位曲数:シュープリームス12曲、コニー・フランシス3曲など
1960年コニー・フランシスが女性アーティストで初のNo.1を記録。(1960/6/27 “Everybody’s Somebody’s Fool”)
シュープリームスが12曲の1位を記録。女性グループで歴代1位曲数。アメリカ人グループで歴代1位曲数。モータウン・レーベルのグループが活躍しました。

 

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70年代:22%
1位曲数:ダイアナ・ロス、バーブラ・ストライサンド、ドナ・サマー4曲など
バーブラ・ストライサンドとドナ・サマーによる女性アーティストによるコラボで初のNo.1。(”No More Tears (Enough Is Enough)” 1979/11/24)
デビー・ブーンがHOT100史上初の10週間第1位を記録。(“You Light Up My Life” 1977/10/15-12/17)

 

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80年代:29%
1位曲数:ホイットニー・ヒューストン、マドンナ7曲、ポーラ・アブドゥル、ブロンディ3曲など
ホイットニー・ヒューストン7曲連続第1位のビルボード記録達成。(“Saving All My Love For You” (1985) – “Where Do Broken Hearts Go” (1988))
デビー・ギブソン、女性による作詞作曲プロデュースで初の1位。(“Foolish Beat” 1988/6/25)

 

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90年代:49%
1位曲数:マライア・キャリー14曲、ジャネット・ジャクソン6曲など
マライア・キャリー、12曲目のNo.1ヒット「Honey」で当時女性最多1位曲数だったマドンナとホイットニー・ヒューストンを抜いて史上1位に。(その後18曲まで伸ばしました。)
80年代から活躍してきたマドンナ、ホイットニー・ヒューストン、ジャネット・ジャクソンが引き続きチャートを賑わし、さらにマライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、TLC、トニー・ブラクストンなど女性アーティストの活躍が目だちました。

 

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00年代:40%
1位曲数:ビヨンセ、リアーナ5曲、マライア・キャリー4曲など
ケリー・クラークソンの”My Life Would Suck Without You”が97位から1位になり1位へのジャンプアップ記録を更新。(2009/2/7)
ビヨンセ、ジェニファー・ロペス、アリシア・キーズ、ネリー・ファータドなどラッパーとのコラボの1位が増えました。
さらにマドンナ、ジャネット、マライアなど15年以上のキャリアのアーティストの活躍続きました。マドンナ、ジャネットは80年代、90年代、00年代で1位を記録。
2002年アメリカン・アイドルでケリー・クラークソンが優勝。アメリカン・アイドル出身アーティストは6曲が1位を記録。そのうち4曲が女性アーティストです。

 

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10年代:47%
1位曲数:リアーナ9曲、ケイティ・ペリー8曲、アデル、テイラー・スウィフト4曲など
ケイティ・ペリー『Teenage Dream』から5曲のNo.1ヒットを記録し、1枚のアルバムからの最多No.1ヒットを記録していたマイケル・ジャクソンの『Bad』に並びました。
2014年11月29日付でテイラー・スウィフトがそれまで1位だった彼女の「Shake It Off」に代わって「Blank Space」で1位を獲得し、女性アーティスト初の2曲連続1位独占を達成。
リアーナが合計14曲のNo.1ヒットを記録し、ビートルズ、マライア・キャリーに次いで歴代3位の1位曲数を達成。

 

 

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12/17付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は348,000EAUと今年のファースト・ウィーク・セールスで3番目の換算枚数を記録したザ・ウィークエンドの『Starboy』です。実売は209,000枚でした。この差139,000枚相当分が収録曲のデジタル・セールスとストリーミング数をアルバム・セールスに換算した分なのですが、ストリーミングがとにかくすごかったようです。合計1億7520万ストリームスを1週間で記録して、これが11万7000枚のアルバム・セールスに換算されました。ちなみに発売第1週で今年最多セールス、104万EAUを記録したドレイクの『Views』が初登場した際には2億4510万ストリームスが1週間で記録され、16万3000枚のセールスに換算されました。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はザ・ウィークエンドだけです。

 

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今年2番目のファースト・ウィーク・セールスを記録したのは653,000EAUのビヨンセ『Lemonade』です。今週は64位の入っています。第59回グラミー賞のノミネートが発表されましたが、ビヨンセは最多の9ノミネートを勝ち取りました。これで合計ノミネート回数は62となり女性アーティストでは史上最多です。去年までに20回受賞しています。すごいですね。今回は同じ年にロック、ポップ、R&B、ラップ部門でノミネート。これは史上初だそうです。過去には同じ年でなければ、ポール・マッカートニーとジャネット・ジャクソンが記録していました。アルバム『Lemonade』には「Daddy Lessons」という曲が収録されています。この曲はディクシー・チックスが今年のツアーでカバーしています。この曲を今年のCMAの授賞式でディクシー・チックスはビヨンセとコラボしました。この曲がカントリー部門でノミネートかと思われましたが、グラミー賞のカントリー委員会がこの曲のノミネートを拒否したそうです。

 

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そのカントリーですが、今週のカントリー・アルバム・チャートでは同一アーティストが3枚同時にTOP5にチャートインするという珍事が起きました。ガース・ブルックスです。10枚目のスタジオ・アルバム『Gunslinger』がビルボード200では25位に初登場しましたが、カントリーでは4位に初登場。奥さんのトリーシャ・イヤウッドとのクリスマス・アルバム『Christmas Together』が2位(ビルボード200では14位)、ウォルマート限定で発売された『Christmas Together/Gunslinger』が5位(ビルボード200では21位)にランクインしたのです。TOP5に3枚以上のアルバムをランクインしたのはカントリー・アルバム・チャートでは4回目。ガース・ブルックスは2度目です。過去の例は以下の通りです。チャーリー・リッチは複数週記録しています。

 
1968/10/19 グレン・キャンベル
1位 Gentle On My Mind
2位 Bobbie Gentry & Glen Campbell
4位 By The Time I Get To Phoenix
5位 A New Place In The Sun

 

1974/6/27 チャーリー・リッチ
2位 There Won’t Be Anymore
3位 Behind Closed Doors
4位 Very Special Love Songs
5位 The Best Of Charlie Rich

 

1992/12/12 ガース・ブルックス
1位 The Chase
3位 Beyond The Season
4位 No Fences

 

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ところで、11/29のニュースでアメリカ・テネシー州の観光地、グレート・スモーキー・マウンテンズ国立公園のそばのガトリンバーグで大規模な山火事が発生し、これまでに14人が死亡、145人以上がけがをし、ホテルなど2500棟以上が焼失しているとのことです。これに対して、ドリー・パートンが被災した家族すべてに6ヶ月間毎月1000ドルを送るため基金を設立しました。Dollywood Foundation My People Fund です。こちらにはケニー・チェズニーが50万ドル、テイラー・スウィフトが20万ドルを寄付しています。さらに12/13にはドリー・パートンのドリウッドでドリー・パートンが主催して被災者への寄付を募るためテレソンが行われました。このプログラムではすでに収録されたパフォーマンスに加えて20組のアーティストがライブ・パフォーマンスを行いました。ドリー・パートンの他に、リーバ・マッキンタイア、ケニー・ロジャース、アリソン・クラウス、シンディ・ローパー、ドン・マクリーンなどが参加したようです。12/15のニュースではこのテレソンで900万ドル近くが集まったとのことです。

 

 


2016/12/10 Billboard Chart

12/10付

★2週連続5000万超!ストリーミングが強くなければヒットじゃない?それだけでいいのか?

★年間チャート発表。「Closer」は?

★YouTube10億回超は34曲目。TOP10は?

★ダンス・チャート40周年。No.1アーティストは?★その11位が光ってる!!

★王者メタリカ、6枚連続第1位!

★こちらはデビューから6枚連続第1位の快挙達成!

★グラミー賞ノミネート

 

12/10付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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12/6のニュースで、UKではウィークリー・セールスでLPセールスがダウンロードを上回ったとか。デジタル・セールスの影響力が下がっているということですが、LPに逆転されるとは。チャートはデジタル・セールスではなくストリーミングが強い曲が上にランクされています。カントリーやロックにとってはちょっと厳しいかも。ということで先週に引きつづき、5000万ストリームスを超えたレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」が3週連続第1位です。ストリーミングで5000万を2週続けたのは2013年バウアーの「Harlem Shake」の3週連続以来とのこと。勝手な予測ですが、今後ストリーミングの比重を抑えて集計ルールを変更する日が来るかもしれませんね。ストリーミングで曲が広く知られていくことは確かですが、オリジナルのミュージック・ビデオではなく、ファンが作ったビデオにその曲が使われた分もカウントされているので、曲がヒットしているという実感がありません。そのためそのように使われないカントリーやロックの曲のストリーミング数がヒップホップに比べて見劣りするので、ジャンル別のチャートで1位になってもHOT100でTOP20にすら、いや、TOP40にすら、いやHOT100にすら入ることができない状況が続いています。ジャンル別チャートで1位はヒットではないのでしょうか?これまでのチャート・ルール変更の変遷を見れば、いずれこのような状況は変わると思います。まだ何年先かもしれませんが。話がそれましたが、「Black Beatles」はデジタル・セールス、ストリーミングでも3週連続第1位。ラジオ・ソングスは28位から14位にアップしています。

 

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第2位は12週連続第1位で、さあ今年の年間チャートは何位か、TOP5に入るか、それともデスチャやカニエのような結果になるかとお伝えしたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」ですが、結果は年間第10位でした。残念。年間チャートは1位2位がジャスティン・ビーバー。さて「Closer」ですが、ラジオ・ソングス・チャートでは9週連続第1位です。デュオではアウトキャストの「Hey Ya!」(2003-4年)に並ぶ歴代1位の1位週数となりました。このチャートの1位最長記録は1998年のグー・グー・ドールズ「Iris」の18週です。またダンス・エレクトロニック・ソングス・チャートでは15週目の第1位。今年は「Roses」が14週、「Don’t Let Me Down」が12週間1位になっていて50週のうち、チェインスモーカーズで41週間1位を占めました。お見事!このチャートの1位週数歴代1位曲はアヴィーチーの「Wake Me Up!」(2013-14年)の26週です。さらにポップ・ソングス・チャートでは10週目の第1位となりました。ロビン・シック・フィーチャリング・T.I.+ファレルの「Blurred Lines」(2013年)、マライア・キャリーの「We Belong Together」(2005年)と並びました。こちらの記録は1994年エース・オブ・ベース「The Sign」の14週です。

 
8位から5位にアップして最高位を更新したのが、ゼイ・ヒルフィガー&ゼイオン・マッコールの「Juju On That Beat (TZ Anthem)」です。ストリーミングでは4位から2位にアップ。なんと前週比46%アップなんです。お分かりかと思いますが、ファンが作ったダンス・ビデオがうけて、それにこの曲が使われているというパターンです。「TZ Anthem Challenge」と題してファンが彼らをまねて踊っているビデオなんです。もちろんこれだけではありません。集計期間中の11/23にはデトロイト・ピストンズ対マイアミ・ヒートのNBAのゲームのハーフタイムでパフォーマンス。また11/24にはNFLのデトロイト・ライオンズ対ミネソタ・ヴァイキングスの試合のハーフタイムでもパフォーマンス。TV中継されています。

 

26位には最高位3位、先週の25位からダウンのカルヴィン・ハリス・フィーチャリング・リアーナの「This Is What You Came For」が入っています。この曲YouTubeでの視聴回数が10億を超えたそうです。10億超はこれで34曲目。次はブルーノ・マーズの「The Lazy Song」の9億9820万回だそうで、これももうすぐですね。それではTOP10をご紹介しましょう。

 
1位 26億9743万回 Psy / Gangnam Style
2位 22億2159万回 Wiz Khalifa feat. Charlie Puth / See You Again
3位 20億3084万回 Justin Bieber / Sorry
4位 20億0401万回 Mark Ronson feat. Bruno Mars / Uptown Funk
5位 18億6519万回 Taylor Swift / Blank Space
6位 17億9932万回 Adele / Hello
7位 17億6037万回 Taylor Swift / Shake It Off
8位 17億4271万回 Major Lazer & DJ Snake feat. MO / Lean On
9位 17億4693万回 Enrique Iglesias feat. Descemer Bueno & Gente De Zona / Bailando (Spanish Version)
10位 16億5348万回 Katy Perry / Roar

 
HOT100に戻りましょう。先週の50位から今週34位にアップしたのが、リアーナの「Love On The Brain」です。リアーナ46曲目のTOP40ヒット。これは女性アーティストで歴代3位。1位は49曲でマドンナとテイラー・スウィフトが並んでいます。オール・アーティストでは80曲でエルヴィス・プレスリー。

 

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そのマドンナですが、2016 Billboard Woman Of The Year に選ばれました。ダンス・クラブ・ソングス・チャートで46曲という、もうこの記録は破られないだろうという1位を記録しています。そのダンス・チャートですが、全米を集計対象としたダンス・チャートがスタートしたのが1976年8月28日。「National Disco Action Top 30」という名前でスタートしました。ディスコ全盛の79-81年には100位まで発表されていました。85年3月から現在まで50位までの発表になっています。ビルボードではこの40年間を集計したTOP100アーティストを発表しました。ポップ・チャートとはまた違ったランキングです。11位が光っています。

 

1位 マドンナ
2位 ジャネット・ジャクソン
3位 リアーナ
4位 ビヨンセ
5位 ペット・ショップ・ボーイズ
6位 ドナ・サマー
7位 マライア・キャリー
8位 クリスティーン・W
9位 ジェニファー・ロペス
10位 デペッシュ・モード

11位 ヨーコ・オノ
12位 ウルトラ・ナテ
13位 ホイットニー・ヒューストン
14位 エンリケ・イグレシアス
15位 ケイティー・ペリー
16位 レディ・ガガ
17位 グロリア・エステファン
18位 カイリー・ミノーグ
19位 イレイジャー
20位 ブリトニー・スピアーズ

 

 

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12/10付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はスタジオ・アルバムで6枚連続第1位となったメタリカの『Hardwired…To Self-Destruct』。王者です。2008年『Death Magnetic』以来8年ぶりのスタジオ・アルバムです。10枚のスタジオ・アルバムを出しているのですが、1991年の『Metallica』から連続で1位とは...。291,000EAU、実売は282,000枚のセールスでした。ロック・アルバムでは2014年6月7日付で初登場1位だったコールドプレイ『Ghost Town』の382,000枚以来のハイ・レベルです。今年の発売第1週のセールスに限るとドレイク『Views』、ビヨンセ『Lemonade』に次いで3番目。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと2枚です。

 

 

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第2位がタイトル・ソングが今週HOT100で4位と最高位を更新したブルーノ・マーズの『24K Magic』。231,000EAU、実売194,000枚のセールスです。デビュー・アルバム『Doo-Wops & Hooligans』(最高位2位)が254万枚、『Unorthodox Jukebox』(最高位1位)が251万枚のセールスを記録しています。このアルバムも売れるでしょうね。日本にはいつ?

 

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第3位がもうスーパースターの仲間入りを果たしたといっていいでしょう、カントリー・アルバム・チャート初登場1位のミランダ・ランバートの『The Weight Of These Wings』です。133,000EAU、実売122,000枚のセールスでした。カントリーではキャリー・アンダーウッドと並んでデビューから6枚連続初登場1位!女性アーティストの1位獲得枚数ではカントリー・チャートではリーバ・マッキンタイアの12枚、ロレッタ・リンの10枚、ドリー・パートンの7枚に次いで、キャリー・アンダーウッドと並んで歴代4位タイになりました。こちらのビルボード200ではデビュー・アルバム『Kerosene』(2005年)は最高位18位でしたが、その後の5枚はすべてTOP10入りを続けています。ブレイク・シェルトンと離婚してから最初のアルバムですが、そのブレイク・シェルトンと来年カントリー・フェスティヴァルに出演が決まりました。といっても出演日は異なるのですね。2017 Bayou Country Superfest がルイジアナ州ニュー・オーリンズのメルセデス・ベンツ・スーパードームで行われます。2デイ・チケットで外野席上段が45ドル、ステージ前のアリーナが200ドルだそうです。いいですねえ、行きたい。来年の5月27日と28日に行われ、27日がミランダ・ランバート、ブルックス&ダン、ラスカル・フラッツ、ブレット・エルドリッジ。28日がブレイク・シェルトン、トーマス・レット、ハンク・ウィリアムス・ジュニア、オールド・ドミニオンの出演が決まっています。席ですがこの他に600ドルから800ドルのVIP席があるようです。

 

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80位にはプリンスの2枚組ベスト『4Ever』が初登場しました。40曲入りですがそのうちの1曲「Moonbeam Levels」は未発表曲。1982年に録音されましたが、その時に製作されたアルバム『1999』には入らなかった曲のようです。TOP40ヒット30曲のうち、24曲が収録されています。これまでのベスト盤に収録されなかった「Batdance」(89年1位)が入っています。今年の4/21に亡くなってからこれまでに彼のアルバムは合計すると260万枚も売れたそうです。

 

最後に来年2/12にロス・アンゼルスのステイプルズ・センターで授賞式が行われる第59回グラミー賞のノミネートが発表されました。また第60回となる2018年の授賞式は2003年以来のニュー・ヨークで行われるとのことです。主要4部門のノミネートは以下の通りです。

 
* Album Of The Year:
25 / Adele
Lemonade / Beyonce
Purpose / Justin Bieber
Views / Drake
A Sailor’s Guide To Earth / Sturgill Simpson

 
* Record Of The Year:
Hello / Adele
Formation / Beyonce
7 Years / Lukas Graham
Work / Rihanna Featuring Drake
Stressed Out / Twenty One Pilots

 
* Song Of The Year:
Formation / Khalif Brown, Asheton Hogan, Beyonce Knowles & Michael L. Williams II, songwriters (Beyonce)
Hello / Adele Adkins & Greg Kurstin, songwriters (Adele)
I Took A Pill In Ibiza / Mike Posner, songwriter (Mike Posner)
Love Yourself / Justin Bieber, Benjamin Levin & Ed Sheeran, songwriters (Justin Bieber)
7 Years / Lukas Forchhammer, Stefan Forrest, Morten Pilegaard & Morten Ristorp, songwriters (Lukas Graham)

 
* Best New Artist:
Kelsea Ballerini
The Chainsmokers
Chance The Rapper
Maren Morris
Anderson .Paak


2016/12/3 Billboard Chart

12/3付

★レイ・シュリマー、アデル以来の5000万超

★アダルト・コンテンポラリー・チャート通算1位週数ランキング

★カントリー、デビューから25曲連続TOP10入り

★20年ぶりにアルバム第1位、でも解散へ

★まだNo.1アルバムなし。最多TOP10入りは?

★134,000枚も売っても今週チャート入りできず。何故?

 

 

12/3付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週から2017チャート・イヤーです。2016年年間チャートの集計は先週までの1年間でした。ということで2017チャート・イヤー最初の第1位は先週に続いてレイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」です。R&Bヒップホップ・ソングス、ラップ・ソングスの両方のチャートでも2週連続第1位。デジタル・セールス、ストリーミングもともに2週連続第1位です。特にストリーミングは前週比25%アップで5410万ストリームスという異常なストリーミング数を稼ぎました。昨年11/14付でアデルの「Hello」が6160万(歴代2位)ストリームスを記録して以来の5000万超になりました。週間ストリーミング数の歴代1位は1億300万回のストリーミングを記録したバウアーの「Harlem Shake」(2013年)です。ラジオ・ソングス・チャートでは44位から28位へアップしています。

 

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7位から4位にアップしたのがアリアナ・グランデ・フィーチャリング・ニッキー・ミナージュの「Side To Side」です。アルバム『Dangerous Woman』から3枚目のシングルでこのアルバムからは初めてTOP5に入りました。デジタル・セールスで7位から5位、ストリーミングは6位変わらず、ラジオ・ソングスは8位から6位と堅調です。今週のチャートのセールス集計最終日は11/17でした。11/20に『アメリカン・ミュージック・アワード』の授賞式が放送されていますので、こちらで受賞あるいはパフォーマンスされた作品は来週チャートに影響があるかもしれません。アリアナ・グランデは最優秀アーティストを受賞しています。アリアナ・グランデ&ニッキー・ミナージュでのTOP5入りは彼女たちにジェシーJを加えて2014年3位を記録した「Bang Bang」以来です。

 
最高位7位を記録して今週は32位にランクインしているのがリアーナの「Needed Me」です。今週42週目のチャートイン。リアーナの57曲のHOT100ソングの中で実はこの曲が最長週数となりました。またこの曲はTOP10=16週で、最高位6位以下のTOP10ソングの中でTOP10週数が歴代1位となっています。

 

 

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最高位8位、今週は33位から39位へダウンしているのがアデルの「Send My Love (To Your New Lover)」です。今週アダルト・コンテンポラリー・チャートで1位になりました。こちらのチャートでは5曲目の第1位です。5曲ですが通算1位週数では57週となりました。2010年代では1位曲数としては最多でテイラー・スウィフトと並びました。アルバム『25』は実売910万枚ながら、実売にストリーミングやダウンロードのトラック・セールスをアルバム・セールスに換算したものを加えた枚数が1010万枚となり、RIAAでもこのルールを取り入れて1000万枚のセールスを記録した作品に授与するダイアモンド・アルバムに認定しています。

 
アダルト・コンテンポラリー・チャート通算1位週数ランキング:

 

1位 87週 Celine Dion
2位 57週 Adele
3位 49週 Elton John
4位 47週 Lionel Richie
5位 43週 Phil Collins
5位 43週 Faith Hill

 

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ストリーミングがHOT100の順位に大きく影響を与えるので、ロックやカントリーの曲はこれまでのようなヒットにならない、ジャンル別のチャートで1位をとってもHOT100の100位にすら入らない状況になっています。そんな中でキャリー・アンダーウッドも然り。カントリー・ソングス・チャート、カントリー・エアプレイ・チャートでともにTOP10に入りましたが、HOT100では最高位69位で今週は71位です。でもカントリーでは両チャートでホリデー・ソングやプロモ・ソングなどのイレギュラーを除いてデビューから25曲連続TOP10入りを続けています。カントリーでのデビューは2006年「Jeses, Take The Wheel」(最高位1位)。でも確かアメリカン・アイドルで優勝してHOT100では2005年に「Inside Your Heaven」(最高位1位)でデビュー。「Jesus, Take The Wheel」はその次のシングル(最高位20位)でした。そうなんです。カントリー・チャートでは「Jesus, Take The Wheel」以前の曲はイレギュラーとしてこの記録にはカウントしていないんですね。アメリカン・アイドルでの曲ということで。こうなるとこの曲などを聞いたことがある人や経緯を知っている人は理解できるでしょうが、チャート本だけで判断すると、それはおかしいということになってしまいますね。他にもこういうケースありましたね。キャリー・アンダーウッドのデビューから25曲連続TOP10は歴代1位独走中です。次は19曲連続でトレイシー・ローレンスで、1992年から97年までで記録しました。またカントリー・ソングス・チャートでTOP10=25曲は女性アーティストではリーバ・マッキンタイアの36曲に次いで歴代2位です。

 

 
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12/3付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 

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今週の第1位はなんと1996年8月17日付で『Beats, Rhymes And Life』が1位になって以来20年3ヶ月ぶりに1位になったトライブ・コールド・クエストの『We Got It From Here…Thank You 4 Your Service』です。135,000EAU、実売112,000枚のセールスでした。次の1位作品までの期間、1位ギャップではヒップ・ホップ・アーティストとしての記録を大幅に更新してしまいました。これまでは今年の11/19付でアルバム『Trap Or Die 3』が1位になったジージーで、2008年9月のNo.1アルバム『The Recession』以来の8年2ヶ月でした。1998年に発表されたアルバム『The Love Movement』(最高位3位)を最後に解散。その後何度か再結成されましたが、Qティップなどメンバーはソロとして活動していました。昨年デビュー・アルバム『People’s Instinctive Travels and the Paths of Rhythm』の25周年盤発売に合わせてメンバー4人が再結成。TV出演を果たし、今作品の製作となりました。ただメンバーのファイフが今年の3月に糖尿病による合併症で45歳という若さで亡くなりました。メンバーはこのアルバムをラスト・アルバムとして、ワールド・ツアーを行った後解散するとのことです。ビルボード200での1位ギャップでは、亡くなった後に『Genius Loves Company』が2005年に1位になったレイ・チャールズが最長とのことです。その前の1位は1962年の『Modern Sounds In Country And Western Music』でした。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと1枚です。

 

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この人、グループでは1位があるのにソロでは意外にもNo.1アルバムがないんですね。今週第9位に『57th & 9th』で初登場したスティングです。11枚目のTOP10入りとなりました。No.1アルバムがないアーティストでTOP10入りが最多なのはラッシュ。2位が2枚あり、TOP10=12枚です。スティングは2位=3枚でした。すべてのアーティストとするとTOP10=24枚で2位も5枚記録しているにもかかわらずまだ1位がないのがキッズ・バップ・キッズ。メンバーはその都度クレジットされていませんが旬のヒット曲を子供たちのコーラスで収録したアルバムを発表しています。

 

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ところでシングルでも「Hellelujah」がHOT100の59位に初登場したレナード・コーエンですが、ベスト盤である『Essential Leonard Cohen』が13位に初登場しました。また、今年リリースされ先週48位だった『You Want It Darker』が一気に第7位へアップ。このアルバムは11/12付で10位に初登場。2012年の『Old Ideas』(最高位3位)以来のTOP10入りでした。今週は3万EAU、実売28,000枚のセールスで一気に最高位を更新しました。今年も多くのアーティストが亡くなりましたが、チャートでは必ずと言っていいほどこのような動きがあって。亡くなったアーティストの作品が売れてチャートに反映されるのはいいと思いますが、亡くならなければこのように売れないし、チャートアクションもなかったわけで、それはちょっとした寂しさでもあります。

 

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第11位にはカントリー・アルバム・チャート初登場1位のガース・ブルックス&トリーシャ・イヤウッド夫妻のクリスマス・アルバム『Christmas Together』が初登場しました。カントリーではガース・ブルックスが15枚目、トリーシャ・イヤウッドは4枚目の第1位です。カントリー・アルバム・チャートでの1位獲得枚数はジョージ・ストレイトが26枚で歴代1位。2位が16枚でマール・ハガードとウィリー・ネルソン。そして15枚は歴代4位タイでもう1人はティム・マックグロウです。またビルボード200では36位に初登場したホーム・フリーの『Full Of (Even More) Cheer』がカントリーでは2位に初登場しました。カントリー・アルバム・チャートで1位と2位がクリスマス・アルバムというのはカントリー・アルバム・チャートがスタートして53年で初めてとのことです。ちなみにこの『Full Of (Even More) Cheer』は2014年に発売された『Full of Cheer』に2曲加えて発売されました。

 
ところで、11/11のリリースで200位以内に入るセールスがあれば今週チャートに登場してるはずなんですが、ひとつ登場しなかった、あるいはできなかったアルバムがあります。134,000枚のセールスを記録しましたのでトラック・セールスによっては本来ならば初登場1位も期待できたのですが、チャートインせず!ガース・ブルックスの10枚組ボックス・セット『The Ultimate Collection』です。なぜ登場しなかったか。ビルボードにはアルバム・チャートのエントリー・ルールがあって、1枚=3.49ドル以下は発売4週間はチャートインさせないというルールがあるのです。1枚=3.49ドルということは10枚組ならば35ドル以上でないと登場できません。このボックス・セットはアメリカのディスカウント・ショッピング・ストア、ターゲットのみで29ドル99セントで発売されました。ターゲットのみでの発売でもカウントされてチャートに登場しますが、価格がエントリー・ルールに引っかかってしまいました。ガース・ブルックスはこれまで3つのボックス・セットを発売しています。

 

* The Limited Series 1998年1位
* The Limited Series (ウォルマート限定) 2005年(当時は1社のみの発売はチャートインできませんでした。)
* Blame It All On My Roots: Five Decades Of Influences 2013年1位

 

今回はニュー・アルバム『Gunslinger』1枚とかつて発表された曲から選曲された曲を9枚のアルバムに収録して発売されています。

 

 

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第17位にはジョーのニュー・アルバム『#MYNAMEISJOETHOMAS』が初登場しました。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは第2位に初登場です。12枚目のスタジオ・アルバムでR&Bではデビュー・アルバム『Everything』(93年最高位16位)以外11枚連続でスタジオ・アルバムがTOP5に入っています。その間に『My Name Is Joe』(2000年)と『Ain’t Nothing Like Me』(2007年)の2枚がR&Bチャートで1位になりました。

 


2016/11/26 Billboard Chart

11/26付

★今週の1位は8曲目のジャンプアップ?

★「Closer」は年間何位に?

★カントリー期待のアーティスト、デビューから6曲中4曲1位2曲2位

★1枚のアルバムから4曲の1位-ロック・チャート

★アリシア・キーズもすごい!7枚中5枚1位2枚2位

★『Trolls』『Sremmlife 2』なぜジャンプアップ?

★Latin Grammy Awards、American Music Awards受賞結果

 

 

11/26付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は...驚きました。先週の9位から、12週連続1位の「Closer」を蹴落として一気に1位になったのが、レイ・シュリマー・フィーチャリング・グッチ・メインの「Black Beatles」です。恐るべし、マネキン・チャレンジ。フロリダの高校で撮ったマネキン・チャレンジのBGMにこの曲が使われ、それが瞬く間に膨大なストリーミングを稼ぎ、ラジオ・ソングス・チャートでは今週44位にようやく初登場したのに、デジタル・セールスで16位から、ストリーミングで5位から一気に1位になってHOT100でも9位から1位へのジャンプ・アップとなりました。R&Bヒップホップ・ソングス、ラップ・ソングスの両チャートでも今週初の第1位です。

 

レイ・シュリマーはこれまでの最高順位が2014年「No Type」の16位。グッチ・メインは2009年マリオ・フィーチャリング・グッチ・メイン&ショーン・ギャレットの「Break Up」の14位が最高順位でした。ともに初のTOP10で初のNo.1ヒットです。また先週まで2人組チェインスモーカーズが1位でしたが、今週も2人組アーティスト。このような異なるデュオの連続1位は最近は以下のような例がありました。

 

2004/2/14 OutKast Featuring Sleepy Brown / The Way You Move ← OutKast / Hey Ya!
1984/12/8 Daryl Hall and John Oates / Out of Touch ← Wham! / Wake Me Up Before You Go-Go

 

プロデューサーでソングライターにも加わっているマイク・ウィル・メイド・イットですが、彼にとっては4曲目のTOP10入り。参加作品の過去最高順位は彼女?かもしれないマイリー・サイラスの「We Can’t Stop」の2位でしたので初のNo.1ヒットになりました。

 
9位から1位へのジャップ・アップは多分8曲目だと思います。以下の通りです。TOP100で1曲ありましたのでこちらもあわせてご紹介します。

 
58-3-17 (TOP100) Tequila / Champs
63-6-1   It’s My Party / Lesley Gore
66-2-5  My Love / Petula Clark
68-8-3  Hello, I Love You / Doors
72-9-16  Black & White / Three Dog Night
73-8-4  The Morning After / Maureen McGovern
06-3-18  So Sick / Ne-Yo
06-6-17  Hips Don’t Lie / Shakira Featuring Wyclef Jean
16-11-26 Black Beatles / Rae Sremmurd Featuring Gucci Mane

 

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ということで先週まで12週連続第1位だったチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」は今週は2位へダウンしました。HOT100=15週、TOP40=15週、TOP10=15週、No.1=12週。今週は今年の年間チャート集計最終週ですが、このデータで果たして年間何位に入ったのでしょう?今週はデジタル・セールス4位、ストリーミング2位と、ともに先週の1位からダウンしましたが、ラジオ・ソングでは7週連続第1位です。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートでは13週目の第1位。またアルバム『Collage』もダンス・エレクトロニック・アルバム・チャートで第1位となりダンス・チャートでアルバム、ソング同時1位を達成しました。同一アーティストによる同時1位は今年は初めてで、昨年11月14日付でメジャー・レーザーのアルバム『Peace Is The Mission』とシングル「Lean On」が同時に1位になって以来です。

 

 

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今週の6位は4週間前の初登場5位からほとんど大きく動かないブルーノ・マーズの「24K Magic」です。デジタル・セールスでは4位から2位に上がりました。ストリーミングが13位から12位、ラジオ・ソングスは5位変わらずと、今ひとつ伸び悩んでいます。個人的には残念。3/28ベルギー・アントウェルペン(アントワープ)から6/15イタリア・ミラノまでヨーロッパ各地を回り、7/15ロス・アンゼルス・Tモバイル・アリーナから全米ツアーをスタート。11/7、8、10、11とラスト4日間をロス・アンゼルス・フォーラムで締めくくります。では日本には?3月?6-7月?あるいは11月以降?

 

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最高位46位で今週は47位に留まっているのが、実はカントリーでは人気急上昇中のアーティスト、コール・スウィンデルの「Middle Of A Memory」です。アルバム『You Should Be Here』からのカットで今週カントリー・エアプレイ・チャートで1位になりました。彼は2014年デビューなんですが、この曲を含め6曲がこのチャートに入っています。デビュー・ソングの「Chillin’ It」が最高位2位。最高位2位はもう1曲ありました。他の4曲がすべてNo.1。これから先が楽しみです。

 

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HOT100には入っていませんが、ディスターブドの「Open Your Eyes」がメインストリーム・ロック・チャートで1位になりました。これでアルバム『Immortalized』からは4曲連続第1位なんです。通算では7曲目の第1位。1枚のアルバムから4曲のNo.1を出したのはこれが実に3組目。1981年からチャートはスタートしていますので35年でたった3枚しかないんですね。後の2枚はともに連続4曲ではありませんが、ブラック・クロウズの『The Southern Harmony And Musical Companion』(92年)とシャインダウンの『The Sound Of Madness』です。また連続1位では5曲連続が最長でスリー・デイズ・グレイスが2012年から15年までで記録しました。4曲連続は他にコレクティヴ・ソウル(96-97年)、パドル・オブ・マッド(02-03年)、ヴォルビート(12-13年)が記録しています。

 

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11/7にレナード・コーエンが亡くなりましたが、発表されたのが11/10の夕方でした。11/26付はセールスの場合は11/10が集計最終日なんですが、この6時間ぐらいで、レナード・コーエンの1984年のアルバム『Various Positions』に収録されている彼の代表曲であり、多くのアーティストによってカバーされている「Hallelujah」が100万ストリームスと3000ダウンロードのセールスを記録していました。これで今週のロック・ソングス・チャートの20位に初登場しています。

 

 
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11/26付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はアメリカでは6枚目、オーストラリアでは10枚目の1位となったボン・ジョヴィの『This House Is Not For Sale』です。129,000EAU、実売128,000枚のセールスでした。ほとんど実売セールスということはデジタルでのトラック・セールスやストリーミングはほとんどないのですね。TOP10には13枚目のエントリー。このアルバムのプロモーションもあって10/10ロンドン、10/17トロント、10/20ニュー・ヨークでライブを披露していましたが、来年の2/8サウスカロライナ州グリーンヴィルから3/27インディアナ州インディアナ・ポリスまでの全米ツアーが決まっています。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと3枚です。

 

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第2位に初登場したのが、R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは7枚目の第1位となったアリシア・キーズの『Here』です。R&Bではマラリア・キャリー、ジャネット・ジャクソンの1位獲得枚数と並び歴代2位タイとなりました。1位は10枚でアレサ・フランクリンです。50,000EAU、42,000枚の実売セールスでした。ビルボード200では7枚目のTOP10入りなんですが、このポップ・チャートでも1位5枚、2位2枚という人気ぶりです。2001年にデビューして15年。全世界アルバム・セールスが3000万枚を超えて、グラミー賞は15回も受賞してきました。このアルバムでエイソップ・ロッキーをフィーチャリングした「Blended Family (What You Do For Love)」は、2010年に結婚した夫のスウィズ・ビーツが前妻のマションダとの間にもうけた息子のカシーム・ディーン・ジュニアに捧げた曲とか。もうマションダとの間に確執はなく、お互いに支え合う存在になったそうです。アリシア・キーズにはスウィズ・ビーツとの間に2人の男の子がいますが、長男のイージプトはケンドリック・ラマーのアルバム『untitled unmastered.』にプロデューサーとしてクレジットされていました。当時5歳。

 

第6位にはチェインスモーカーズのEP『Collage』が初登場。EPなので収録曲は5曲ですが、そのうち「Closer」(最高位1位)、「Don’t Let Me Down」(最高位3位)、「All We Know」(最高位18位)、「Setting Fire」(最高位71位、登場2週目)の4曲がすでにHOT100に入っています。

 

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第7位には旬のヒット曲を収録したコンピレーション・アルバム『Now 60』が入りました。『Now』シリーズの数字シリーズはすべてTOP10入りを果たしています。今回は大ヒット曲を収録したCDを追加した<A HREF=”http://item.rakuten.co.jp/americanpie/umeb002579802″ target=_blank>2枚組</A>もあわせて発売されています。

 

ところで、TOP10には大きな変動がありました。

 

 

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まず、先週の39位からいきなり第3位にアップしたのがサウンドトラック『Trolls』です。主題歌としてジャスティン・ティンバーレイクの『Can’t Stop The Feeling!』がHOT100で5/28付で初登場1位でした。このサウンドトラックは登場7週目です。そして11/4に映画が公開されて今週の大ジャンプ・アップとなりました。

 

もう1枚がレイ・シュリマーの『Sremmlife 2』です。先週の21位から一気に第5位にアップしました。このアルバムは今年の9/3に7位に初登場。これが先週までの最高位でした。アルバムには今週HOT100で第1位の「Black Beatles」が収録されています。ビルボード200の集計はアルバム単体のCD、LPやデジタルでのセールスの他にデジタル・トラック・セールスやストリーミングもカウントされてそれがアルバム・セールスに換算されてその数でランキングされています。このアルバムの実売は実はたった3000枚しかありませんでしたが、トラック・セールスとストリーミングが例のマネキン・チャレンジのお蔭で急増していますので合計39,000枚のセールスに換算されて第5位となりました。

 
ここで2つのアワードの受賞結果をご紹介します。

 

まず11/17ロス・アンゼルスのTモバイル・アリーナで授賞式が行われた第17回ラテン・グラミー賞です。おもな受賞結果は以下の通りです。
* Record of the Year: Carlos Vives & Shakira / La Bicicleta
* Album of the Year: Juan Gabriel / Los Duo 2
* Song of the Year: La Bicicleta / Andres Castro, Shakira & Carlos Vives, songwriters (Carlos Vives & Shakira)
* Best New Artist: Manuel Medrano

* Best Contemporary Pop Vocal Album: Jesse & Joy / Un Besito Mas
* Best Traditional Pop Vocal Album: Juan Gabriel / Los Duo 2

* Best Urban Fusion/Performance: Yandel / Encantadora
* Best Urban Music Album: J Balvin / Energia
* Best Urban Song: Encantadora / Egbert Rosa Cintron, Farruko, Eduardo A. Vargas Berrios & Yandel (Yandel)

* Best Rock Album: Los Fabulosos Cadillacs / La Salvacion De Solo Y Juan
* Best Pop/Rock Album: Julieta Venegas / Algo Sucede
* Best Rock Song: La Tormenta / Flavio Cianciarulo (Los Fabulosos Cadillacs)

 
続いて11/20にロス・アンゼルス・マイクロソフト・シアターで授賞式が行われた「2016 アメリカン・ミュージック・アワード」。ドレイクが史上最多の13のノミネートがありましたが4部門で受賞しています。

 
* ARTIST OF THE YEAR: Ariana Grande

* NEW ARTIST OF THE YEAR: ZAYN

* COLLABORATION OF THE YEAR: Fifth Harmony Featuring Ty Dolla $ign / Work From Home
* TOUR OF THE YEAR: Beyonce
* VIDEO OF THE YEAR: Justin Bieber / Sorry

* POP/ROCK:
* FAVORITE MALE ARTIST: Justin Bieber
* FAVORITE FEMALE ARTIST: Selena Gomez
* FAVORITE DUO OR GROUP: Twenty One Pilots
* FAVORITE ALBUM: Justin Bieber / Purpose
* FAVORITE SONG: Justin Bieber / Love Yourself

* COUNRY:
* FAVORITE MALE ARTIST: Blake Shelton
* FAVORITE FEMALE ARTIST: Carrie Underwood
* FAVORITE DUO or GROUP: Florida Georgia Line
* FAVORITE ALBUM: Carrie Underwood / Storyteller
* FAVORITE SONG: Tim McGraw / Humble And Kind

* RAP/HIP-HOP:
* FAVORITE ARTIST: Drake
* FAVORITE ALBUM: Drake / Views
* FAVORITE SONG: Drake / Hotline Bling

* SOU/R&B:
* FAVORITE MALE ARTIST: Chris Brown
* FAVORITE FEMALE ARTIST: Rihanna
* FAVORITE ALBUM: Rihanna / Anti
* FAVORITE SONG: Rihanna Featuring Drake / Work

* FAVORITE ARTIST:
* ALTERNATIVE ROCK: Twenty One Pilots
* ADULT CONTEMPORARY: Adele
* LATIN: Enrique Iglesias
* CONTEMPORARY INSPIRATIONAL: Hillsong UNITED
* ELECTRONIC DANCE MUSIC (EDM): The Chainsmokers

* TOP SOUNDTRACK: Purple Rain

 


2016/11/19 Billboard Chart

11/19付

★「Closer」ついに史上17曲目の...

★マネキン・チャレンジで大ヒット

★ミーク・ミル、恋人と

★ラテン・チャートで史上14曲目の初登場1位誕生

★1位はR&Bヒップホップでは7枚目の1位

★2位はカントリーでは14枚目の1位

★カリフォルニア州労働法の権利を行使して移籍しました

★ピアノ・ガイズ通算143週目の第1位

★訃報:レオン・ラッセル

 

 

11/19付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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9/3に1位になってからとうとう12週連続の第1位となりました。今週の第1位はチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。昨年のウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」以来の12週間第1位。HOT100では17曲目の12週以上のNo.1ソングとなりました。デジタル・セールスは今週も下がって72,000ダウンロード。それでも1位で13週目の第1位。これはこのチャートでは1位最長タイ記録です。マーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズの「Uptown Funk!」(2015年)、フロー・ライダー・フィーチャリング・Tペインの「Low」(2008年)と並びました。また72,000DLでの1位は2006年1月28日付で61,000DLで1位になったビヨンセ・フィーチャリング・スリム・サグの「Check On It」以来のレベルとのことです。ストリーミングは12週連続、ラジオ・ソングは6週連続第1位でデジタル・セールスと合わせて6週目の3冠達成です。3冠達成記録で6週は歴代2位。1位はマーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズ「Uptown Funk!」の9週間。

 

 

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第2位はこれで5週連続の第2位となったザ・ウィークエンド・フィーチャリング・ダフト・パンク「Starboy」。第3位が最高位2位の後、5週連続第3位のトゥエンティ・ワン・パイロッツの「Heathens」。ロック・ソングス・チャートでは13週連続第1位で、今年の1/2(「Ex’s & Oh’s」エル・キング)、5/14(「Purple Rain」プリンス&ザ・レヴォリューション)以外のすべての週をトゥエンティ・ワン・パイロッツがたった3曲で1位を独占しています。第4位は4週連続で通算5週目の最高位4位となったDJスネイク・フィーチャリング・ジャスティン・ビーバーの「Let Me Love You」。そして最高位5位を3週連続で記録しているのが、D.R.A.M.フィーチャリング・リル・ヤティの「Broccoli」。というわけでTOP5は3週間、1-4位は4週連続変動なしなんです。変動なしの記録では2年前の4月が4週連続で1位から7位までが変動なしという記録がありました。

 

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第9位には先週の16位から兄弟ラッパー、レイ・シュリマーがグッチ・メインをフィーチャリングしている「Black Beatles」が急上昇してきました。これもビルボードの集計上、「ヒット」として認められているのですが、どうも実感がわきません。ラジオで曲が流れ、シングルを買ったりダウンロードしたり、オリジナルの曲がストリーミングされて「ヒット」するというのはわかります。バウアーの「Harlem Shake」から「ヒット」の概念が変わってしまいました。この曲もフロリダ州のエドワード・H.ホワイト高校の生徒たちが、その場にいる全員が一斉に静止するマネキン・チャレンジをしてその動画をSNSにアップして、それが全米を中心に世界的に広がっているのはご存知の方も多いと思います。そのエドワード・H.ホワイト高校の動画のBGMに使われたのがこの曲なんです。ビルボードではオフィシャルのビデオでなくても、オリジナルの曲が使われていれば、ストリーミングの集計に加算されます。この場合もかなりのストリーミング数を記録したためこの曲のストリーミングにカウントされて「ヒット」となりました。タイトルに「Bealtes」が付いた曲としては本家ビートルズの「The Beatles’ Movie Medley」が82年12位。ビートルズ以外では64年にケアフリーズが「We Love You Beatles」が最高位39位を記録しましたが、これらを上回りました。
10位には先週24位に初登場したドレイクの「Fake Love」がこちらも急上昇。オンデマンドで8位から一気に第1位。2012年3月にスタートしたこのチャートでは5曲目の1位となり、ジャスティン・ビーバーを抜いて単独1位の曲数になりました。ストリーミングでは28位から6位に急騰しています。HOT100では18曲目のTOP10でラッパーではジェイZの21曲、リル・ウェインの19曲の次の歴代3位タイとなりました。もう1人の18曲はリュダクリス。そしてエミネムが17曲で第5位となっています。

 

ドレイクは今週73位に「Two Birds, One Stone」が初登場しました。12月にリリース予定で「Fake Love」も収録予定のミックステープ『More Life』からのカットですが、これでドレイクはHOT100に130曲目のチャートインとなりました。1位はグリー・キャストの207曲。第2位がリル・ウェインの132曲。単独2位も見えてきたか?リル・ウェインのリリースがあるか?

 

 

また68位にはミーク・ミル・フィーチャリング・リル・ウージー・ヴァート&ニッキー・ミナージュの「Froze」が初登場。ミーク・ミルのニュー・アルバム『DC4』からのカットで今週ミーク・ミルはHOT100に7曲エントリーしました。リル・ウージー・ヴァートは1994年7月31日フィラデルフィア生まれの22歳のラッパーで、ミュージック・ビデオが1000万回以上の再生を記録している注目のラッパーです。来年ソロでチャートに出てくるかも。そしてニッキー・ミナージュですが、この曲でHOT100に69曲目のチャートインとなりました。69曲はテイラー・スウィフトと並んで女性アーティストHOT100登場曲数で歴代2位タイ。1位はアレサ・フランクリンの73曲です。ちなみにフィーチャリングとしての登場が多いニッキー・ミナージュですが、リード・アクトとしては25曲のチャートインです。アーティスト別HOT100登場曲数の上位は以下の通りです。
1位 207曲 Glee cast
2位 132曲 Lil Wayne
3位 130曲 Drake
4位 108曲 Elvis Presley
5位  91曲 James Brown
6位  86曲 Jay Z
7位  81曲 Chris Brown
8位  80曲 Kanye West
9位  75曲 Ray Charles
10位  73曲 Aretha Franklin
11位  71曲 The Beatles
12位  69曲 Nicki Minaj
12位  69曲 Taylor Swift
テイラー・スウィフトですが、今週HOT100では54位に初登場、カントリー・ソングス・チャートでは20位から6位へジャンプ・アップしたリトル・ビッグ・タウンの「Better Man」のソングライターなんです。ただこの曲がリリースされてしばらく、シークレット・ソングライターとしてテイラーの名前は公表されていなかったとか。11/1にそれが明かされ、11/2のCMAアワードでリトル・ビッグ・タウンが最優秀グループを受賞してこの曲は一気に火がつきました。テイラー・スウィフトはソングライターとして、カントリー・ソングス・チャートで20曲目のTOP10ヒットです。このうち、他のアーティストへの提供としては2009年最高位9位のケリー・ピックラー「Best Days Of Your Life」以来2曲目とのことです。

 

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96位にはシャキーラ・フィーチャリング・マルマの「Chantaje」が初登場。マルマはシャキーラと同じコロンビア出身でレゲトン・シンガーです。この曲は今週のラテン・ソングス・チャートで初登場1位でした。このチャートはスタートしてから30年たちましたが、14曲目の初登場1位。2012年にそれまでエアプレイ・オンリーだったチャートにセールスやストリーミングのデータも加えて集計されるようになってからは2曲目の初登場1位。シャキーラとしては11曲目の第1位。2015年の「Mi Verdad」マナ・フィーチャリング・シャキーラで記録して以来ですが、リード・アクトとしてはエル・カタをフィーチャリング・アーティストに迎えた「Loca」が第1位になった2010年11月以来6年ぶりとのことです。
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11/19付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

 

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今週の第1位はジージーの『Trap Or Die 3』です。昔はヤング・ジージーでチャートに入っていましたが、ヤングではなくなったのですね。1977年9月28日生まれ。39歳か。2013年までは「ヤング」がついていました。2014年リリースの『Seen It All: The Autobiography』(最高位2位)から「ジージー」です。3枚目のNo.1アルバムで89,000EAU、73,000枚の実売セールスでした。スタジオ・アルバムはデビューから8枚連続TOP10入りを果たしています。すべて4位以上を記録しています。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートでは2015年の前作『Church in These Streets』(最高位2位)以外すべて第1位なんです。
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと3枚です。

 

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第2位に初登場したのが、スーパースター、ケニー・チェズニーの『Cosmic Hallelujah』です。89,000EAU、実売79,000枚で実売では今週第1位でした。EAUの概算ではジージーと同じですが、若干ジージーの方が上で、僅差で第2位初登場となりました。ただこれで12枚連続13枚目のTOP4入りなんです。2000年以降でカントリー・アルバム・チャートでは、2008年に廉価版で発売された『Super Hits』以外、発売された14枚のアルバムすべて第1位に輝いています。まさにスーパースター。カントリーで14枚の第1位はガース・ブルックス、アラン・ジャクソンとタイで歴代5位です。1位はジョージ・ストレイトの26枚。以下マール・ハガードとウィリー・ネルソンの各16枚、ティム・マックグロウの15枚と続いています。カントリー・アルバム・チャートは1964年1月11日にスタートしています。

 

 

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第3位には3枚目のアルバム『DC4』が初登場したミーク・ミルが入りました。87,000EAU、実売は45,000枚でした。2012年のデビュー・アルバム『Dreams And Nightmare』が2位、2015年の『Dreams Worth More Than Money』が1位でした。このアルバムのリリースで今週HOT100には7曲、R&Bヒップホップ・ソングス・チャートには9曲がチャートインしました。ミーク・ミルもリル・ウージーと同じフィラデルフィア出身。1987年5月6日生まれの29歳です。4つ年上のニッキー・ミナージュが恋人とされ、ニッキーのロス・アンゼルスの豪邸で一緒に住んでいるとか。はたまた破局したとかの噂もあるようです。ちなみにこの邸宅には8ベッド・ルーム、スイミング・プール、5台が駐車できるガレージ・スペースに広いお庭が付いて家賃が月3万ドルなり。ニッキーは12年交際した恋人と2年前に破局して、昨年からミーク・ミルと交際をスタートしたそうです。

 

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第4位にはアヴェンジド・セヴンフォールドの移籍第1弾アルバム『The Stage』が入りました。76,000EAU、実売72,000枚です。12/9リリース予定が10/28にサプライズ・リリースされました。5枚目のTOP10入りです。ロック・アルバム、オルタナティヴ・アルバム、ハード・ロック・アルバムの各チャートで初登場第1位。3つのロック・チャートで同時1位は4枚目とのことで、ロック3チャート同時1位アルバム4枚という記録はニッケルバック以来2組目とのことです。スタジオ・アルバムとしては7枚目で、ドラムスのブルックス・ワッカーマンが加入してからは最初のアルバムです。そして現在レーベルと係争中。レーベルといってもこれまで在籍していたワーナー・ブラザーズと裁判中なんです。ワーナーの組織変更や多くの責任担当者がレーベルを去っていったことなどで関係が希薄化、そして悪化。彼らはカリフォルニア州の被雇用者の権利を実行しました。カリフォルニア州の労働法(第2855条)では雇用者からの一方的な契約から保護するため、どんな雇用契約も7年を超えてはならないと規定されているんです。そのうえで、雇用契約が切れたら雇用者に縛られることなく雇用の再交渉や違う会社との交渉ができるとのことです。彼らは今回新しいレコーディングの再交渉はせずにキャピトルに移籍しました。

 

ところでスポティファイではトラック合計30億回のストリーミングを記録したドレイクのアルバム『Views』ですが、今週は第7位です。ということで初登場以来続いていたTOP5は先週までの連続26週でストップしました。先週のこのコーナーで連続週数の上位リストを掲載しています。

 

 

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15位にはピアノ・ガイズの6枚目のチャート・インとなるアルバム『Uncharted』がチャート・インしました。ピアノ・ガイズはYouTubeで注目を集めてデビュー・アルバム『Piano Guys』がニュー・エイジ・アルバム・チャートでは2012年10月20日付でいきなり初登場1位!そのデビュー・アルバムが56週間、『Piano Guys 2』(2013年)が34週間、『Wonders』(2014年)が44週間1位を記録するなど、ニュー・エイジ・アルバム・チャートでは合計143週間の1位を記録しています。ニュー・エイジのアーティスト部門でも2013年から3年連続年間第1位でした。ファン待望のこのアルバムもニュー・エイジ・アルバム・チャートで6枚目の第1位。クラシック・クロスオーヴァー・アルバム・チャートでも5枚目の第1位となりました。今回も巧みな演奏技術でマッシュアップなど楽しい演奏を聴かせてくれています。ちなみにニュー・エイジ・アルバム・チャート1位獲得週数TOP5は以下の通りです。
1位 399週 Enya
2位 234週 Yanni
3位 146週 Jim Brickman
4位 143週 Piano Guys
5位 139週 Mannheim Steamroller

 

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★訃報です。11/12、レオン・ラッセルがテネシー州ナッシュヴィルの自宅で亡くなりました。74歳でした。ここ数年、体調を崩していて、7月には心臓の手術を受けました。その回復途中だったそうで、来年1月にはツアーも予定されていたそうです。14歳の時にオクラホマのナイトクラブでピアノを弾いていました。アーティストのツアーがオクラホマに来たときには、バックバンドで参加していました。そんな中でジェリー・リー・ルイスのバックバンドに参加した時に気に入られ、ジェリー・リー・ルイスのツアーに2年間同行したこともあったそうです。彼の活動がこれまで多くのアーティストに影響を与えてきたことは周知の事実です。ピアニストとしてはビーチ・ボーイズの「California Girls」やジャン&ディーンの「Surf City」に参加。ソングライターとしても多くの作品を残し、「A Song For You」はジョー・コッカー、カーペンターズ、テンプテーションズ、ニール・ダイアモンド、ルー・ロウルズ、ダスティ・スプリングフィールド、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、ウィリー・ネルソンなどによってカバーされました。また、「This Musquerade」はカーペンターズ、ヘレン・レディ、シャーリー・バッシー、ロバート・グーレ、ジョージ・ベンソンなどがレコーディングして、ジョージ・ベンソンは1976年のグラミー賞最優秀レコードを受賞しています。「A Song For you」が収録されている1970年リリースのファースト・アルバム『Leon Russell』にはジョン・レノン、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンやミック・ジャガー、チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマン、エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッドなどが参加していました。ご冥福をお祈りいたします。

 


2016/11/12 Billboard Chart

11/12付

★「Closer」落ちない!

★ドレイク、あと3曲で...

★独走!37曲連続TOP10入り

★史上初!2枚のアルバムからそれぞれ5曲のNo.1ヒット

★2010年代女性初4枚のNo.1アルバム

★ペンタトニックス、今シーズンもホリデイ・アルバム第1位

★コーン、ロック・バンド歴代6位のTOP10アルバム枚数に

★レナード・コーエン、4年で3枚連続第1位

★訃報:レナード・コーエン

★UKではエルヴィス、単独1位に

★ドレイク、26週間連続TOP5は史上7枚目

★第50回CMA結果

 

11/12付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は1位週数今年最長単独1位となったチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」。11週連続第1位です。HOT100で11週以上の1位を記録した曲は21曲目となりました。デジタル・セールスは毎週減っていますがそれでも84,000ダウンロードで12週目の第1位。第1位のダウンロード数としては2006年10月28日付の第1位ヒンダーの「Lips Of An Angel」の75,000ダウンロード以来のレベルとのことです。ストリーミングは11週連続第1位。10/24にオフィシャルのビデオがリリースされています。ラジオ・ソングスは5週連続第1位。ただオンデマンドが2位にダウンしたため、4冠とはなりませんでしたが、HOT100の集計要素3部門での1位独占は5週目となりました。ダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートでも11週目の第1位となっています。

 

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第2位はこれで4週連続の第2位となったザ・ウィークエンド・フィーチャリング・ダフト・パンクの「Starboy」です。じわじわと「Closer」に迫っています。デジタル・セールスは2位変わらず、ストリーミングが3位から2位、ラジオ・ソングスが4位から3位になりました。そしてオンデマンドでは「Closer」に代わって第1位になっています。

 
アメリカではデジタル・セールスの時代は完全に終焉に入っています。早かったですね。2015年のセールスは前年比13%ダウン。今年もここまで25%のマイナスとのことです。一方ストリーミングは2015年で前年比+93%と絶好調です。HOT100で上位にある曲は、セールスではストリーミングが強い曲が伸びて、それからダウンロードも強い曲がさらに上にいくという構造に変わりました。ダウンロードが多くてもストリーミングが弱ければ上位には行けなくなりつつあります。

 

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今週ドレイクが2曲同時にHOT100に初登場しました。12月にリリースが予定されているミックステープ『More Life』に収録されている2曲で、「Fake Love」が24位、21サヴェージをフィーチャリングした「Sneakin’」が38位に初登場。これでHOT100登場曲数は合計129曲となり、ソロ・アーティスト歴代1位、オール・アーティスト歴代2位のリル・ウェインにあと3曲と迫っています。オール・アーティストではグリー・キャストがHOT100に207曲をエントリーさせて歴代1位の曲数です。

 

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カントリーのヒット曲を2曲ご紹介します。

まずHOT100では最高位40位から今週42位へダウンしているのがキース・アーバンの「Blue Ain’t Your Color」です。今年5月にリリースした8枚目のスタジオ・アルバム『Ripcord』に収録されています。カントリー・エアプレイ・チャートでは今週11位から10位へアップしてTOP10に入りました。これでホリデー・ソングやプロモ・シングルを除いて2000年の「Everything」(カントリー・シングルス&トラックス・チャートで最高位4位)から37曲連続TOP10入りを果たしました。これは歴代1位の記録で、次がデビューから24曲連続TOP10入りのキャリー・アンダーウッドなんです。

 

 

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もう1曲は53位から今週最高位となる51位にアップしたルーク・ブライアンの「Move」です。こちらは昨年の8月にリリースされたアルバム『Kill The Lights』からの5曲目となるカントリー・エアプレイ・チャート第1位となりました。1位の曲数としては通算16曲目です。(1位曲数歴代1位は28曲でティム・マックグロウが記録しています。)ルーク・ブライアンは2013年にリリースされた『Crash My Party』からもカントリー・エアプレイ・チャートで5曲のNo.1を記録していて、史上初の5曲のNo.1を記録したアルバムを2枚記録したアーティストとなりました。カントリー・エアプレイ・チャートでは1枚のアルバムから5曲のNo.1を記録したアルバムはあと2枚あります。2013年から14年にかけて記録したブレイク・シェルトンの『Based On A True Story…』と2007年から8年にかけて記録したブラッド・ペイズリーの『5th Gear』です。

 

 

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第100位にはジェームス・アーサーの「Say You Won’t Let Go」が初登場しました。オーストラリアでは今週第1位です。UKでは10月に3週間第1位を記録しています。2012年イギリスの『Xファクター』で優勝しました。この曲はセカンド・アルバム『Back From The Edge』に収録されています。

 

HOT100には入っていないのですが、ジャンル別のチャートから注目曲を3曲ご紹介します。

 

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まずアダルト・コンテンポラリー・チャートでは、ボン・ジョヴィの14枚目のスタジオ・アルバム『This House Is Not For Sale』タイトル・ソングが先週の11位から今週第10位にアップしました。2011年の「What Do You Get?」以来の5曲目のTOP10入りです。このアルバムはその楽曲のほとんどが、1983年のファースト・アルバム『Bon Jovi』をレコーディングしたスタジオと同じスタジオの、アヴァター(ニュー・ヨーク)でレコーディングされたそうです。そういえば11/7にジョン・ボン・ジョヴィがギターを弾いて、ヒラリー・クリントンの応援のため、レディ・ガガと一緒にノースカロライナ州ローリーの支援集会で「Livin’ On A Prayer」を歌っていましたね。

 

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次はダンス・クラブプレイ・チャートです。今週の第1位はクリスティーナ・アギレラ・フィーチャリング・ナイル・ロジャースの「Telepathy」です。ネットフリックで8月から配信が始まった『Get Down』のサウンドトラックに収録されています。このドラマ、70年代後半に起きたヒップホップ誕生を描いていて、非常に興味深い作品です。クリスティーナ・アギレラは2014年のグレイト・ビッグ・ワールドとの「Say Something」以来通算9曲目の第1位です。ナイル・ロジャースは4曲目の第1位とのことです。なお、このアルバムにはTOP40=2週、最高位36位ながら1977年の年間チャート100位に入ったCJ&カンパニーの「Devil’s Gun」が収録されています。

 

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もう1曲はロック・チャートから。オルタナティヴ・ソングス・チャートで今週第1位になったのが10/29付でアルバム『Revolution Radio』がビルボード200で第1位に初登場したグリーン・デイの「Bang Bang」です。このチャートでは10曲目の第1位となりました。No.1ソング10曲はフー・ファイターズと並んで歴代3位。1位はレッド・ホット・チリ・ペッパーズの13曲。2位が11曲でリンキン・パークとなっています。ところで、このチャートは1988年9月10日に“モダン・ロック・チャート”としてスタートしましたが、グリーン・デイはこの曲で90年代、00年代、10年代と3ディケードで第1位を記録しました。このパターンではレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、フー・ファイターズとブリンク182が達成していて、U2は80年代、90年代、00年代で達成。2010年代に1位を記録すると史上初の4ディケードでのNo.1ソング達成となります。また、「Bang Bang」はメイン・ストリーム・ロック・ソングス・チャートではすでに7週間の第1位を記録。ロック・エアプレイ・チャートでも第1位となっています。

 
というわけで3曲をご紹介しましたが、ちょっと前のチャートだったらおそらくこの3曲ともHOT100に入っていたでしょうね。今のHOT100ではやはりストリーミングでどれだけアピールできるかなんですね。

 
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11/12付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はレディ・ガガの『Joanne』です。2011年『Born This Way』、2013年『ArtPop』、2014年トニー・ベネットとの『Cheek To Cheek』に続く4枚目の第1位です。201,000EAU、実売17万枚のセールスでした。換算枚数であるEAUでのファースト・ウィーク・セールスとしては、ドレイクの『Views』(104万)、ビヨンセ『Lemonade』(65万3000)、フランク・オーシャン『Blonde』(27万6000)に次ぐ今年4番目のセールスとなりました。NBCーTV『Saturday Night Live』、シリアスXMの『Howard Stern』でのインタビュー、CBSでは『The Late Late Show』などに出演してアピールしていました。その後にプロモーションのため来日したのですね。2010年代での4枚目の第1位となったわけで、女性アーティストではビヨンセとテイラー・スウィフトの3枚から一歩リードして単独1位になりました。オール・アーティストではジャスティン・ビーバーとドレイクが6枚、ワン・ダイレクションとカニエ・ウエストが4枚の1位を記録しています。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

 

今週のTOP10内初登場はあと6枚です。

 

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第2位に初登場したのが、マイケル・ブーブレの『Nobody But Me』です。91,000EAU、実売85,000枚のセールスでした。7枚目のTOP10入りです。収録されている「Someday」のソングライターはワン・ダイレクションのハリー・スタイルスとメーガン・トレーナーで、メーガン・トレーナーはマイケル・ブーブレと一緒に歌っています。

 

 

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第3位はペンタトニックスの『A Pentatonix Christmas』です。6万EAU、52,000枚の実売です。この時期から来年1月第2週まで発表されるホリデー・アルバム・チャートで初登場1位。今週のビルボード200では上位100枚にクリスマス・アルバムが5枚初登場しています。2013年『PTXmas EP』(最高位7位)、2014年『That’s Christmas To Me』(最高位2位)に続いてなんと3枚目のクリスマス・アルバムです。

 

 

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第4位にはコーンの『The Serenity Of Suffering』が初登場しました。13枚目のTOP10入りです。ロック・バンドではTOP10アルバム枚数で歴代6位タイとなりました。以下のとおりです。ハード・ロック・バンドでは歴代1位ということですね。

 

1位 36枚 ローリング・ストーンズ
2位 32枚 ビートルズ
3位 15枚 デイヴ・マシューズ・バンド
4位 14枚 サンタナ
4位 14枚 ヴァン・ヘイレン
6位 13枚 レッド・ツェッペリン
6位 13枚 コーン

 
『The Serenity Of Suffering』はロック・アルバム、ハード・ロック・アルバム、オルタナティヴ・アルバムの各チャートで初登場1位でした。収録されている「Rotting In Vain」は今週メインストリーム・ロック・チャートでTOP10に入りました。16曲目のTOP10入りです。

 

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第6位にはクリス・トムリンの『Never Lose Sight』が初登場。6枚目のTOP10入りです。1972年5月4日テキサス州グランド・サーライン生まれの44歳。クリスチャン・アルバム・チャートでは2006年の『See The Morning』からスタジオ・アルバムで5枚連続第1位の後、昨年のクリスマス・アルバム『Adore: Christmas Songs of Worship』も第1位となり、このアルバムで通算7枚目の第1位となりました。クリスチャン・ミュージックでは押しも押されぬ第一人者です。

 

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第9位はホリデー・アルバム・チャートで初登場2位、トランス・シベリアン・オーケストラの『The Ghosts Of Christmas Eve』です。ロック・アルバム・チャートでも第2位に初登場しました。2009年の『Night Castle』から5枚連続TOP10入りです。

 

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第10位は、御年82歳、レナード・コーエンの『You Want It Darker』が初登場です。プロデュースは息子でミュージシャンのアダム・コーエンです。詩人、小説家でもあって最初の詩集は1956年に発表されています。以来50年以上わたって活躍を続け、2008年にロックの殿堂入りを果たしています。今作は通算14枚目のアルバムです。2012年『Old Ideas』、2014年『Popular Problems』とこの4年で3枚のアルバムを発表。この3枚がすべてアメリカーナ/フォーク・アルバム・チャートで第1位を記録しています。

 

★ここで訃報が入ってきました。このレナード・コーエンが亡くなったとのことです。11/10に発表されましたが、詳しい死因や日時などは発表されていません。10/13にロス・アンゼルスのカナダ大使館でニュー・アルバムのリスニング・イベントに、プロデューサーの息子のアダム・コーエンとともに会見に臨んでいました。ボブ・ディランのノーベル賞受賞について「エベレストの頂上にメダルを飾るようなもの」と語っていたのに突然の訃報に驚きました。ご冥福をお祈りいたします。

 

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47位にはエルヴィス・プレスリーの『The Wonder Of You』が初登場しました。2015年にロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとのコラボ『If I Can Dream』(最高位9位)を発表しましたが、その続編ともいうべきアルバムで、エルヴィスのヴォーカル・トラックにロイヤル・フィルの演奏をかぶせて録音されました。UKではともに初登場1位でした。UK・アルバム・チャートでは13枚目の第1位となり、ソロ・アーティストではこれまでマドンナと並んでいましたが、これで単独1位の1位獲得枚数となりました。オール・アーティストでは歴代1位はビートルズで15枚のNo.1アルバムを記録しています。

 

ところで、今週第5位はドレイクの『Views』が入っていますが、このアルバムは5/21の初登場1位以来連続26週間TOP5をキープしています。モノとステレオに分かれて発表されていたアルバム・チャートが統一された1963年8月17日付から初登場以来26週間以上連続でTOP5に入ったアルバムはこれで7枚目となりました。以下のとおりです。カッコ内は初登場日です。

 
1位 39週 Adele / 21 (2011/3/12)
2位 38週 Michael Jackson / Bad (1987/9/26)
3位 32週 Stevie Wonder / Songs in the Key of Life (1976/10/16)
4位 30週 Soundtrack (Whitney Houston) / The Bodyguard (1992/12/12)
5位 29週 Garth Brooks / Ropin’ the Wind (1991/9/28)
6位 26週 Drake / Views (2016/5/21)
6位 26週 Eagles / Hotel California (1977/1/15)

 
最後に11/4に授賞式が行われた第50回CMAアワードの受賞作品・受賞者をご紹介します。

 
* Entertainer of the Year: Garth Brooks

 

* Male Vocalist of the Year: Chris Stapleton
* Female Vocalist of the Year: Carrie Underwood
* Vocal Group of the Year: Little Big Town
* Vocal Duo of the Year: Brothers Osborne
* New Artist of the Year: Maren Morris

 

* Album of the Year: Mr. Misunderstood / Eric Church
* Song of the Year: Humble and Kind / Lori McKenna
* Single of the Year: Die a Happy Man / Thomas Rhett

 

* Musical Event of the Year: Different For Girls / Dierks Bentley featuring Elle King
* Musician of the Year: Dann Huff (guitar)
* Music Video of the Year: Fire Away / Chris Stapleton; directed by Tim Mattia

 


2016/11/5 Billboard Chart

11/5付

★「Closer」ついに今年最長1位に

★マルーン5急上昇

★デビューから4枚連続1位の新記録

★ピコ太郎、今週は?

★ハロウィン・ヒッツTOP25

★訃報:ボビー・ヴィー

★UKでは5枚連続1位、アメリカでは初の1位に

★フィル・コリンズ、ボブ・ディランのベスト盤がチャートイン11/5付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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今週の第1位は今年最長タイの1位週数となりましたチェインスモーカーズ・フィーチャリング・ホールジーの「Closer」です。遂にHOT100史上33曲目となる2桁1位週数となりました。10週連続第1位!今週登場29週目で23位にランクインしているドレイク・フィーチャリング・ウィズキッド&カイラの「One Dance」と並びました。その前は昨年から今年にかけてやはり10週連続第1位のアデル「Hello」がありました。それにしても今週もデジタル(11週)、ストリーミング(10週)、ラジオ・ソングス(4週)、オンデマンド(11週)の各チャートで第1位!4冠達成4週目です。今週からストリーミングにSoundCloudのデータが加わり、アマゾン・プライムのデータはアマゾン・ミュージック・アンリミテッドになったようです。アマゾン・ミュージック・アンリミテッドには、ガース・ブルックスが初めてストリーミングを許可したそうで。「Closer」はダンス/エレクトロニック・ソングス・チャートでも10週目の第1位。ダンスのチャートではすでに今年「Roses」で14週、「Don’t Let Me Down」で12週とこの曲で3曲の10週以上の1位を記録しました。チャートの歴史は2013年からですが、1年で3曲の10週以上1位は初めてのことでした。

 

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先週5位に初登場したブルーノ・マーズ「24K Magic」ですが、今週は大きく下がることなく第6位。デジタル・セールスでは2位から5位、ストリーミングは9位から13位に下がりましたが、ラジオ・ソングスで15位から8位とTOP10入りでHOT100で急激に下がることはありませんでした。さすが。ラジオ・ソングスでは13曲目のTOP10入りで、2010年代ではリアーナの17曲、ドレイクの15曲に次ぐTOP10曲数です。アルバム『24K Magic』は11/18発売。

 
先週、セールス2日、ラジオ5日間の集計で56位に初登場したマルーン5・フィーチャリング・ケンドリック・ラマーの「Don’t Wanna Know」ですが、今週は1週間フルの集計で一気に9位に上がってきました。「Don’t Wanna Know」、知しりとうなかった、知りとうなかった、知りとうなかったよ、ゴンゴン。失礼。デジタル・セールスで15位から一気に第2位、ストリーミング16位初登場、ラジオ・ソングスでは40位から27位と元気です。マルーン5は12曲目のTOP10入りとなりました。

 

 

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プリティ・レックレスの3枚目のスタジオ・アルバム『Who You Selling For』が発売されましたが、この中からのファースト・シングル「Take Me Down」がメインストリーム・ロック・チャートで1位になりました。このチャートは1981年にスタートしているのですが、実はこの曲で彼らはデビュー・シングルから4曲連続第1位となりました。これまで、3曲連続で3ドアーズ・ダウンと並んでいたのですが、初の4曲連続1位を達成したのです。デビューからでなくても4曲連続は史上2位の記録です。以下の通りです。

 
メインストリーム・ロック・チャートでの1位連続記録:

 

5曲:
* Three Days Grace (2012-15) 「Chalk Outline」~「I Am Machine」

 

4曲:
* Pretty Reckless (2014-16) 「Heaven Knows」~「Take Me Down」
* Volbeat (2012-13) 「Still Counting」~「Lola Montez」
* Shinedown (2010-12) 「The Crow & the Butterfly」~「Unity」
* Puddle of Mudd (2002-03) 「Blurry」~「Away from Me」
* Collective Soul (1996-97) 「The World I Know」~「Listen」
* Black Crowes (1992) 「Remedy」~「Hotel Illness」

 
ところで、先週77位に初登場したピコ太郎「PPAP」ですが、今週はHOT100
圏外です。

 

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今年も世界中で盛り上がったハロウィンの模様がニュースになっていましたが、ビルボードが昨年のハロウィンの時期にどんな曲がヒットしたかをまとめていましたのでご紹介します。昨年の10/25から10/31までのエアプレイとストリーミングのデータに、10/23から10/29までのダウンロードのデータを合わせてTOP25を発表していました。

 

25. AC/DC / Hells Bells
24. Creedence Clearwater Revival / Bad Moon Rising
23. DJ Jazzy Jeff & Fresh Prince / A Nightmare on My Street
22. Marilyn Manson / This Is Halloween
21. Rocky Horror Picture Show Cast / Time Warp
20. John Carpenter / Halloween Theme (main title)
19. Rob Zombie / Dragula
18. Skillet / Monster
17. Rolling Stones / Sympathy for the Devil
16. Radiohead / Creep
15. Ella Henderson / Ghost
14. Blue Oyster Cult / Don’t Fear the Reaper
13. Warren Zevon / Werewolves of London
12. Rockwell / Somebody’s Watching Me
11. Five Finger Death Punch / Jekyll and Hyde

 

10. AC/DC / Highway to Hell
9. Little Mix / Black Magic
8. Eminem feat. Rihanna / The Monster
7. Adam Lambert / Ghost Town
6. Danny Elfman / This Is Halloween
5. Death Cab for Cutie / The Ghosts of Beverly Drive
4. Imagine Dragons / Demons
3. Ray Parker Jr. / Ghostbusters
2. Bobby “Boris” Pickett & The Crypt-Kickers / Monster Mash
1. Michael Jackson / Thriller

 

 

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★訃報です。60年代を代表するアメリカのシンガー、ボビー・ヴィーが10月24日に亡くなりました。73歳でした。アルツハイマー病を患っていたとのことです。ボビー・ビーといえば、まだソロ・デビューする前のシャドウズというグループのシンガーとして地元であるノース・ダコタ州のファーゴでバンド活動をしていました。この頃、このバンドでピアノを弾いていたのがボブ・ディランだったのです。そしてあの飛行機事故が起きました。ドン・マクリーンの「American Pie」が誕生するきっかけになった、バディ・ホリー、リッチー・ヴァレンス、ビッグ・ボッパーの3人のアーティストを乗せた飛行機が墜落して全員死亡するという悲劇です。当時人気絶頂のこの3人はファーゴで行われるロックン・ロールのイベントに出演するために向かっていました。このイベントは中止にならず、彼らの代わりにシャドウズが出演したのです。そこでリバティ・レコードの若きプロデューサー、スナッフ・ギャレットに見いだされて契約。その後ボビーがソロ・デビューを果たしました。「Take Good Care Of My Baby」が61年にNo.1になるなどTOP10=6曲、HOT100には合計38曲がチャートインしました。ビルボードが発表したボビー・ヴィーのオールタイムTOP10ヒットをご紹介します。ご冥福をお祈りいたします。

 

1. Take Good Care Of My Baby (1961年最高位1位)
2. Run to Him (61/2)
3. Come Back When You Grow Up (67/3)
4. The Night Has a Thousand Eyes (63/3)
5. Devil or Angel (60/6)
6. Rubber Ball (61/6)
7. Charms (63/13)
8. Sharing You (62/15)
9. Please Don’t Ask About Barbara (62/15)
10. Punish Her (62/20)

 

 

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11/5付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位はキングス・オブ・レオンの7枚目のスタジオ・アルバム『Walls』です。4枚連続でTOP10入りとなりましたが、No.1は初めてです。77,000EAU、実売で68,000枚のセールスでした。「Use Somebody」がHOT100で最高位4位を記録した時のアルバム『Only By The Night』が大ヒットしました。このアルバムは2009年に最高位4位でしたが132週間チャートインして250万枚を超えるセールスを記録しました。このアルバムから今回まで4枚連続TOP10入りです。が、UKでは実はその前の2007年の『Because Of The Times』から5作連続スタジオ・アルバム第1位なんです。凄い人気ですね。アメリカでの初チャートインが『Youth & Young Manhood』で2003年最高位113位でした。10/22付で『A Seat At The Table』で第1位だったソランジュも実はアルバム・チャートに初めてチャートインしたのが2003年の『Solo Star』。最高位は49位。ともに13年目にして初の第1位を獲りました。

 

アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 

今週のTOP10内初登場はあと2枚です。

 

 

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第4位に初登場したのが、ザ・ゲームの『1992』です。彼がこの世界に入った年をイメージして作られた作品でその当時のヒット曲のアイスTの「Colors」、グランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴの「The Message」、ウータン・クランの「C.R.E.A.M.」、ソウル・II・ソウルの「Back To Life」などがサンプリングされています。R&Bヒップホップ・アルバム・チャートではヒップホップ・アーティストとしては歴代3位タイとなる8枚目の第1位です。ちなみに1位獲得枚数の歴代1位はジェイZで13枚。2位がNASの9枚でリル・ウェイン、2パックも8枚のNo.1を記録しています。ラップ・アルバム・チャートではリル・ウェイン、T.I.とともに歴代1位タイの1位獲得枚数でしたが、このアルバムで単独1位となる8枚目のNo.1アルバムとなりました。

 

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第6位はジョジョの『Mad Love』が初登場しました。TOP10入りは13歳でデビューした2004年のファースト・アルバム『JoJo』(最高位4位)と2006年『The High Road』(最高位3位)以来で10年ぶり3枚目となります。サード・アルバムの発売を巡ってレーベルと争っていましたが、2014年にアトランティックに移籍して心機一転の第1弾アルバムが今回のアルバムです。この間にミックス・テープは発表していましたが、オリジナル・アルバムとなるとこのアルバムが10年ぶりのサード・アルバムなんです。

 

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下の方では、旬のヒット曲を子供たちのコーラスで収録したキッズ・バップ・キッズの『Kidz Bop 33』がなんと40位に初登場。なんとというのはしばらくこのシリーズはTOP10とか上位に初登場していたのにこの順位は初チャートインの2001年のアルバム『Kidz Bop』の最高位76位以来の低い順位です。ともあれ『Kidz Bop 2』からこの『33』まで数字シリーズは32枚連続でTOP40入りを果たしました。転機を迎えているのでしょうか。

 

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64位にはUKでは2位に初登場したフィル・コリンズの『The Singles』が初登場。来年はカムバック・ツアーが控えています。12枚目のチャートインで、21曲のTOP40ヒットのうち20曲が収録されています。はずれたのは83年39位の「I Don’t Care Anymore」。

 

 

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76位には2014年に発売になっていたアルバムですが、10/13のノーベル文学賞の受賞で初めてチャートに入ったボブ・ディランの『The Essential Bob Dylan (2014)』が初登場しました。今年ニュー・リリースで最高位7位を記録した『Fallen Angels』に続く68枚目のチャートインです。

 



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