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2018/5/12 Billboard Chart

time 2018/05/23

5/12付

★ポスト・マローン、アルバム・リリースでHOT100チャートで新記録続出

★カミラ・カベロ、リミックス・リリースでTOP10入り

★HOT100登場曲数ランキング

★ポスト・マローン、ニュー・アルバムでストリーミング歴代1位の新記録

★ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン、18歳で子供4人?

★ジャネットにビルボード特別賞

★今週のあめりかん☆ぱいオールタイム・ランキングは12年ぶりの北米ツアーを発表したあのひとです。

 

 

5/12付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

今週も第1位はドレイクの「Nice For What」、4週連続第1位となりました。通算1位週数では35週となってエルトン・ジョンを抜いて男性ソロで単独3位となりました。ストリーミングは4850万で、ストリーミング・チャート4週連続第1位。デジタル・セールスは4位から3位、ラジオ・ソングスは17位から11位にアップしています。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002821802

第2位には3/10初登場以来の最高位2位返り咲きとなったポスト・マローン・フィーチャリング・タイ・ダラ・サインの「Psycho」です。今週はポスト・マローンのニュー・アルバム『beerbongs & bentleys』がリリースされて収録曲が多くのストリーミングを稼いだためそれぞれポイントをアップさせています。この曲はストリーミング・チャートで先週の8位から2位へジャンプアップしています。

 

TOP20でみますとなんと9曲が同時にTOP20にエントリーしました。これは先週J.コールがビートルズと並ぶ6曲同時エントリーで歴代1位とお伝えしましたが、1週で新記録が樹立されました。またTOP40同時エントリーも14曲がエントリーしてこれもJ.コールの10曲を抜いて歴代1位です。HOT100ではアルバム収録曲18曲すべてがエントリーしました。HOT100に18曲以上同時エントリーはドレイク(24曲など)、ザ・ウィークエンド(18曲)が記録しています。

 

TOP10には2位の「Psycho」以外にも7位に「Better Now」が初登場。さらに8週間の第1位を記録している「Rockstar」が32位から8位にジャンプアップしてTOP10内同時3曲エントリーを達成しました。

 
R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは6曲が同時にTOP10内にチャートインしました。これはこれまでカーディB、ドレイク、J.コールが記録した5曲同時をぬいてこちらも新記録です。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/epic547222

6位には13位からカミラ・カベロの「Never Be The Same」がアップしました。ケイン・ブラウンのリミックス・バージョンがリリースされてそのポイントが加わっているのですが、オリジナル・バージョンの方がまだポイントが高いため表記にはまだ「フィーチャリング・ケイン・ブラウン」はありません。デジタル・セールス・チャートでは10位から一気に第1位になりました。ヤング・サグをフィーチャリングした「Havana」に続いて2曲目の第1位です。ポップ・ソングス・チャートでも「Havana」に続いて1位になりました。このチャートではマシン・ガン・ケリーとのコラボ「Bad Things」も1位になっていますので通算3曲目の第1位です。デビュー・アルバムからは2曲1位ということで、女性アーティストでは他にクリスティーナ・アギレラ、アヴリル・ラヴィーン、ビヨンセ、レディ・ガガ、イギー・アゼリアが記録しています。

 
85位に初登場したのがカニエ・ウエスト・フィーチャリング・T.I.の「Ye vs The People」です。カニエ・ウエストはリード・アクトとしては2016年最高位47位の「Fade」以来のエントリー。HOT100登場曲数は82曲になりました。T.I.は56曲目のエントリーですが、2014年最高位42位でヤング・サグをフィーチャリングした「About The Money」以来の登場です。

 

HOT100登場曲数ランキング:

 

1位 207曲 Glee Cast
2位 162曲 Drake
3位 137曲 Lil Wayne
4位 108曲 Elvis Presley
5位  97曲 JAY-Z
6位  91曲 James Brown
7位  90曲 Chris Brown
8位  88曲 Nicki Minaj
9位  82曲 Kanye West
10位  77曲 Taylor Swift
11位  75曲 Ray Charles
12位  73曲 Aretha Franklin
13位  71曲 The Beatles

 

 

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5/12付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rpblb002821802

今週の第1位は収録曲18曲すべてがHOT100に同時エントリーを果たしたポスト・マローンの『beerbongs & bentleys』です。461,000EAU、実売は153,000枚のセールスです。ストリーミングだけで288,000枚の換算でした。ということで今年の週間ストリーミング数最多どころか歴代1位を記録しました。これまでの歴代1位はドレイクの『More Life』が2017年4/8に記録した3億8480万ストリームスでしたが、今回4億3130万ストリームスを記録して歴代1位となっています。まだまだこの傾向は続きます。週間5億6億は当然あると思っています。

 

このアルバムのリリースに影響を受けてデビュー・アルバムの『Stoney』が11位から9位へアップしました。最高位は2016年第4位で今週まで73週連続TOP25に入っています。

 
アルバムチャートは実売のセールスに加えて収録曲のダウンロードやストリーミング回数も加味してランキングされています。EAUは換算枚数をあらわしています。

 
今週のTOP10内初登場はあと4枚あります。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/capnb002828502

第2位に初登場したのが、キース・アーバンの『Graffiti U』です。145,000EAU、実売は137,000枚でした。7枚目のTOP10入り(うち2枚が第1位)となりました。カントリー・アルバム・チャートで初登場第1位です。6/15からスタートするツアーのチケットにこのアルバムの購入権が付いていて、それが行使されてセールスを押し上げました。1位のポスト・マローンも同様です。こちらは4/26にツアーがスタートしています。

 

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bad567348

第6位はジャネル・モネイの2枚目のTOP10入りとなる『Dirty Computer』。54,000EAU、41,000枚の実売セールスでした。2013年『The Electric Lady』(最高位5位)以来のエントリーです。ジャネル・モネイはプリンスから目をかけられていました。生前このアルバムの製作にもヒントを与えてくれたようです。

 

第7位にはラッパー、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインのデビュー・スタジオ・アルバム『Until Death Call My Name』が初登場しました。43,000EAU、実売は8,000枚です。1999年10月20日ルイジアナ州バトン・ルージュ生まれの18歳です。2月に誘拐・暴行の容疑で逮捕され3月に釈放されています。すでに子供が4人!でもその母親は3人!今後どうなっていくのでしょうか。

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/bgrt37729

第8位はデビュー20周年のゴッドスマック『When Legends Rise』です。BMGという初のインディ・レーベルからのリリースです。2000年『Awake』(最高位5位)から7枚連続通算7枚目のTOP10入りとなっています。No.1が3枚ありました。

 

 


https://item.rakuten.co.jp/americanpie/amb001361202

5/20にビルボード・ミュージック・アワード2018が開催されます。ラス・ヴェガス・MGM・ガーデン・アリーナです。昨年まで4年連続でリュダクリスがホストに加わっていましたが、今年はケリー・クラークソン。特別賞となるICONアワードに今年はジャネット・ジャクソンが選ばれました。ビルボード・ミュージック・アワードは1990年から2006年まで毎年年末に授賞式が行われていました。2011年に復活してからは毎年5月に授賞式が行われています。この年からICONアワードも制定されました。今年からABCに代わってNBCが全米に生中継するとのことです。

 

歴代ICONアワード受賞者:

 

2011: Neil Diamond
2012: Stevie Wonder
2013: Prince
2014: Jennifer Lopez
2015: 該当なし
2016: Celine Dion
2017: Cher
2018: Janet Jackson

 

https://item.rakuten.co.jp/americanpie/rhi554904

フィル・コリンズが12年ぶりの北米ツアーをすると発表しました。今年の10月に15公演が行われます。10/5フロリダ州フォート・ラウダーデイルからブルックリン、フィラデルフィア、シカゴなどを回って10/28ロス・アンゼルス・ザ・フォーラムで幕を閉じます。長年のツアー・メンバーも健在です。70年代ジェネシスからのツアー・メンバーであるギタリストのダリル・ステューマー、キーボードにブラッド・コール、ベースにリーランド・スカラー、パーカッションにルイス・コンテ、そしてドラムスはフィル・コリンズの16歳の息子、ニコラス・コリンズです。今週のあめりかん☆ぱいオールタイム・ランキングはフィル・コリンズのHOT100ヒット・オールタイムTOP20です。

 
1. Against All Odds (Take A Look At Me Now) (84/1)
2. Another Day In Paradise (89/1)
3. Separate Lives / Phil Collins & Marilyn Martin (85/1)
4. One More Night (85/1)
5. Easy Lover / Philip Bailey with Phil Collins (85/2)
6. Groovy Kind Of Love (88/1)
7. Sussudio (85/1)
8. Two Hearts (89/1)
9. Don’t Lose My Number (85/4)
10. You Can’t Hurry Love (83/10)

 

11. Something Happened On The Way To Heaven (90/4)
12. Do You Remember ? (90/4)
13. I Wish It Would Rain Down (90/3)
14. Take Me Home (86/7)
15. Everyday (94/24)
16. I Missed Again (81/19)
17. In The Air Tonight (81/19)
18. You’ll Be In My Heart (99/21)
19. Hero / David Crosby & Phil Collins (93/44)
20. Both Sides Of The Stor (93/25)

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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