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9/14 最新全米ヒットチャート解説

time 2013/09/12

 

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http://www.rakuten.co.jp/americanpie/

 

最近流行りの洋楽アルバムはこちらにまとめました。全19ジャンルあります。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/americanpie/now/album.html

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http://item.rakuten.co.jp/americanpie/c/0000000564/

 

さて、昨年発売されてご好評をいただきました『僕たちの洋楽ヒット デラックス (VOL.1-VOL.8)』に続く『僕たちの洋楽ヒット モア・デラックス (VOL.1-VOL.8)』がついに発売になりました。監修は矢口清治氏。解説が矢口氏と森井嘉浩氏と私佐藤です。今回も選曲の担当をさせていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

 
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9/14付。今週の全米アルバムチャートから。

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今週の第1位は、トップ・ロック・アルバム、オルタナティヴ・ロック・アルバム、ハード・ロック・アルバムの各チャートでも初登場1位、カリフォルニア州ハンティントン出身の5人組ハード・ロック・バンド、アヴェンジド・セヴンフォールドの『Hail To The King』です。このタイトル・ソングは珍しくアメリカ盤の限定CDシングルとしても発売されました。アルバムは通算6枚目のスタジオ・アルバムで2010年の前作『Nightmare』に続く2枚目のNo.1です。セールスは159,000枚でした。

今週はTOP10にあと3枚が初登場。

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第3位がラッパー、ビッグ・ショーンの『Hall Of Fame』。R&Bヒップホップ、ラップ・アルバムで初登場1位です。2011年の『Finally Famous』(最高位3位)に続くアルバム。ラッパーとしての人気は不動のものです。

 

 

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第4位もラッパーのジューシーJの『Stay Trippy』が初登場しました。1975年4月テネシー州メンフィス生まれの38歳。ダ・ヘッドバッサズやスリー・シックス・マフィアのメンバーとして活躍しています。ソロでは02年の『Chronicles Of The Juice Man: Underground』の最高位93位がこれまでの最高順位でしたが、トリプル・シックス・マフィアではその後TOP10アルバムを連発しましたので、今回はソロでも4位というヒットです。

 

 

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もう1枚はカントリーのスーパー・グループ、アラバマとそのお友達による『Alabama & Friends』。アーティスト名もアラバマ&フレンズです。尊敬するアラバマのヒット曲を、ジェイソン・アルディーン、ルーク・ブライアン、ラスカル・フラッツ、ケニー・チェズニー、イーライ・ヤング・バンド、トリーシャ・イヤウッド、トビー・キース、フロリダ・ジョージア・ライン、ジェイミー・ジョンソンというカントリー・チャート上位の常連が歌っています。アラバマ自身の新曲も2曲収録されています。

 
その下の9位には18位からアップしたブルーノ・マーズの『Unorthodox Jukebox』がTOP10に返り咲きました。最高位は1位です。今週は8/25に授賞式が放送された“MTV Video Music Awards 2013”の影響が大きく現れています。現在27歳のブルーノ・マーズですが、シングル・チャートでは2010年代を代表するスーパースターになりつつありますね。出せばヒットです。その彼ですが来年2月2日にニュー・ジャージー州メットライフ・スタジオアムで開催される第48回のスーパーボウルのハーフ・タイムショーの出演が決まりました。毎年1億人が見るといわれるショーで、今年はビヨンセ、昨年はマドンナ、その前の年はブラック・アイド・ピーズ&アッシャーでした。

 

1940年10月14日生まれ。1995年にエリザベス女王から「Sir」の称号を与えられました。全世界で2億5000万枚以上のセールスを記録しているクリフ・リチャードです。現在72歳。そのクリフ・リチャードが11月にアルバム『The Fabulous Rock ‘N’ Roll Songbook』を発表します。エルヴィス・プレスリーやリトル・リチャード、バディ・ホリーなどのカバーを歌っているとのこと。そしてこのアルバムが彼にとって通算100枚目のアルバムとのことです。これまで47枚のスタジオ・アルバム、35枚のベスト盤などのコンピレーション・アルバム、11枚のライヴ・アルバム、そして6枚のサウンドトラックを発表しました。クリフ・ファンの方でこれを全部持っている人ってどれくらいいらっしゃるのでしょう。

 
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9/14付。今週の全米シングルチャートから。

ロビン・シック・フィーチャリング・T.I.+ファーレルの「Blurred Lines」、13週連続の1位はなりませんでした。今週の第1位はケイティ・ペリーの「Roar」です。10/22に発売されるアルバム『Prism』からのファースト・シングルです。デジタル・セールスは448,000ダウンロードを記録して3週連続第1位。オンデマンドは4位から1位、ストリーミングが5位から3位、そしてエアプレイが11位から6位と伸びています。まだまだ伸びるでしょうから1位は続くかもしれませんね。8/25の“MTV Video Music Awards”でこの曲を披露しましたのでその影響が強く出ました。この曲で通算8曲目のNo.1です。女性ソロでは歴代6位の曲数です。UKでも通算4曲目の第1位となりました。

 

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そして1位から落ちて今週2位にランクされているのが「Blurred Lines」です。邦題が「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」。オンデマンドが1位から3位、ダウンロードが2位から3位、ストリーミングが2位変わらずですが、エアプレイがいまだに推定聴取者数2億人以上を記録して9週連続第1位なんです。HOT100でも当分TOP5にいそうです。

 

そして第3位にいきなり初登場したのが、11/5発売のアルバム『The Marshall Mathers LP 2』からのファースト・シングル、「Berzerk」です。15曲目のTOP10ヒットですが、ラッパーとしては、ジェイZの20曲を筆頭に、リル・ウェインとリュダクリスの18曲、それに次ぐTOP10曲数で、ディディとTペインに並びました。また6曲目となったTOP10内いきなり初登場曲数は男性アーティストとしてはリル・ウェインと並んで歴代1位タイです。オールアーティストでの歴代1位は11曲をTOP10内に初登場させたテイラー・スウィフトです。

 

4位には3位からダウンしたマイリー・サイラスの「We Can’t Stop」です。HOT100での順位はダウンしましたが、ダウンロード、ストリーミング、エアプレイとも先週よりポイントはアップしました。ストリーミング・ソングス・チャートでは11週連続で第1位独走中です。次のシングルの「Wrecking Ball」が今週201,000ダウンロードを記録してHOT100では先週の50位から一気に14位へアップしてきました。来週はTOP10内に彼女の曲が2曲入るかもしれません。

 

今週の一番の注目曲はなんといっても42位に初登場した「Oh Sweet Lorraine」です。アーティスト名としてクレジットされているのが、グリーン・シュー・スタジオ・フィーチャリング・ジェイコブ・コーガン&フレッド・スタボウ。7/19にYouTubeにオフィシャル・ドキュメンタリー・ビデオがアップされてすでに300万ビューを記録するなどこの曲に関してはすでに話題でした。

1917年8月22日生まれ、96歳のフレッドさんは今年4月に出会ってから75年の歳月をともに歩んできた最愛の妻、ロレインさんを亡くしました。彼女への想いをつづった詩をグリーン・シュー・スタジオが主催するソング・コンテストに応募したのです。コンテストは動画での応募が原則だったのですが、主催者のジェイコブ・コーガンがこの詩に大変感動して、直接フレッドさんに電話をしてこれを曲にしませんかと持ちかけました。フレッドさんは感激して電話口で泣いてしまったそうです。製作はすべてスタジオ側が負担してこの曲は完成しました。歌っているのは作曲をしたジェイコブ・コーガンです。

そして今週10万ダウンロードを記録してHOT100で42位に初登場しました。96歳でのHOT100エントリーはもちろん史上最高齢チャートイン記録を大幅に更新しました。これまでは2011年10月1日付でエイミー・ワインハウスとのコラボ「Body And Soul」が87位を記録したトニー・ベネットの85歳2ヶ月でした。

 

最後に、9/4で32歳となったビヨンセを祝って、彼女のソロ、コラボ、デスティニーズ・チャイルドでのヒット曲すべてを対象にしたオールタイムTOP30が発表されていましたのでご紹介します。

 

 

 

 

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30位 Girl / Destiny’s Child (2005年最高位23位)
29位 Ring The Alarm / Beyonce (06/11)
28位 Diva / Beyonce (09/19)
27位 Until The End Of Time / Justin Timberlake feat. Beyonce (07/17)
26位 Best Thing I Never Had / Beyonce (11/16)
25位 Cater 2 U / Destiny’s Child (05/14)
24位 Emotion / Destiny’s Child (01/10)
23位 Deja Vu / Beyonce feat. Jay-Z (06/4)
22位 Beautiful Liar / Beyonce & Shakira (07/3)
21位 Sweet Dreams / Beyonce (09/10)

 

 

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20位 Bootylicious / Destiny’s Child (01/1)
19位 If I Were A Boy / Beyonce (08/3)
18位 Halo / Beyonce (09/5)
17位 Telephone / Lady Gaga feat. Beyonce (10/3)
16位 Me, Myself And I / Beyonce (04/4)
15位 Soldier / Destiny’s Child feat. T.I. & Lil Wayne (05/3)
14位 ’03 Bonnie & Clyde / Jay-Z feat. Beyonce Knowles (02/4)
13位 No, No, No / Destiny’s Child (98/3)
12位 Naughty Girl / Beyonce (04/3)
11位 Bills, Bills, Bills / Destiny’s Child (99/1)

 

 

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10位 Survivor / Destiny’s Child (01/2)
9位 Lose My Breath / Destiny’s Child (04/3)
8位 Say My Name / Destiny’s Child (00/1)
7位 Jumpin’, Jumpin’ / Destiny’s Child (00/3)
6位 Single Ladies (Put A Ring On It) / Beyonce (08/1)
5位 Check On It / Beyonce feat. Slim Thug (06/1)
4位 Crazy In Love / Beyonce feat. Jay-Z (03/1)
3位 Baby Boy / Beyonce feat. Sean Paul (03/1)
2位 Irreplaceable / Beyonce (06/1)
1位 Independent Women Part I / Destiny’s Child (00/1)

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