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2015/4/18 Billboard Chart

time 2015/04/17

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共同通信社刊 あめりかん☆ぱい佐藤直人編・著『ビルボード年間チャート60年の記録 1955-2014』は、5月15日発売です。

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4/18付。今週のビルボード・アルバム・チャートから。

 

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今週の第1位は、初登場でラッパー、ワーレイの『The Album About Nothing』です。100,000EAU(実売88,000枚)のセールスでした。2013年『The Gifted』に続いて2枚目の第1位です。

 
今週のTOP10内初登場はあと4枚あります。

 

 

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第3位は2010年『Battle Of The Sexes』以来のアルバムにしては1位を獲れなかったリュダクリスの『Ludaversal』です。8枚目のTOP10入りとなりました。5/17に授賞式が行われる2015年ビルボード・ミュージック・アワードのホストに選ばれています。こちらはテイラー・スウィフトが最多の14部門にノミネートされています。もう1人のホストはスーパーモデルでジョン・レジェンドの奥さんのクリッシー・テイゲンに決まっています。

 

 

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第7位はソロになって4枚目のTOP10、つまりソロとなって発売したスタジオ・アルバムすべてTOP10入りを果たしたダリアス・ラッカーの『Southern Style』です。カントリー・アルバム・チャートでは昨年のクリスマス・アルバム『Home For The Holidays』(最高位3位)を除いてすべて初登場で1位を記録しています。この記録、女性ではミランダ・ランバートがデビューからスタジオ・アルバムで5枚連続初登場第1位を継続中です。キャリー・アンダーウッドもデビューから5枚連続初登場第1位を継続中ですが、5枚目はベスト盤です。男性ではティム・マックグロウが94年から2001年まで6枚連続初登場1位(1枚ベスト盤を含む)という大記録を達成しました。でももっとすごいのがグレン・キャンベルで、1967年のデビュー・アルバム『Gentle On My Mind』から69年の『Galveston』まで7枚連続スタジオ・アルバム第1位という記録を持っています。その中で68年の『Wichita Lineman』はカントリー・アルバム・チャートで20週連続第1位でした。ここで、カントリー・アルバム・チャートで20週以上第1位を記録したアルバムをご紹介します。

 
50週 Come On Over / Shania Twain (1997)
43週 Always & Forever / Randy Travis (1987)
41週 No Fences / Garth Brooks (1990)
36週 Fly / Dixie Chicks (1999)
35週 Fearless / Taylor Swift (2008)
35週 O Brother, Where Art Thou? / Soundtrack (2001)
34週 Some Gave All / Billy Ray Cyrus (1992)
33週 Ropin’ The Wind / Garth Brooks (1991)
31週 Need You Now / Lady Antebellum (2010)
31週 Killin’ Time / Clint Black (1989)

29週 The Woman In Me / Shania Twain (1995)
29週 Not A Moment Too Soon / Tim McGraw (1994)
28週 Blue / LeAnn Rimes (1996)
28週 Mountain Music / Alabama (1982)
28週 Feels So Right / Alabama (1981)
27週 Some Hearts / Carrie Underwood (2005)
25週 Kenny / Kenny Roders (1979)
24週 Taylor Swift / Taylor Swift (2007)
23週 The Gambler / Kenny Rogers (1979)
22週 Always On My Mind / Willie Nelson (1982)

21週 Behind Closed Doors / Charlie Rich (1973)
21週 The Closer You Get / Alabama (1983)
20週 Johnny Cash At San Quentin / Johnny Cash (1969)
20週 Wichita Lineman / Glen Campbell (1968)

 

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第8位にはデス・キャブ・フォー・キューティの『Kintsugi』が初登場です。『Kintsug』とは日本語で“金継ぎ”のこと。陶磁器で欠けたり割れたりした部分を漆でつなげて、継ぎ目に金、銀などの粉をかける日本独自の修復法です。8枚目のスタジオ・アルバムで4枚目のTOP10入りとなりました。ロック・アルバム・チャートでは3枚目の第1位です。

 

 

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そして第10位が1975年7月1日ミシガン州デトロイト生まれのスフィアン・スティーヴンスの『Carrie & Lowell』です。ギター、ベース、バンジョー、ピアノをこなすフォーク・ロックのシンガー・ソングライターです。2010年の『Age Of Adz』以来のフォーク・ロック・アルバム・チャートでの第1位となりました。タイトルのCarrieは2012年に亡くなった母の名前。そしてLowellは一緒にレーベルを立ち上げた義理の父の名前です。

 

 

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ところで今週の2位には先週の17位からサウンドトラック『Furious 7』(映画邦題:ワイルド・スピード SKY MISSION)が一気に上がってきました。映画が4/3に公開されたことが急上昇の大きな要因ですが、公開1週目で全米+海外で3億8400万ドルの興行収入を記録しました。これは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(4億8320万ドル)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(3億9400万ドル)、『アベンジャーズ』(3億9250万ドル)に次ぐ歴代4位の記録となりました。このアルバムは実売は33,000枚で実売だけのランキングでは12位なんです。でも収録曲のダウンロードやストリーミング回数もランキングに影響する現在の集計方法では第2位!

 

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ところで、20位にヴァン・ヘイレンの『Tokyo Dome Live In Concert』が初登場しました。ヴァン・ヘイレンとしては16枚目のチャートインなんですが、これまでデビュー・アルバム『Van Halen』が最高位19位で、それ以降14枚連続でTOP10入りを果たしてきました。このアルバムはどうでしょうか。

 

 

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日本で大人気で、昨年のレディ・ガガのアメリカ・ツアーでも5公演でオープニング・アクトを務めたベビーメタルがいよいよアメリカでCDデビューします。日本では2012年7月にデビュー・シングルが発売されました。昨年の9月にはビルボード・ワールド・ミュージック・アルバム・チャートで1位になっていました。今回はソニーと契約して全世界でデビュー・アルバムが発売になります。5/29にドイツ、スウェーデン、スペイン、フィンランド、6/1にUK、フランス、ベルギー、オランダ、ポーランド、スイス、ノルウェー、デンマーク、6/2にイタリア、そして6/16にアメリカで発売になります。これに合わせて5/9のメキシコを皮切りに、カナダ、アメリカ、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、オーストリア、そして6/21の千葉・幕張メッセまでのワールド・ツアーが予定されています。

 

 
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4/18付。今週のビルボード・シングル・チャートから。

 

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とうとう14週目の第1位です。第1位はマーク・ロンソン・フィーチャリング・ブルーノ・マーズの「Uptown Funk!」。しかし先週まで合計9週間でデジタル、ストリーミング、エアプレイの1位を独占してきましたが、今週はデジタル・セールスが2位にダウンしました。それにしてもHOT100で14週以上の第1位は8曲しかありません。ストリーミングは12週間第1位となり、これはイギー・アゼリア・フィーチャリング・チャーリーXCXの「Fancy」の13週に次ぐ歴代2位の記録になりました。エアプレイ・チャートであるラジオ・ソングス・チャートは11週目の第1位。こちらは1998年のグー・グー・ドールズ「Iris」が18週第1位でこれが記録になっています。また、ブルーノ・マーズはこれで通算1位獲得週数が31週となりHOT100では歴代12位となりました。合計30週以上1位を記録したアーティストは以下の通りです。

 
1位 79週 Mariah Carey
2位 59週 Beatles
3位 51週 Rihanna
4位 50週 Boyz II Men
5位 47週 Usher
6位 37週 Michael Jackson
7位 36週 Beyonce
8位 34週 Elton John
9位 33週 Janet Jackson
9位 33週 Katy Perry
11位 32週 Madonna
12位 31週 Bruno Mars
12位 31週 Whitney Houston
14位 30週 Paul McCartney/Wings

 

 

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この曲を脅かす勢いで上がってきたのが今週84位から10位にアップしたウィズ・カリファ・フィーチャリング・チャーリー・プースの「See You Again」です。サウンドトラック『Furious 7』に収録されていて映画が4/3に公開され、デジタル・セールスが42位から一気に1位になりました。ストリーミングは26位に初登場しています。4/6にオフィシャルのビデオがリリースされましたのでストリーミングが一気に増えることが予想されるので4/25付は相当上がっていることと思われます。この曲の初登場は100位でした。もし1位になればウィズ・カリファは史上初の100位初登場のNo.1ソングを2曲記録することになります。

 
19位にはリアーナの「B**** Better Have My Money」が先週の初登場23位から上昇しています。今年はニュー・アルバムが発売されますのでシングル・チャートに新曲が入る度にいろいろな記録を作っていくことになるのでしょう。この曲がTOP20に入ったことでリアーナのTOP20入りは35曲目となりました。この記録は48曲でエルヴィス・プレスリーが最多ですが女性アーティストではリアーナは歴代第2位です。

 

1位 44曲 Madonna
2位 35曲 Rihanna
3位 33曲 Taylor Swift
4位 32曲 Mariah Carey
5位 29曲 Aretha Franklin
5位 29曲 Janet Jackson
7位 26曲 Whitney Houston
8位 22曲 Beyonce
9位 21曲 Connie Francis
9位 21曲 Nicki Minaj
11位 20曲 Diana Ross

 

 

今週の42位にはサム・スミスの「Stay With Me」がランクされています。今週で登場52週目となりました。これでワン・イヤー・ソングスに加わったわけですが、43曲目とのことです。最長はイマジン・ドラゴンズの「Radioactive」の87週。60週以上が14曲もあります。ポール・デイヴィス(「I Go Crazy」40週)だ、ソフト・セル(「Tainted Love」43週)だと言っていたあの時代は何だったのでしょうって感じです。

 

 

 

 

オフ会映像

ひたすら・・・歌い出しがタイトル!の全米トップ40ヒットを聴く飲み会

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