Bay City Rollers ㊙日記リターンズ(34)

ベイシティーローラーズ

1977年

October, 16th Sunday  ③

 

(続き)

 

さて日はかわって5日。

 

この日はホテルには行かないで、早く武道館に行って

いろいろ視察することにしたのデス!

 

武道館に入ろうとしたら婦人警官のおばさんが寄ってきて

(補導するため)私たちに学校名を聞いたり

2人くらいの子に別々にクラス名とかを聞いたりしたのです。

でもうちの高校は試験休みだって知っていて通してくれマシタ。

 

 

そして私たちはいろいろと研究した結果、Rollersが車で

入ってくる道を突き止めたのデス!!

そしたら、とーーてもこうるさいアルバイトの警備員がいて

「ここにいるなっ!」とすっごくらんぼーなコトバで言うので

私たち喧嘩しちゃった!!!

 

だってばかみたいに1人で怒ってるんだもん。

人が歩いてるのに「ほら、もっと早く歩けよ~~~!!」

とか言うから頭にきて

「もう私たち帰るわよ!」とか言ったら、ナント

「おい、こいつら帰るんだってヨー!」

だって! もうすごーーい頭にきちゃった!!!

 

そういうわけで、帰るとかいって結局さっきの突き止めた場所に

戻って来てしまったのデス。

そしたらどうやらここの場所、セーカイのようでした!!

 

警官がたくさんやって来て

(これがいちばん恐いといわれている9機の方々だったの)

「Rollersが来たら、僕たちしゃがんであげるから、

飛び出すんじゃないよ」

ってとっても優しいの♡

だから私たちも元気よく「は~~い!!」って返事してあげました。

 

みんなも追いかけないで、手を振るだけにしようと言っていたので

私もそのつもりでいたノデス。

そしていよいよ黒い車が見えてRollersがやって来たのです!!

 

 

 

2台に分かれていて、前にDerekWoody♡ 後ろにEricLes♡

はじめDerekの顔が見えて「わ~~どうしよう」と思って

みんなの方を見たら・・・・・

 

そう、いないのデスヨ。。。

みんな追いかけて行ってしまったのレス。。

 

 

ちょうどLesEricの車が止まっていたので、必死にそこへ

駆けつけました。

そうナノデス!!!

ガラスを隔ててたけど、もう目の前にガラスが

無ければ手が届くくらい近くに、

あのLesEricがいるのデス!!♡♡

 

 

私ももう必死でなんとかLesがこっちを見てくれるように

ガラスをたたいてしまった・・・・

「Les~~~! Les~~~!」と叫びながら。。。

 

そしたらLesが私たちに親指のサインをしてくれたのです♡

ニコニコ笑って!! あ~~~!!もうかんゲキ~~~~♡♡

すご~~くLesかわいいんだもん!!

私はLesにでんでん太鼓プレゼントしたけど、見てくれた

かナァ~~~? 心配~~~~。。。

 

 

(続く)