1979年
March 21st Tue.②
(続き)
私、まるで気が狂ったように布団にうつぶせになって
つぶやいていた・・・・
「わからない・・・・わからない・・・・わからないよォ・・・・
私、わからない・・・・・」
とか。
「いや・・・・いやよォ・・・誰か違うって言ってよ・・・・
今のはウソだって・・・・ねぇ、だれかぁ・・・・」
なんテネ。
その夜も眠れたもんじゃなかった・・・・
上のようなことをつぶやき布団の中にうづくまって
ガタガタと震えているのです。
あの夜ほど長いってカンジたことはなかった。
そしてあんなつらい悲しい夜はなかった。
明け方になってほんの少し寝てしまったんだけど
その夢はIanが脱退して悲しくて大泣きしている私なのです。
次の日はお昼にやっと起きてボ~~としたり
涙したりしている1日。
朝はもちろん食べずお昼はパン1枚にコーヒー1杯。
その日は化粧品を買ってもらう日だったので
悲しくってやりきれない心をおさえて
5時頃買いに行ったのデス。
ところが私ってダメなのネ・・・。
お店の人にファンデーションとかシャドーをつけて
もらっているうちに、目の前がクラクラして
貧血起こしてしまったのデス。
私って緊張していて顔なんかをいじられるのって
ほんとダメみたいなんですネ
あのコンタクトの時とまったく同じだったもの。
それでしばらくイスに座ってうなだれていたの。
もうとっても暑くなっちゃってハンカチを水に浸して
冷やしたり。
いったん家に戻るコトにしたんだけど・・・・
これがもーダメ・・・・。
おねえchanにささえられて歩いてる時
目の前がくら~~くモヤに包まれたみたいな
カンジでフラフラしちゃって・・・・
やっとのことで家に着いたのです。
もどしそうになったんだけど、ろくなもん食べてなかったので
もどすにももどせないのです。
しばらく横になっていました。
でも・・・・・八木chanの電リクがあるのに気づいて
ラジオをつけました。
Ianについて詳しいこと言うかもしれないと思って。
(続く)