Bay City Rollers ㊙日記(167)

1979年

 

March 21st Tue.②

 

(続き)

 

私、まるで気が狂ったように布団にうつぶせになって

つぶやいていた・・・・

 

「わからない・・・・わからない・・・・わからないよォ・・・・

私、わからない・・・・・」

 

とか。

 

「いや・・・・いやよォ・・・誰か違うって言ってよ・・・・

今のはウソだって・・・・ねぇ、だれかぁ・・・・」

 

なんテネ。

 

その夜も眠れたもんじゃなかった・・・・

上のようなことをつぶやき布団の中にうづくまって

ガタガタと震えているのです。

 

あの夜ほど長いってカンジたことはなかった。

そしてあんなつらい悲しい夜はなかった。

 

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明け方になってほんの少し寝てしまったんだけど

その夢はIanが脱退して悲しくて大泣きしている私なのです。

 

次の日はお昼にやっと起きてボ~~としたり

涙したりしている1日。

 

朝はもちろん食べずお昼はパン1枚にコーヒー1杯。

 

その日は化粧品を買ってもらう日だったので

悲しくってやりきれない心をおさえて

5時頃買いに行ったのデス。

 

ところが私ってダメなのネ・・・。

 

お店の人にファンデーションとかシャドーをつけて

もらっているうちに、目の前がクラクラして

貧血起こしてしまったのデス。

 

私って緊張していて顔なんかをいじられるのって

ほんとダメみたいなんですネ

あのコンタクトの時とまったく同じだったもの。

 

それでしばらくイスに座ってうなだれていたの。

もうとっても暑くなっちゃってハンカチを水に浸して

冷やしたり。

 

いったん家に戻るコトにしたんだけど・・・・

これがもーダメ・・・・。

 

おねえchanにささえられて歩いてる時

目の前がくら~~くモヤに包まれたみたいな

カンジでフラフラしちゃって・・・・

 

やっとのことで家に着いたのです。

 

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もどしそうになったんだけど、ろくなもん食べてなかったので

もどすにももどせないのです。

 

しばらく横になっていました。

 

でも・・・・・八木chanの電リクがあるのに気づいて

ラジオをつけました。

 

Ianについて詳しいこと言うかもしれないと思って。

 

(続く)