Bay City Rollers ㊙日記リターンズ(65)

ベイシティーローラーズ

1978年

January 19th Thursday ④

 

(続き)

 

どのくらい待ったんだろう。

すごく時間が短く思えたけど・・・。

 

もうそろそろConcertも終わりの時間だって二人が

教えてくれたので、最後の望み。

車が出て行く場所を見つけることにしたのデス。

 

この時歩こうとしても、ひざが曲がらなかったんでス。

歩くのがすごい辛かった・・・・。

 

mukaがカーテンがかかっているマイクロバスを見つけて

(上から)あそこの場所へ行くにはどうしたら良いかなどと

いろいろ捜索した結果、見つけたのデス

この場所へ行く時、走ったので少し体があったかくなって

足も少しほぐれてきた。

 

私たち3人はビルの影に隠れて待っていたのデス。

ちらっと見ると警官が見張っている。

 

なんだかほんトにドキドキしてしまった。。。

周りにファンはいなく、私たちだけだったのデス

 

待っている間、私は空を見上げて星を見てた。

3個くらい光っていて、やけに悲しかった・・・・。

 

そんな時、ちらっと音が聞こえたのデス

「二人のパラダイス」のようなカンジだった。

これが最後の曲だから、もうじき出てくるんだと思って

さすがに私たちは目を見張っていたっけ・・・。

 
しばらくすると、そう!例のカーテンが閉まってる

グリーンのマイクロバスが動いたのデス。

 

mukaが即、「Damian~~!」と叫んで(遠くからだったけど)

私も一瞬「これで本当にいいのカナ?」と戸惑ったけど

後に続いて「Ian~~~!」と叫んでしまった。

 

私、2回くらい叫んだかナァ・・・・

いーちゃんはなぜか叫ばなかった。

 

車が向こうの方に行ってしまったあと、

私たちは即、警備していた警官に聞きに行ったのデス。

そしたら「もう行ったよ」って言ったから

「今のでしょ?」 って聞いたらそうだって!!

 

わ~~~い、ほんとにこの時は嬉しかった。

あれなら絶対、私の声Ian聞いたはずデス。

響きわたっていたもん!

 

 

それにあそこにいたファンは私たち3人だけ

あの時「Ian~~~~!」だけじゃなくて

なんか英語で言えば良かった。。。

「Come back again soon!」とか・・・・

 

それにあの時なら、もっと近くに寄っていけたみたい。

私たちは可愛く遠くから叫んでいただけだけど。

 

まぁでもいいのでス。Ianが私の声を聞いてくれたって

コトだけでも、ものすごく満足デス。カンゲキデス。

 

Concertでは他のファンの声と混じって声を聞いてくれる

なんてこと(1人の)できないもんネ

 

わ~~い 良かった!!♡

 

(続く)