1978年
January 19th Thursday ④
(続き)
どのくらい待ったんだろう。
すごく時間が短く思えたけど・・・。
もうそろそろConcertも終わりの時間だって二人が
教えてくれたので、最後の望み。
車が出て行く場所を見つけることにしたのデス。
この時歩こうとしても、ひざが曲がらなかったんでス。
歩くのがすごい辛かった・・・・。
mukaがカーテンがかかっているマイクロバスを見つけて
(上から)あそこの場所へ行くにはどうしたら良いかなどと
いろいろ捜索した結果、見つけたのデス
この場所へ行く時、走ったので少し体があったかくなって
足も少しほぐれてきた。
私たち3人はビルの影に隠れて待っていたのデス。
ちらっと見ると警官が見張っている。
なんだかほんトにドキドキしてしまった。。。
周りにファンはいなく、私たちだけだったのデス
待っている間、私は空を見上げて星を見てた。
3個くらい光っていて、やけに悲しかった・・・・。
そんな時、ちらっと音が聞こえたのデス
「二人のパラダイス」のようなカンジだった。
これが最後の曲だから、もうじき出てくるんだと思って
さすがに私たちは目を見張っていたっけ・・・。
しばらくすると、そう!例のカーテンが閉まってる
グリーンのマイクロバスが動いたのデス。
mukaが即、「Damian~~!」と叫んで(遠くからだったけど)
私も一瞬「これで本当にいいのカナ?」と戸惑ったけど
後に続いて「Ian~~~!」と叫んでしまった。
私、2回くらい叫んだかナァ・・・・
いーちゃんはなぜか叫ばなかった。
車が向こうの方に行ってしまったあと、
私たちは即、警備していた警官に聞きに行ったのデス。
そしたら「もう行ったよ」って言ったから
「今のでしょ?」 って聞いたらそうだって!!
わ~~~い、ほんとにこの時は嬉しかった。
あれなら絶対、私の声Ian聞いたはずデス。
響きわたっていたもん!
それにあそこにいたファンは私たち3人だけ
あの時「Ian~~~~!」だけじゃなくて
なんか英語で言えば良かった。。。
「Come back again soon!」とか・・・・
それにあの時なら、もっと近くに寄っていけたみたい。
私たちは可愛く遠くから叫んでいただけだけど。
まぁでもいいのでス。Ianが私の声を聞いてくれたって
コトだけでも、ものすごく満足デス。カンゲキデス。
Concertでは他のファンの声と混じって声を聞いてくれる
なんてこと(1人の)できないもんネ
わ~~い 良かった!!♡
(続く)