5/31 最新全米ヒットチャート解説

 

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5/31付。今週の全米アルバムチャートから。

 

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今週の第1位は2001年にオハイオ州アクロンで結成された2人組ロック・バンドのブラック・キーズ『Turn Blue』。164,000枚売れました。8枚目のアルバムですが、最初の4枚はチャートに入りませんでした。しかし、2008年の5枚目のアルバム『Attack & Release』が14位を記録すると、その後の3枚はすべてTOP10入り。このアルバムで初の第1位を獲得しました。しかも2位のあのアルバムを抑えての1位はすごいです。オルタナティヴ、ロックの両エアプレイ・チャートで1位になった現在ヒット中の「Fever」は珍しくアメリカ盤のCDシングルが発売されました。

 
今週はTOP10内にあと5枚が初登場しました。

 

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UKでは1位でしたがアメリカでは2位に初登場したのがマイケル・ジャクソンの『Xscape』。10枚目のTOP10入りです。1位6枚、他の4枚はすべてTOP5。UKでは10枚目のNo.1アルバムになりました。オリジナル音源に手を加えた8曲入りの通常盤と、それにオリジナル音源のままの8曲と、「Love Never Felt So Good」のジャスティン・テインバーレイクが参加したヒット・バージョンの9曲を加えたデラックス・エディションが発売されています。プロデューサーはティンバランド。他にロドニー・ジャーキンス、スターゲイト、ジェローム・ハーモン、ジョン・マクレーンなどが参加しています。

 

 

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第5位に初登場したのが、ラスカル・フラッツの9枚目のTOP10アルバムとなった『Rewind』。2008年の『Greatest Hits』を含めて、2002年の『Melt』以降のスタジオ・アルバムはすべてTOP10に入る人気ぶりです。2000年のデビュー・アルバムはカントリーでは3位でしたが、ポップでは最高位43位でした。

 

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そして第6位にはドリー・パートンの『Blue Smoke』が初登場。カントリーの大スターなんですが、ポップのアルバム・チャートではソロでは初のTOP10入りなんですね。87年にエミルー・ハリスとリンダ・ロンシュタットとともに『Trio』を発表してこれが最高位6位でした。今回はQVCショッピング・ネットワークで、4/27に1時間のコンサートをやったり、他のTV番組にも積極的に出演して宣伝した効果でしょう。

 

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第7位はトーリ・エーモスの『Unrepentant Geraldines』。14枚目のアルバムで8枚目のTOP10入りとなりました。5/7アイルランド・ダブリンを皮切りにロンドン、パリ、フランクフルト、ベルリン、北欧、チューリッヒ、ローマ、ウィーン、ミュンヘン、モスクワなど6/17まで27都市を回るヨーロッパ・ツアー中です。

 

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第10位はマイケル・W.スミスの『Sovereign』が入りました。クリスチャン・アルバム・チャートで第1位です。

 

 

5/18にラス・ヴェガス・MGMグランド・アリーナでビルボード・ミュージック・アワード2014の授賞式が行われました。マイケル・ジャクソンのホログラムというか“Pepper’s Ghost”には驚かされました。おもな受賞作品は以下のとおりです。

 
Top Artist: Justin Timberlake
Top New Artist: Lorde
Top Male Artist: Justin Timberlake
Top Female Artist: Katy Perry
Top Duo/Group: Imagine Dragons

Top Billboard 200 Artist: Justin Timberlake
Top Hot 100 Artist: Imagine Dragons
Top Digital Songs Artist: Katy Perry
Top Radio Songs Artist: Justin Timberlake
Top Touring Artist: Bon Jovi

Top Social Artist: Justin Bieber
Top Streaming Artist: Miley Cyrus

Top R&B Artist: Justin Timberlake
Top Rap Artist: Eminem
Top Country Artist: Luke Bryan
Top Rock Artist: Imagine Dragons
Top Latin Artist: Marc Anthony
Top Dance/Electronic Artist: Daft Punk
Top Christian Artist: Chris Tomlin
Top Billboard 200 Album: Justin Timberlake / The 20/20 Experience
Top R&B Album: Justin Timberlake / The 20/20 Experience
Top Rap Album: Eminem / The Marshall Mathers LP 2
Top Country Album: Luke Bryan / Crash My Party
Top Rock Album: Imagine Dragons / Night Visions
Top Latin Album: Marc Anthony / 3.0
Top Dance/Electronic Album: Daft Punk / Random Access Memories
Top Christian Album: Alan Jackson/ Precious Memories: Volume II
Top Hot 100 Song: Robin Thicke Featuring T.I. & Pharrell / Blurred Lines
Top Digital Song: Robin Thicke Featuring T.I. & Pharrell / Blurred Lines
Top Radio Song: Robin Thicke Featuring T.I. & Pharrell / Blurred Lines
Top Streaming Song (Audio): Imagine Dragons / Radioactive
Top Streaming Song (Video): Miley Cyrus / Wrecking Ball
Top R&B Song: Robin Thicke Feat. T.I. & Pharrell / Blurred Lines
Top Rap Song: Macklemore & Ryan Lewis Featuring Ray Dalton / Can’t Hold Us
Top Country Song: Florida Georgia Line Featuring Nelly / Cruise
Top Rock Song: Lorde / Royals
Top Latin Song: Marc Anthony / Vivir Mi Vida
Top Dance/Electronic Song: Avicii / Wake Me Up!
Top Christian Song: Matthew West / Hello, My Name Is

 

 

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5/31付。今週の全米シングルチャートから。

 
今週の第1位はジョン・レジェンドの「All Of Me」、3週連続第1位です。グラミー賞でのパフォーマンスで注目されて11位から一気に4位に入った時、すでに登場20週目でした。それから4位2週、3位2週、2位6週で1位3週目です。息の長い大ヒットになりました。

 

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デジタルのカウントで、アルバム発売がシングル・チャートにも影響を与えるしくみになっているので、マイケル・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクの「Love Never Felt So Good」が先週の22位から一気に今週9位にアップしました。この曲がTOP10に入ったことでさまざまな記録が誕生しましたのでご紹介します。

 
まず、マイケル・ジャクソンは70年代から2010年代まですべての年代でTOP10ヒットを記録した唯一のアーティストになりました。ジャクソン5時代を含めると実は60年代でもTOP10を記録しています。これまでは4ディケード連続でのTOP10入りが記録でした。バーブラ・ストライサンドとシェールが60年代から90年代、エアロスミスが70年代から2000年代、そしてマドンナとホイットニー・ヒューストンが80年代から2010年代で記録しています。

 

そしてソロとして「Got To Be There」で初めてTOP10入りした日(1971/11/20)から今週までの期間が42年6か月1週間となりました。これはTOP10入りのスパンとしては新記録です。これまではサンタナの33年8か月でした。

 

TOP10のヒット曲数としてはマイケルは29曲目で歴代3位です。1位はマドンナの38曲、2位がビートルズの34曲です。4位がスティーヴィー・ワンダーで28曲、5位がマライア・キャリー、エルトン・ジョン、ジャネットで27曲となっています、

 
またデュエットしているジャスティン・ティンバーレイクですが、マドンナとのデュエット・ヒット(「4 Minutes」08年3位)があって、“King Of Pop”、“Queen Of Pop”の両方とデュエットしてTOP10ヒットを記録した唯一のアーティストとなりました。

 

この曲のソングライターはマイケル・ジャクソンとポール・アンカとなっています。この曲が書かれたのが1983年。この曲はジョニー・マティスのアルバム『A Special Part Of Me』(84年157位)に収録されているんです。

 

他にはルーク・ブライアンの「Play It Again」が21位、フロリダ・ジョージア・ライン・フィーチャリング・ルーク・ブライアンの「This Is How We Roll」が26位にありますが、カントリー・エアプレイ・チャートではこの2曲が1位と2位なんです。このチャートで上位2曲に同じアーティストがいるのは24年のチャートの歴史で初めてとのことです。

 
今週はビルボードが「Hot」とか「Heat」がタイトルに入っている曲のオールタイムTOP20を発表していましたのでご紹介します。

 

20 Make It Hot / Nicole feat. Missy “Misdemeanor” Elliot & Mocha (1998年最高位5位)
19 (Hot S**t) Country Grammar / Nelly (00/7)
18 Heat Wave / Love Is A Rose / Linda Ronstadt (75/5)
17 Heat Of The Night / Bryan Adams (87/6)
16 Too Hot / Kool & The Gang (80/5)
15 Hot Boyz / Missy “Misdemeanor” Elliott feat. Nas, Eve & Q-Tip (00/5)
14 Heat Wave / Martha & The Vandellas (63/4)
13 Hot Line / The Sylvers (77/5)
12 Some Like It Hot / The Power Station (85/6)
11 Heat Of The Moment / Asia (82/4)

10 This Is Why I’m Hot / Mims (07/1)
9 Hot Fun In The Summertime / Sly & The Family Stone (69/2)
8 Hot Blooded / Foreigner (78/3)
7 The Heat Is On / Glenn Frey (85/2)
6 Here Comes The Hotstepper / Ini Kamoze (94/1)
5 Hot Child In The City / Nick Gilder (78/1)
4 Hot N Cold / Katy Perry (08/3)
3 Drop It Like It’s Hot / Snoop Dogg feat. Pharrell (04/1)
2 Hot In Herre / Nelly (02/1)
1 Hot Stuff / Donna Summer (79/1)