御年79歳のRod Stewart♪、15年ぶりの日本公演は、3月20日(水)有明アリーナ!!
”One Last Time”と題された1回だけ!!
今年に入り、Jools Holland♪とスタンダード・ナンバーのカバー・アルバム Swing Feverをリリース、その関連ライヴ♪も行われていますが、今回の日本公演は、従来通りのロック・コンサートとのことです。
ステージ上のスクリーンには、そのアルバム Swing Feverのジャケットと、Rod♪が扱っているWolfie’s Whiskyの写真が写されています。
開演予定時刻17:00を回って、バックのメンバーが定位置に!!
オープニングBGMでかかっていたDepeche Mode♪のJust Can’t Get Enough♪が、Scotland The Brave♪に変わってライトダウン!!
1曲目はInfatuation♪、Rod Stewart♪、ステージ向かって右後方より女性シンガー3人と一緒に登場!!
若い頃と同じような黒白のジャケット、ステージ中央へ、場内絶叫、そしてポーズを取って熱唱、サックス、ギターもフィーチャーされます。
ステージには、Rod♪を入れて14人の大所帯、うち6人が女性メンバー!!
アコースティック・ギターが響いて、「Faces♪、1972年だよ!!」曲はOoh La La♪
女性2人(1人は、長年一緒にやっているマンドリンもプレイする J’anna Jacoby♪)が奏でるフィドル、スコットランド民謡的ムードで軽快に歌うRod♪、ヴォーカルの女性3人もバックアップ!!
スクリーンには、Ronnie Lane♪等、Faces♪のメンバーの写真も写されました。
「東京に戻ってきた!!、長かったね、2時間のショー、付き合ってほしい!!」
そんなことを言って、This Old Heart Of Mine (Is Weak For You)♪、Rod♪が動く度に場内歓声、フィドルも軽快に、サックスのJimmy Roberts♪もフィーチャー!!
続いてギターのカッティングから、It‘s A Heartache♪、そう、かつて「女ロッド」と言われたBonnie Tyler♪の大ヒット曲、近年ではRod♪も定番曲にしています。
続いてドラムスが響いて、Forever Young♪、フィドルがフィーチャー!!
途中でRod♪は下がって、女性メンバー1人はバス・ドラムを抱え行進・・・
そしてフィドル2人が奏でるのは、アイルランド民謡 Toss The Feathers♪
再び元のリズムに戻って、Rod♪、黒のオープン・シャツに着かえて登場、場内にも歌うようマイクを向けます。
最初の大きな山場に続いて、Have You Ever Seen The Rain?♪、勿論、CCR♪の大ヒット曲!!
こちらも近年、ライヴの定番に、バックのスクリーンには雨の映像、フィドルが盛り上げ・・・
そして” Have You Ever Seen The Rain?~♪“場内大合唱です。
「有難う、前に来たのは・・・」ここで一瞬、Rod♪は思い出せず、場内から”2009!”と声が上がります。
曲は、Baby Jane♪、女性シンガーたちもコーラスでかけ合い、後半、サックスがフィーチャー!!
静まってハープが聴こえ、「スローな時間、Cat Stevens♪の素晴らしい曲だよ!!」
アコースティック・ギターが響き、The First Cut Is The Deepest♪、フィドル、ハープもソロを聴かせます。
「楽しんでるかな?」と、お馴染みのギターのイントロ、Maggie May♪、早くも登場!!
但し最初、ギターが間違った(?)と仕切り直し、それからノリよく進行・・・
後半、女性シンガーの1人は、キーボードをプレイ、そしてお馴染みマンドリン、後半、フィドル中心に手拍子でも盛り上げ、”Maggie, I Wished I’d Never Seen Your Face~♪”場内も歌います。
Rod♪は、歌ってくれたことに感謝の意を表し・・・
「次は前回、東京ではやらなかったよ・・・」と、キーボード音が響いて、Passion♪
力強く歌うRod♪、バックのスクリーンはカラフルに眩しく、文字通り、熱くなっていきます。
「Muddy Waters♪とか、ブルースに影響を受けたけど、Christine McVie♪の美しい声も聴いた・・・彼女が1967年に発表した曲、1972年にレコーディングしたよ・・・」
スクリーンには、Christine McVie♪の写真、曲は、I’d Rather Go Blind♪、ギターからじっくり聴かせるRod♪
コーラスも叙情的に加わり、ギター・ソロ、サックス・ソロも・・・場内もしっかり聴き入っていました。
ここで女性シンガーの1人が、「次に歌うのは・・・」と、Young Turks♪
最初からアップ・テンポでノリよく、女性シンガー3人も踊ってコーラス、ツイン・ギター・ソロも後半、その女性3人が、中央のバス・ドラムを叩き、続いてドラムスのDave Palmer♪がソロを聴かせました。
Rod♪の動きで盛り上がり、やや静まったところで、Downtown Train♪
歌詞の”Brooklyn” を”Tokyo”に変え、場内から歓声、徐々に盛り上がっていき、女性シンガーの1人がパワフルにRod♪とかけ合うように歌い、Rod♪は下がって、サックスのJimmy♪のソロはフィーチャーされました。
ステージ前方には、女性ヴォーカル3人、アップ・テンポにノリよく、歌は、The Pointer Sisters♪の I’m So Excited♪、メイン・ヴォーカルは、その中の1人(Holly Brewer♪)、場内には‘80年代に洋楽を聴いていた人が多いように思われ、Rod♪不在の時も盛り上がりました。
カジュアルなジャケットを着てRod♪が戻り、「次の曲は歌ってほしい、”Sing”って何て言うんだい!?」
場内からは”Uta”という声が飛び交う中、ギターのイントロで始まったのは、I Don’t Want To Talk About It♪
ハープも美しく入り、フィドルも叙情的に、Rod♪をバックアップ、そしてサックス、その後、Rod♪がマイクを向け、”I Don’t Wanna Talk About It How You Broke My Heart~♪”と場内大合唱、最後はRod♪とサックスのかけ合いで締められました。
「次の曲は重要だよ、みんなも応援してくれているように、セルティックFCには数名の日本人選手がいるんだ・・・」
そう言って、アコースティック・ギターが響いて、ハープも入り、歌詞に”Celtic”, “The Best Team”と出てくるYou’re In My Heart (The Final Acclaim)♪
優しく歌い始めるRod♪、お馴染みフィドルが入り、コーラスで盛り上げ、スクリーンには、セルティックFCの映像も、そして後半、ここでも場内にマイクを・・・
”You’re In My Heart, You’re In My Soul, You’ll Be My Breath, Should I Grow Old?~♪“
ここでも大合唱、2曲続けて場内の一体感を感じました。
ここで、女性シンガー3人を紹介、Becca Kotte♪はブロードウェイで活躍、Joanna Harper♪は英国のシンガー、最初に歌ったHolly Brewer♪はMilton Keynesからはるばるやって来たとのこと・・・
一転、Rod♪、アコースティック・ギターの2人、アップライト・ベースの4人がステージ前方へ・・・
ピアノのイントロから、Have I Told You Lately♪、Van Morrison♪の作品ですが、Unplugged以降、すっかりRod♪の定番に、静かに聴かせ、ギター2人、ベースのソロもフィーチャー、最後はRod♪の熱唱で締められます。
また一転、ノリのいいリズムで。再び女性シンガー3人が、黒いミニの衣装で登場、歌はLady Marmalade♪
今度は、Joanna♪が中心に歌い、サックスもフィーチャー、盛り上がったところで、今度はフォーマルなジャケットを着こなしたRod♪が戻って「Tina Turner♪とレコーディングしたよ」と始まったのは、It Takes Two♪
Tina♪の役は、Becca♪、パワフルにRod♪とのかけ合いでデュエット、場内も最高潮へ向かいます。!!
ライヴもクライマックスへ、Some Guys Have All The Luck♪
ラス・ヴェガスのネオンを思わせる映像、ステージを動き回って軽快に、サックスもフィーチャー!!
そして Da Ya Think I‘m Sexy?♪、イントロ部分はスキャットでBecca♪が歌い、場内を煽り・・・
Rod♪、いつも通りノリノリに歌い、フィドルの2人も踊ってプレイ、後半はベース、サックスがフィーチャー!!女性シンガー3人と歌のかけ合い、”Good Night, Tokyo!”
Rod♪はひと足先にステージを後に、いったん終了となりました。・・・
スクリーンには、”More APPLAUSE Please”と印され、アンコールに登場!!
ギターとハープのイントロから、やはり Sailing♪、ステージ中央でじっくり聴かせ、女性陣はキャプテンの帽子、それをRod♪も被り、バックには海の映像、ギター・ソロ、後半はフィドル2人、ヴォーカル3人の計5人と Rod♪、ステージ中央でならんで熱唱です。
これで終わり!?・・・と思いきや、バンド・メンバーがロックン・ロールをプレイし始め!!
Sweet Little Rock And Roller♪、ノリノリで歌う Rod♪、ギター、ピアノもソロを聴かせ、下がっていた女性陣も戻ってきて、プレイヤーのメンバーも合わせて6人でコーラス、Rod♪をバックアップ!!
まさに最高潮でグランド・フィナーレ!!、Rod♪、続いてメンバーもステージを後に・・・
場内では、エンディングBGMとしてOne More Time♪がかかっていました。
当然、30代のRod Stewart♪とは違うわけですが、その点をさておけば、これまでの来日公演♪の中で最高!!
そう思いました。
セットリストも含めて内容も良かったし、それと何と言っても、Rod♪がマイクを向けたら、場内が大合唱した!!・・・
話題性だけでSailing♪とDa Ya Think I’m Sexy?♪しか知らない観衆で超満員となった1979年と1981年の日本公演、Rod♪がマイクを向けてもしーん、かつてそんな苦い経験もしているだけに、今回はRod♪自身も感激しているよう、それも伝わってきて、終始嬉しそうに見えました。
あと、バック・ミュージシャンの半数が女性というところもRod♪らしいところ!!
3人はフィドル、マンドリン、ハープと、トラディショナルな楽器を演奏するプレイヤー、あとの3人は、ノリノリのヴォーカル・グループ!!
さらには、Christine McVie♪や、Tina Turner♪へのトリビュートも!!
あらゆる点で充実していたライヴ・パフォーマンスと言えるでしょう。
さて今回、”One Last Time”と題され、Rod♪の年齢からも最後の日本公演(?)と言われていますが・・・
いやいやまだまだできる!!、是非また日本に来てほしい!!・・・
誰もが同じ思いでこの会場を後にした!!・・・それは間違いないでしょう。・・・