Elvis Costello♪、初来日以降日本でもお馴染みですが、今回は、約8年ぶり!!
盟友と言えるThe Imposters♪のキーボード奏者もある Steve Nieve♪とのデュオ公演!!
全4公演中、2日目に当たる 2024年4月9日(火)すみだトリフォニーホールにて・・・
超満員となっています。!!
ノスタルジックなBGM♪ (I’m Nuts About Screwy Music♪)が流れ、開演予定時刻19時を少し回ったところで・・・
ライトダウン!!、ギターを抱えた Elvis Costello♪、Steve Nieve♪登場!!
おどけたポーズを取ってElivis Costello♪、語るように歌い始める Watch Your Step♪でスタート!!
ギターを力強くかき鳴らし熱唱、Steve♪はピアノとオルガン音を使い分けます。
Steve♪がマーチ風に軽快にピアノを奏で、Elvis♪はギターを置いて、歌うは、Talking In The Dark♪、そう、Linda Ronstadt♪も歌ったナンバー、場内も手拍子、後半はピアノがフィーチャーされます。
「東京に戻ってきた・・・昨日も来た人いるよね・・・違う曲をやるよ・・・」
開口1番、そのように言って、静かに”Beauty”について語り始めて、ギターをかき鳴らし、曲は、All This Useless Beauty♪、3拍子でSteve♪のピアノも効果的に加わります。今度はやや悲し気なピアノから、The Long Honeymoon♪、再び何も持たずに熱唱、Steve♪はメロディアスなソロも聴かせます。
「今の曲は1981年に書いた・・・次の曲は、女の子の12年間の話・・・」
そう言って、Isabella In Tears♪、ピアノをバックに歌い始める Elvis♪、叙情的に悲し気に響きました。
一転、リズム・マシーンが音を刻み、バックにストリングス音等も加わって、When I Was Cruel No.2♪、メロウに歌うElvis♪、ピアノも盛り上げていき、重厚なムードとなったところで、Steve♪が弾いたフレーズはそう、ABBA♪のDancing Queen♪、途中、ピアニカもプレイ・・・最後は静かに消えるように終わっていきます。
やや静まって、ステージには、Elvis♪1人、ギターを爪弾きながら、「ポップ・チューンだよ・・・」と始まったのが、何と Veronica♪、大ヒット曲ですが、アレンジが違うので最初わからなかった人も多いことでしょう。(笑)
「東京では古い歌はよく聴いているだろうから・・・」とエレクトリック・ギターの静かなピッキングから、「”Vagabond”の歌・・・」と、Mr. Crescent♪、ここは弾き語りといった感じで静かに、途中から曲は、Everyday I Write The Book♪に・・・こちらもわからなかった人が多かったようです。(笑)
ここで何と、Steve Nieve♪、ステージ後方上段のパイプオルガンに!!、クラシカルに奏で、そしてElvis♪が歌って、Shipbuilding♪、会場全体がスピリチュアルなムードに、Steve♪は迫力のプレイ、そこへリズム音が加わって、ややテンポが上がって、エレクトリック・ギターも入り、We Are All Cowards Now♪、パイプオルガン音も効果的に加わり、ハードに、場内も手拍子、最後は静まってエンディングとなります。
「分かっていると思うけど、The Imposters♪でやっている曲を2人でやっているよ・・・」
そう言って、アコースティック・ブルースとして歌い始めるEverybody’s Crying Now♪、ギターとともに熱唱、ここではSteve♪のオルガン音も盛り上げます。リズム・マシーンを操作、「魔法の部分だよ」とギターを爪弾き始まったのが、 A Good Year For The Roses♪、フラメンコ風なギターで心地よく歌われ、Steve♪も色々なキーボード音を加えます。
「自分も日本語は話せないけど・・・」と父親や母親のことを面白く話して。ギターでイタリア語で歌い始めたのは、Dio, Come Ti Amo♪、途中からピアノも入り、曲は、Almost Blue♪へ、場内は聴き入り、後半はSteve♪とElvis♪のかけ合いとなり、ここで一転、マーチ風にギターをかき鳴らし、ピアノも軽快に、歌は、The Comedians♪、ノリよく響き、場内も大盛り上がりに、そしてSteve♪の奏でるピアノで、She♪、場内大歓声、今回場内は、Elvis Costello♪のマニアックなファンが多いでしょうが、恐らく日本では1番多く聴かれている彼の歌、ライヴもクライマックスへ、静かにリズムが刻まれ、「Burt Bacharach♪と作った曲・・・」とToledo♪、ギターも軽快に歌い、ピアノも美しく加わり、メロディアスなフレーズも聴かれます。
静まったところで、パワフルにエレクトリック音が挿入されてきて、レゲエ風のリズムに、Elvis♪自身がエレクトリック・ギターを奏で、Watching The Detectives♪、このオリジナルのメンバーでもあるSteve♪、色々な音を加えていき、ドラマチックにフィナーレです。
ここで終わり!?と思いきや、アコースティック・ギターに持ち換えて、Elvis♪、ステージ中央へ、コード進行から、場内歓声、そう、Alison♪、Steve♪のピアノも響き、場内は静かに聴き入って、そして大喝采、Elvis♪、ここ謝辞、Steve♪を改めて紹介し、エレクトリック・ギターを激しく奏で歌うは、そう、勿論 (What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Understanding♪、場内総立ち、そしてセカンド・ヴァース、Steve♪が歌い、大歓声、まさに最高調、力強くピアノも響いて、グランド・フィナーレ!!
おどけたポーズで挨拶するElvis Costello♪、エンディングBGM♪ (Donald Where’s Your Troosers♪)が流れ、2人はステージを後にしました。
またアンコールを本編に組み込んだセットリストになっていたようですが、エンディングBGM♪に合わせるようにアンコールの手拍子が暫くの間、響いていました。
Bob Dylan♪と同じように、Eivis Costello♪も自分の代表曲さえも大胆にアレンジを変えてしまう・・・
セットリストは毎回変わるよう、今回は割と近年リリースされたナンバーも多く歌われ、本当のファンは、色々なElvis Costello♪を期待しているわけでそれは良かったと思いますし、・・・その一方で、She♪、Alison♪、~Peace, Love And Understanding♪といったところは、しっかり押さえている!!、息の合ったSteve Neive♪とのプレイ、聴き応えのある2時間でした。
さてコロナ禍ということもあって、前回の日本公演からはかなり時間が経ってしまいましたが、次はどのような形でやって来てくれるか!?・・・それも大いに楽しみということで、この日の感動したお客さんは帰途についたことと確信いたします。