日本でもお馴染み Boz Scaggs♪

4年9ヶ月ぶりとなる日本公演♪

初日は、2024年2月19日(月)Tokyo Dome City Hall♪

AORの重鎮といったイメージも持たれている Boz♪ですが、元々、Steve Miller Band♪のギタリストとして名を馳せた人!!

近年のライヴ♪は、ヒット曲は勿論のこと、そんなBoz♪のルーツともいえるナンバーも多く歌われ、マニアックなファンにも大人気、ちょうど Eric Clapton♪に共通するところもあるかもしれません。

開演予定時刻19時を少し回ったところでライトダウン!!

先ずバンド・メンバー、人気ベーシストWillie Weeks♪を含む6人が登場!!

そしてステージ向かって右側から、Boz Scaggs♪登場!!

黒い衣装、79歳ですが、相変わらずのダンディぶり!!、セミ・アコースティック・ギターを抱え、アルバム Some Changeからの Sierra♪、バラード・ナンバーでスタート、艶のある優しいBoz♪の歌声は健在、場内も聴き入り、ギター、サックスもフィーチャーされます。

カウントからベースが響いて、アルバム Digからの Miss Riddle♪、こちらも静かにムーディーに歌われ、キーボード音が印象的、後半、ソプラノ・サックスがフィーチャーされます。

Boz♪はアコースティック・ギターに持ち替え、ピアノ音のイントロ、アルバムA Fool To CareからのLast Tango On 16th Street♪、パーカッションのリズム、ピアニカ、アコースティック・ギターが、ラテン・フレーバーを高め、Boz♪の歌を静かに熱いものとなっていきます。

静まったところで、カウントから、ギターのカッティング、そう、Jojo♪、お馴染みのナンバー、ここでは、ストラトキャスターを手に軽快に歌う Boz♪、バックのメンバーのうち3人が、コーラス・ハーモニーでバック・アップ!!、サックス・ソロもキマっています。

「Bobby Blue Bland♪の曲だよ・・・」そう言って、サックスのイントロから、The Feeling Is Gone♪、こちらもスローに力強く聴かせるブルース・ナンバー、サックスもパワフルに、ギターも心地よく登場、ディープに聴かせていました。

ここでオルガン音が奏でられ、メロディアスな曲調に、そう、Slow Dancer♪、Boz♪は優しくじっくり聴かせ、ややゴスペルっぽいオルガン音に癒される気分に、ファンには人気曲だけに拍手喝采となりました。

続いてもカウントから、ベースを効かせたリズム、Out Of The Bluesから、Rock And Stick♪、こちらもラテン風なムードも、ハーモニカのパートはピアニカ、最後はベース音に合わせるようにフィナーレです。

また静まってカウントから、静かに サックスも入り、Thanks To You♪、アルバム Dig収録のライヴではよく歌われるナンバー、ギター、サックスも効果的に、最後は静かに終わります。

ここでまた静まりますが、カウントから軽快なキーボード音、It’s Over♪、コーラスから、Boz♪の歌、ノリよく軽快に、そして後半、ギターがフィーチャー!!。やはり Silk Degreesからのナンバーは盛り上がり、Boz♪は、ギターのMike Miller♪を紹介します。

今度はフェンダー・ローズの美しい音色、お馴染みのイントロへ、Harbor Lights♪、優しく歌われるBoz♪の歌に、場内も聴き入り、メンバーのコーラス、ギターも叙情的な世界を作り出し、後半、アップ・テンポに、フェンダー・ローズ、ベースが響き、続いて ソプラノ・サックスがフィーチャー!!、そのシーンが浮かんでくるよう、ドラマチックにフィナーレ!!、Boz♪は、サックスのEric Crystal♪、フェンダー・ローズをプレイしたMichael Logan♪を改めて紹介します。

また静まって、ストリングスとピアノ音・・・ということは、Look What You’ve Done To Me♪、人気曲だけに場内歓声、メンバーのコーラスにもバックアップされ、Boz♪はじっくり聴かせ、ピアノ音中心に静かに終わります。

「これはもう1つのラブソングだよ・・・」と言って、バラードと思いきや、ブルース・ロックの Radiator 110♪、ミディアム・テンポで力強く聴かせ、ピアニカも効果的に、後半はギターもフィーチャーされます。

続いて、オルガン音のソロ、そこから、Somebody Loan Me A Dime♪、そう、Duane Allman♪が参加していた歴史的名盤と言われるアルバム Boz Scaggs♪に収録されたFenton Robinson♪のナンバー、まさにレジェンドといえるこの楽曲、近年ではセットリストの定番、味のある歌を聴かせ、ギター・ソロは先ず Boz♪、タイトなソロを聴かせ、再び歌、そして続いてのギター・ソロは、Mike♪、続いてオルガン音、やや軽快なプレイとなり、もう一度ギター、今度はエフェクターを効かせた速弾き、Duane Allman♪を彷彿させ、拍手喝采!!、最後はやはりBoz♪の歌で、10分を超える熱演は締められ、Boz♪は改めて、ギターのMike Miller♪、ドラムスのTeddy Campbell♪、ベースのWillie Weeks♪を紹介、本ライヴの1番の見せ場といえるでしょう。

ライヴもクライマックスへ、ベース音が響いて、そう、Lido Shuffle♪、勿論、ノリよく軽快に歌う Boz♪、ドラムスもパワフルにロール、そしてシンセサイザーのソロ、元々、これをプレイしていたのは、Jeff Porcaro♪とDavid Paich♪、そう、TOTO♪の原点といえるようなナンバーとも言え、今回も大いに盛り上がり、最後はギターが締めてフィナーレ、いったん終了、Boz♪たちは、ステージを後にしました。

あまり間を置かず、Boz♪、メンバーとともにアンコールに登場!!、ストラトキャスターを抱え、カウントから What Can I Say♪、大人しかった場内もほぼ総立ち、メンバーのコーラスにバックアップされ、軽快に歌い、後半、サックスもフィーチャーされます。

続いてはドラムスから、ベースが弾かれ、そう、Low Down♪、大ヒット曲だけに場内も大ノリ、Boz♪は、セミ・アコースティック・ギターに持ち替え、ここではサックスのEric♪もキーボード類をプレイ、熱唱に続くギター・ソロ、最後はメンバーとの歌の輪唱でフィナーレです。

ここで改めてメンバー紹介、パーカッションとバッキング・ヴォーカルのBranly Mejias♪は初めて紹介され・・・

「来てくれて有難う・・・東京に戻って来れて嬉しいよ・・・もう1曲やるよ・・・」

そう言って、ギターを置いてステージ中央、ピアノ音のイントロ、やはりWe’re All Alone♪、場内は、Boz♪の歌声に酔いしれ、歌の合間にも拍手喝采、最後はピアノ音で締められ、グランド・フィナーレ、心地よい気分でエンディング・・・

・・・と思いきや、メンバー、もう一度登場、最後にBoz♪、「ドーモアリガトウ・・・」

ギターを抱え、勢いよく始まったのは、Breakdown Dead Ahead♪、軽快にパワフルに、場内も手拍子で大盛り上がり、ハードなギター・ソロも挟んで、静かだったライヴも最高潮!!

歌い終えたBoz♪、場内に手を振り、メンバーとともにステージを後に・・・

エンディングBGMにEarth, Wind & Fire♪のAfter The Love Is Gone♪が流れる中・・・

Boz Scaggs♪に酔いしれた2時間のライヴ・パフォーマンス♪は幕を閉じたのでした。

AORの代名詞のような Boz Scaggs♪、’80年代以降、アルバム・リリースも少なかったこともあり、余計にそのイメージが強くなっていたのですが、前述の通り、元はブルース・ロックのギター奏者として登場した人、今回のライヴ♪もEric Clapton♪とも共通するものも感じ、その一方で大ヒット・アルバム Silk Degreesからのナンバーも多くプレイされ、あの唯一無二のBoz♪の歌声も堪能させていただいた 盛り沢山の内容の素晴らしいステージでした。

さて79歳のBoz♪、ダンディぶりも健在、まだまだ次の日本公演も期待できるのでは!?

改めてそのように実感して会場を後にしたのでした。

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