今さら説明不要、日本でも万人に親しまれているギタリスト!!
Larry Carlton♪
今回、Billboard Live♪にて、計14公演!!
Salute Japan Tour ~The Crusaders – Steely Dan – Fourplay~♪
そのように題され、いわば集大成と言えるライヴ!!、また今回が最後の長いツアー♪ともアナウンスされました。
初日に当たる5月1日(水)Billboard Live Yokohama♪でのセカンド・ステージです。
開演予定時刻20時を回ってライトダウン!!
「グラミー賞受賞のギタリスト、Mr. Larry Carlton♪」のアナウンス!!
ステージ上には、Larry Carlton♪ギター、お馴染み息子のTravis Carlton♪ベース、Ruslan Sirota♪キーボード、Mark Douthit♪サックス、Barry Green♪トロンボーン、Gary Novak♪、6人!!
Larry♪は、ステージ中央、お馴染みのGibsonのES-335を抱え、軽快なキーボードのイントロから、Minute By Minute♪でスタート!!、勿論、The Doobie Brothers♪のナンバー、Larry♪はオリジナルのレコーディングには参加していませんが、自身でカバー、ライヴでも定番となっていて、最初はサックスがリード・パート、そして心地よいギター・プレイを聴かせてきれます。
続いてドラムスのカウントから、これもお馴染み Smiles And Smiles To Go♪、軽快なビートに合わせてリラックス・ムード、しかし目の覚めるような素晴らしいプレイを堪能です。
「有難う、来れて嬉しい、楽しんでほしい・・・」
Larry♪はそう言って、シンセ・ベース音が響き、Black Friday♪、勿論、Steely Dan♪のナンバー、この曲もオリジナルには参加していません。サックスが先ずリード、そして Larry♪、力強いかけ合いのプレイ、後半、速弾きも・・・ここで静まって、スローなピッキング、ドラムスが響いて、キーボードが入り、Deep Into It♪、ノリのいいリズムとなって、ここでも Larry♪、サックスとかけ合い、速弾きも、後半、テンポがスローに、静かにハイ・トーンを響かせました。
ここで、Larry♪、メロディを口ずさんで、「Crusaders♪を覚えているかい!?・・・」
ギターを響かせ、曲は、Soul Caravan♪、アップ・テンポとなったところで、やはりサックス、トロンボーンが加わり、ファンキーなビートに、Larry♪のプレイに続き、トロンボーンのソロ、その後静まったところでは、タイトなギター・ソロを聴かせ、盛り上げていきました。
「有難う、Crusaders♪の初期の曲だよ・・・」
そう言って、ベース音が刻まれ、Put It Where You Want It♪、お馴染みのナンバー、軽快なギター、そしてホーンがフィーチャーされるところでは、Larry♪はワウ・ペダルを操作、途中、サックス・ソロもフィーチャー、Larry♪とのかけ合い、後半はエレクトリック・ピアノも入り、各メンバーのソロで盛り上げました。
一転して静かにストローク、そこから、10:00 P.M.♪、メロウに聴かせ、ドラムスの静かな音も叙情的に響き、後半は激しく、そこへエレクトリック・ピアノも入ってきてドラマチックに、再びスローにタイトなギターを聴かせ、静かに幕を閉じます。
「Fourplay♪を覚えているかい!?・・・」
そう言って、エレクトリック・ピアノのイントロから、ややノリよく、Blues Force♪、軽快なビートに合わせて躍動感のあるプレイ、ここでサックス・ソロ、最後はギター、リフレインで締められます。
「Steely Dan♪のファンはいるよね・・・わかっているよね・・・」
そんなことを言って、カウントから、力強いベース中心のリズム、Black Cow♪、先ずリード・パートは、トロンボーン、Larry♪は先ずバックアップ側に、続いてサックス、エレクトリック・ピアノとフィーチャーされ、そして後半、Larry♪が奏でるギターで締められ・・・
「もう1曲、Steely Dan♪、準備はいいね・・・」
カウントから、力強くキーボード音が響き。Kid Charlemagne♪、先ずはサックスがリード、続いてLarry♪のギター、2者がかけ合うように進行、Larry♪のライヴ♪でも定番曲になっているだけに、徐々に盛り上げていき、熱の入ったプレイに途中で拍手喝采、クライマックスへ向かいます。
そして、お馴染みのあのLarry♪のギターのカッティング!!、場内歓声!!、勿論、Room 335♪、ノリにのったLarry♪のプレイに心地よくサックスも加わり、水を得た魚のようにアドリブのプレイも聴かせ、最高潮に!!
「有難う、楽しかったよ・・・」いったん終了、Larry♪たちはステージを後にしました。・・・
アンコールの手拍子の中、再登場!!、Larry♪はギターを抱え、キーボード音のイントロから、ベース音が響いて、Bali Run♪、Fourplay♪でお馴染みのナンバー、ここでは終始、Larry♪がリード・パート、タイトな音を聴かせ、途中、ドラムスが力強く激しいプレイも、最後は静かにフィナーレ!!
今回もLarry Carlton♪のプレイを堪能した80分のライヴは幕を閉じました。
御年76歳のLarry Carlton♪、さすがにお若くはありませんが、いったんES-335を手にすると、それは唯一無二の存在!!、息子のTravis♪も含めた息の合ったメンバーとのまるでギターのお手本といったプレイを場内は堪能!!
今回もよく来ているファンも多いようですが、そんな人たちも十分にその音を満喫したことと思います。!!
さて大きなツアーはもう行わない(!?)とのことですが、単発的なライヴ♪等では、これからも楽しませていただければ・・・そう思いながら、夜も更けた横浜のこの会場を後にしたのでした。・・・