スーパー・スター Billy Joel♪、なんと15年2ヶ月ぶりの日本公演!!

今回は”One Night Only In Japan“と題され、1日限りということで、チケットも熾烈な争奪戦!!

2024年1月24日(水)日本全国からファンが東京ドームに集結しました。

満場の東京ドーム、開演予定時刻19時を少し回ったところで、場内BGMが映画The NaturalのThe End Title♪に変わり、少し経ってライトダウン、場内絶叫でほぼ総立ちに!!

Billy Joel♪他メンバー総勢9名がステージに登場!!

中央のグランド・ピアノに着いて、聴き馴染みのイントロ、先ずOde To Joy♪、俗にいう「第九」♪が奏でられ、そこからMy Life♪でスタート、1曲目から最高潮、途中で小さくお馴染みの「バカヤロー」

ピアノは回転台上で、軽快なリズムから、Movin‘ Out (Anthony’s Song)♪、スクリーンにはアパートメントの映像、サックス等も加わります。

ここで開口、日本語で「ミナサン、コンバンワ・・・ヒサシブリデス・・・」

ドラムスのChuck Burgi♪を紹介して、曲はThe Entertainer♪、軽快に歌われ、シンセサイザー音が効果的に挿入、プレイしたDavid Rosenthal♪を紹介、続いて「1978年の52nd Streetから・・・」と言って。また日本語で「サイゴマデ、タノシンデクダサイ・・・」 何と!!Honesty♪、場内歓喜、恐らく日本のファンのために加えられたと思われ、スローながら力強い歌に場内聴き入っていました。

続いて「さくらさくら」♪をピアノでプレイ、そこから今度は、Zanzibar♪、いつも通り力強くプレイされ、この曲といえば、何と言ってもトランペット・ソロ!!、Carl Fischer♪が先ずソロを聴かせ、曲の最後も彼の熱演!!

場内から拍手喝采!!Billy♪は改めてCarl♪を紹介しました。

この後、「立つよ!」とピアノを離れ、「僕は、Mick Jagger♪じゃないよ!!」と言って、何と Start Me Up♪、Mick♪の真似をして場内大ウケ、一転して、「1983年、30代だったので、ハイ・トーンで歌えたよ!!」と、曲はAn Innocent Man♪、シンプルなリズムが刻まれ、サビの部分をハイ・トーンで歌うBilly♪の顔がアップでスクリーンに映されました。尚、Billy♪がピアノを離れた時は、David♪が、ピアノを弾くこともあるようです。

「次も同じアルバムから、その前にウォーミング・アップだよ!!」とメンバー何人かが前方へ、アカペラでThe Lion Sleeps Tonight♪、これでテンションを高めて、勿論次は、The Longest Time♪、息の合ったメンバーのアカペラ・コーラスでBilly♪を盛り上げ、終わった!?と思ったところで、何度も溜めをとっていました。

再びピアノに着いたBilly♪、やや悲し気なメロディを奏で、もしかして新曲!?と思いきや一転、かけ声をかけて、Don’t Ask Me Why♪、軽快にノリよく手拍子、ここでベースのAndy Cichon♪を紹介、曲の方は、「1977年」ということで、ピアノから、Vienna♪、バックのスクリーンには、ウィーンの光景、シンセサイザー音も効果的に挿入される中、じっくり聴かせます。

また一転、レゲエ風のリズムで、Keeping The Faith♪、こちらもノリよく歌われ、ここではホーン奏者の3人のサックスがフィーチャーされ。パワフルに盛り上げていきました。この後、Billy♪は、「ピアノの中を見るんだ!!」と何か取り出すポーズ、曲は、Allentown♪、スクリーンには工場の映像、ピアノに着いて力強く歌われ、ギターもパワフルで印象的、Tommy Byrnes♪が紹介されました。

続いてBilly♪のピアノがフィーチャーされ、そこから New York States Of Mind♪、場内大歓声、スクリーンには、ニュー・ヨークの光景、Billy♪の歌を満場の観客が聴き入り、それを盛り上げるMark Rivera♪のサックスが叙情的に響きます。Billy♪はMark♪を紹介、次にピアノで奏でられるメロディ、そう、The Stranger♪、但し口笛はMark♪、アップ・テンポになるところから場内は最高潮!!トライアングルの音も効果的に入り、最後はパワフルに締められました。

ライヴもパワフルに進行、ドラムスが力強く叩かれ、Phil Spector風サウンド、Say Goodbye To Hollywood♪、アコースティック・ギターのカッティングに合わせてノリよく、勿論サックスも、続いて今では珍しいプッシュホンの音から、Sometimes A Fantasy♪、力強いロックで、”Oh Oh Oh Oh~♪”とコーラス、”Be Bop A Lula~♪“とも挿入、後半ハードなギターがフィーチャー!!勢いはそのまま、ピアノのイントロから一転して軽快に歌われる Only The Good Die Young♪、サックスも入ってノっています。

ここでパーカッションの紅一点、Crystal Taliefero♪がフィーチャーされ、曲は The River Of Dreams♪、ノリのいいリズムで、軽快に歌うBilly♪ですが、途中ブレイク、曲が一転、”Tokyo!”と叫んで、Crystal♪がマイクを持ってステージ前方へ、彼女が歌うのは、Ike & Tina Turner♪のRiver Deep Mountain High♪、一瞬場内もあ然!となりましたが、盛り上がって後半はBilly♪とのかけ合いも、もしかしたら昨年亡くなったTina Turner♪へのトリビュートなのかもしれません。再び The River Of Dreams♪に戻って締められ、「パーカッション、サックス、ヴォーカル、何でもプレイする」とCrystal♪を改めて紹介します。

Billy♪は流れるようにピアノをプレイ、歌は、ギター奏者でもあるMike Delguidice♪、曲はなんと、Nessun Dorma♪、そう、「誰も寝てはならぬ」♪、このオペラの楽曲を熱唱、この時、Billy♪はクラシカルなピアニストに徹していて、この後、Mike♪を紹介、尚、彼は元はBilly♪の音楽のコピー・バンドをやっていた人とのことです。

ステージもクライマックスへ、ピアノからBilly♪が歌う Scenes From An Italian Restaurant♪、アコーディオンも効果的、サックスがフィーチャーされ、アップ・テンポに、スクリーンにはアニメの画像、Mark♪はソプラノ・サックスもプレイ、組曲としての構成、後半サックスがフィーチャーされ、ドラマチックにフィナーレです。

Billy♪ピアノに着くと同時に、ハーモニカ・ホルダーを!!、場内歓喜!!、そう、観客はわかっています。ため息を1つついて、3拍子のピアノから歌い始めたのは、勿論、Piano Man♪、Billy♪のピアノ台は回転、場内では多くの観客がスマホを点灯させ、ムードを盛り上げていきます。

Billy♪は“For A Saturday”を”In Tokyo”と変えて歌い、そして・・・

”Sing Us The Song You’re The Piano Man~And You’ve Got Us Feelin’ Alright♪”

場内で大合唱、お決まりの一体感!3拍子のピアノでグランド・フィナーレ!!

「アリガトー」 Billy♪たちはステージを後に、いったん終了となりました。

アンコールの手拍子の中、メンバーは登場、Billy♪はギターを抱えています。

効果音から、We Didn’t Start The Fire♪、イントロの部分でバックのスクリーンには花火が上がったような演出、場内も最高の盛り上がりとなり、Billy♪の歌に合わせて、登場人物等の写真がスクリーンに映されたタブレットの画像、それが指で動かされるという凝った映像、場内のパワーを示すように、炎で燃え上がる映像に変わります。

曲が終わるとギターを置いて、マイク・スタンドを持って、Uptown Girl♪、Billy♪はステージ上を動き回って、メンバーもコーラスで盛り上げ、ドラムスをブリッジに、It’s Still Rock And Roll To Me♪、マイク・スタンドを振り回して歌うBilly♪、スクリーンには、1980年のリリース時のBilly♪の映像、Mark♪のサックスも盛り上げます。

再びピアノに着いて、Tommy♪がかき鳴らすハードなギターのイントロから、Big Shot♪、パワフルに歌い、途中、ホーンの3人がサックスで盛り上げ、Tommy♪のギター、Billy♪とのかけ合い、パワフルにエンディングです。

そして、Billy♪、立ち上がって物を投げるポーズ、ガラスが割れる音、勿論、You May Be Right♪、再度ピアノに着いて、ノリにノッて、“Take Me As I Am~♪”を”Take Me In Japan~♪”と変えて歌い、Tommy♪のギター、Mark♪のサックスもかけ合い、”You May Be Wrong But You May Be Right~♪”のリフレインでフィナーレへ・・・

・・・と思いきやドラムスがハードに、なんとLed Zeppelin♪のRock And Roll♪、歌はMike♪、ここにもド肝を抜かれ、再びYou May Be Right♪、盛り上げてグランド・フィナーレです。

”Thank You, Tokyo, Good Night!”、アンコールはまさに怒涛の5連発!!

Billy♪たちはステージを後に、これ以上のアンコールはなく、感動の2時間20分は過ぎていったのでした。

まさに完璧と言えるBilly Joel♪のライヴ・パフォーマンス、さらに日本のファンに向けて、Honesty♪、The Stranger♪が加えられ、超最高の時間を満喫させていただきました。

Billy Joel♪の音楽は、Beatles♪に1番近いと思っています。そう、決してピアノ中心のロックだけでなくあらゆる要素が含まれ、あらゆる音楽にも変えられる、それゆえ、多くの人の心を捕らえることができ、多くの人の人生に溶け込んでいるのでしょう。

まだまだ聴きたい曲(Just The Way You Are♪。Pressure♪、A Matter Of Trust♪・・・)もありましたが、それは贅沢というものでしょう。(苦笑)

今回、改めて、Billy Joel♪に感謝の意を表したいと思っています。

Follow me!