2017年に最大のヒットアルバムThe Joshua Treeの30周年記念盤をリリースしたU2♪
アルバム全曲をプレイするThe Joshua Tree Tourを行って2年・・・
遂に日本上陸!!、13年ぶりとなった日本公演はさいたまスーパーアリーナにて2日間!!
Bono♪、The Edge♪、Adam Clayton♪、Larry Mullen Jr.♪、不動の4人です。
初日12月4日(水)アリーナ席はオール・スタンディング!!
スタンド席も超満員、20,000人以上いるでしょう。・・・
ステージのスクリーンにはJoshua Treeの画像、そして詩(メッセージ)の文字が流れ表示され、アリーナ中央にはセンター・ステージも設置されています。
開演予定時刻19時30分を回ったら、オープニングBGMとして利用しているThe Waterboys♪のThe Whole Of The Moon♪が大音響になりライトダウン!!
場内絶叫の中、先ずLarry♪が登場!!
センター・ステージのドラムスを叩き、Edge♪のギター、Adam♪、Bono♪、センター・ステージへ!!
全員黒い衣装、Bono♪はトレードマークのサングラス!!
Sunday Bloody Sunday♪でスタート!!
あっという間にU2ワールド、Edge♪のギターのカッティングからI Will Follow♪、勿論歌はBono♪ですが、他の3人もヘッドセットのマイクロフォンを装着してコーラスを付けています。
またBono♪は色々と歌詞にメッセージを付け加えているようです。
「サイタマ・・・今日は言いたいことがあるんだ!!」
Bono♪がそう言って、Edge♪はキーボードに付き、New Year’s Day♪、彼はギターもプレイ、この辺りは初期のU2♪と変わっていません。
「コンバンワ、アリガトー・・・」
Bono♪は日本語で・・・
「13年間、待ってくれて嬉しいよ・・・この歌は日本の子供たちのために歌うよ!」
曲はBad♪、ミディアム・テンポながら熱唱!!
平和へのメッセージを加えてDavid Bowie♪のHeroes♪が挿入!!
再びEdge♪がハードにかき鳴らし、Pride (In The Name Of Love)♪、場内最高潮!!
この曲から全米ヒット・チャートの上位に登場するようになったわけで、Bono♪は後半のコーラス部分を場内に歌うよう指示!!
観客のコーラスだけとなったところで、あのイントロ・・・
そうここからThe Joshua Tree、場内は赤いライティング!!
4人はメイン・ステージへ・・・
Edge♪のギターから、Where The Streets Have No Name♪
スクリーンにはフリーウエイの映像、ちょうどプレイしている4人がフリーウエイをぶっ飛ばしているかのよう・・・
続いてI Still Haven’t Found What I’m Looking For♪
バックなモノクロの大自然の映像に、Bono♪は場内に合唱させ、そしてお馴染みのリズム!!
最大のヒット曲、With Or Without You♪
今回早くも登場!!
広大な山の映像をバックに、Bono♪、Edge♪、Adam♪は動き、スケールの大きなものを感じました。
Larry♪のハードなドラムスから、Bullet The Blue Sky♪
曲に合わせてバックの映像も過激な内容に!!
そしてBono♪、大きなライトを手に持って、映画にもなったライヴ作品Rattle And Humを思わせます。
少し静まってEdge♪がキーボードを奏で、Bono♪が静かに歌う、Running To Stand Still♪
Bono♪は場内にコーラスを煽り、ハーモニカも聴かせました。
バックのスクリーンには軍(?)のブラス・バンド隊
曲は、Red Hill Mining Town♪
Bono♪も熱唱!!
後半にはスクリーン半分にステージ上のU2♪ともう半分にそのブラス・バンド、お互いかけ合っているように映されました。
「The Joshua Treeの裏面にようこそ、カセットでも裏返したよね、CDでも楽しんでくれて有難う・・・目をつぶったら、美しい国が現れるよ!!」
Bono♪はそんなことを言って、In God’s Country♪
「(バックのスクリーンの色)オレンジ、ホワイト、グリーンはアイルランドの色だ・・・」とBono♪
ここでLarry♪、Edge♪、Adam♪に一言ずつマイクを向けて、ドラムスとハーモニカのイントロから、Trip Through Your Wires♪
バックにはアメリカのカントリーの映像・・・
続いてOne Tree Hill♪
Edge♪のギターもフィーチャーされ、ステージを動きながらプレイ、最後は静かにエンディングとなりました。
静まったところで、スクリーンにはウエスタン映画の映像!!
登場する無法者がトランプという名前で、米Trump大統領に対する風刺と思われ、そんな中でAdam♪のベースが響き、Bono♪は帽子を被って登場、曲はExit♪
Bono♪はステージを動いて徐々に激しくなっていき、今度はスクリーンにはキャンドルを持った人達が並んだ映像・・・
曲は、Mother Of The Disapperaed♪
場内も最後のコーラスを合唱・・・
そしてメンバーはセンター・ステージへ、The Joshua Treeはフィナーレとなりました。
「The Joshua Tree、有難う・・・」
センター・ステージで4人がプレイしたのは、Angel Of Harlem♪
久しぶりにプレイされ、軽快なナンバーだけに満場の場内も盛り上がり、ここでいったん終了、4人はステージを後にしました。
アンコールの前に、スクリーンにU2xRADIOの文字!!
カラフルな映像に、そこへメンバー4人の姿・・・
ラジオ・プログラムの案内のようで、この日、ステージ上で発表するニュースというのは、このことだったようです。
曲はElevation♪、艶やかな照明、Bono♪はセンター・ステージへ!!
ハードなビートが刻まれ、Vertigo♪
スクリーンには渦巻いている映像でまさに目眩のよう・・・
Bono♪はメイン・ステージに戻り、Stones♪のIt’s Only Rock’n’Roll♪を挿入!!
曲が終わったところで、I Love Rock’n’Roll♪、場内にも歌わせ・・・
「最大のJoan Jett♪ファンクラブだよ!!」と言っていました。
ここで改めてメンバー紹介!!
パンクからグラム・ロックまでロック・ステディのLarry♪
かつてはワイルド・ボーイ、今は賢者とAdam♪
そしてEdge♪は紹介されると同時にエフェクターを効かせたギターを響かせて曲は、Even Better Than The Real Thing♪
バックの映像も華やかに盛り上げます。
再び静まって、Edge♪はキーボードをプレイ、Every Breaking Wave♪をしっかり聴かせました。
場内にはストリングス音が響いてきて、Beautiful Day♪
U2♪の曲の中では最も一般に親しまれている曲の一つだけに場内も大盛り上がり!!
Bono♪も動きまわり熱唱!!
そして「Beautiful DayからHer Storyへ・・・」
曲は、Ultraviolet (Light My Way)♪
Baby, Baby, Baby~♪と軽快なナンバーに合わせてバックのスクリーンには近代の偉大な女性の写真!!
日本人女性からも草間彌生さん、緒方貞子さん、小野洋子さんと登場した中で、伊藤詩織さんまで登場したことには驚かされました。
「素晴らしい女性たちだよ・・・社会は変えていける・・・一緒に歌おう・・・」
Bono♪はそう言って、場内にコーラスを煽って・・・
恐らく今回のセットリストの中では1番新しい、Love Is Bigger Than Anything In Its Way♪
スクリーンには日本語で・・・
「人は全員が平等になるまで誰も平等ではない」
「愛は行く手を遮る全てを凌駕する」
強いメッセージが示されていました。
「最高の夜だ!・・・」
Bono♪は全ての人に感謝の意を表し・・・
「アリガトー」と日本語・・・
「雨の国から日の出の国にやってきた・・・誰もが危機に直面しても引き下がることはない!!」
「そう、一つ(One)になれば!!」
勿論、One♪
場内も聴き入って、歌えるところは歌っています。
途中で、Bono♪はステージのライトを消すように指示!!
場内のお客さんのスマホの点滅が際立ち・・・
まさに「一つ(One)になった・・・」というところでしょう。!!
この明確なメッセージでグランド・フィナーレ!!
最後はメンバー4人整列!!
満場のお客さんに手を振りステージを後にしたのでした。・・・
まさに完璧なステージ!!
U2♪ほどの人たちに何も言うことはありませんが、近年あまり聴いていなかった自分でさえも、すぐにその世界に引き込まれて、夢の世界を満喫!!
そしてまさにReal Thingである彼らの力強いメッセージを自分の許容範囲で受け取らせていただいたように思っています。!!
心から感謝の意を表したいと思っています。
最後にもう一つ・・・
40年以上同じメンバーでやっている、これは凄いこと!!
Who♪もZeppelin♪もQueen♪もメンバーの死によってそれが断たれてしまったわけですが・・・
とにかく4人がいつまでも元気でいてくれること!!
それを切に願うばかりです。!!