2/2付 全米最新ヒットチャート解説+今週のおまけ

 

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2/2付。今週の全米アルバムチャートから。

今週の第1位はエイサップ・ロッキーの『Long.Live.A$AP』。新人ラッパーのデビュー・アルバムです。
139,000枚のセールスでした。ラッパーでデビュー・アルバムが1位というのは、2チェインズの
『Based On A T.R.U. Story』以来とのこと。でもこの人はプレイヤーズ・サークル時代に2枚のアルバムをチャートインさせています。

エイサップ・ロッキーは現在「F**kin Problems」がヒット中。こちらはHOT100で15位上昇中
(R&Bヒップホップ・ソングス・チャートでは最高位4位を記録)です。すでに85万ダウンロードを
記録しています。この曲にはドレイク、2チェインズ、ケンドリック・ラマーがフィーチャリングされています。

今週のTOP10内初登場はあと1枚。

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81,000枚のセールスで2位に初登場したのが、キッズ・バップ・キッズの『Kidz Bop 23』。
今ヒットしている曲を子供たちが歌っているこのシリーズも35枚目となりました。そのうち16枚がTOP10入りしていて、2位がこれで5枚目です。まだ1位はありません。でもアメリカ国内ではシリーズ合計で1330万枚も売れているんです。

日本でも大ヒットの映画『レ・ミゼラブル』。そのサウンドトラックは、3位から下がって今週は第6位。
UKでは2週目の1位になっています。

フィリップ・フィリップスの『The World From The Side Of The Moon』(最高位4位)が先週の14位から8位に上がりました。これは1/16に『American Idol』に出演したことが影響しているとか。その時歌った「Home」はHOT100でまだ10位にいます。

先週1位のクリス・トムリン『Burning Lights』は、16,000枚のセールスで今週は一気に22位まで
落ちてしまいました。1位からのダウンではマイケル・ブーブレの『Christmas』が昨年の1/24付で
1位から24位に落ちて以来の急落です。

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ところでまだ先の話なんですが、1/29に発売されたジャスティン・ビーバーのアルバム『Believe Accoustic』が話題になっています。このアルバムは2/16付のチャートに登場するのですが、もしこれが1位になると19歳を前にして(1994年3月1日生まれ)5枚目のNo.1アルバムということになり、この年齢での合計No.1アルバム数が単独1位になるそうです。現在はマイリー・サイラス(92年11月23日生まれ)と並んでいます。
さらに2010年から続いているNo.1アルバムの連続記録年数が4年になり、4年以上連続してNo.1アルバムを出している10組目のアーティストとなるそうです。その記録をご紹介しましょう。

1位 7年連続 (1998-2004) Jay-Z
2位 6年   (1965-1970) Beatles
3位 5年   (1973-1977) Paul McCartney
4位 4年   (1965-1968) Herb Alpert & Tijuana Brass
   4年   (1971-1974) Rolling Stones
   4年   (1972-1975) Chicago
   4年   (1972-1975) Elton John
   4年   (1991-1994) Garth Brooks
   4年   (2006-2009) Miley Cyrus

1/26付から本誌、サイトともビルボードはリニューアルしました。本紙ではHOT100が2ページに、BILLBOARD200は4ページに拡大され、ロゴもちょっと変わりました。先週チャートの発表順位が拡充されたとお伝えしましたが、発表してはいけない部分をウェブに載せてしまったようで、今週は元に戻っています。

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2/2付。今週の全米シングルチャートから。

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今週は1位が変わりました。6週連続で1位を続けてきたブルーノ・マーズ「Locked Out Of Heaven」が2位に下がり、今週の第1位はマックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・ワンズの「Thrift Shop」です。
デジタル・セールスで2週連続第1位。オンデマンドは3週連続第1位で、ストリーミング数の記録を更新しました。これまでは昨年5/5付で141万ストリームスを記録した昨年の年間1位、ゴティエ・フィーチャリング・キンブラの「Somebody That I Used To Know」でした。「Thrift Shop」は154万ストリームスを記録しています。
そしてエアプレイですが今週は22位から14位に上がりました。ところで、このフィーチャリングされているワンズさんですが、本名はマイケル・ワンズリーといって現在51歳。高齢でのNo.1はカルロス・サンタナが2000年6月10日で「Maria Maria」が10週目の1位の時の年齢の52歳10ヶ月以来だそうです。
何でもラッパーのネイト・ドッグにサウンドが似ているのでシアトル州ノース・エンドのネイト・ドッグと呼ばれているとか。No.1を記録した時の最高齢はルイ・アームストロングの62歳9ヶ月。1964年5月9日付で「Hello, Dolly!」が1位になりました。

先週もちょっと触れましたが、ジャスティン・ティンバーレイク・フィーチャリング・ジェイZの「Suit & Tie」が先週の84位から一気に4位にアップしました。4位へのジャンプアップ記録で2番目の上昇幅です。1番は2006年2月11日付で86位から4位に上がったザック・エフロン&ヴァネッサ・アン・ハジェンスの「Breaking Free」です。ジャスティン・ティンバーレイクは今週315,000ダウンロード、エアプレイが33位から16位でHOT100で4位にランクされています。ジャスティン・ティンバーレイクとしては12曲目のTOP10ですがジェイZは19曲目のTOP10ヒットとなりました。これはラッパーとしては単独1位の曲数です。ちなみに2位は18曲でリュダクリス。3位は17曲でリル・ウェインです。
3枚目のソロ・アルバム『The 20/20 Experience』は3/19発売です。

下の方では、33位から今週28位にアップしたのがバンド・ペリーの新曲「Better Dig Two」。
カントリー・ソングス・チャートでは今週1位となり、彼らにとって3曲目のNo.1ソングとなりました。
待望のセカンド・アルバム(タイトル未定)は4/2発売予定です。

 

もう1曲、最高位17位を記録して今週は38位に入っているR&Bアーティスト、ミゲルの「Adorn」。
この曲、R&Bエアプレイ・チャートで20週目の第1位を記録しました。今週いろいろなソングス・チャートで20週以上記録した曲の特集がありましたのでご紹介します。

Adult Contemporary
28週 Drift Away / Uncle Kracker featuring Dobie Gray (2003)
22週 Hey, Soul Sister / Train (2010)
21週 Breakaway / Kelly Clarkson (2005)
21週 A New Day Has Come / Celine Dion (2002)
20週 Just the Way You Are / Bruno Mars (2011)

Adult Pop Songs
25週 Smooth / Santana featuring Rob Thomas (1999)
23週 Wherever You Will Go / Calling (2001)

R&B/Hip-Hop Airplay
20週 Adorn / Miguel (2012)

Rock Airplay
20週 Rope / Foo Fighters (2011)

Mainstream Rock
21週 Loser / 3 Doors Down (2000)
20週 It’s Been Awhile / Staind (2001)

Heritage Rock
26週 When I’m Gone / 3 Doors Down (2002)
21週 I Don’t Wanna Stop / Ozzy Osbourne (2007)

Latin Airplay
25週 La Tortura / Shakira featuring Alejandro Sanz (2005)
20週 Te Quiero / Flex (2008)
20週 Me Enamora / Juanes (2007)
20週 A Puro Dolor / Son By Four (2000)

Latin Pop Airplay
30週 No Me Doy Por Vencido / Luis Fonsi (2008)
21週 Me Enamora / Juanes (2007)
20週 Nada Valgo Sin Tu Amor / Juanes (2004)

Latin Rhythm Airplay
29週 Danza Kuduro / Don Omar & Lucenzo (2010)
22週 Taboo / Don Omar (2011)

Regional Mexican Airplay
31週 No Me Conoces Aun / Palomo (2001)
21週 Necesito Decirte / Conjunto Primavera (1999)

BDS方式になってからの記録です。当店でも大人気で昨年の当店年間1位のドン・オマールもしっかり記録に入っていますね。

 

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今週のおまけ

☆今年5/20にラス・ヴェガスで行われるビルボード・ミュージック・アワーズ2013でパフォーマンスをすることが決まったプリンスですが、リニューアルされたビルボード誌1/26号の表紙を飾っておりました。
それを記念してか、今週プリンスのオールタイムTOP20が発表されていたのでご紹介します。HOT100=47曲、TOP10=19曲、No.1=5曲。特に1980年から1999年の20年間で記録したHOT100曲数=44曲はこの間のすべてのアーティストの中で第1位です。

20位 1999 (83年/最高位12位)
19位 I Could Never Take The Place of Your Man (88/10)
18位 Alphabet St. (88/8)
17位 7 (93/7)
16位 I Would Die 4 U (85/8)
15位 Delirious (83/8)
14位 Pop Life (85/7)
13位 Thieves in the Temple (90/6)
12位 Diamonds And Pearls (92/3)
11位 Little Red Corvette (83/6)
10位 Sign ‘O’ The Times (87/3)
 9位 The Most Beautiful Girl In The World (94/3)
 8位 Purple Rain (84/2)
 7位 U Got The Look (87/2)
 6位 Raspberry Beret (85/2)
 5位 Batdance” (from “Batman”) (89/1)
 4位 Cream (91/1)
 3位 Let’s Go Crazy (84/1)
 2位 Kiss (86/1)
 1位 When Doves Cry (84/1)

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☆先日ジョージ・ストレイトがファイナル・ツアーをスタートさせたとお伝えしましたが、もう一人ファイナル・ツアー、そしてラスト・アルバムを発表するというカントリーの大御所がいます。ジョージ・ジョーンズ。
1955年から168曲をカントリー・チャートにエントリーさせ、そのうち143曲がTOP40入り。
これはともに歴代1位。TOP10=78曲は歴代3位。No.1は13曲あります。現在ドリー・パートンをゲストに呼んでラスト・アルバムを製作中ですが、ファイナル・ツアーも発表され、2/2ミシシッピ州トゥニカからスタートします。1931年9月12日生まれ。2人のジョージのファイナル・ツアー、見たいなあ。

☆こちらは大パッケージ・ツアーです。1/28に新曲「Remix (I Like The)」をリリースし、4/2にアルバム『10』を発表するニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック。なんとボーイズ・II・メンと98ディグリーズと一緒にツアーを行います。5/31コネチカット州アンキャスヴィルから7/13ミネアポリスまで28公演!!

☆もうひとつ。こちらは47組のロック・アーティストが参加する“Rock On The Rage 2013”。オハイオ州コロンバスのコロンバス・クルー・スタジアムで5/17から3日間行われます。おもな出演アーティストは、サウンドガーデン、アリス・イン・チェインズ、スマッシング・パンプキンズ、コーン、ブッシュ、ストーン・サワー、スリー・デイズ・グレイス、パパ・ローチ、チープ・トリック、バレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン、ヴォルビート、ラム・オブ・ゴッド、スキレット、ア・デイ・トゥー・リメンバー、バックチェリー、ヘールストーム、ハリウッド・アンデッド、オール・ザット・リメインズ、スティール・パンサー、セヴンダスト、イン・フレイムズ、イン・ジス・モーメント、スウォード、レッド、ラヴ&デスなど。す、すごいラインアップです。