6/15 最新全米ヒットチャート解説

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6/15付。今週の全米アルバムチャートから。

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今週も第1位は初登場でダフト・パンクの『Random Access Memories』です。先週よりセールスは73%下がりましたが、93,000枚のセールスで第1位。UKでも2週連続で1位です。今年に入って15枚のアルバムが初登場で1位になっていますが、その1週目のセールスと2週目を比較してその下落率の平均は68%なんだそうです。ですから初登場から連続で1位を続けるのは至難の業。最近では3週連続1位が最長で、ジャスティン・ティンバーレイクの『The 20/20 Experience』、テイラー・スウィフトの『Red』、マムフォード&サンズの『Babel』でした。4週以上となると2010年のエミネム『Recovery』が5週連続、スーザン・ボイルの『I Dreamed A Dream』は6週連続、テイラー・スウィフトの『Fearless』(2009年)は8週連続で1位でした。この10年間で初登場から3週以上連続で1位になったアルバムはたったの16枚しかありませんでした。

今週は2位から4位までが初登場。
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まず、第2位は、初めてアルバム・チャートに入ったのが1991年、それからもう22年。ベテラン・ロック・グループのアリス・イン・チェインズ『The Devil Put Dinosaurs Here』です。94年『Jar Of Files』、95年『Alice In Chains』と2枚のNo.1がありますが、第2位はそれ以来のハイ・ポジションです。61,000枚のセールスで通算5枚目のTOP10入りとなりました。全米ツアーを終え、8月からは約1ヶ月間、ジェーンズ・アディクションなどとともにアップロア・フェスティバル・ツアーに参加。9月にはリオ・デ・ジャネイロでのロック・イン・リオ出演も決定しています。

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第3位はジョン・フォガティの『Wrote A Song For Everyone』です。TOP10入りはソロでは2枚目。ということは1985年のNo.1アルバム『Centerfield』以来28年ぶりです。今回はCCRの曲などをいろいろなアーティストとコラボしています。参加しているのがユニーク。フー・ファイターズ、ジェニファー・ハドソン、キース・アーバン、ザック・ブラウン・バンド、キッド・ロック、ミランダ・ランバート、ボブ・シーガー、ブラッド・ペイズリー、アラン・ジャクソン、そして2人の息子のシェーンとタイラーとも共演しています。

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第4位はUKの4人組女性ヴォーカル・グループ、リトル・ミックス。2011年のUKの『Xファクター』で優勝しました。ビルボードのアルバム・チャートでUK出身の女性グループのデビュー・アルバムとしては過去最高順位だそうです。1997年のスパイス・ガールズ『Spice』がこれまでの最高順位で6位でした。シングル「Wings」はHOT100では最高位79位で今週96位と伸び悩んでいますが、今後のプロモーションで再上昇してくるかもしれませんね。

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5/20にオクラホマ州を襲った竜巻の被災者の支援コンサートが5/29に行われ600万ドル以上が集まったと先週お伝えしましたが、オクラホマ州出身でこの主催者であるブレイク・シェルトンのアルバムがこの影響で急上昇しました。先週の16位から一気に5位に上がっています。カントリー・アルバム・チャートではこの『Based On A True Story …』は4週目の1位に返り咲きました。NBCで全米生中継されて1320万人が見たとのことです。

カントリーの話題をもうひとつ。いや2つほど。まず現在行われているローリング・ストーンズの北米ツアー“50 & Counting Norht American Tour”。いろいろなアーティストが参加しているのですが、5/25のトロント・エアカナダ・センターでのライブで、”It’s Only Rock N Roll”にはキャリー・アンダーウッドが、そして6/3のシカゴ・ユナイテッド・センターでは、”As Tears Go By”でテイラー・スウィフトがステージで一緒にパフォーマンスしたそうです。他のステージではトム・ウェイツ、ケイティ・ペリー、デイヴ・グロール、キース・アーバン、グウェン・ステファニー、ジェフ・ベック、エリック・クラプトン、レディ・ガガ、ブルース・スプリングスティーンなどが参加しています。すごい!日本じゃ無理だなあ。ツアーは7/13ロンドン・ハイドパーク公演まで続きます。

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そしてもうひとつがアルバム・チャート14位にランキングされているレディ・アンテベラム『Golden』。6/5テネシー州ナッシュヴィル・ブリジストン・アリーナで授賞式が行われたのがCMT・ミュージック・アワードです。これはこの1年間のTVやヴィデオでのパフォーマンスをカテゴリーに分けて、ノミネートされた作品からファン投票で1位を選ぶというミュージック・アワードです。レディ・アンテベラムも選ばれましたが、ここでも活躍したのはブレイク・シェルトン&ミランダ・ランバート夫妻でした。

受賞作品は以下の通りです。

VIDEO OF THE YEAR: Carrie Underwood – Blown Away

MALE VIDEO OF THE YEAR: Blake Shelton – Sure Be Cool If You Did
FEMALE VIDEO OF THE YEAR: Miranda Lambert – Mama’s Broken Heart
GROUP VIDEO OF THE YEAR: Lady Antebellum – Downtown
DUO VIDEO OF THE YEAR: Florida Georgia Line – Cruise

BREAKTHROUGH VIDEO OF THE YEAR: Florida Georgia Line – Cruise
COLLABORATIVE VIDEO OF THE YEAR: Jason Aldean with Luke Bryan and Eric Church – The Only Way I Know (from 2012 CMA Awards)
CMT PERFORMANCE OF THE YEAR: Miranda Lambert – Over You (from 2012 CMT ARTISTS OF THE YEAR)

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今週22位に再登場したのがポール・マッカートニー&ウィングスの『Wings Over America』。ポール・マッカートニーはキャピトル時代のアルバムが一旦廃盤になって、HEAR MUSIC から1枚ずつ再発売されています。5枚目の今回は77年に1位を記録している『Wings Over America』です。2枚組通常盤と限定盤ボックス・セットの2種類が発売になりました。ボックスは3枚組+DVDで、2枚組通常盤に加えてサン・フランシスコ・カウ・プレイスでのライブCDと75分間のTVスペシャルDVD、110ページのツアー・ブック、1976年のツアーでのリンダ・マッカートニーのフォトブック、ハンフリー・オーシャンによる画集などがついています。

ここでニュー・アルバムの話題をいくつか。U2、出ますね。2009年にアメリカを含めて30ヶ国で第1位を記録した『No Line On The Horizon』以来のスタジオ・アルバム。デンジャー・マウスがプロデューサーとして参加するようです。発売は12月。

そしてブライアン・ウィルソン。11枚目のソロ・アルバムを現在製作中とのことで、ジェフ・ベックが参加します。また、アル・ジャーディンとデヴィッド・マークスとの3人でツアーをするとのことです。

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A HREF=”http://item.rakuten.co.jp/americanpie/s20130609001

最後に日本でも大人気となったTV番組『ヴィクトリアス』。アメリカでは2月に3年間続いた放送が終了しましたが、その主役のヴィクトリア・ジャスティスがデビューします。6/21からビッグ・タイム・ラッシュとともに全米ツアーもするとのこと。もう一人出演していたアリアナ・グランデはシングル「The Way」をすでに発売。こちらもこの秋にデビュー・アルバムが発売されます。

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6/15付。今週の全米シングルチャートから。

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今週も第1位はマックルモア&ライアン・ルイス・フィーチャリング・レイ・ダルトンの「Can’t Hold Us」。これで5週目の第1位。ポイントは「Thrift Shop」の同じ5週間の1位の時よりは低いですが、それでも5週間の1位は立派です。ただHOT100の集計対象となるデジタル・セールス、エアプレイ、オンデマンド・ソングス、ストリーミング・ソングスの4部門ですべて1位から落ちています。でも足すと1位。R&Bヒップホップ、ラップ・ソングス・チャートではともに7週連続で1位を続けています。マックルモア&ライアン・ルイスは1/5に「Thrift Shop」が10位に入ってから今週までずっとTOP10にいるんです。どこまで伸びるでしょう。

この1位の座を狙っているのが2位に上がってきたジャスティン・ティンバーレイクの「Mirrors」。エアプレイでは3週連続第1位です。そしてもう1曲が3位に上がってきたダフト・パンク・フィーチャリング・ファーレル・ウィリアムスの「Get Lucky」。エアプレイがちょっと遅れていますが、それでも先週の12位から8位に上がってきました。この2曲のどちらかが来週は1位でしょう。

ロングラン・ヒットという意味では、現在最高位の5位で赤丸付のフロリダ・ジョージア・ライン・フィーチャリング・ネリーの「Cruise」。今週で登場35週目です。CMTでも受賞していますので、今後最高位を更新する可能性があります。ネリーのバージョンは今のところダウンロードだけなんですが。カントリー・ソングス・チャートでは14週目の第1位。1944年にスタートしたこのチャートでの1位獲得週数ランキングでは歴代18位タイとなりました。まだまだ上がたくさんいるんですね。

そしてもう1曲が今週40週目、最高位は7位ですが、これで4週目の8位でこちらもまだ赤丸が付いているイマジン・ドラゴンズの「Radioactive」。ロック・ソングス・チャートでは11週目の第1位です。これは6位に上がった時点でHOT100での最高位更新スロー記録達成です。

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もうひとつのロック・チャートのオルタナティヴ・ソングス・チャート、昔のモダン・ロック・チャートですが、こちらで今週1位に上がったのがキャピタル・シティーズの「Safe And Sound」。HOT100ではまだ登場5週目で74位上昇中ですが、こちらのチャートでは登場29週目で1位になりました。このチャートは1988年にスタートしていますが、1位へのスロー記録では歴代3位タイとのことです。ロス・アンゼルス出身のエレクトロ・ポップ・デュオでサマソニにやってきますよ。

1位へのスロー記録 Alternative Songs Chart:

1位 32週 Animal / Neon Trees (2010)
2位 31  1901 / Phoenix (2010)
3位 29  Safe and Sound / Capital Cities (2013)
3位 29  Little Talks / Of Monsters and Men (2012)
3位 29  Back Against the Wall / Cage the Elephant (2010)
3位 29  Feel Good Drag / Anberlin (2009)

最後に、HOT100で17位まで上がってきたのがマライア・キャリー・フィーチャリング・ミゲルの「#Beautiful」。7/23にアルバム発売が決まりました。オリジナル・スタジオ・アルバムとしては2009年『Memoirs Of An Imperfect Angel』以来。このアルバム、これまでたったの54万枚しか売れていないんです。今回はこれよりは期待できそうです。マライアは7/4のNBC-TV“Macy’s Fourth Of July Fireworks Spectacular”に出演します。そして10月からいよいよワールド・ツアーがスタート!!日本に来るかな。来るでしょ!