1977年
October 16th Sunday ③
(続き)
さて日はかわって5日
この日はホテルには行かないで、はやく武道館に行って
いろいろ視察することにしたのデス♪
武道館に入ろうとしたら婦人警官のおばさんが寄ってきて
(補導するため)私たちに学校名を聞いたり
2人くらいの子に別々にクラス名とかを聞いたりしたのです。
でもウチの高校は試験休みだって知っていて通してくれマシタ。
そして私たちはいろいろと研究した結果、Rollersが車で
入ってくる道を突き止めたのデス!
そしたら、とーーてもこうるさいアルバイトの警備員がいて
「ここにいるなっ!」とすっごくらんぼーなコトバで言うので
私たち喧嘩しちゃったっ!!
だってばかみたいに1人で怒ってるんだもん!
人が歩いてるのに「ほら、もっと早く歩けよ~~~!!」
とか言うから頭にきて
「もう私たち帰るわよ!」とか言ったら、ナント
「おい、こいつら帰るんだってヨー!」
だって! もうすごーーい頭にきちゃった!!!
そいうわけで、帰るとかいって結局さっきの突き止めた場所に
戻って来てしまったのデス。
そしたらどうやらここの場所、セーカイのようでした♪
警官がたくさんやってきて(これがいちばん恐いといわれている
9機の方々だったの)
「Rollersが来たら、僕たちしゃがんであげるから、
飛び出すんじゃないよ」
ってとってもやさしいの!
だから私たちも元気よく「は~~い!」って返事してあげました。
みんなも追いかけないで、手を振るだけにしようと言っていたので
私もそのつもりでいたノデス。
そしていよいよ黒い車が見えてRollersがやって来たのです!
2台に分かれていて、前にDerekとWoody、後ろにEricとLes。
はじめDerekの顔が見えて「わ~~どうしよう」と思って
みんなの方を見たら・・・・・
そう、いないのデスヨ~~。。。
みんな追いかけて行ってしまったのレス・・・・。
ちょうどLesとEricの車が止まっていたので、必死にそこへ
駆けつけました!
そうナノデス!!ガラスを隔ててたけど、もう目の前にガラスが
無ければ手が届くくらい近くに、あのLesとEricがいるのデス!!!
私も、もう必死でなんとかLesがこっちを見てくれるように
ガラスをたたいてしまった・・・・
「Les~~~! Les~~~!」と叫びながら。。。
そしたらLesが私たちに親指のサインをしてくれたのです☆
ニコニコ笑って!!あ~~~!!!もうかんゲキ~~~~☆☆☆
すご~~くLes可愛いんだもん。
私はLesにでんでん太鼓プレゼントしたけど、見てくれた
かナァ~~~? 心配~~~~。。。。
(続く)