Bay City Rollers ㊙日記(32)

1977年

October  16th   Sunday 

 

(続き)

 

さて日はかわって5日

 

この日はホテルには行かないで、はやく武道館に行って

いろいろ視察することにしたのデス♪

 

武道館に入ろうとしたら婦人警官のおばさんが寄ってきて

(補導するため)私たちに学校名を聞いたり

2人くらいの子に別々にクラス名とかを聞いたりしたのです。

でもウチの高校は試験休みだって知っていて通してくれマシタ。

 

そして私たちはいろいろと研究した結果、Rollersが車で

入ってくる道を突き止めたのデス!

そしたら、とーーてもこうるさいアルバイトの警備員がいて

「ここにいるなっ!」とすっごくらんぼーなコトバで言うので

私たち喧嘩しちゃったっ!!

 

だってばかみたいに1人で怒ってるんだもん!

人が歩いてるのに「ほら、もっと早く歩けよ~~~!!」

とか言うから頭にきて

「もう私たち帰るわよ!」とか言ったら、ナント

「おい、こいつら帰るんだってヨー!」

だって! もうすごーーい頭にきちゃった!!!

 

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そいうわけで、帰るとかいって結局さっきの突き止めた場所に

戻って来てしまったのデス。

そしたらどうやらここの場所、セーカイのようでした♪

 

警官がたくさんやってきて(これがいちばん恐いといわれている

9機の方々だったの)

「Rollersが来たら、僕たちしゃがんであげるから、

飛び出すんじゃないよ」

ってとってもやさしいの!

だから私たちも元気よく「は~~い!」って返事してあげました。

みんなも追いかけないで、手を振るだけにしようと言っていたので

私もそのつもりでいたノデス。

そしていよいよ黒い車が見えてRollersがやって来たのです!

 

2台に分かれていて、前にDerekWoody、後ろにEricLes。

はじめDerekの顔が見えて「わ~~どうしよう」と思って

みんなの方を見たら・・・・・

そう、いないのデスヨ~~。。。

みんな追いかけて行ってしまったのレス・・・・。

 

ちょうどLesEricの車が止まっていたので、必死にそこへ

駆けつけました!

そうナノデス!!ガラスを隔ててたけど、もう目の前にガラスが

無ければ手が届くくらい近くに、あのLesEricがいるのデス!!!

 

私も、もう必死でなんとかLesがこっちを見てくれるように

ガラスをたたいてしまった・・・・

「Les~~~! Les~~~!」と叫びながら。。。

 

そしたらLesが私たちに親指のサインをしてくれたのです☆

ニコニコ笑って!!あ~~~!!!もうかんゲキ~~~~☆☆☆

すご~~くLes可愛いんだもん。

私はLesにでんでん太鼓プレゼントしたけど、見てくれた

かナァ~~~? 心配~~~~。。。。

 

(続く)

 
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