Bay City Rollers ㊙日記(189)

1979年

28th April Sat. ④

 

(続き)

 

しばらくすると他にもかなりたくさんのコが

来たのです。

 

そのうち局のおにーさんが紙を持って(JOQRの便せん)

住所氏名年齢とリクエストを書けというので

さっそく書くことにしまひた。

 

Ahー!リクエストがとっても迷ったのよネー。

初めRosettaの「Hey Little Girl」「Partyで大騒ぎ」

しようと思ったけど、もしかしてLPの中からじゃダメかなぁと思って、

じゃあTOTOの「愛する君に」にしようとしたんだけど

やっぱもうすぐ来日するし…と思い

結局Billy Joel「Honesty」にしました。

 

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それをおにーさんに渡して、しばらくすると

制服着たコが「座ってもいいですか?」とか聞いて
私の前のイスに座ったのです。

 

黙っているのもなんだし…と思い
座ってしばらくして私が「高校生?」と聞いたのです。
H大の付属の高3だって。

 

私のバインダーを見て「IanのFanなの?」とか
聞かれてしまった。
彼女は前はLesとかWoodyのFanだったけど

今は特にいないって…
そんな風にちらっちらっと話していると

いよいよお呼びがかかり第2スタジオの方に行ったのです。

 

うっ!あのスタジオを初めて見たときカンゲキだったナァー

 

スタジオの中に入り、椅子が出され座っていると
ナントみんながクスクスと笑うではないか!

 

何かと思ってちらっとガラス越しをのぞいてみると、
あの武田鉄矢がいるのです。

 

みんな「笑っちゃいけないけどおかしい」
とか言ってた。

 

するとディレクターが入って来て
「TVに映るとヤバイ人いる?」
とか言うのです。

 

実はそのSuper Sonicをやる前に
フジTVの小川宏Showでテツヤがおもしろい小話、
シャレのようなハガキを読んでいるところを撮るというの。

 

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それでみんなヤダとか言ってイスから離れて
はじに寄っていたんだけど
やっぱ女の子がちょっといた方がいいっていうので
じゃあ洋服着ているコとかいって1人のコが仕方なく
テツヤの相手の女の人の隣に座らせられたの。

 

そしたら「あともう1人!」とかいって私の方を見るのです。

 

うぇー!どうしようかナァーとか思ってしぶっていたけど
「早くしないと八木chanの時間なくなっちゃうよ」
とか言うし、
「ほら、早く早く!!」
とか言われて、もう仕方ないので私が座ったのです。

 

テツヤが読んでいるハガキに、ただ笑っているだけだけど。

 

Ahー!でもまさかラジオ局に来てTVに映るとは
思わなかった。
いつの放送だか知らないけどサ…

 

テツヤとも何回も目が合ってしまった。
だってこっち向いて話すんだもん。

 

(続く)