昨年、Ben Harperプロデュースのカバー・アルバムThe Devil You Knowを引っ下げて
ブルーノート東京にて来日公演を行ったRickie Lee Jones
場所を再びBillboard Liveに戻して、1年も経たないうちに・・・
8月7日(水)セカンド・ステージです。
黒のドレスのRickie Lee Jonesと、チェロ奏者のEd Willettが登場!!
昨年は3人でしたが、今年は2人!Rickieの希望でか、バックのカーテンは開けたまま・・・
夜景が綺麗に見えます。
Rickieはアコースティック・ギターを爪弾き、Weasel And The White Boys Coolでスタート!
デビュー・アルバム収録のライヴでは定番曲、Edの方は時にはチェロをピッキング
ベースの役割も果たして、さらにコーラスを付けています。
How Come He Don’t Come~♪と早くもお馴染みの歌!
イントロなしでChuck E.’s In Loveが登場!
今回、静かに聴いているお客様が多いのですが、やはり歓声が上がります。
続いてもギターを抱えたまま、Love Is Gonna Bring Us Back Alive
サード・アルバムThe Magazine収録のポップなIt Must Be Loveが続き・・・
Rebel Rebel
勿論、David Bowieのナンバーですが、何故か(?)彼女のライヴで定番になっています。
歌い終えた後、自分の娘が歌っていたのを真似て、笑いを誘っていました。
続くWild Girlはストーリー性のある歌
「1985年に書き始めたけど、書き終えたのは2006年・・・」とのこと
Rod Stewartも歌っていたSeems Like A Long Timeが続きます。
場内も大人しくなってきたのですが、ここでRickieはピアノへ移動
自分で軽やかに弾き始めて、We Belong Together
シングル・カットされたけどあまりヒットしなかったA Lucky Guy
重厚なCoolsville、ロング・セラーといえる最初の2枚のアルバムから続きます・・・
そして、Living It Up
個人的に彼女の曲で最も好きな曲だけに嬉しい限り、静かな場内からも歓声!
We’ll Be Living It Up~♪
Edもコーラスを付けます。
余韻に浸る間もなく、静かにOn Saturday Afternoons In 1963
ピアノから再び、ギターへ
「お祖父さんはボードビリアンだった・・・」
そんな話をして、トラディショナル・ナンバーのSt.James Infirmary
もう一度、Edを紹介、さらには彼のホーム・ページの宣伝(?)をして
The Last Chance Texaco
最後はこのナンバー、80分のステージを締めくくりました。
・・・
観客は静かだったものの、Rickie Lee Jonesの世界に酔いしれていて
終演後のBGMでVan MorrisonのWild Nightがかかる中、暫くの間、アンコールの拍手が続いていました。
近年、割と来日しているRickie Lee Jonesですが、時にはアヴァンギャルドな内容もあり
自分にとっても難解なこともあるのですが、今回はあの1枚目、2枚目のアルバムが中心なだけに大いに楽しむことができました。
2004年には、豪華メンバーを連れて来日公演を行ったことがありましたが、欲を言えば、またそのようなライヴも見てみたい、と思っています。