Paul McCartney Out There Japan Tour@東京ドーム

11年ぶりに来日!!

まるでBeatlesとして来日した時のようなセンセーションを巻き起こしている

Paul McCartney!!

大阪、そして大相撲も観戦した福岡と回って、18日(月)からは東京公演!!

そして日本最終公演は11月21日(木)東京ドームです。!!

paul2101この日はサウンド・チェックが遅れてか、開演もやや遅れ気味、19時20分近くになった頃にBGMがThe Endに

そして横のスクリーンにはベースの画像、もう皆さんわかっていて、ここで一気に総立ち、ライトダウン

Paul McCartney登場です。

今回は赤がかったロング・ジャケット、Brian、Rusty、Wix、Abeも登場、

お馴染みのヘフナー・ベースを抱えて、Eight Days A Weekでスタート

2曲目はハードに新作からのSave Us

「コンバンワ トウキョウ タダイマ・・・」

Close Your Eyes~とAll My Loving、バックには映画A Hard Day’s Nightの映像、Wixはギターを持っていました。

そして、次は・・・

Listen To What The Man Said

実は19日の公演ではJetになっていたのですが、ともに人気曲だけにファンとしては複雑な気持ちでしょう。

Wixがキーボードでサックスの音を奏でていました。

ここでギターに持ち替え、Let Me Roll It

後半に出てくるジミヘンのFoxy Lady、実現しなかった共演予定があっただけに思い入れがあるのでしょう。

「’60年代のこの曲のレコーディングに使った・・・」

と、エピフォン、カジノを抱えて、Paperback Writer

気持ちハードな演奏、Rustyは特に活躍、彼のギターの裏には

ARIKATO(有難う?)と記されていました。

paul2102奥さんNancyさんに捧げたMy Valentineではピアノに移り、

Brianがベース、Rustyはアコースティック・ギター・ソロ

Wingsファンのためにと、Nineteen Hundred And Eighty-Five

お馴染みThe Long And Winding Road

そしてLindaさんに書いた・・・と、Maybe I’m Amazed

アコースティック・ギターに持ち替え、次は・・・

I’ve Just Seen A Face

19日はThings We Said Todayだったので、こちらも戻ったことになります。

続く、We Can Work It Outでは、Wixがアコーディオン、Abeは片手にタンブリン

ギターを持ち替えてのAnother Day

Abeがボンゴを叩いてのAnd I Love Her

Rustyのアコースティック・ギターはGeorgeを思わせました。

paul2103いつもの通り、人種差別と闘っている黒人女性の話をして、Blackbird

せり上がった台の上で、「Johnノタメニ・・・Johnにハクシュ!!・・・」

勿論、Here Today、Johnの魂もここにありきでしょう。

ステージは一転して、派手なピアノに着いて、NEW

「日本で新譜がNo.1になったことに感謝・・・」と言って、Queenie Eye

観客の皆さんのOh!というポーズも慣れてきたようです。

そのままのピアノで、お馴染みの、Lady Madonna

See How They Run~のところで、バックのスクリーンに陸上競技のゴールシーンが映るのはジョークでしょう。

再びPaulはアコースティック・ギターに持ち替え、All Together Now

そしてLovely Rita

新作からEverybody Out There

終ってからPaulはさらにHey!というかけ声を場内に促していました。

ステージは暗転して、Eleanor Rigby

Sgt.Pepper~からJohn作のBeing For The Benefit Of Mr.Kite

この曲など今の時代だからこそ、ライヴで再現できたようなもの

バックの映像、レーザー光線も華やかでした・

paul2105

ウクレレを持って「Georgeノタメニ・・・」と、Something

間奏部から、バックのスクリーンに登場するGeorgeの画像に感嘆の声が上がります。

「Georgeが書いた美しい曲・・・」

そう、これはPaulが書いたと思われていたのでした。

「一緒に歌おう・・・」勿論、Ob-La-Di, Ob-La-Da

Rustyが踊りながらプレイしているのも印象的でした。

そして、Band On The Run

最後のパートに入る時のアコースティック・ギターが入るところで最高潮となるのはいつものこと!!

そしてここからバックのレコード・ジャケット写真も動きですのでした。

続く、Back In The U.S.S.R.

USSRとか、バックのスクリーンも華やかに場内も大ノリ!!

曲が終わり、Paulはヘフナー・ベースを客席に投げる(?)ポーズを取ります。(笑)

ピアノに移って、お馴染みのイントロで、Let It Be

何も言うことはないでしょう。ほとんど総立ちのまま満場のお客さんを聴き入っていました。

そしてまたお馴染みのイントロ

今度は、Live And Let Die

paul2107ここでの爆発、これもPaulのコンサートのクライマックスです。

Paulはわざと耳を押さえて

「スゴイネ キコエナイ ダイジョウブ」

場内の笑いを誘いました。

・・・

ピアノを移動して、Hey Jude

後半の大合唱!!この一体感!!これこそ、音楽の、歌の素晴らしさなのでしょう。

・・・

最初のアンコールでは今回も日の丸とユニオン・ジャックを振りかざして登場!!

「モットキキタイ・・・」と、Day Tripper

ここでのギターはBrian中心です。

続いてHi, Hi, Hi、ここでのノリはWingsそのものでしょう。

そして次は・・・Get Back

因みに19日は、I Saw Her Standing There、どちらが良いか・・・困った問題です。(笑)

・・・

2度目のアンコール、アコースティック・ギターで登場、もう何かわかっているのですが・・・

ここで今回入場時に配られたサイリウムがいっせいに点灯!!

曲は勿論、Yesterday

今回は被災地、福島に捧げる・・・とのことでしたが、Paulも感無量だったと思います。

paul2108Paulが次に持ち替えたのは、何とユニオンジャックのベース

これは初登場では!?曲はお馴染み、Helter Skelter

ベースだけでなく、バックの映像も一段と眩しくなっていたようでした。

paul2109

 

「ソロソロカエルジカン・・・」

スタッフ、メンバーに謝辞を言って、最後にYou

ピアノに移ってGolden Slumber~Carry That Weight

そしてOh! Yeah!と、The End

Abeのドラム・ソロの間にギターに持ち替えたPaulはお馴染みの3人でのギター・バトル

そしてバックの映像に太陽が・・・

あまりにも劇的なエンディングとなりました。

メンバー勢揃いで挨拶、そして1人残ったPaul・・・

「アリガトウ マタアイマショウ ゲンキデネ・・・」

紅白の紙吹雪がいっせいに舞う中、ステージを去っていきました。・・・

paul21102時間40分の夢の時間

そしてPaulの11年ぶりの来日公演は全て終りました。

今は、そこから感謝の意を込めて、「お疲れさまでした。有難う。・・・」

ただそれを言いたい限りです。

paul2111

一夜明けてPaulは日本を後にしたようです。

最後に言った言葉「マタ アイマショウ・・・」を信じましょう。

そう、まさにI Believe In Yesterday!なのです。!!