Jefferson Starship@Billboard Live Tokyo 2023

感動ライヴ

2023年最初のライヴは・・・

Jefferson Starship♪

残念ながら、全盛期のメンバーはDavid Freiberg♪だけですが、Starship♪のドラマー Donny Baldwin♪

2007年から参加している元Big Brother And The Holding Company♪のパワフルな女性シンガー Cathy Richardson♪

’90年代から活動していて、2012年から参加している凄腕ギタリストの Jude Gold♪

シンセサイザー・ベースも奏でるキーボード奏者のChris Smith♪

強力な5人でパワフルに活動中、そして日本上陸!!

Billboard Live♪にて来日公演です。

東京公演は、1月13日(金)

Billboard Live Tokyo♪でのセカンド・ステージ!!

開演予定時刻20:30を回ったところで、ライトダウンと同時にスクリーンには、BGMとして 3/5 Of A Mile In 10 Seconds♪がかかる中、宇宙船とともにバンドの歴史といった映像・・・

そして階上よりメンバー登場!!

David Freiberg♪、Donny Baldwin♪、Jude Gold♪、Chris Smith♪

5人が定位置に、そして最後に Cathy Richardson♪登場!!

テンガロー・ハットを被り、ロデオ風スタイル!!

ステージ中央でギターを抱え、自ら奏で、「トーキョー、気分はどう!?・・・」

Find Your Way Back♪でスタートです。!!

1曲目からパワー全開、David Freiberg♪もコーラスでバックしています。

「東京に戻って来れて嬉しい・・・」とCathy♪、ギターを置いて・・・

「歌いたい!?・・・簡単だから、歌って!!・・・」

エレクトリック・ギターのイントロから、Count On Me♪

こちらもパワフルに、そして後半、場内に手拍子、コーラスも煽っていました。

この後、Cathy♪は、David Freiberg♪を紹介して、バトンタッチ!!

「Marty Balin♪は、いい歌を歌っていたよ・・・そこから2曲・・・」

David♪はそう言って、ギターを置き、ハンドマイクで、Runaway♪

本来はバッキング・ヴォーカル側だった David♪、なんと80歳を過ぎているのに、故Marty Balin♪に負けず劣らず熱唱!!

ギターを抱えたCathy♪が、”Run, Run, Run, Runaway~♪”とコーラス!!

“Don’t Know What’s Happened To Me~♪”とDavid♪が歌を変えて・・・

そう、With Your Love♪、ここでも熱唱です。

Cathy♪がギターを持ち換えたところで。チャイム音!!

「何の意味だか、わかるわね!!・・・」

ノリよくパワフルに始まったのは、It’s About Time♪

2020年リリースのアルバム Mother Of The Sunから・・・

彼らがまだまだバリバリの現役であることを示しているようなキャッチーなナンバー!!、’80年代なら、全米チャートを賑わしていたことでしょう。

「Donny♪が、ドラムスとバッキング・ヴォーカルをやっていたStarship♪から・・・」

Cathy♪がそう紹介して始まったのは、Sara♪、これもDavid♪がリード・ヴォーカル!!

この時は在籍していませんが、Mickey Thomas♪役も果たしています。

続いて Nothing’s Gonna Stop Us Now♪、こちらはGrace Slick♪役で、Cathy♪

David♪とのデュエットで盛り上げました。

一転して、Chris♪のキーボード、Jude♪のギターが静かに入ってきて、Miracles♪

歌はDavid♪中心ですが、Cathy♪たちもコーラスで加わり、じっくり聴かせました。

今度はCathy♪が、ギターのJude♪を紹介・・・

「Surrealistic Pillowから、Jorma Kaukonen♪の作品、Jude♪が未来の旅へ連れて行ってくれるわ・・・その前に、亡くなった偉大なJeff Beck♪に捧げる曲を・・・」

ステージには、Jude♪とキーボードのChris♪2人だけ・・・Jude♪が奏でるのは・・・

Cause We’ve Ended As Lovers♪

そう、Jeff Beck♪のプレイで大人気のStevie Wonder♪がSyreeta♪に書いた作品、時期が時期だけに目頭が熱くなってきます。そこからJude ♪1人残って、曲は・・・

Embryonic Journey♪、2020年のMother Of The Sunにもライヴ・ヴァージョンで収録されています。ここでも軽快なギター・ワークでサイケデリックな世界への誘いでした。

メンバーが順次ステージに戻ってきて、あのミステリアスなリズムに・・・

そう、White Rabbit♪、異様なムードで最後にステージに戻ってきたのはCathy♪

トートバッグを抱え、客席へ、そしてバッグから場内のお客さんに配っていたのは・・・ドラッグではなく、キャンディでした。(笑)

ライヴもクライマックスへ、「トーキョー、ロックン・ロールの準備はいい!!」

曲は、We Built This City♪、バックのカーテンが開き、文字通り都会の夜景!!

歌は、David♪とCathy♪、この時の唯一のメンバー Donny♪もノッて叩いています。

軽快なキーボード音が刻まれ、Jane♪、ここでもDavid♪が熱唱!!

最後はかなりのシャウトで、最高潮となりました。

Cathy♪は、スタッフ、そしてBillboard Live♪に謝辞を言って、そしてメンバー紹介!!

最後に「バンドをずっと続けてくれている・・・」とDavid♪を紹介・・・

「もう1曲、いい!?・・・」とCathy♪、そして歌い始めるのは、勿論、Somebody To Love♪

Cathy♪の熱唱!!、Jude♪のギターもフィーチャーされ、この上なくパワフルに!!

予想通りですが、大盛り上がりで一体感を感じました。・・・

「アリガトー」とCathy♪とDavid♪

そして Cathy♪、「ワタシハ、ワカイ」と日本語で叫び・・・

「最後は・・・私たちは最初、Paul Kantner♪の下に集まった・・・2016年に亡くなったけど・・・彼に捧げて、一緒に歌うわ・・・」

そう言ってギターのカッティングから、Volunteers♪

David♪とCathy♪の歌のかけ合いを中心に、他のメンバーも歌い、ギターもフィーチャー

途中静まったところで、何と再びJeff Beck♪のLed Boots♪も登場!!

そこから、Donny♪のドラム・ソロも!!

後半、David♪とCathy♪の歌でもう1度盛り上げ・・・

最後は、ギターをアンプに、ノイズを発生させ、フィナーレ!!

「アリガトー、トーキョー!!」

約80分、最新のJefferson Starship♪のライヴ♪は、ここで幕を閉じました。

Cathy Richardson♪という強力な女性シンガーが入っている!!

そうは聞いていたものの、Paul Kantner♪もMarty Balin♪も亡くなってしまった

Jefferson Starship♪

正直、期待していなかったことも否めないのですが・・・

そんな予想を大きく裏切る息もつかっせぬパワフルなロック・ライヴ!!

そして誰もが驚いたのが、80歳を過ぎたDavid Freiberg♪の熱唱でしょう。!!

Jefferson Starship♪の中ではバックアップ側だった彼ですが、今は亡きPaul Kantner♪、Marty Balin♪のスピリットを、年齢的には先輩格であったDavid Freiberg♪が引き継いで息衝かせている!!

まさにそのよう言えるでしょう。!!

David Freiberg♪も勿論、メンバーが元気ならまだまだ活動してほしい!!

そう実感した Jefferson Starship♪の最新ライヴ♪でした。!!