Art Garfunkel♪、3年ぶりの来日公演!!
前回は声が「出なくなった(!?)」その直後の来日ということで、無理しないような公演♪でした。
76歳の誕生日を迎えた直後のJapan Tour 2017♪
東京公演は11月16日、渋谷のオーチャードホールです。
開演前、ステージ上にはグランドピアノ・・・
開演予定時刻を10分くらい回ったところで、ライトダウン!
ギターのTab Laven♪、キーボードのDave Mackay♪が登場!!
そして、Art Garfunkel♪登場!!
黒のオープンシャツといったラフなスタイル、3年前より元気そう!!
「コンバンワ、ゲンキデスカ・・・」
いきなり、April Come She Will♪
Tab♪のギターも響きます。
2曲目にあのスリーフィンガー・ピッキングの音!!
The Boxer♪
人気曲が早くも登場!、Arty♪は無理なく歌っているよう・・・、Tab♪のギターはストロークへ!!
自作曲、Perfect Moment♪が続きます。
曲はNew York~♪と、A Heart In New York♪
これに続いて、Dave♪のピアノで、All I Know♪
但しここでArty♪は歌いませんでした。・・・
「好きなミュージシャン!!」と、Dave♪を紹介、バックにリズム音が入って・・・
A Poem On The Underground Wall♪
Arty♪のお気に入りか!?前回も歌っています。
Tab♪がお馴染みのイントロを奏でる中・・・
「この歌の意味、わかっていないんだ・・・愛!?・・・誰もわかっていないよね・・・」
そんなことを言って、Scarborough Fair♪
ここでもArty♪は無理せず歌いましたが、気分は永遠の青春時代です。
ギターのTab♪を紹介、Scarborough Fair♪をレコーディングしたのは半世紀前、その時の状況を話して・・・
「言っていることわかっているね・・・東京の人は洗練されているね・・・」
そして反戦の歌、ということで、Paul Simon♪作のThe Side Of A Hill♪、ピアノの音も美しく響き、続いてはJimmy Webb作のSkywriter♪
そして「子守唄でもあるよ・・・」と、Dreamland♪
心地よくなったところで、前半最後は、Homeward Bound♪
静かに始まりましたが、手拍子も入ります。
今回も歌詞にTokyo!!
ここで15分の休憩となりました。
・・・
後半は、Tab♪、Dave♪に続いて、Arty♪登場!!
ピアノをバックにBilly Joel♪のAnd So It Goes♪でスタート!!
「12枚、アルバムを出したけど、1番売れたBreakawayから・・・」
軽快なギターをバックに、99 Miles From L.A.♪
「アメリカのソングライターで、5人好きな人がいる・・・1人めは、勿論、Paul Simon♪、Paul!、出てこいよ!!・・・」
勿論、ジョーク!!(笑)
「2人目はJimmy Webb♪、3人目はブロードウェイ・ミュージカルのStephen Sondheim♪、4人目はJames Taylor♪、そして5人目は・・・Randy Newman♪、彼とは会ったことはないのだけど、色々な曲を書くよ、これは彼の中では珍しいラブソングだよ・・・」
と言って、Real Emotional Girl♪、前回も歌っていますが、しっかり聴かせました。
「Rod Stewart♪が、The Great American Songbookで取り上げた今世紀初頭の曲だよ・・・」
曲は、Someone To Watch Over Me♪、心地よい気分になります。
一転して、お馴染みのギターの音・・・
For Emily, Whenever I May Find Her♪
やはり、S&G♪のナンバーには歓声が上がります。
そして・・・Dave♪が奏でるストリングスの音・・・
Bright Eyes♪
今回のハイライトの1つ、ここではライティングが凝っていました。・・・
「この曲が自分の人生を変えたんだよ!!・・・」
そう、The Sound Of Silence♪
お馴染みのギターから・・・
尚、2番からややアップ・テンポになり、5番で再び静かに・・・
And Whispered In The Sound Of Silence~♪・・・この歌は永遠ですね。・・・
自分の奥さんとのエピソードを言って、Kathy’s Song♪、そして・・・
「数年前に声を失った・・・回復してきたけど、高い声は・・・2番まで歌うよ・・・」
そう言ってラフに歌い始めたのは・・・
Bridge Over Troubled Water♪
やはりファンはこの曲を求めています。
ここでいったん終了となりました。
・・・
あまり間を置かずに登場!!
「今年、1月にPhil Everly♪が亡くなった・・・」
彼への追悼の意を示して、Let It Be Me♪
The Everly Brothers♪があったから、Simon & Garfunkel♪は生まれたのです。!!
場内からは色々リクエストが・・・それに対して・・・
「色々な人に合わせて、色々な歌も切り替えるよ、テレビのチャンネルを切り替えるみたいにね・・・」
そんなことを言って、Now I Lay Me Down To Sleep♪
まさにおやすみなさい・・・といった感じで静かなエンディング・・・
そして静かなスタンディング・オベーションが起きていました。・・・
3年前の日本公演♪より、ずっと元気になっていたArt Garfunkel♪
先ずはそれが嬉しい限り!!
勿論、全盛期と同じものは望めませんが、それでも彼の歌の中には、いつまでも「永遠の青春像」が息衝いている!!
それを今回も実感しました。
さて、2009年に素晴らしい日本公演♪を見せてくれたSimon & Garfunkel♪としての活動は、今後あるのか!?
・・・正直、秘かな期待もしている次第です。・・・