日本でもお馴染み、世界屈指のスーパー・ギタリスト
Al Di Meola♪
2年8ヶ月ぶりの来日は、3か所のBillboard Live♪にて4日間8公演♪
その中で最終公演となる・・・
10月13日(木)Billboard Live Osaka♪でのセカンド・ステージです。
開演予定時刻21時を数分回って、ライトダウンで、3人登場!!
パーカッションのSergio Martinez♪、タブラのAmit Kavthekar♪
そして、Al Di Meola♪、先ずは、ステージ中央のマイク・スタンドへ・・・
「大阪に戻って来れて嬉しい、セカンド・ショーにようこそ・・・」
客席に知人を見つけたよう・・・先ずメンバー2人を紹介!!
ステージ上、向かって左にはドラム・セットに着いたSergio♪、右にはタブラその他打楽器の中で座っているAmit♪、Al♪は、中央に座って、アコースティック・ギターを手に・・・
「2020年に書いた曲、楽しんでほしい・・・」
軽く爪弾き、1曲目は、Tears Of Hope♪、Al♪がリズムを指示、Sergio♪とAmit♪が入ってきます。2人の打楽器によって、ワールド・ミュージック風のバックで、Al♪の爪弾く音色は美しく響き、途中で少しスローにも、最後はストロークでキメています。
続いてAmit♪のタブラに合わせて、Al♪、曲は、Fandango♪、軽快にカッティング!!、Sergio♪は、チャイムを入れたり、スネアを叩き、曲を盛り上げ、アップ・テンポな曲だけに、Al♪は速弾きで緊迫感も感じるナンバー、続いてはフラメンコ風なギターから、Esmeralda♪、Sergio♪のスネアとリズムのかけ合いをしているようなところも・・・ストロークでキメて、今度は静かにメロディを爪弾き、Amit♪のタブラが入って、後半、プレイがノってくると、Sergio♪はシンバル、最後はハードなプレイ!!、ここで静かになったところで、1音1音、響かせて曲は、The Way Before♪、Sergio♪は、ソロも聴かせました。今度は、Al♪、1人のプレイから、Milonga Del Angel♪、ここでは悲し気なメロディを爪弾き、打楽器の2人は静かにバックアップ!!、後半はストロークも入りエンディングとなります。
この後、ギターのチューニングを少し変えたようで、そこで爪弾かれるのは、聴き馴染みのメロディ、そう、Norwegian Wood (This Bird Has Flown)♪、Beatles♪の楽曲をカバーしたアルバム Across The Universeにも収録、ここでも基本的なメロディを中心ではありますが、かなり大胆なアレンジ、打楽器が響く中、やはり聴き馴染みのメロディへ、同じアルバムにも収録された Strawberry Fields Forever♪、基本原曲に忠実ですが、後半、かなりアドリブの部分も、最後は速弾きでエンディング、また静かになったところで、Al♪、1人でスローに弾き始めたのは For Only You♪、ここは、Al♪1人で静かに聴かせました。
今度はタブラと共に。Al♪が弾き始めるPoema Vaseado♪、優しく響くクラシカルな音色のバックには、タブラが軽快に響いています。続いても静かに Cafe 1930♪、途中、アップ・テンポにもなりますが、基本的にはAl♪の独壇場、後半は打楽器の2人とともに盛り上がっていきます。
一転してSergio♪のドラム・ソロ、少し経ったところで、Al♪のギターが入って、Immeasureable (Part 3)♪、タブラが響く中、三拍子のリズムで奔放なプレイ、最後は力強く、この後は再び静かに Close Your Eyes♪、メロディアスな曲調、打楽器は心地よく響き、このライヴ♪の中ではリラックス・ムードに、一転して、Sergio♪とAmit♪が、刻むリズムから、Al♪が爪弾き始めるAva♪、娘さんに捧げた曲だけに優しいメロディが奏でられ、2人の打楽器奏者のリズムに合わせて、最後は力強くフィナーレ!!
ここまで約80分、いったんステージを後にしました。
アンコールに登場、3人定位置に、そしてアコースティック・ギターを持ってAl♪が奏でる・・・
Mediterranean Sundance♪
場内大喝采!!、やはりアコースティック・セットでは、これに尽きるでしょう。!!
Al♪もこの日の力を出しきると言わんばかりに、勢いのあるプレイ、途中で満場の拍手!!
力強いプレイでフィナーレ、静かに聴き入っている観客も最後はスタンディングオベーション!!
「有難う、また来るよ・・・」
トータル約90分のAl Di Meola♪のこの夜のライヴ♪は、幕を閉じました。
今回も目の覚める最高のギター・プレイを満喫させてくれた Al Di Meola♪
実は使用していたギターは1本だけだったのですが、そのギターを自由自在に操って、出せる限りの音を出し尽くしてくれた・・・そんな90分でした。
近年は、アコースティック・セットの多いAl Di Meola♪ですが、オールマイティなミュージシャンだけに、またエレクトリック・ギターでのプレイも聴かせてほしい、そうも思いながらこの日の余韻に浸っていたのでした。・・・