1995年のデビュー・アルバム Pieces Of Youで大ブレイク!!
その後もヒット曲を連発した シンガー・ソングライター
Jewel♪
日本では忘れられた存在(失礼!!)になっていましたが、コンスタントに活動を続け、2022年には、ニュー・アルバム Freewheelin’ Womanをリリース!!
そんな彼女の21年ぶり、奇蹟と言える来日公演♪が急遽決定!!
2023年10月12日(木)Blue Note Tokyo♪
1日(2ステージ)だけの公演♪です。!!
セカンド・ステージ♪、急遽決定とはいえ、90年代から2000年代にかけて一世を風靡した Jewel♪
場内は満員、そして外国人客も多いようです。
開演予定時刻20時30分を5分ばかり過ぎたところでライトダウン!!、Jewel♪登場!!
近年、トレード・マークとしている黒のテンガロー・ハット、黒のドレス、ではなくジーンズにジャケットを羽織って、ステージ中央へ・・・
アカペラで歌い出した Over The Rainbow♪でスタート!!、場内は静かに聴き入り・・・まさに独唱です。
アコースティック・ギターにシールドを繋いで爪弾きながら歌い始めたのは、Near You Always♪
静かに始まり徐々にパワフルになっていきます。
「有難う、聴きたい曲ある!?」リクエストが飛び交い、曲によっては、「知らないわ・・・」と・・・ギターを変えて歌い始めたのは、Hands♪、最初はスローに、ギターのカッティングを力強く盛り上げていき、続いてはギターの弦を叩くように。歌は優しく、Standing Still♪、ここでも後半は力強く歌います。
「新しい曲をやるわ・・・」ギターの弦を弾いて、Single Mom♪、ステージ上は暗いライティングで、ブルージーなナンバー、途中、語るように、自身のことを歌っているよう(!?)・・・続いても「ニュー・アルバムから・・・」と力強く語るように、Grateful♪、静かに熱唱、最後は無伴奏、カポを2フレットに付けてピッキング、優しい歌声で、Love Me, Just Leave Me Alone♪、ギター、スキャットも美しく響きました。
ステージ上は赤いライティングで、”La-la-la-la~♪”と始まったのは、Intuition♪、力強いギターのカッティングで、時に語るように・・・歌詞には”Charlie Sheen”も登場、続いても「ニュー・アルバムから・・・」とギターで歌のキーをチェックして Alibis♪、ハイトーンのスキャットも交えて、軽快に歌い、”Good Bye, Good Bye~♪” と、コミカルな要素も感じられるナンバーです。
ここで場内からリクエストが飛び交い、「全部知らない、って言うわ・・・」笑いを誘い、そんなリクエストに応え、ギターを静かにカッティングして、Sad Eyes♪、軽快に歌い、リクエストが飛び交う中、ギターを変えて、「オープン・チューニングにしている・・・弾きやすいわ・・・」そう言ってから、静かに爪弾きハイトーンのスキャット、Angel Standing By♪が続きます。
「何時までできるの!?」と、スタッフから「9時45分・・・」と聞きますが・・・再びギターを変えて、「新曲よ・・・」と言って、Almost♪、こちらも優しくギターで歌われ、静かな中にも熱唱、ギターにカポを付けて、軽快なカッティングの合わせて、語るようにそしてスピードを上げていきます。
続いても静かにギターのカッティングから、Carnivore♪、場内も静かに聴き入り、最後は拍手喝采、その中をギターのピッキングをブリッジに、Foolish Games♪、代表曲だけに力強く熱唱、さらに場内は大喝采でした。
まだリクエストは続きますが、ここで彼女の生い立ちについての話、彼女のお祖父さんがスイス人、アラスカに土地を買ったので移った・・・お父さんと一緒に最初にステージに立ったのは8歳の時、お祖母さんの夢を叶えた、とのことで、「父に捧ぐ・・・」と、My Father’s Daughter♪、これはまさに弾き語りといった感じで、思いを込めて歌われました。
続いてギターで刻まれたコード進行、それで場内歓声、そう、勿論、You Were Meant For Me♪、ギター1本でもパワー全開、ライヴ♪もクライマックスへ向かいます。
今回、日本に来たのは、12歳の息子と旅をしたかったからとのこと、ここで「何か質問ある!?」と問いかけ、「好きな場所は?」には、「東京」等、観客とのコール・アンド・レスポンス・・・16歳の時に書いた曲と、その頃はヒッチハイクしていたとのこと、また最初にレコーディングした時のネタ話を、そして、”People Living~♪”と語るように歌い始めたのは・・・
勿論、Who Will Save Your Soul♪、こちらは、語るように時には絶叫的に歌って聴かせました。
場内大喝采で、1度フィナーレですが・・・
「アンコールに帰って戻ってくるのは、馬鹿げているわ・・・これからアンコール・・・スイスのヨーデルよ・・・」
マイクに向かって、アカペラで、Chime Bells♪、美しいよく通る声でヨーデルを聴かせ、場内も合わせて手拍子、コミカルな歌い方も披露し大盛り上がり!!、一体感を味わいフィナーレ!!
Jewel♪は、ステージを後に、全19曲、100分近いライヴは幕を閉じました。
前述の通り、なんと急遽、21年ぶりの奇蹟の来日が実現!!
今回は客席側に外国人客が多かったためか、オーディエンス側とのコール・アンド・レスポンスでも大いに盛り上がり、本当に楽しい、Blue Note Tokyo♪としては少し長めのライヴ♪でした。
さて健在ぶりをしっかりと日本のファンに見せつけたJewel♪ですが・・・
次は、バンドを率いてのスケールの大きな来日公演!!、ここにいる人。さらには多くの日本のファンがそれを期待している!!・・・それは間違いないでしょう。!!