David Foster@Billboard Live Tokyo (1st, August 22, 2022)

音楽界の重鎮、David Foster♪

4年振りの日本公演はAn Intimate Evening With David Fosterと題され、今回も至近距離のBillboard Live Tokyo♪

8月22日(月)ファースト・ステージです。

ステージ中央のスクリーンには、David Foster♪の写真!!

開演予定時刻18時を回ったらライトダウン、メンバー3人が定位置に、ドラムスはお馴染み John “JR” Robinson♪、あと2人は日本からのサポート・メンバー、ベースは、Jinoこと日野賢二さん♪、サックス、キーボードは前回も参加したDavid Negrete♪

スクリーンにはこれもお馴染みDavid♪が関わった楽曲のミュージック・ビデオが次から次へ映され、そしてアナウンスとともに階上より本人登場!!

挨拶のポーズを取ってピアノに着いて、Winter Games♪でスタート!!

バックのスクリーンには冬季五輪の映像、シンプルな編成ながら大迫力!!

「ミナサン、ゲンキデシタ」と開口

ストリングのイントロからDavid♪が奏でるピアノ、Love Theme From St. Elmo‘s Fire♪

途中でスクリーンに何とKenny G.♪が登場

「Davidに誘われたけど、レコーディングで行けないから・・・」とサックス・プレイ、映像との夢の競演が実現しました。

「誰か偉大なシンガーいるか?」とDavid♪

「2週間後にここに出演する、女性の皆さん、ハンサムで背が高い男性だよ!」

そう紹介され登場したのは以前一緒に来日したDirty Loops♪のJonah Nilsson♪

キーボードに着いて、JR♪のパワフルなドラムスから、Mornin‘♪

軽快に歌い、続いてはお馴染みのAfter The Love Has Gone♪

シンセサイザー音も効果的に、Jonah♪はハイトーンな歌声でもしっかり聴かせました。

「あれくらい自分が歌えたら、彼はいらないんだけどね・・・」笑いを誘います。

ここで、ピアノがドラマチックに奏でられ、ドラムスも、Katharine McPhee♪登場!!

歌うはCry Me A River♪、最初からパワフルに熱唱です。

彼女との話題は、Celine Dion♪について・・・

「僕は彼女には厳しいから、嫌われている・・・」と、David♪

そこでCeline♪のインタビュー映像が映され・・・

「Davidに呼ばれて、『半音高い音で歌ってくれ、できないなら他の人を使うから』と言われた・・・」

・・・・場内の笑いを誘い、彼女の最初の大ヒットといえるThe Power Of Love♪

ここでの歌はKatharine♪、Celine♪に負けじと熱唱!!

次にDavid♪との出会いについて話し、Jinoさんが通訳

「最初は17年前、オーディション番組で出会って、それからDavidは自分の最初の結婚式に出てくれましたが、私はDavidの結婚式に何回も(!)出ました・・・」

場内の爆笑を誘い、「プラトニックな関係が終わる日がきました・・・」と・・・

そう、2019年に2人は結婚したのでした。

その2人の息の合ったところを見せるかのように、David♪のピアノで、Katharine♪は、Over The Rainbow♪を熱唱したのでした。・・・

ここでバックの3人を紹介、David Negrete♪は日本語で挨拶、Jino♪は「日本最高のベーシスト」と紹介され、そしてドラムスは、レジェンド John “JR” Robinson♪

「彼の参加した曲を2分間で4曲やるよ・・・」と、ここでJR Medley♪

プレイされたのは、Rock With You♪、Don’t Stop ‘Til You Get Enough♪、Workin’Day And Night♪、All Night Long (All Night)♪

「分かったかな?」とDavid♪、場内に問いかけていました。

今度はDavid♪がピアノで、Hard To Say I‘m Sorry♪を自ら歌い、続いては・・・

「Kenny Loggins♪に書いたけど、『ヒットしないよ』と断られた」と笑いを誘い・・・You’re The Inspiration♪、そして・・・

「アカデミー賞でTop Gunに負かされた!You Take My Breath Away♪は嫌いだ!」

そう言って、Top Gunの映像をバックに、The Glory Of Love♪、

「この曲がTop Gunに使われていたら・・・」場内大爆笑でした。

ここでJonah♪が再登場、軽快なピアノからAirplay♪のNothing You Can Do About It♪

場内も手拍子、シンセサイザーが効果的に挿入・・・

そのJonah♪の熱唱から始まったのが、Stevie Wonder♪のDo I Do♪

お馴染みのナンバーだけに場内も大ノリ!!

David Negrete♪はサックスをプレイしていました。

ステージは一転、「自分の誇れる仕事の1つが、Nat King Cole♪とNatalie Cole♪の共演・・・今回は、妻のKatharine♪が歌うよ・・・」

David♪はそう言って、Natalie♪役はKatharine♪で、Nat King Cole♪の映像との共演!

曲は、Unforgettable♪、続いて「僕の妻はどんな歌でも歌えるよ・・・」と・・・

I’ll Be Seeing You♪をピアノだけで、サックスがはいり、Some Other Time♪

スタンダード・ナンバーをKatharine♪が続けました。

「The Bodyguardでもオスカーは獲れなかった・・・」と、曲は、I Have Nothing♪

歌は勿論、Katharine♪、スクリーンには映画のシーン!!

David♪のピアノをブリッジに曲は、I Will Always Love You♪

彼女の熱唱に場内も少し合唱となって最高潮に!!

そこで、David♪、「立ち上がって!」と・・・

Jonah♪も加わって、Katharine♪中心に歌うGot To Be Real♪

この状況下ですが、ここでは総立ちの大盛り上がり、クライマックスとなりました。

ここでメンバー4人はステージを後に・・・

「僕とKatharine♪だけ残ってもう1曲やるよ、3曲目のオスカー関連の歌だよ!」

そう言って、映画Quest For Camelotに書かれたThe Prayer♪

歌はKatharine♪、彼女がじっくり歌い始めたら・・・

何とスクリーンにはオリジナルをCeline Dion♪と歌ったAndrea Bocelli♪が登場!!

そして歌の途中に・・・

「David♪は24年来の友人、今回も皆さんと彼と一緒に共演できて嬉しいよ・・・」

そんなメッセージ・・・歌は静かな盛り上がり・・・

大きな余韻を残して、このステージは幕を閉じたのでした。・・・

音楽の楽しさを十分に満喫できた90分弱の夢の世界!!

ただここでプレイされた楽曲もDavid Fosterさん♪の仕事としては、氷山の一角に過ぎないと言えるでしょう。

音楽で世界を変えることはできないかもしれなけど、世界を豊かにすることはできる!

それを改めてそれを実感した素晴らしい一夜でした。

尚、これはファースト・ステージについての記述、セカンド・ステージでは毎回ゲストが登場するようで、さらに最後はピアノ曲で静かに終わっているようです。