Dickey Betts & Great Southern@Billboard Live Tokyo

名盤中の名盤と言えるThe Allman Brothers Bandのライヴ・アルバムAt Fillmore East
そこで、Laylaのギターであまりにも有名な故Duane Allmanとの白熱のツイン・ギターを聴かせていたDickey Betts!!

Duane死後はGregg Allmanと双頭体制でバンドを率い、’73年にはアルバムBrothers And Sistersが全米No.1!、自作自演のRamblin’ Man♪がバンド史上最大のヒットとなった・・・
などとは、言うまでもないことですが、近年、再びAllman Brothers Bandを脱退し、自身のバンド、Great Southernを率いて久々の来日公演です。

6月28日(金)のセカンド・ステージ!!
Billboard Live Tokyoは熱狂的なファンで埋め尽くされています。
そう、20曲くらいのリストから、ファースト・ステージとセカンド・ステージではセットリストが変わるようなので、通しで見ている人も多いようです。(^_^;)

dickeyset

21時30分の定刻とほぼ同時にバックのカーテンが閉まり・・・
メンバーが登場!!
ツイン・ドラムス、ベース、キーボード、ギター3本!!
7人編成でAllman~とほぼ同じ!!
テンガロー・ハットを被ったDickey Betts登場!!
お馴染みのギブソンSGを抱え、プレイがスタート!!
1曲目はAllman解散時にGreat SouthernとしてリリースのNothing You Can Do♪
Dickey自身の歌、隣には息子のDuane Bettsがやはりギターをプレイしています。
後ろのマーシャルのアンプから、直にパワフルな音が聴こえてきます。!!
続いて、Statesboro Blues♪
Dylanが敬愛するBlind Willie McTellの・・・
というよりAllmanのテーマ曲といえそうなナンバー♪
当然、Gregg Allmanは居ないので同じくキーボード奏者(Mike Koch)が歌いました。
ギターのAndy Aledortがボトル・ネックを!
そしてDuaneもソロ!!勿論、Dickeyも!!
トリプル・ギターを堪能です。!!

1曲1曲、長めにプレイされますが、Dickeyのギターのカッティングが・・・
お馴染みのコード進行に!!
そう、Jessica♪です。!!
場内、熱狂!!
やらない時もあるので、今回はラッキーでした。!!

ギター・プレイをたっぷりと聴いた後はAllmanファンは馴染みのフレーズ!!
One Way Out♪
Stetesboro~同様、Allman~らしいナンバー!
Dickeyも60代後半と思いますが健在ぶりを発揮!!

そしてやや静まったところで、やはり聴き馴染みなコード進行のカッティングが・・・
In Memory Of Elizabeth Reed♪
名盤At Fillmore East時代からDickeyの名演!!
故Duane Allman役は息子Duaneともう一人のギター奏者Andy!!
Dickeyは弾きまくった!!といったところで、下がってここでドラム・ソロ!!
シンプルですが、Allmanと同じくツイン・ドラムスだけにパワフル!!
重量感あるプレイ!!
再びDickeyたちが戻ってきて、熱い20分を越えるプレイはエンディングとなりました。

・・・そして休む間もなく、清涼感のあるイントロが!!

勿論、Ramblin’ Man♪

場内総立ち!!Dickeyも一部客席に歌わせて・・ ・声を大にして!!
Lord, I Was Born A Ramblin’ Man~
約80分!!全6曲!!
白熱のステージは幕となりました。

以降、アンコールはありませんでしたが、場内のお客さんは余韻に浸っていて・・・
それを察してか、ローディーの人はDickeyのSGを手で掲げあげて
(皆さんに)写真を撮るよう、サービスをしていました。\(^o^)/

sg

今回、ほとんどAllman Brothers Bandのナンバー!!

1曲1曲長い演奏は予想通りですが(^_^;)

80分間に南部ロック魂を堪能できた!!

そんな楽しい時間でした。!!\(^o^)/