Blue Eyed SoulといえばThe Rascals(Young Rascals)♪
その中心人物はFelix Cavaliere♪
今回もFelix Cavaliere’s Rascalsとして、6年ぶりの来日です。!!
7月29日、Blue Note Tokyo
セカンド・ステージの開演予定時刻21時を少し回ったところでライトダウン!!
先ずメンバー4人が入場、キーボードはPerry Barton、ベースはJohn Howard、ギターはMike Severs、ドラムスはVince Santoro
そして5人目のメンバーとしてFelix Cavaliere登場!!これが現在のRascals!!
バックのスクリーンには‘60年代風のサイケデリック調の映像!!
「ブルー・アイド・ソウルの王」「ロックの殿堂のメンバー」「3曲のNo.1ヒット」等、アナウンス!!
Felixは中央のKORGのシンセサイザーとハモンド・オルガンに、ファンキーな演奏がスタート!!
曲はIn The Midnight Hour♪に、勿論Wilson Pickettのあまりにも有名なナンバーですが、Young Rascalsとしてもヒットさせ、Felixの歌も健在、途中、Shout♪、Thank You♪、そしてBillie Jean♪も挿入、尚、メンバー全員、歌えるようです。
「今日は若い人も多いね、夏は恋の季節だよ・・・」
そんなことを言って、FelixのピアノからA Girl Like You♪
スクリーンには女性のイラスト、後半はMikeのギターがフィーチャー!!
「出身地はみんな違うけど、Perryはメンフィス出身だよ・・・」
そのPerryと一緒に歌うLove Is A Beautiful Thing♪
「ハワイに招かれた時、寿司も覚えたよ・・・」
A Beautiful Morning♪、ハワイ、ということで心地よいナンバー、バックの映像も効果的
「意外な人が自分の歌を歌うけど、Pat Benatarも・・・」
曲はYou Better Run♪、Pat Benatarに近いハードなヴァージョンになっていて、後半はMikeのギターもハードに響きました。
「思い出の曲だよ」
最初のヒットI Ain’t Eat Out My Heart Anymore♪
但しYoung RascalsではEddie Bridatiが歌っていたので、今回歌うはドラマーのVince、続いてアップ・テンポのCome On Up♪
Felixも盛り上げますが、途中聴き覚えのあるギターのメロディが・・・
そうBlack Magic Woman♪が挿入されました。!!
「45回転シングルの時代には裏面があって、Good Lovin’♪で成功したけど、その裏面の曲・・・」
曲はMustang Sally♪、バックにはその通り、車のイラスト映像!!
ギターだけでなく、Johnの弾く5弦ベースのソロもフィーチャー!!
そして・・・
「それぞれのスポットを思い出してほしい・・・」
そのようなことを言って心地よいイントロへ、
Groovin’♪
場内大歓声!!TemptationsのMy Girl♪、Just My Imagination♪が挿入されるところももうお馴染みです。!!
続いてこれも大ヒット曲のHow Can I Be Sure♪
但しこれもEddieのヴォーカル曲だけに、キーボードのPerryの歌!!
Felixはキーボードに専念、続いて軽快にLonely Too Long♪
そのリズムに合っているTemptationsのAin’t Too Proud To Beg♪も挿入されます。
「世界には愛が必要・・・」
そう言って、お馴染みのPeople Got To Be Free♪
この独特のリズム、スクリーンに今度は髭面のFelix、場内も大盛況!!
ゴスペルのOh Happy Day♪を挿入、さらには・・・
「音楽はセレブレーションだ・・・」
そう言って、Kool & The GangのCelebration♪まで少し・・・
「次の曲で最後だけど、戻らずにこのままやるよ・・・」
そう言い終わる間もなくGood Lovin’♪
メンバー全員でコーラスも付け、場内も最高潮!!
楽しい「今のRascals」のライヴはやはりこの曲で幕!!
Felixは出来るだけ多くの客席のファンと握手を交わしながら、ステージを去っていきました。・・・
(Young)Rascalsといえば、日本では同年代の他のグループに比べたら、地味な印象があるかもしれません。
でも今回如何にポップでメロディアスなナンバーが多いことを再認識!!
また色々な他の人たちのヒット曲も挿入され、それだけその音楽の楽しさを改めて実感した!!
そんな「新しいRascals」のライヴでした。!!
尚、6年前の来日公演にはFelixのお嬢さんもヴォーカルで参加していたのですが、今回居られないので、終演後、Felixから直接聞いたところ
「子供さんが小さいので、今回は来れなかったんだ・・・」
とのことでした。・・・