AORという音楽ジャンルが確立された’70年代
その先駆者的存在の1人であった
Stephen Bishop♪
ピアノ奏者Jim Wilson♪とのデュオで、昨年に続いてBillboard Live Tokyo♪にて来日公演♪
10月2日(火)セカンド・ステージです。・・・
定刻21時30分となり、カーテンが閉まり、ライトダウン・・・
先ずJim Wilson♪が登場!!
ピアノについて、Dreamland♪
そして新作Remembranceに入っているというThe Girl From Eastland County♪
2曲プレイされました。
そして・・・
「友達を紹介するよ、オスカーとグラミーにノミネートされた男・・・」
Stephen Bishop♪登場!!
メガネをかけて、カジュアルなジャケット、アコースティック・ギターを抱えています。
そして何と言ってもこの方は天性の面白い人!!(笑)
登場してすぐに犬の鳴き声を真似て場内を笑わせてくれます。(笑)
Pretty Baby♪でスタート!!
曲が始まれば、場内もしっかり聴き入り、アコースティック・ギターで優しい歌声、ピアノのJim♪もコーラスをつけます。
「コンバンワ・・・見たことがある人も多いね・・・アルバムCarelessから・・・」
Save It For A Rainy Day♪
早くも登場!!、Jim♪はエレクトリック・ピアノを弾いています。
レコードでは多くのミュージシャンが参加しているナンバーですが、今回は2人だけ・・・
とは言っても、物足りなさは感じず、楽曲が優れているということでしょう。!!
「日本では観客も皆さん親切だよ、それと食事が美味しいよ・・・次の曲は映画Benjiのために書いた・・・犬のことだよ・・・」
また犬の鳴き声を真似て、曲はAlmost Home♪
その通り、今年の映画Benjiのテーマ曲、美しいバラード!!
続いてBlue Window♪、こちらもアコースティック・ギターをフィーチャーしたナンバーです。・・・
ここで、Jim♪が下がって、Stephen♪はステージ中央で何かを持ち出して・・・
「これでコントロールするよ・・・象の足みたいだけど・・・」
そう言って、そのコントローラーで操作するとバックの音楽が・・・
それに合わせて、Hello♪という曲を歌いました。
Jim♪が戻ってきて、Stephen♪は・・・
「映画のために書いたよ・・・」
そう言って、Animal House♪
観客も手拍子!!
楽しい曲だけに、Animal House!!と、客席に歌わせていました。
「別の映画の歌だよ・・・」
そう言って、勿論、It Might Be You♪
映画Tootsieのテーマ曲、Stephen♪が書いてはいませんが、何と言っても彼の代表的ヒット曲!!
これを期待している人は多く、場内も聴き入っていました。・・・
「アリガトー・・・次の歌はアルバムBishから、正しい人を探す歌だよ・・・」
そう言って、Looking For The Right One♪
Art Garfunkel♪に書いたナンバー、Jim♪のピアノも美しく響きました。
ここでムードも一転、「Beatles♪は好きかい!?・・・」
「15歳の時に夢を見た・・・ある日、ドアを開けると、John Lennon♪とPaul McCartney♪がいた・・・そして、Bish、一緒にやらないか!?と言われて、次の日会う約束をした・・・」
ここで、John♪とPaul♪の喋り方まで真似して、場内大爆笑!!
曲はAll I’ve Got To Do♪
彼がBeatles♪から受けた影響の大きさも改めて実感しました。
今度はBilly Holidy♪の真似をして笑いを誘い、そして・・・
「映画White Nightsのために書いて、アカデミー賞にノミネートされたよ・・・」
そう、勿論、Separate Lives♪
Phil Collins♪、Marilyn Martin♪のデュエットで全米No.1になっていますが、彼自身、いつも自ら歌っています。
イルミネーションも輝き、このライヴのハイライトでしょう。・・・
「楽しかったよ、最高のお客さんだよ・・・」
アコースティック・ギターで軽いタッチで、Careless♪
そして改めて謝辞を言って、On And On♪
やはりこの曲で締められました。・・・
アンコールには先ずJim♪が戻ってきて・・・
そして少しためらったポーズをとって、Stephen♪登場!!
「アンコールをやらなければいけないことは、自分もわかっているよ・・・」
またここで場内の笑いを誘います。
「Barbra Streisand♪もSandie Shaw♪も歌ってくれたけど、自分も歌うよ・・・」
曲は、One More Night♪
Jim♪のピアノをバックに静かに熱唱!!
この曲で感動的で楽しいこの日のステージは幕を閉じました。・・・
初めてStephen Bishop♪のライヴを見た時から「この人は本当に面白い人!!」ということがわかったので、楽しみにもしています。
楽しいトークとともに歌われる感動的な楽曲、本当に素晴らしいライヴでした。
Phil Collins♪がかつて「Stephen Bishop♪は過少評価されている・・・」と言っていたことがありました。
彼の面白いキャラクターも彼自身のユーモアのセンスから、そしてその天性のセンスから、素晴らしい音楽も生まれていると思います。
今回もそれを改めて実感、これからも彼のキャラに大いに楽しませていただくことを期待するばかりです。!!