34年ぶりの来日!!Leo Sayer@Billboard Live Tokyo

1981年9月、エンターテインメントに徹した素晴らしい日本公演を行なってくれた、Leo Sayer!!

なんと何とそれ以来34年ぶりとなる来日公演が実現!!

最大のヒット曲When I Need You♪の作者Albert Hammondとの共作ナンバーを何曲か含む新作Restless Yearsを今年リリース!!

それを引っ下げてのツアーの一環、至近距離のBillboard Live Tokyoです。

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10月27日、初日のセカンド・ステージ♪

定刻の21時30分を少し回ったところで、バックのカーテンが閉まりライトダウン、キーボード、ギター、ベース、ドラムスの4人が登場!!

ギター奏者が奏でるお馴染みのイントロ、More Than I Can Say♪

Leo Sayer登場!!

小柄な彼、相変わらずのカーリーヘア、カジュアルな服装ながら、縦縞のズボンにジャケットというのが彼らしく思います。

34年ぶりにナマで聴く歌は健在、歌い終えたところでLeo自身がメンバー紹介

「ピアノ(キーボード類)はBill Risby、彼は何回も日本に来ているよ・・・ギターはPaul Berton、彼とは12年やっている、日本は初めてだから北海道も福島も知らないよ・・・ベースはMitch Cairns、彼はオーストラリアでヒット・レコードを作っている、自分もBillboardで2回、No.1になっているけどね・・・ドラムスはAdrian Vloli、彼も初めて、寿司屋でパスタを頼んだよ(笑)・・・」

そんなことを言って各自のソロもフィーチャー、何と1曲目から10分を越えていました。

「ファースト・ステージでは言葉が通じるか心配だった、客席に通訳できる人いる!?・・・」

そう言って、お客さんの近くへ行き、3人ばかりのお客さんが通訳をしましたが、意図をまとめると・・・

「34年ぶりに来れて嬉しい、今日は自分の歴史といえる曲を歌うよ、前に来た時に色々な所に行ったけど、日本の文化は大好き、これからはもっと来るようにするので、よろしくね・・・」

といったところだったと思います。

これからどうなるか!?と思ったところで、ステージに戻り

「1974年の曲」と言って、Train♪

ピアノも軽快にノスタルジックなムード、続いてアコースティック・ギターの奏でる音で、彼の定番ソングといえそうなOne Man Band♪

終わる間もなくBaby!とThe Show Must Go On♪

何といっても彼の出世作、今回はお馴染みの「剣闘士の入場」♪の挿入は無く、また歌詞の中にBillboard Liveと入れていました。

奥様との話をして、バラードのOrchard Room♪、そしてハーモニカを吹いてのイントロからRaining In My Heart♪、後半ではギターとハーモニカのかけ合い、そしてブルース調になってのエンディングとなりました。

「ニュー・アルバムから、最初のシングルだよ・・・」

そう言って、Beautiful Year♪、続いてその新作のタイトル曲Restless Years♪

割と静かな曲が多い中、アンプに繋いだハーモニカをフィーチャーしてややアップ・テンポのTo The River♪、Albert Hammondとの共作曲、新作から3曲続いたところで、ピアノのイントロからHave You Ever Been In Love♪、バラード・ナンバーをしっかり聴かせる彼は健在です。

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ステージも後半、「1977年のディスコ・タイムだ・・・」

そんなことを言ってハードな演奏となり、Thunder In My Heart♪

ライティングも華やかに、思えば34年前の来日公演はこの曲で始まったのでした。!!

そして若い女性のお客さん2人をステージに上げて、You Make Me Feel Like Dancing♪

「待ってました」とばかりに場内もほぼ総立ちに!!

彼はファルセットの部分は抑え気味に歌っていましたが、Dancing! Dancing! ~と盛り上げ、楽しい時間でした。!!

再びハーモニカを手にしますが、お馴染みのメロディライン・・・

When I Need You♪、場内大喝采!!

ファンならずとも耳馴染みのナンバーでしょう。

続いては軽快なイントロからLong Tall Glasses♪

アメリカでの彼の快進撃はここから始まりました。

盛り上がりもそのまま続くようにHow Much Love♪

ややハードなプレイでしたが、ちょうどいいかもしれません。

再び場内も総立ちに!!

最高潮でいったん彼は引き下がりますが、メンバーはそのまま、すぐに戻ってきて、最後はGiving It All Away♪

Roger Daltreyに書いた曲ですが、彼の中で最も重要な歌の一つでしょう。

場内はほとんど立ったまま聴き入っていて、途中で謝辞を言って・・・

I Was Just A Boy!~熱唱してエンディング!!

最後はメンバーが勢揃い、約90分、本当に中身の濃いLeo Sayerの世界はここで幕を閉じました。

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1981年の郵便貯金ホール公演から34年・・・

時代は大きく変わったにも関わらず、あの時に匹敵するクォリティのショーを再び楽しませていただき、ただ感動です。!!

改めて思うと彼のヒットさせた曲は多くいつまでも歌い継がれているものも多く、そしてまるでシェイクスピアの喜劇に出てくる俳優のような彼のエンターテイナーぶり・・・素晴らしい要素は揃っています。

彼の言葉通り、また日本でもコンスタントに公演を!!と願うばかりです。