「マシュ・ケ・ナダ」セルジオ・メンデス
もう普通名詞のようで、日本でも親しまれています・・・
そのヒットから50年!!
今年2度目の来日で東京JAZZ2016にも出演!!
単独公演は最近ではお馴染みとなったBillboard Live Tokyo
9月7日(水)ファースト・ステージです。
開演予定時刻となり、5人のメンバーが登場!!
日本にもお馴染みの人たち、サックスを中心に演奏がスタート!!
女性シンガーのKatie Hampton、Sergioの奥様でもあるGracinha Leporace
そしてSergio Mendes登場!!
ステージ向かって左側のYAMAHAのエレクトリック・ピアノに付いて
Magalenha♪でスタート!!
Sergioさんは軽やかに、女性2人の息も合っています。!!
ギター奏者のKleber Jorgeがアコースティックに持ち替え、Pretty World♪
女性シンガー2人の歌も軽快に、ボサ・ノヴァのスタンダードといえるWaters Of March♪
Sergioの歌もフィーチャーされるEla E Carioca (She’s A Carioca)♪が続きます。
ここでSergioさん、開口
「ミナサン、コンバンワ、ニホンハ、フルサトデス・・・」
さすがに何度も来日しているだけに流暢な日本語・・・
「Brazil’66の50周年、当時の曲も新曲もやるよ・・・」
そう言って、曲はUpa Neguinho♪
女性2人の歌が心地よく響きます。
そして「おいしい水」として、ボサ・ノヴァのスタンダードといえるAgua De Beber♪
ここにラッパーH2O登場!!
will.i.amプロデュースのアルバムTimeless以降、彼は重要な存在!?
「やはり出てきた!!」と何か嬉しくもなります。
一転して、Chove Chuva♪
Mas Que Nada♪と同じくJorge Ben作のほぼ同じ時期にリリースしたナンバー!!
「しゃぶしゃぶって言っているよ・・・」
そう言って笑いを誘い、Like A Lover♪で心地よい気分に・・・
ここで会場に手拍子を煽って、コーラスから、Promessa de Pescador♪
盛り上がったところで、女性2人が下がり、ベース・ソロから各自のソロへ・・・
少しずつポピュラーなナンバーを入れ、特にパーカッション奏者のGibi が色々なプレイを聴かせ、Scott Mayoはサックス、フルートと多彩なプレイでした。・・・
曲はSurfboard♪
H2Oが戻ってきて、場内を盛り上げました。
ここで少しクールダウン、Gracinhaさんが歌うBridges♪
さすがベテラン!!しっかり聴かせ・・・Katieの歌を中心にGoing Out Of My Head♪
多くの人がカバーしているナンバーですが、彼らのヒットも最も有名な一つ!!
ここからはクライマックスへ・・・
お馴染みの独自のイントロで、Fool On The Hill♪
恐らくBeatlesナンバーで、他の人の歌で最も有名なナンバーの一つでしょう。・・・
Sergioさんのピアノのイントロから、これも代表曲の一つ、The Look Of Love♪
ここでメンバー紹介、ドラムスはLeonardo Costa、ベースはAndre de Santanna
パーカッションはGibi、ギターはKleber Jorge
そしてSergioさんがいつもマエストロと紹介する、キーボード、サックス、フルートのScott Mayo
ヴォーカルのKatieと、奥様でもあるGracinhaさん、そしてH2O・・・
本当に凄いメンバー!!
曲はUltima Batucada♪
近年、再びレコーディングしたナンバー、何と今回は日本語の部分も!!
気分も高潮して、やはり・・・
O aria aio opa opa opa~♪・・・勿論
Mas Que Nada♪
H2Oのラップも入り、パワフルに!!
会場内もほぼ総立ちで、手を振り上げ、大盛り上がり!!
最高潮で、バンド・メンバーを残し、一度Sergioさんたちはステージを去ります。
・・・
まもなく4人(Sergio、Gracinha、Katie、H2O)が戻ってきて・・・
Pais Tropical♪
やはり最後はポップなこのナンバーで・・・
「サヨナラ・・・」
再び4人がステージを後にしてからも、バンド・メンバーは少し演奏を続け・・・
約70分強のラテン・フレーバーたっぷりの楽しい時間は幕を閉じました。
ブラジルから出て、アメリカで成功を収めて50年!!
ちょうど10年おきくらいに大きくブレイクもしているSergio Mendes!!
元々Sergioさんのピアノを中心に、女性2人のヴォーカルとリズム隊、といった感じだったのですが、大所帯になったとはいえ基本姿勢は変わっていないでしょう。
ラッパーH2Oも加わって、これからも時代にマッチしたラテン・フレーバーの効いた音楽を!!
期待したいと思っています。!!